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極北の大自然とオーロラを見るため、ユーコンに行ってきました。<br /><br />1日目は、バンクーバーから飛行機でホワイトホースに到着し、郊外のB&amp;Bで荷物を下ろした後、タキニ温泉に行ってきました。屋外にあるので 外気は氷点下でしたが、お湯は程よい加減で 体が温まりました。<br /><br />1日目の旅行記の前に、「準備編」としてホワイトホースとイエローナイフの違い、オーロラが見える宿選び、オーロラを撮るためのカメラ設定などについて書きました。<br /><br />■ ユーコン 極北&オーロラ 4泊5日 ■<br />★1日目) 準備編,往路,ホワイトホース(タキニ温泉)<br />http://4travel.jp/travelogue/10869984<br />2日目) ホワイトホース(先住民, 博物館, 蒸気船)→ クルアニ国立公園<br />http://4travel.jp/travelogue/10870531<br />3日目) クルアニ国立公園 → ホワイトホース(野生動物保護区)<br />http://4travel.jp/travelogue/10871196<br />4日目) ホワイトホース(犬ぞり)⇔ カークロス<br />http://4travel.jp/travelogue/10871828<br />5日目) ホワイトホース(オーロラ観察,ベリンジア博物館),帰路<br />http://4travel.jp/travelogue/10873038

ユーコン 極北&オーロラ(1/全5): 準備編, 往路, ホワイトホース(タキニ温泉)

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2014/03/19 - 2014/03/19

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昆虫博士

昆虫博士さん

極北の大自然とオーロラを見るため、ユーコンに行ってきました。

1日目は、バンクーバーから飛行機でホワイトホースに到着し、郊外のB&Bで荷物を下ろした後、タキニ温泉に行ってきました。屋外にあるので 外気は氷点下でしたが、お湯は程よい加減で 体が温まりました。

1日目の旅行記の前に、「準備編」としてホワイトホースとイエローナイフの違い、オーロラが見える宿選び、オーロラを撮るためのカメラ設定などについて書きました。

■ ユーコン 極北&オーロラ 4泊5日 ■
★1日目) 準備編,往路,ホワイトホース(タキニ温泉)
http://4travel.jp/travelogue/10869984
2日目) ホワイトホース(先住民, 博物館, 蒸気船)→ クルアニ国立公園
http://4travel.jp/travelogue/10870531
3日目) クルアニ国立公園 → ホワイトホース(野生動物保護区)
http://4travel.jp/travelogue/10871196
4日目) ホワイトホース(犬ぞり)⇔ カークロス
http://4travel.jp/travelogue/10871828
5日目) ホワイトホース(オーロラ観察,ベリンジア博物館),帰路
http://4travel.jp/travelogue/10873038

旅行の満足度
4.0
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • まずは、準備編です。<br /><br />カナダでオーロラが見やすい場所は、イエローナイフ(ノースウェスト準州)とホワイトホース(ユーコン準州)が有名です。この他に、フォート・マクマレー(アルバータ州)も宣伝していますが、緯度がかなり低いので、今回は除外します。<br /><br /><イエローナイフとホワイトホース、どちらが良いか?><br />結論から言うと、下記が良いです。<br />● 何をおいてもオーロラを見たい → イエローナイフ<br />● 極北の大自然を味わいたい、チャンスがあればオーロラも見たい → ホワイトホース<br /><br />★ イエローナイフの長所<br />1)好天率が高く、オーロラが見える確率が高い。<br />2)オーロラ・ベルトのほぼ真下に位置するので、頭の真上に広がるオーロラが見える。<br />(ホワイトホースは、好天率がやや低いです。また、オーロラ・ベルトの端に位置するため、北の低い位置に見えます。)<br /><br />★ ホワイトホースの長所<br />1)オーロラ以外にも観光ポイント多数ある: 複数の博物館、温泉、動物園、犬ぞりのメッカ(世界最高峰の犬ぞりレースが行われます)、車で2時間で世界自然遺産 クルアニ国立公園<br />(イエローナイフでは、博物館、犬ぞり、アイスロード以外に観光する場所がないです)<br />2)宿泊施設からオーロラが見れる<br />(イエローナイフでは夜中にオーロラが見やすい場所に移動し、オーロラが見えるまで待つ必要があります)<br />3)比較的暖かい:3月だと0℃〜−10℃<br />(イエローナイフだと3月でも−10℃〜−25℃)<br />4)バンクーバーから直行便が多数あり、飛行機代が半額以下: 1人往復300ドル<br />(イエローナイフはエドモントンなどで乗り換えが必要で、1人往復750ドルほど)<br /><br />今回は極北の大自然を味わうことを第1目的、オーロラを第2目的として、ホワイトホースに決めました。

    まずは、準備編です。

    カナダでオーロラが見やすい場所は、イエローナイフ(ノースウェスト準州)とホワイトホース(ユーコン準州)が有名です。この他に、フォート・マクマレー(アルバータ州)も宣伝していますが、緯度がかなり低いので、今回は除外します。

    <イエローナイフとホワイトホース、どちらが良いか?>
    結論から言うと、下記が良いです。
    ● 何をおいてもオーロラを見たい → イエローナイフ
    ● 極北の大自然を味わいたい、チャンスがあればオーロラも見たい → ホワイトホース

    ★ イエローナイフの長所
    1)好天率が高く、オーロラが見える確率が高い。
    2)オーロラ・ベルトのほぼ真下に位置するので、頭の真上に広がるオーロラが見える。
    (ホワイトホースは、好天率がやや低いです。また、オーロラ・ベルトの端に位置するため、北の低い位置に見えます。)

    ★ ホワイトホースの長所
    1)オーロラ以外にも観光ポイント多数ある: 複数の博物館、温泉、動物園、犬ぞりのメッカ(世界最高峰の犬ぞりレースが行われます)、車で2時間で世界自然遺産 クルアニ国立公園
    (イエローナイフでは、博物館、犬ぞり、アイスロード以外に観光する場所がないです)
    2)宿泊施設からオーロラが見れる
    (イエローナイフでは夜中にオーロラが見やすい場所に移動し、オーロラが見えるまで待つ必要があります)
    3)比較的暖かい:3月だと0℃〜−10℃
    (イエローナイフだと3月でも−10℃〜−25℃)
    4)バンクーバーから直行便が多数あり、飛行機代が半額以下: 1人往復300ドル
    (イエローナイフはエドモントンなどで乗り換えが必要で、1人往復750ドルほど)

    今回は極北の大自然を味わうことを第1目的、オーロラを第2目的として、ホワイトホースに決めました。

  • <ユーコンに関する情報収集><br />「ユーコン準州観光局公式サイト」が日本語で情報を発信していて、かなり充実しています。<br />http://yukonjapan.jp/<br /><br />ユーコン観光局にある標語 “Yukon, Larger Than Life” は、訪れてみると まさにその通りだと実感できます。

    <ユーコンに関する情報収集>
    「ユーコン準州観光局公式サイト」が日本語で情報を発信していて、かなり充実しています。
    http://yukonjapan.jp/

    ユーコン観光局にある標語 “Yukon, Larger Than Life” は、訪れてみると まさにその通りだと実感できます。

  • <何月に行くか?><br />極北の雰囲気とオーロラの両方を味わうには、寒さが和らぎ 日が長くなる3月が良いと思います。<br /><br />12月〜1月は日照時間が短いので、オーロラを見るには良いですが、極寒です。イエローナイフより暖かいホワイトホースでも、−15℃〜−25℃は当たり前で、特別使用の防寒服が必要です。<br /><br />3月に入ると気温は上がり、0℃〜−10℃なので、特別な防寒服は不要で、スキーの服装で対応できます。そして、日没が夜8時くらいなので、遅くまで観光ができます。ただ、オーロラ観察は日没から3時間くらいたって完全に暗くなった状態がよいので、深夜0時くらいからになります。<br /><br />9月〜10月の秋もオーロラを見るにはよいと思いますが、犬ぞりや凍った川・湖などの極北の雰囲気を味わうには 少し早いです。

    <何月に行くか?>
    極北の雰囲気とオーロラの両方を味わうには、寒さが和らぎ 日が長くなる3月が良いと思います。

    12月〜1月は日照時間が短いので、オーロラを見るには良いですが、極寒です。イエローナイフより暖かいホワイトホースでも、−15℃〜−25℃は当たり前で、特別使用の防寒服が必要です。

    3月に入ると気温は上がり、0℃〜−10℃なので、特別な防寒服は不要で、スキーの服装で対応できます。そして、日没が夜8時くらいなので、遅くまで観光ができます。ただ、オーロラ観察は日没から3時間くらいたって完全に暗くなった状態がよいので、深夜0時くらいからになります。

    9月〜10月の秋もオーロラを見るにはよいと思いますが、犬ぞりや凍った川・湖などの極北の雰囲気を味わうには 少し早いです。

  • <どの航空会社を使うか?><br />今回は、航空運賃とローカル感でエアノースを利用しました。<br /><br />バンクーバー・ホワイトホース間はエアカナダ(AC)とエアノース(Air North: 4N)の2社のフライトが1日2便ずつあります。エアノースはホワイトホース空港をハブとするローカル航空会社です。<br /><br />エアノースの航空運賃は、エアカナダよりもほんの少し安く設定されています。11月末に購入し、1人往復297ドル(税など込み)で エアカナダよりも13ドル安かったです。直前だと1人往復544ドルになっていたので、早めに購入した方がよいです。ただ、エアノースはどの航空連合にも属していないので、残念ながら マイレージは貯まりません。<br /><br />エアノースの機内サービスはとてもよかったです。2時間のフライトなのに、軽食とお菓子が出るし、ドリンクも2回飲めます。さらに、ホワイトホースで焙煎されたコーヒー(Midnight sun coffee roasters)がとても美味しかったです。お勧めです。

    <どの航空会社を使うか?>
    今回は、航空運賃とローカル感でエアノースを利用しました。

    バンクーバー・ホワイトホース間はエアカナダ(AC)とエアノース(Air North: 4N)の2社のフライトが1日2便ずつあります。エアノースはホワイトホース空港をハブとするローカル航空会社です。

    エアノースの航空運賃は、エアカナダよりもほんの少し安く設定されています。11月末に購入し、1人往復297ドル(税など込み)で エアカナダよりも13ドル安かったです。直前だと1人往復544ドルになっていたので、早めに購入した方がよいです。ただ、エアノースはどの航空連合にも属していないので、残念ながら マイレージは貯まりません。

    エアノースの機内サービスはとてもよかったです。2時間のフライトなのに、軽食とお菓子が出るし、ドリンクも2回飲めます。さらに、ホワイトホースで焙煎されたコーヒー(Midnight sun coffee roasters)がとても美味しかったです。お勧めです。

  • <現地での移動手段は?><br />ユーコンは見どころが散在しているので、レンタカーを借りた方が良いです。<br /><br />ホワイトホースのダウンタウン以外は公共交通機関はあまりないです。現地ツアーに参加することもできますが、料金がかなり高いです。<br /><br />極北での運転を心配していましたが、どこも走っている車が少ないので、運転しやすかったです。アラスカ・ハイウェイなどは2時間走って対向車は10台くらいでした。<br /><br />ホワイトホース空港やダウンタウンにレンタカー会社がいくつかあります。今回は、ホワイトホース空港のバジェット(Badget)で丸4日間SUVを借りて、全て含めて385ドルでした。

    <現地での移動手段は?>
    ユーコンは見どころが散在しているので、レンタカーを借りた方が良いです。

    ホワイトホースのダウンタウン以外は公共交通機関はあまりないです。現地ツアーに参加することもできますが、料金がかなり高いです。

    極北での運転を心配していましたが、どこも走っている車が少ないので、運転しやすかったです。アラスカ・ハイウェイなどは2時間走って対向車は10台くらいでした。

    ホワイトホース空港やダウンタウンにレンタカー会社がいくつかあります。今回は、ホワイトホース空港のバジェット(Badget)で丸4日間SUVを借りて、全て含めて385ドルでした。

  • <ホワイトホースでの宿選び><br />ホワイトホースのダウンタウンには宿泊施設がたくさんありますが、郊外の宿をお勧めします。それは光害が少ないので、宿からオーロラが見えるからです。ダウンタウンに宿を取り、夜にオーロラ鑑賞ツアーに出るのは大変かつ余分な費用がかかります。<br /><br />今回は“ヒドゥン・バレーB&amp;B (Hidden Valley Bed &amp; Breakfast)”に計3泊しました(1泊145ドル+税; http://www.yukonbedandbreakfast.com/)。ベッドに入りながら、オーロラが見えます。なので、オーロラが強くなったところで外にちょっと出て、写真を撮っていました。お勧めです。

    <ホワイトホースでの宿選び>
    ホワイトホースのダウンタウンには宿泊施設がたくさんありますが、郊外の宿をお勧めします。それは光害が少ないので、宿からオーロラが見えるからです。ダウンタウンに宿を取り、夜にオーロラ鑑賞ツアーに出るのは大変かつ余分な費用がかかります。

    今回は“ヒドゥン・バレーB&B (Hidden Valley Bed & Breakfast)”に計3泊しました(1泊145ドル+税; http://www.yukonbedandbreakfast.com/)。ベッドに入りながら、オーロラが見えます。なので、オーロラが強くなったところで外にちょっと出て、写真を撮っていました。お勧めです。

    Hidden Valley Bed and Breakfast ホテル

    部屋からオーロラが見えるホワイトホース郊外のB&B、アットホームな雰囲気で朝食も美味しいです by 昆虫博士さん
  • <犬ぞりツアー選び><br />世界最高峰の犬ぞりレース“ユーコン・クエスト”が開かれるホワイトホースでは、いくつかの犬舎で犬ぞりツアーを体験できます。<br /><br />ここで注意しないといけないのは、マッシャーとして自分が操縦できるかという点です。ソリに座っているだけよりは、マッシャーをした方が圧倒的に面白いです。例えば、よく宣伝しているMuktuk Adventures では、2人で1台の犬ぞりです。つまり、操縦できるのは1人で、もう1人はその間ソリに座っていることになります(それで半日ツアー194ドル)。<br /><br />今回利用したAlayuk Adventures (http://www.alayuk.com/)は1人1台なので ずっと操縦でき、半日ツアーで150ドルです。ホワイトホースからは車で1時間ほどかかりますが、お勧めします。メールなどで事前に予約をしておいた方がよいです。<br /><br />■ 関連記事 ■<br />4日目) ホワイトホース(犬ぞり)⇔ カークロス<br />http://4travel.jp/travelogue/10871828

    <犬ぞりツアー選び>
    世界最高峰の犬ぞりレース“ユーコン・クエスト”が開かれるホワイトホースでは、いくつかの犬舎で犬ぞりツアーを体験できます。

    ここで注意しないといけないのは、マッシャーとして自分が操縦できるかという点です。ソリに座っているだけよりは、マッシャーをした方が圧倒的に面白いです。例えば、よく宣伝しているMuktuk Adventures では、2人で1台の犬ぞりです。つまり、操縦できるのは1人で、もう1人はその間ソリに座っていることになります(それで半日ツアー194ドル)。

    今回利用したAlayuk Adventures (http://www.alayuk.com/)は1人1台なので ずっと操縦でき、半日ツアーで150ドルです。ホワイトホースからは車で1時間ほどかかりますが、お勧めします。メールなどで事前に予約をしておいた方がよいです。

    ■ 関連記事 ■
    4日目) ホワイトホース(犬ぞり)⇔ カークロス
    http://4travel.jp/travelogue/10871828

    アラユク アドベンチャー アクティビティ・乗り物体験

  • <オーロラ写真の簡単な撮り方><br />写真のド素人でもオーロラ写真が撮れたので、必要な物品やカメラ設定などを記載します。<br /><br />1) 三脚: 必須です。シャター速度を15秒~30秒にしないといけないので、手で保持しておくことは不可能です。<br /><br />2) 予備電池: 3月のホワイトホースは夜でも-10℃~-15℃なので、予備電池はまったく不要で、屋外で問題なく何枚も写真が撮れました。ネット上にはよく書かれていますが、-25℃以下で撮るような場合だと思います。<br /><br />3) カメラ: 一眼レフなら確実ですが、普通のデジカメでも下記に近い設定ができれば、撮影できると思います。今回のオーロラ写真は、Canon EOS Rebel SL1(日本でのEOS Kiss X7)と18-55mmレンズで撮影しました。<br /><br />4) 簡単設定<br />① オートフォーカスをOFFにして、マニュアルに。<br />② 撮影条件をマニュアルにして下記の3条件を入力<br />・ ISO感度: 1600<br />・ シャター速度: 30秒<br />・ 絞り数値: F4.5<br /><br />5) オーロラは刻一刻と変化するので、撮りたいオーロラを見かけたら すぐに撮影し始めた方がよいです。<br /><br /><オーロラ予報><br />オーロラが見えるかどうかは、①天気の良さ、②太陽風の強さ の2つの要素が影響します。<br /><br />① 天気予報サイト<br />・ http://weather.gc.ca/city/pages/yt-16_metric_e.html<br />② 太陽風(オーロラ)予報サイト<br />・ http://www.auroraforecast.com/<br />・ http://www.gi.alaska.edu/AuroraForecast<br /><br />太陽風(オーロラ)の活動度は0~9の10段階で、9が最も活動度が高い(オーロラが出現する)です。サイト毎に強さの予報が少し違うことがあります。

    <オーロラ写真の簡単な撮り方>
    写真のド素人でもオーロラ写真が撮れたので、必要な物品やカメラ設定などを記載します。

    1) 三脚: 必須です。シャター速度を15秒~30秒にしないといけないので、手で保持しておくことは不可能です。

    2) 予備電池: 3月のホワイトホースは夜でも-10℃~-15℃なので、予備電池はまったく不要で、屋外で問題なく何枚も写真が撮れました。ネット上にはよく書かれていますが、-25℃以下で撮るような場合だと思います。

    3) カメラ: 一眼レフなら確実ですが、普通のデジカメでも下記に近い設定ができれば、撮影できると思います。今回のオーロラ写真は、Canon EOS Rebel SL1(日本でのEOS Kiss X7)と18-55mmレンズで撮影しました。

    4) 簡単設定
    ① オートフォーカスをOFFにして、マニュアルに。
    ② 撮影条件をマニュアルにして下記の3条件を入力
    ・ ISO感度: 1600
    ・ シャター速度: 30秒
    ・ 絞り数値: F4.5

    5) オーロラは刻一刻と変化するので、撮りたいオーロラを見かけたら すぐに撮影し始めた方がよいです。

    <オーロラ予報>
    オーロラが見えるかどうかは、①天気の良さ、②太陽風の強さ の2つの要素が影響します。

    ① 天気予報サイト
    http://weather.gc.ca/city/pages/yt-16_metric_e.html
    ② 太陽風(オーロラ)予報サイト
    http://www.auroraforecast.com/
    http://www.gi.alaska.edu/AuroraForecast

    太陽風(オーロラ)の活動度は0~9の10段階で、9が最も活動度が高い(オーロラが出現する)です。サイト毎に強さの予報が少し違うことがあります。

  • ここからが、本編1日目です。<br /><br />バンクーバー 11:15発のエアノース506便でホワイトホースに向かいます。<br />2時間ちょっとのフライトで、時差はありません。

    ここからが、本編1日目です。

    バンクーバー 11:15発のエアノース506便でホワイトホースに向かいます。
    2時間ちょっとのフライトで、時差はありません。

  • エアノースの機内誌は、その名も“Yukon, North of Ordinary”という季刊誌です。<br />オーロラの記事もありました。

    エアノースの機内誌は、その名も“Yukon, North of Ordinary”という季刊誌です。
    オーロラの記事もありました。

  • わずか2時間のフライトですが、機内サービスは想像以上に充実していました。<br />温かいサンドイッチ&飲み物 → ケーキ&飲み物 → キャンディ の順に運んでくれました。<br />飛行機のコーヒーは美味しくないことが多いのですが、エアノースのコーヒーはホワイトホースで焙煎する会社のものを使っていて、とても美味しかったです。<br />また、客室乗務員の笑顔もよかったです。

    わずか2時間のフライトですが、機内サービスは想像以上に充実していました。
    温かいサンドイッチ&飲み物 → ケーキ&飲み物 → キャンディ の順に運んでくれました。
    飛行機のコーヒーは美味しくないことが多いのですが、エアノースのコーヒーはホワイトホースで焙煎する会社のものを使っていて、とても美味しかったです。
    また、客室乗務員の笑顔もよかったです。

  • 北上していくと、地面に白い部分が目立ってきます。<br />積もった雪や凍った湖です。

    北上していくと、地面に白い部分が目立ってきます。
    積もった雪や凍った湖です。

  • ホワイトホース国際空港(Whitehorse International Airport: YXY)に到着です。<br />荷物を受け取るベルトコンベアには鹿(エルク?)の剥製があります。

    ホワイトホース国際空港(Whitehorse International Airport: YXY)に到着です。
    荷物を受け取るベルトコンベアには鹿(エルク?)の剥製があります。

    エリック ニールセン ホワイトホース国際空港 (YXY) 空港

    こじんまりした州都の空港、バスやタクシーを見かけなかったのでホテルへの移動手段を事前検討しておくのが無難です by 昆虫博士さん
  • ホワイトホースはユーコン準州の州都ですが、空港はとてもこじんまりしています。

    ホワイトホースはユーコン準州の州都ですが、空港はとてもこじんまりしています。

  • ホワイトホース空港の外に出ると、天気は雪でした。<br />しかし、気温は−4℃でそれほど寒くはありません。

    ホワイトホース空港の外に出ると、天気は雪でした。
    しかし、気温は−4℃でそれほど寒くはありません。

  • 空港のバジェット・レンタカーで車を借りました。<br />ダウンタウンで借りる方が少し安いらしいのですが、大きな荷物を運ぶのが大変なので空港で借りました。<br />フォード・エスケープ (Ford Escape) というコンパクトSUVの寒冷地仕様車です。<br />アメリカ車を初めて運転しましたが、車高が高く 馬力もあり、慣れるとけっこう運転しやすいです。

    空港のバジェット・レンタカーで車を借りました。
    ダウンタウンで借りる方が少し安いらしいのですが、大きな荷物を運ぶのが大変なので空港で借りました。
    フォード・エスケープ (Ford Escape) というコンパクトSUVの寒冷地仕様車です。
    アメリカ車を初めて運転しましたが、車高が高く 馬力もあり、慣れるとけっこう運転しやすいです。

  • ユーコン準州のナンバープレートは、ゴールドラッシュの砂金採りです。

    ユーコン準州のナンバープレートは、ゴールドラッシュの砂金採りです。

  • 空港から北上して、ホワイトホース郊外のB&amp;Bに向かいます。<br />ホワイトホースから少し離れるとタイガ(針葉樹林)が続きます。

    空港から北上して、ホワイトホース郊外のB&Bに向かいます。
    ホワイトホースから少し離れるとタイガ(針葉樹林)が続きます。

  • ホワイトホースで泊まる宿 “ヒドゥン・バレーB&amp;B (Hidden Valley Bed &amp; Breakfast)”に到着です。<br />ここに計3泊します。

    ホワイトホースで泊まる宿 “ヒドゥン・バレーB&B (Hidden Valley Bed & Breakfast)”に到着です。
    ここに計3泊します。

    Hidden Valley Bed and Breakfast ホテル

    部屋からオーロラが見えるホワイトホース郊外のB&B、アットホームな雰囲気で朝食も美味しいです by 昆虫博士さん
  • 部屋からオーロラを見るために、一番大きな部屋“カプチーノ・ルーム(Cappuccino Room)”を予約していました。<br />1泊152.25ドル(145ドル+税5%)です。

    部屋からオーロラを見るために、一番大きな部屋“カプチーノ・ルーム(Cappuccino Room)”を予約していました。
    1泊152.25ドル(145ドル+税5%)です。

  • 部屋から見た北の方向です。<br />3日後に、この方向にオーロラを見ることになります。

    部屋から見た北の方向です。
    3日後に、この方向にオーロラを見ることになります。

  • すごく大きな家で、オーナーはベースメント(半地下)に住んでいて、2階の4部屋をB&amp;Bとして貸しています。<br />1階にはキッチン、リビング、食卓などがあり、宿泊者は自由にくつろげます。<br />コーヒーなども飲み放題です。

    すごく大きな家で、オーナーはベースメント(半地下)に住んでいて、2階の4部屋をB&Bとして貸しています。
    1階にはキッチン、リビング、食卓などがあり、宿泊者は自由にくつろげます。
    コーヒーなども飲み放題です。

  • 泊まった週はオーナーがおらず、すぐ近くに住むおばさん(親戚?)のJoanneが計3泊お世話をしてくれました。

    泊まった週はオーナーがおらず、すぐ近くに住むおばさん(親戚?)のJoanneが計3泊お世話をしてくれました。

  • “キャッシュ”や“ジャズ”などの名前の3匹の犬が飼われていて、老犬の1匹以外はとても人なつっこいです。

    “キャッシュ”や“ジャズ”などの名前の3匹の犬が飼われていて、老犬の1匹以外はとても人なつっこいです。

  • 馬も4頭飼われています。

    馬も4頭飼われています。

  • 宿で一息ついた後、北上してタキニ温泉を目指します。<br />途中のタキニ川(Takhini River)は凍り、その上に雪が積もっています。

    宿で一息ついた後、北上してタキニ温泉を目指します。
    途中のタキニ川(Takhini River)は凍り、その上に雪が積もっています。

  • タキニ温泉(Takhini Hot Springs)に到着です。<br />道が凍っています。<br />走るのは問題ありませんが、止まるときに注意が必要です。

    タキニ温泉(Takhini Hot Springs)に到着です。
    道が凍っています。
    走るのは問題ありませんが、止まるときに注意が必要です。

    タキーニ ホット スプリングス 温泉

    ホワイトホース近郊の温泉プール、冬は雪見風呂が味わえます、運がよければオーロラ風呂も? by 昆虫博士さん
  • こじんまりとした温泉です。

    こじんまりとした温泉です。

  • 春休み期間中は毎日営業しています。<br />入湯料は大人11.5ドルです。<br />家族割引もあり、4時までに入ると1家族30ドルです。

    春休み期間中は毎日営業しています。
    入湯料は大人11.5ドルです。
    家族割引もあり、4時までに入ると1家族30ドルです。

  • カナダの温泉は水着で入る“温水プール”なので、水着をお忘れなく。<br />また、廊下は冷たいので、サンダルを持参した方がよいです。<br />タオルは廊下にかけて、温泉に入ります。

    カナダの温泉は水着で入る“温水プール”なので、水着をお忘れなく。
    また、廊下は冷たいので、サンダルを持参した方がよいです。
    タオルは廊下にかけて、温泉に入ります。

  • 三日月形と長方形の2つのプールがあります。<br />月に2回深夜2時まで営業していて、運が良ければオーロラを見ながら 温泉に入れます。

    三日月形と長方形の2つのプールがあります。
    月に2回深夜2時まで営業していて、運が良ければオーロラを見ながら 温泉に入れます。

  • 三日月形のプールの方が温かく、いい湯です。

    三日月形のプールの方が温かく、いい湯です。

  • 長方形のプールはやや冷たい、深いです。

    長方形のプールはやや冷たい、深いです。

  • 外には氷の塔が見えます。

    外には氷の塔が見えます。

  • その氷の塔は“Equinox Ice Tower”と言って、塔の上までアイス・クライミングするアトラクションでした(1人75ドル)。<br />訪れたときは、営業している気配はありませんでした。

    その氷の塔は“Equinox Ice Tower”と言って、塔の上までアイス・クライミングするアトラクションでした(1人75ドル)。
    訪れたときは、営業している気配はありませんでした。

  • 温泉帰りにタキニ・ガス(Takhini Gas)というガソリンスタンド併設のジェネラル・ストアに牛乳を買うために立ち寄りました。<br />全体的に値段は高めです。

    温泉帰りにタキニ・ガス(Takhini Gas)というガソリンスタンド併設のジェネラル・ストアに牛乳を買うために立ち寄りました。
    全体的に値段は高めです。

  • ホワイトホースで焙煎されたその名も“Horse Power”というコーヒーが売られていました。

    ホワイトホースで焙煎されたその名も“Horse Power”というコーヒーが売られていました。

  • この日だけはB&amp;Bで夕食を頼みました(1人20ドル[税込み])。<br />エルクの肉を使ったミートソース・スパゲティです。<br />言われるまで、鹿肉とは思いませんでした。<br />他に、パン、サラダ、サーモンの燻製が付きました。<br />美味しかったです。

    この日だけはB&Bで夕食を頼みました(1人20ドル[税込み])。
    エルクの肉を使ったミートソース・スパゲティです。
    言われるまで、鹿肉とは思いませんでした。
    他に、パン、サラダ、サーモンの燻製が付きました。
    美味しかったです。

  • 夕食後は、宿のおばさんと一緒に馬と鶏に餌やりです。

    夕食後は、宿のおばさんと一緒に馬と鶏に餌やりです。

  • 馬には干し草とドッグフードのようなものをあげていました。<br />このB&amp;Bにいる4頭の馬は、ホースショーで良い成績をとっているようです。

    馬には干し草とドッグフードのようなものをあげていました。
    このB&Bにいる4頭の馬は、ホースショーで良い成績をとっているようです。

  • 鶏には、夕食の残飯をやります。<br />その代わりに、卵を4個頂戴し、翌日の朝食になります。<br /><br />この日は曇っていたため、オーロラは諦め、早々に寝ました。<br /><br />翌日は、クルアニ国立公園で絶景を見ました↓<br />http://4travel.jp/travelogue/10870531

    鶏には、夕食の残飯をやります。
    その代わりに、卵を4個頂戴し、翌日の朝食になります。

    この日は曇っていたため、オーロラは諦め、早々に寝ました。

    翌日は、クルアニ国立公園で絶景を見ました↓
    http://4travel.jp/travelogue/10870531

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この旅行記へのコメント (4)

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  • ElliEさん 2014/03/29 03:14:23
    お役立ち情報満載!
    こんにちは。

    オーロラ見に行ってらしたんですね。
    ちょうど昨日、知り合いとオーロラのことを話していたんです。
    英語でオーロラと言っても通じないのは、私の発音のせいだと思ってましたが、英語だと Aurora Borealis と言うんですね。
    Aurora だけじゃわかんないよ。と、言われてしまいました。

    オーロラ見に行くのは、漠然とイエローナイフかホワイトホースって思っていたけれど、こうやって違いを書いてくださると、とても参考になりますね。
    オーロラ旅行へ行く人には必見の旅行記となりましたね!

    あと、私が知りたいのは、カメラ機材のことです。
    一眼レフより案外デジカメの方がよく撮れるという話を聞いたり、
    寒さでカメラが動かなかったという問題もあったり・・・。
    いかがでしたか?

    あと4編もあるようなので楽しみにしています。
    この日曜日からちょっと里帰りしてきます。
    ANAバンクーバー就航お初便です!

    昆虫博士

    昆虫博士さん からの返信 2014/03/30 11:55:14
    RE: お役立ち情報満載!
    こんばんは。

    確かに、英語では“Aurora”では通じないですね。
    “Aurora Borealis”も長いので、私は“Nothern lights”を使っています。

    ご希望にお応えして(?)、準備編に <オーロラ写真の簡単な撮り方> を追記しました。
    おかげ様で、旅行記がより充実しました。

    カメラは一眼レフなら確実ですが、シャッター速度などが設定できれば 普通のデジカメでも撮れるのだと思います。
    3月のホワイトホースは 寒くて−15℃くらいなので、予備の電池などはまったく不要でした。

    ANAの就航便に乗れるなんて 羨ましい限りです。
    旅行記を楽しみにしていますね。
  • ウェンディさん 2014/03/28 22:26:48
    役立つ情報が盛りだくさん!
    こんにちは。
    カナダのオーロラ、いつか見に行こうと思っています。

    今回の旅行記序盤のインフォはとても役に立ちますね。
    まだオーロラ観測については調べたことがなく、漠然と、行くならばイエローナイフかな。と思っていましたが、ホワイトホースの方が日本からもアクセスしやすく、かつアクティビティも多いというのは意外でした。
    宿泊は、ダウンタウンよりも郊外の宿の方が実は便利!という情報もかなり有益です。

    この旅行記の日は残念ながら、空は曇っていたとのこと。
    旅行記1枚目の写真のようなオーロラが出てくる旅行記(次の旅行記かな?)も楽しみにしています。

    昆虫博士

    昆虫博士さん からの返信 2014/03/30 04:29:12
    RE: 役立つ情報が盛りだくさん!
    ウェンディさん

    コメント・投票ありがとうございます。

    そうなんです。カナダでのオーロラ観察はイエローナイフの方が知名度が高いのですが、ホワイトホースも穴場です。

    どれぐらいオーロラを見たいかにもよりますが、私はせっかく旅行に行って 日中することがないのは苦痛なので、ホワイトホースを選びました。結果的には、大自然とオーロラの両方が体験できる素晴らしい場所でした。

    オーロラ登場は最後の記事になる予定です。しばしお待ちください。

    昆虫博士

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