2014/03/14 - 2014/03/19
346位(同エリア1433件中)
youさん
多数の仏教遺跡が残る神秘的な国、ミャンマーを、H旅行社の6日間ツアーにて訪れました。
日程とコースは下記。
3月14日 成田→ヤンゴン(泊)
3月15日 ヤンゴン→バガン。到着後バガン観光→バガン(2泊)
3月16日 終日バガン観光
3月17日■バガン→ヤンゴン→バゴー観光→ヤンゴン(泊)
3月18日■ヤンゴン観光 夕刻→成田
3月19日 成田着
この旅行記は、3月17日のバガン観光編を掲載します。
表紙の写真はヤンゴンのシュエダゴォン・パゴダとその参道
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
3月17日 5時45分 ホテルを出発してバガンの空港に向かいます。ホテルが用意してくれた朝食をバスの中でいただきます。
7時25分バガン発ヤンゴン行きMY112便の機内です。シートは自由席で窓側を確保します。バガンからの乗客は私達ツアー客だけで途中まで貸し切り状態。その後2か所寄り道して最終的に満席となりました。 -
山頂に寺院やパゴダが見えています。
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赤茶けた大地が続いています。雨季になると緑の大地になるのでしょう。
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途中で寄り道したため、来るときより1時間以上余計にかかり、10時過ぎにヤンゴン着。バスにてバゴーに向かいます。バゴーまで約2時間。
バゴー近郊のレストランでミャンマー料理のランチ。
養殖海老が人気で直ぐに無くなり、ツアーの一人が店の主人に追加をお願いしましたがお断りされました。それはそうでしょう。要求されるままに出していたら、多分赤字になりま〜す。 -
13時 バゴーの観光スタート。
バゴーは、13世紀〜16世紀にモン族の王都ととして栄えていた古都です。
バゴーの象徴、シュエターリャウン寝仏。全長55m、高さ16mに来ました。
10世紀に造られましたが王朝の滅亡と共に密林に覆われてしまい、19世紀初頭になって発見されたとのこと。内部はレンガ、外側を漆喰で固めています。
穏やかな顔をしています。 -
枕のモザイク装飾。仏陀の説教風景等が描かれています。
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仏陀の足裏。
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チャカッワイン僧院に来ました。ミャンマー屈指の規模を持つ僧院で、約1000人の若い僧侶たちが修行しています。
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ただ今テスト中で、床に座って問題を解いていますが、中には寝込んでいる僧侶もいます。クーラーの無い暑い教室ですから無理ないかも。。。
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ミャンマーの民主化運動指導者、スーチさんのお父さんのアウンサン将軍像が構内に鎮座しています。この国では、彼は「ビルマ建国の父」として敬愛されているのです。
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イチオシ
塔の高さ114mのシュエモードー・パゴダ。
このパゴダは、仏陀の遺髪を納めるために8世紀に建造され、以後何度も改築されて現在の規模になりました。 -
手前のレンガの塊は過去の地震で崩落した塔の先端部分です。この塊も祈りの対象で、レンガの間にぎっしりと線香が詰められています。
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境内にはパゴダを囲んで多数の建物が建てられています。
境内の床は炎天下で高温となっており、そこを素足で歩くのは容易ではありません。順路に沿って薄いカーペットが敷かれていますので、その上をそろりそろりと歩きます。 -
菩提樹の木陰でひと休みの参拝客。地元の人達でも炎天下の参拝は修行なのでしょう。
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パゴダへの参道脇に日本人が寄贈したという地味な大仏様3体が並んでいます。
建物入口は、鉄の扉が設置されているために近づくことが出来ず、大仏さんちょっと寂しそう。 -
16時30分 約2時間かけてバゴーからヤンゴンに戻りました。
初日と同じ、YUZANA HOTELに宿泊します。一人では無駄に広い感じの部屋。
バルコニーから真正面にシュエダゴォン・パゴダが見えます。 -
夕食まで2時間程の時間がありますので、近辺を散策します。
通りを素足で歩く若い僧侶に出会います。ピンクの袈裟を纏っているのは若い尼さんです。 -
丘を登ってシュエダゴォン・パゴダに来ました。ここは明日観光する予定ですが、夕日鑑賞も兼ねて中に入ります。
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一番高いパゴダの周囲にも沢山のパゴダが建っています。時計回りに一周したタイミングで夕日が沈みはじめます。磨かれた床に夕日が反射し、鐘の音も聞こえてきて厳かな気分になります。
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19時 カンドーヂ湖に浮かぶ黄金に輝くレストラン「カラウェイ・パレス」に来ました。宮殿を想定するような豪華な建物です。
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民族衣装で歓迎してくれます。
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伝統舞踊を見ながらビュッフェ形式のミャンマー料理を楽しみます。
お客様はほとんど外国観光客。ここは、ショー代を含めると料金は2千円以上、ガイドのウィンさんによれば、ミャンマーの平均月収は1万円前後とのことですから、地元の人達にとってはめったに来られない場所なのです。 -
イチオシ
ホテルに戻る途中にライトアップされたシュエダゴォン・パゴダを眺めます。
パゴダ手前は、丘に登る参道を覆っている階段状の建物で、パゴダと同じように豪華に輝いています。 -
3月18日 この日は最終日。ヤンゴン市内観光後、夕方に空港に向かうことになっています。
ホテルの部屋から眺めた丘の上のシュエダゴォン・パゴダ。
ホテル出発は10時なので、朝食後、付近を散策します。 -
路地に並ぶレストランで、地元の人達はここで朝食をとっています。
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脇道に入ります。ゴチャゴチャしたこんな道を歩くと、アジアを旅している気分になります。
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丘を登ると池があり、池越しに黄金のパゴダが見えていて、いい感じです。
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地元の人達が、池にいる鯉や亀に餌をあげています。
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10時 スーツケースをバスに積み込んで、ヤンゴン市内観光に出発です。
チャウッターヂー・パゴダに来ました。全長17m、高さ17mの巨大な寝仏が祀られています。 -
足の裏側。
説明版によれば、足裏の中心一番大きな区画に仏教の宇宙観図が描かれており、その周りにある108個の区画のうち、59個は生命世界、21個は動物世界、28個は境遇の世界が描かれ、3つの世界観を代表している・・・らしい。う〜ん仏陀の歴史を勉強しないとよく分かりません。 -
街の中心の交差点に建つスーレー・パゴダ。
車が行き交う道路を横断してこのパゴダに向かいます。 -
イチオシ
入場料2ドルを払い、素足になって中に入ります。高さ46mの8角形のパゴダです。各方角に伝統暦の八曜日(水曜日が午前と午後に分かれる)が割りつけられています。
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以下は、スーレー・パゴダのある交差点周辺の建物で、いずれもイギリス植民地時代に建てられました。
正面は、イマニュエル教会。 -
ヤンゴン市庁舎。
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マハバンドゥーラ公園。左は最高裁判所の塔、右は独立記念塔。
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モスク。
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12時30分 レストラン「ラ・メイソン」でランチ。
建物は、市内の庭付き一戸建高級住宅を、レストランに改造したようなつくりです。 -
アウンサンー・スーチさんのお宅訪問・・・・外側からだけ・・・。周囲は厳重に警戒されています。
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アウンサンーマーケットに来ました。入口正面にドームがあるイギリス植民地時代に建てられた大きな建物です。日本車の新しい車が沢山駐車しています。この国も富裕層が増加しているのでしょう。
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木陰でひと休み中の人・・・よく見るとほとんどオジサン達ばかりでした。
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ショッピングは見るだけとし、隣のトリニティー教会を訪れます。
ミャンマーは、人口の9割以上が仏教徒、キリスト教徒は少数派ですがこのような立派な教会もあるのです。 -
中に入らせてもらいます。仏教寺院と比べたら質素ですが、アジア諸国にある教会と比べると同じような感じです。
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16時30分 バスの駐車場から丘上に通じているエレベータを使用してシュエダゴォン・パゴダに行きます(入場料8ドル)。
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駐車場の隣には、丘の上に通じている南側参道の入口があり、階段を上ってパゴダに向かう人には2頭のライオン像が迎えてくれます。
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周囲433mの基底部中央にそそり立つ高さ約100mの黄金の仏塔です。
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塔の最上部ズームアップ。
76カラットのダイヤモンド等総計5451個のダイヤ、1383個のルビーやヒスイ等がちりばめられているとのこと・・あれがそうかな〜どっちみち手が届きませんが。
すべて敬虔な信者からの寄進によるものです。 -
火曜日の祭壇コーナー。
ミャンマーの人々は、自分が何曜日に生まれたかが重要で、曜日によりその人の基本的な性格、人生、相手との相性等が決まると信じています。
youの誕生曜日は、ガイドのウィンさんが調べたところでは火曜日、なのでこの祭壇で仏像に水をかけ、お布施をしてお参りします。
これからも元気で安全に旅ができますように・・・・世界平和、その他〜もろもろ。。合掌 -
中心部仏塔の周囲にもパゴダや仏像、お寺などがあります。
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塔の四面に仏教説話が描かれた仏塔。
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地元の皆さんにとっては、境内のどこでもが祈りの場所なのです。
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仏像に向かって祈る人々。
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18時30分 元アウンサン将軍の事務所があったというこのレストランにて最後の夕食をとります。
その後空港に向かい、22時10分ヤンゴン発NH0914便にて帰国します。帰りの便も、機内はガラガラでした。 -
夕食後、将軍が事務所として使用していたという2階の一室を覗きます。
彼が使用していた机、タイプライター等の他に、壁には家族の写真等が飾られていました。
「ビルマの竪琴」の映画で、水島上等兵がミャンマーの僧侶に助けられたことや軍事政権下で日本のジャーナリストが犠牲になったこと等が記憶に残っていた国ですが、実際に来て見ると、仏教が生活の隅々まで生きていることを実感しました。民主化政策の下で発展著しいミャンマーですが、宗教心に基づく優しい心と笑顔がいつまでも続きますように。。。
最後までご覧いただき有難うございました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- norio2boさん 2014/05/05 18:51:48
- 旅行記拝見
- 丁寧で綺麗な旅行記ですね
ミヤンマには一昨年に義父の慰霊で行ってきました
4Tのに旅行記アップしています
スライドショーです
暇があったら見て下さい
http://youtu.be/R6NamIKkcLg
カメラiPhone
編集iMovie
- youさん からの返信 2014/05/05 23:17:20
- RE: 旅行記拝見
- norio2boさん
コメント有難うございます。
norio2boさんのミャンマーの旅行記とyouTubeのスライドショー拝見しました。ずいぶんと沢山の日本人墓地があったのですね。どこも地元の皆さんによって綺麗に管理されているようですね。youが訪れたのは、バガンの僧院境内にあった慰霊碑だけでしたが、あの遠方の地で多くの方が戦死したことを思うと心が重くなります。
それからnorio2boさんがyouTubeにアップされています「人生の扉」、満開の桜の背景と曲がマッチしていて、グッド!!ですね。
- norio2boさん からの返信 2014/05/05 23:38:19
- RE: RE: 旅行記拝見
- > norio2boさん
>
> コメント有難うございます。
> norio2boさんのミャンマーの旅行記とyouTubeのスライドショー拝見しました。ずいぶんと沢山の日本人墓地があったのですね。どこも地元の皆さんによって綺麗に管理されているようですね。youが訪れたのは、バガンの僧院境内にあった慰霊碑だけでしたが、あの遠方の地で多くの方が戦死したことを思うと心が重くなります。
> それからnorio2boさんがyouTubeにアップされています「人生の扉」、満開の桜の背景と曲がマッチしていて、グッド!!ですね。
>
>
人生の扉
香川の丸亀城の桜ー昨年です
今年はイスラエルで満開を逃したので編集しました
竹内まりやさんの著作権侵害してますので
削除されると思います
スライドショーは
昨年の10-11月の
メキシコシティ
11月死者の日
ニューヨーク
大統領選挙
です
こちらはGarageBandでBGMを自作してます
お暇な時に
norio2boのYouTubeで見てやって下さい
カメラはiPhoneだけです
時刻がついてる
場所がついてる
携帯に楽
落としてもケースに入れてれば大丈夫
充電も国際標準で
イスラエル旅行記は
現地でiPhoneから実況アップして見ました
戻ってから自宅のMacで追加と補正しました
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