2014/03/27 - 2014/03/31
1298位(同エリア5573件中)
ソラシドさん
人生初の長距離国際線LCCを利用して、父親と2人で出かけた東南アジア。
今回の主目的はマレー鉄道の寝台車に乗車すること。初めて海外の夜行列車に乗るということでせっかくならば1等寝台車に乗ろうと思い、販売開始直後にマレー鉄道の予約サイト(https://intranet.ktmb.com.my/e-ticket/login.aspx)に行ってみましたが…もう売り切れ!?仕方なく2等寝台を購入。
350kmでわずか45リンギット(1350円)の2等寝台、はたして乗り心地はいかに。
その1→KL街歩き(この旅行記です)
その2→シンガポール街歩き前篇(http://4travel.jp/travelogue/10874583)
その3→シンガポール街歩き後篇(http://4travel.jp/travelogue/10947968)
その4→マレー鉄道&KL郊外観光(http://4travel.jp/travelogue/10948018)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアアジア ジェットスター航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
-
旅のスタートは羽田発23時45分、クアラルンプール着翌06時30分のエアアジアX523便。
イスラムの服装に身を包んだ方もチラホラ。羽田にいるときから異国感があります。 -
定刻運航でした。
エアアジアXはLCCとはいっても定時運航率は非常に高いので信頼できます。 -
さて、いよいよ飛行機に乗り込みます。
シップはエアバスA330-300。スカイマークが5月31日から日本の航空会社で初めてこの機材を導入するとして、ミニスカートの制服とともに話題になっていますね。 -
座席は12D。中央の3人掛けの左の通路側です。
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足元はLCCの割にかなり広いです。大手航空会社の国内線と同レベルでしょう。
これならば7時間のフライトでもさして疲れはなさそうです。 -
ところで、実はOptiontownの「Empty Seat Option」というのに事前に申し込みをしていました。わずかな追加料金で空席をブロックすることができるサービスです。
もちろん空席状況に左右されるので確実にブロックできるとは限りませんが、運が良ければ1人で3席、つまりフルフラット状態でクアラルンプールまで行くことも可能になります!エアアジアXには「プレミアムフラットベッド」というビジネスクラスがありますが、こちらを買うよりも3席独占のほうが安上がりです。
ただ、この日は春休みということもあり、ほぼ満席での運航のよう。1人で3席を使うのは無理と判断。
私たちは2人で2152円を支払って2人で3席を使えるオプションを申し込み、見事当選。もともとWEBチェックインの際にかなり後方の座席が指定されていましたが、12D、12E、12Fという前方の席が割り当てられました。おかげで長時間の夜間フライトも快適だっただけでなく、降機のときも早く降りられて大満足でした。 -
乗ってから気づきましたが、7列目〜14列目は「クワイエットゾーン」というエリアでした。後ろからは喋り声が聞こえていましたが、こちらは話す人はほとんどおらず、大変静か。さらに照明も特別なものが使われています。寝るための配慮がしっかりされているゾーンで好感が持てました。(あまり眠ることはできませんでしたが…)
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静寂に包まれた機内。
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翌朝06時05分、定刻より25分早くクアラルンプール国際空港LCCターミナル、通称LCCTに到着。
飛行機を降りた瞬間、ものすごい熱気に圧倒されました。空気が体にまとわりついてきます。気温はそこまで高くはありませんが、さすがは熱帯です。
そしてターミナルまでは徒歩で移動。雨が降った日には最悪でしょうね。
ちなみにこのエリアは本来撮影禁止ですが、立ち止まらなければ問題ありません。撮るところを職員にバッチリ見られていましたが、おとがめはありませんでした。 -
イミグレはガラ空きで、15分もかからずに通過。
英語のように見えて何かが違う。マレー語の標識でした。異国に来たことを実感します。 -
この時間でもかなりの場所からフライトが到着しているようです。
恐るべしエアアジア。 -
この貨物ターミナルのような無機質さ、なんか好きです。
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外に出ると簡素な通路があります。ここを進んでいくとバス乗り場があり、KLセントラル方面へのバスが発着しています。
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ターミナル。
早朝にもかかわらず明かりはまぶしく、多くの人でにぎわっていて活気にあふれていました。 -
ここからバスでKLセントラルへ移動します。
片道8リンギット(240円)。1時間もかかる割には安いです。 -
ヤシのプランテーションでしょうか。
やはり植物が日本とは違います。 -
今日の天気はよいようです。
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やがて市街へ入ってきました。緑の多いキレイな街です。
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と思ったらこんなケバケバしいところも。
やっぱり東南アジアですね。w -
55分でKLセントラルの地下ターミナルに到着しました。
バスを降りるとすぐ階段とエスカレーターが並んでいますが、エスカレーターは下り専用。なんとKLセントラル駅に上がるためには、重い荷物を持って狭い階段を上る必要があるのです。
幸い私たちが乗るKLモノレールは地上で乗り換えができます。バスを降りたらそのまま進行方向に進み、外へ出ます。交差点があるのでそこの横断歩道を渡り、右に曲がって少し歩くとモノレールの駅です。
ここまでバスターミナルから歩くと5分以上はかかりますが、駅名は同じ「KLセントラル」。もう少し延伸すればKLセントラルの構内に直結できるのに、謎の構造になっています。 -
券売機は紙幣OKのものと硬貨オンリーのものがあります。一瞬見分けがつきませんが、並んでいる人が少ないほうが硬貨のみという場合が多いです。w
ただ、この券売機も故障していることが多く、「稼働中」の表示でもお金を一切受け付けてくれないものもあります。実際、窓口で駅名と人数を言って切符(というより青いコイン状のトークンというものです)を購入するのが主流のようです。大多数のKLっ子もそうしていました。 -
モノレールでホテルへ行って荷物を預け、さっそく市内観光へ出かけます。
のんびり歩いてLRTのダン・ワンギ駅まで行くことにしましたが、この道のりがまた大変!歩行者用の信号が壊れていて、渡るためには車の隙間を抜けていく必要があるのです。まともに動いていた信号はKLセントラル駅前のあの交差点だけでした…。
おかげで地図で検討していたよりも倍の時間がかかってしまいました。みなさまもお気をつけて。 -
駅の構内はとてもキレイに保たれています。
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2駅乗ってパサール・セニ駅で下車。チャイナタウンの最寄り駅です。
ダン・ワンギとは違い、地上の高架駅でした。 -
チャイナタウンの入口です。中は本当に人が多いので、スリには十分警戒してください。
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雑然とした街並み。工事をしているやかましい音。
東南アジアの旅の実感が湧いてきました。 -
途中見つけた「南香」という店で海南チキンライスを注文。細かい金額は忘れましたが、これで16リンギット(480円)ぐらいだったはず。
KLの物価からするとかなり高いんでしょうけど、初のマレーシアでの食事はこれぐらいがちょうどいいでしょう。 -
KLはバス天国で、あらゆる通りをバスが走っています。
主要なバス会社は2社あり、KLRapidという会社はLRTやモノレールも運営しているだけあって、キレイで新しいバスがほとんどです。翌日訪れたシンガポールと比べても遜色ありません。
ただ、もう1社のMetroBusのほうは悲惨で、塗装がはげ上がったり方向幕が潰れているのは当たり前、挙句の果てにはドアが外れてなくなっているのまでありました。そういうバスにはたいていガラの悪そうな運転手と、ステップにヤンキー座りでたたずむヤクザ風の兄さんがセットになっているのが常でした。
写真はMetroBusのほうです。 -
都会のオアシス的な場所でしょうか。
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今回の滞在でもっともキレイだったMetroBusの車両です。
これが一番マトモということは、ヒドいのはどんなものか…ご想像にお任せします。 -
なんでもない川の合流地点。実はここが「クアラルンプール」の地名の発祥地。
クアラルンプールとはマレー語で「泥の混じり合うところ」という意味なのです。ただのドブ川が歴史を語っているというわけですね。 -
イギリス統治時代の下町にあたるエリアでしょうか。
先ほどの川の合流地点にかかる橋を境に風景が一変します。橋の手前はチャイナタウンの雑然とした雰囲気、こちらはまるでテーマパークのような洋風建築が立ち並ぶ…。突然の変化に驚きますよ。 -
左側に立つ白い瀟洒な建物。今ではミュージアムとなり、無料で入ることができます。
中ではKL市街の模型を使ったプロジェクションマッピングをやっていました。 -
独立広場を見学した後、LRTのマスジット・ジャメ駅に向かって歩きます。
右手には旧連邦事務局の建物が。やはり美しいです。 -
せっかくなのでマックにも立ち寄ってみました。
ポテトは日本のものよりもサクサクでおいしかったですw -
駅名にもなっているマスジット・ジャメとはKL最古のモスクということで行ってみましたが、金曜日は礼拝のためお休みとのこと。
仕方なくまたLRTでKLセントラルへ行き、モノレールに乗り換えました。 -
モノレールの車内。
小さくて分かりづらいですが、各駅の案内にスポンサーがついています。 -
一番前に乗ったので前面展望が楽しめる!…かと思いきや、運転席との間にあるパーティションは広告で埋め尽くされていて、かろうじて前方が見えるのは小さな穴だけ…
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ホテルに戻ってしばし休息。
窓から外を眺めていると、何やら真っ黒い雲が…スコールでした。
本当にその降り方は尋常ではないです。1滴落ちてきてから本降りになるまで3分もかかりません。急いで避難してもズブ濡れになってしまいそうです。
KLに限らず熱帯を旅行する際は、スコールの時間を考えて動くとよいかと思います。夕方から夜にかけてスコールはやってくるので、この時間はホテルや百貨店などに避難するのが無難です。どうせすぐ止みますし。 -
スコールも止んだのでKLタワーへ。
モノレールならブキッ・ナナス駅、LRTならダン・ワンギ駅からタクシーに乗ると5分ほどで着きますが、KLのタクシーははっきり言って評判がよくありません(実はKLタワーからの帰り、メダン・トゥアンクまで30リンギット(900円)もぼったくられましたし…)。徒歩でも20分で着きますから、道はややこしいですが足に自信があるなら歩いたほうがよいです。 -
さすがに下から見ると高いです。
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49リンギット(1470円)の入場料を払い、エレベーターで展望台へ。
KLの街が一望できます。ペトロナスタワーのように面倒な手続きや予約もいらないので、街を眺めるだけならこちらのほうがオススメ。 -
横からですが、ちゃんとペトロナスタワーも見えます。
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中には世界のタワーを紹介するコーナーも。
スカイツリーの高さがビミョーに違う…w -
ホテルに戻り、適当な屋台で夕食。
しかしここでもぼったくりに遭いました…。このワンプレートで14リンギット(420円)。現地民の会計を見ていると8リンギぐらいなはずなんだけど?なんか高いなあ…
まあぼられたといってもさしたる額ではないですし、仕方のないことですから諦めましょう。
さて、翌日はシンガポール半日観光+マレー鉄道の寝台車。気分が盛り上がってきました。
明日は5時半に起きなきゃいけないから早く寝よう…。
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