2013/10/12 - 2013/10/14
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オータムリーフさん
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初めての屋久島旅行でした。帰りは台風に追いかけられた落ち付かない船旅でしたが、憧れの屋久島でしたので、それなりに満足出来た旅行になりました。
今回は11人と言う少ないグループのツアーでした。ツアーだと自分の気儘がきかないので、自由に行きたいところに行けないが、それでも屋久島を十分堪能できました。
東京から飛行機で鹿児島に飛び、そこから高速船で屋久島に渡ります。宮之浦港に上陸、1日目は移動で終わりますが、翌日はバスでで観光スポットに寄りながらの島内一周と白谷雲水峡での自然探索の散策でした。3日目はヤクスギランドでの散策で巨大なヤクスギを十分に堪能できたし、縄文杉は観られませんでしたが、紀元杉に大きな感動を覚えました。そして、昨夜から心配していた台風の接近が現実となり、大きくうねる海を高速船で逃げるように鹿児島港に着いた時はほっと安心しました。これは後編として、10月14日のヤクスギランドの散策を中心とした旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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今日は屋久島旅行の最後の日、10月14日です。ヤクスギランドの散策後に昼食を取り、安房港から鹿児島に帰る予定です。
美しい朝焼けをホテルから観ることが出来ましたが、海を観ると、近づいてくる台風の影響でしょうか、海は白波を建てています。今日1日持ってほしいと思います。 -
これは屋久島全体の地図です。宮之浦から安房まで、島の周回道路を進み安房で山に入って、ヤクスギランドに向かいます。
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ここは宮之浦の街並みです。南国の風景ですね。
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宮之浦川に架かる宮之浦大橋です。これから島内周回道路を時計回りで安房に向かいます。
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安房港を過ぎると、いよいよヤクスギランドに向かう山道に入ります。
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ヤクスギランドは標高1000m〜1300mの高地にありますが、この写真の標高は未だ半分ぐらいのものです。しかし、前方には屋久島の山々が迫ってきました。所々から、海が輝いて観える場所がありました。
絶景です。 -
ヤクスギランドは2.7㎢という広大な面積を持つ自然公園で、苔むす中に飛び込むと、色々な屋久杉が個性豊かな名前を付けています。
ヤクスギランドと聞くとテーマパークを連想しますが、そうではなく、園内は鬱蒼とした原始の森が広がります。
園内散策には4つのコースがあります。150分、80分、50分そして30分コースです。各コースとも道標がしっかりしていて、迷うことはありませんが、階段が多く、滑りやすいので注意が必要です。
この写真が入口の管理小屋です。ここで協力金を支払い、そして園内マップを受け取ります。ヤクスギランド 自然・景勝地
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園内パップの掲示板です。先ほど記述した4つのコースが記載されています。
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園内に入って1分程度で「くぐり栂」に来ます。この倒木の栂の下を通り、いよいよ原始の森に入ります。
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ちょっと歩くと「林泉橋」を渡りますが、その先には倒木や伐採された巨木が目に飛び込んできました。
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イチオシ
これはモミノキの大木です。樹皮にはコケがびっしりと寄生していました。
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散策路そばには朽ちて倒れた杉の木もあり、これらを観ると屋久島の幽玄さを感じ取ることができます。
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これも迫力ががあります。
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これはヤクスギを他の木が巻付、締め付けています。可愛そうですね。
屋久島では樹齢1000年以上のもをヤクスギと言い、それ以下のものは小杉と言う走です。これはどちらなのでしょうね。 -
イチオシ
さらに進むと原始林の風景を観ることが出来ます。
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昔の屋久杉の伐採風景の解説板です。昔は御神木として伐採することはしなかったが、江戸時代には盛んに伐採が行われたそうです。
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仏陀杉を観ました。樹齢1800年だそうで、今はこの杉の木に寄生している植物が沢山ありました
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イチオシ
仏陀杉の幹にはごつごつした隆起が沢山あります。その姿が仏様の様に見えるから「仏陀杉」と名づけられたが、自分が観るには熊かブルドックの様に見えます。
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双子杉、数百年前に伐採された屋久杉の上に種子が落ちて育ったもので小杉です。未だ屋久杉とは言えませんが森の世代交代の過程を観ることが出来ます。
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ヤクシカが多いので、樹木や植物を保護する目的で張られた網です。
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さて、ヤクスギランドの50分コースは終わり、出口に出ました。
休憩所「泉森」の建物です。トイレ休憩で、この泉森の売店のトイレは協力金として100円を入れるボックスがありました。
売店はログハウス風で、おそらく屋久島の杉で作られているのでしょう。山小屋風で、中々周囲の風景に溶け込んでいます。 -
その泉森の前に、すぎの大木を使ったモニュメントらしきものが立っています。これは公衆電話ボックスだそうで、面白いものを観ました。
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バスはヤクスギランドを後にして、更に奥に進む。これから道路のそばにあり、バスを降りると直ぐに見えるという紀元スギを観に行くのだ。道は相変わらず狭い。対向車とすれ違うのは大変である。10分位で到着した。観光客が沢山居た。ここは標高1、230mで空気はひんやりしている。
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紀元杉。
推定樹齢3000年、樹高19.5m、胸高周囲8.1m。 およそ3000年を生き抜いてきた紀元杉です。 -
イチオシ
ガイドさんに従って、この紀元スギの周囲を観る。触る。写真を撮るなどして、ここには15分位の滞在時間である。3000年の昔から居る、この杉から見れて、15分はごみ粒にもならない。3000年前はこの辺りはどんな景色だったのだろうか。
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杉匠 昼食会場兼お土産
紀元スギを観たあと、バスは元来た道を引き返す。そして安房の市街地に入り「杉匠」なる店の前で停車する。ここが本日の昼食会場です。 -
本日のメインは「トビウオ」料理だ。一匹の姿で揚げたトビウオの白身は美味しかったがヒレまで食べることが出来ます。しかし、余り美味しくないので食べなかった。
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帰りの船はどうなったのだろうか?
添乗員さんの説明によると、計画では安房港から出る予定の高速船は宮之浦港から午後1時30分に出航するとのこと。台風の風で、この港は危険だとの判断かららしい。ここから宮之浦港迄はバスで30分掛かる。
高速船トッピー2に乗り込む。結構波が高い。大きく揺れるし、高波に乗り上げると「ガツン、ガツン」と大きな音をたてる。心配になるが、その心配をよそに船は時速80kmで進む。
鹿児島港迄は2時間の船旅だが、1時間で外海から鹿児島湾に入ったら、船の揺れはおさまった。更に1時間で無事に鹿児島港に到着する。
台風から追いかけられるような船旅でしたが、何とか鹿児島に到着出来ました。 -
鹿児島市内を走る
付け足しのような観光だが、これも予定に組まれたルート。これから鹿児島市内にある城山展望台に向かう。バスはクラブツーリズム専用のもので、この様なバスには初めて乗った。
城山城址公園から観る鹿児島市内と桜島は見事でした。 -
鹿児島市内を走っていると黄色いゴミ袋が目立ちます。説明に依ればこれは桜島から降った灰を回収する袋だそうです。
城址公園も降灰で汚れていたし、鹿児島市民は度々の後輩で洗濯物も外に出せないとのこと、毎日大変です。 -
焼酎工場 鹿児島空港の目の前にある焼酎工場「Gen」に立ち寄りです。この会社の創業者河内源一郎の名前を使っているのだ。ここでは色々な焼酎を製造していて、その製造法が昔のままのスタイルを採用している。そして、説明員は何故かヨーロッパの民族衣装を着ているのだ。後で分かったのだが、チェコのビールを製造する設備を導入して、焼酎の他にビールも造っているという。
焼酎の試飲やハム・ソーセージ・鶏肉等の試食もあって、丁度、小腹も空いていたので丁度良かったし、美味しかった。
これで屋久島旅行の旅物語は終わりです。長い間、ご覧いただき有難うございました。
後編おしまい。
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