3連休でフィリピン＆上海(2)　ボホール島

2014/03/22 - 2014/03/22

3月の3連休を利用してフィリピンと上海に行ってきました。

2日目はマニラから日帰りでボホール島。
現地ツアーでチョコレート・ヒルなどを巡ってきました。

当初の予定では、マニラからタグビラランへは5:20発、6:35着のフィリピン航空を予約しており、午前中にボホール島を観光してフェリーでセブ島に渡り、セブ島も観光してマニラに戻ろうと思っていたのですが、フィリピン航空のフライトが9:20発に変更されてしまったので、キャンセルしてエアアジアでボホール島往復に変更しました。

天気予報が雨なのが気懸りでしたが、車での移動中に少し降られただけで済みました。

＜ボホール島での行程＞
空港9:00→9:57ターシャ10:10→10:16 Man Made Forest 10:17→10:40チョコレート・ヒル10:55→11:13バタフライ・ガーデン11:25→12:03ロボック川クルーズ12:45→13:06バクラヨン教会13:15→13:23血盟記念碑13:26→13:37タグビララン→14:36空港

＜旅程＞（※は遅延）
【1日目(3/21)】
　中部8:50→上海（浦東）10:10（MU＝中国東方航空）※
　上海・蘇州観光
　上海（浦東）23:50→
【2日目(3/22)】
　→マニラ3:40※（MU）
　マニラ7:30→タグビララン8:55（Z2＝エアアジア）
　ボホール島観光
　タグビララン15:55→マニラ17:15（Z2）
　マニラ泊
【3日目(3/23)】
　マニラ観光
　マニラ14:05→中部18:50（PR＝フィリピン航空）

エリア ボホール島(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

4:00頃にマニラのニノイ・アキノ国際空港（ターミナル1）に到着。
入国審査は空いており、10分ほどで入国できました。

マニラの空港は、4つのターミナルがバラバラに離れていて、タクシーやバス（6時頃から運行？）でターミナル間を移動しなければならないので、何とも不便。しかも治安が悪いらしいので、世界ワースト空港に選ばれたというのも納得です。

ニノイ アキノ国際空港 (MNL) 空港

黄色いタクシーが待機する道を横切って

送迎の車を待つエリアへ。
クーポンタクシーの乗り場もここにありました。
両替所で円をペソに両替したところ、1円＝0.425円のレートでした。

予約したホテルに送迎を事前に頼んだところ、ここに着いてから電話するように言われたので、両替所の人に小銭を混ぜるよう頼んだら、公衆電話は使えないと言われてしまいました。

このエリアは無料のwifiも使えたので、IP電話を使おうとしたら、何故か発信できず。困っていたら、付近にいた警備員が携帯電話を使わせてくれて、迎えの車を呼ぶことができました。

電話では10分後に迎えに行くと言っていましたが、結局迎えが来たのは30分くらい経った5時過ぎでした。治安やボッタクリタクシーが心配で送迎を頼んだのですが、クーポンタクシーを使った方が良かったかもしれません。

約5分で、ターミナル4の目の前の宿「Salem Domestic Guesthouse」に到着。
送迎料金は200ペソでした。
朝まで時間を潰し、荷物を置いてターミナル4に行くのに便利なので、この宿を選びました。

DG バジェット ホテル セーラム ホテル

朝までロビー等で過ごすつもりでしたが、追加料金なしでチェックインできました。
シングル1泊3,458円（トイレ・シャワー共同）。

もっとも、ほとんど休む間もなく5:40頃には宿を出て、歩いてターミナル４へ。

5分ほどでターミナル４に到着。
入口でセキュリティ・チェックがありました。

エアアジア・ゼストはウェブ・チェックインができませんでしたが、空港の自動チェックイン機で往復分ともチェックインできました。
国内線専用の小さなターミナルで、出発待合室はこの写真のエリアだけでした（売店あり）。

7:30発のタグビララン行きエアアジア・ゼストに搭乗。
エアアジア・ゼストは、エアアジアがゼスト・エアを買収して名称変更した航空会社だそうですが、機体はゼスト・エアのままでした。

乗務員の制服はエアアジア仕様でした。

定刻より早い7:10頃に出発し、8:40頃にタグビララン空港に到着。

タグビララン空港 (TAG) 空港

乗ってきた機体

ターミナルの出口前に旅行会社のブースがあり、ボホール島のツアーを申し込みました。
時間が短いので、チョコレート・ヒルと、その他は可能な範囲で行ければと思っていましたが、帰りの飛行機の時間を伝えたら、フルコースで回れるとのことでした。

ボホール島の地図とツアーで巡る場所の写真。
ツアー代金は2500ペソ（各施設の入場料、食事代別）。
受付をしていた人がそのままドライバーになって専用車で連れて行ってくれました。

各種ツアーや送迎の料金表です。

屋根の上にまで人を乗せたジプニー

最初は、世界最小のメガネザル「ターシャ」を見に行きました。
入場料60ペソ。

森の中を歩いて行くと

ターシャを発見！
体長10-12cmの小ささで、見付けにくいですが、所々にいるスタッフが居場所を教えてくれました。

ここにもターシャ

ターシャを案内してくれた少年。

ターシャの像と看板

出口付近ではターシャのぬいぐるみ等の土産物が売られていました。

Man Made Forest

そしてボホール島最大の見所、チョコレート・ヒルに到着。
展望台のある丘（これもチョコレート・ヒルの一つ）の中腹まで車で登りました。
入場料50ペソ。

中腹からの景色

ここから階段を登って丘の頂上へ。

長い階段でした。

頂上に到着。

チョコレート・ヒル。
高さ30-40mの円錐形の小丘が約1200個もあるそうです。

4-6月の乾期に緑色から茶色に変色することからチョコレート・ヒルと名付けられたそうです。
既に茶色っぽくなっているものもありました。

写真で見たときは周囲一面がチョコレート・ヒルというイメージでしたが、反対側は平地が広がっていました。遠くにはチョコレート・ヒルが見えます。

丘の中腹の駐車場方面の景色

昨年秋の地震の影響で、展望台の先端が崩れて行けなくなっていました。

案内板も倒れてしまっていました。

チョコレート・ヒルを後にし、バタフライ・ガーデンへ。
入場料40ペソ。

蝶

蛾

芋虫

蛹

網で覆われた庭園内では蝶が舞っていました。

蝶

バタフライ・ガーデンを後にして、通りがかった道路沿いにこんな看板。
250ペソで空中遊泳ができるそうですが、やめておきました。

途中、地震で崩れた道路を修復中のため迂回しなければならない箇所がありました。
崩壊した教会のような建物も見えました。

次はロボック川クルーズのはずでした。
ところが、強風のため？船が出航できず、船上でのランチだけになってしまいました。

ロボック川クルーズ アクティビティ・乗り物体験

船上でビュッフェ方式のランチ。
乗船料50ペソ＋ビュッフェ392ペソ。

色々な料理があったので、少しずつ一通り頂きました。

船上ではライブも行われていました。

ロボック川

ロボック川に架かる橋。
食事を終えて、ロボック川を後にしました。

1595年に建てられたフィリピン最古級のバクラヨン教会。
地震で崩壊して無残な姿になっていました。

バクラヨン教会 寺院・教会

教会は修復工事中。
教会内には入れませんが、隣接する博物館は開いていました。

人の顔のように見える焦げ跡

教会の前の海

ジプニー

血盟記念碑。
1565年にスペインの初代総督とボホール島の酋長が互いの腕をナイフで傷つけてワインに注ぎ、これを飲み干すことで友好を誓い合ったときの様子を描いた記念碑だそうです。

血盟記念碑 モニュメント・記念碑

海の向こうには隣のパングラオ島。
白いビーチが綺麗だそうです。

ツアーの行程を終え、タグビラランの街に戻りましたが、時間が余ったので、街の中心部で降ろしてもらい、しばらく街を散策しました。

BQモール ショッピングセンター

リサール広場

聖ジョセフ大聖堂

道路にはたくさんのトライシクル（オートバイにサイドカーを付けた乗り物）。
ツアーのドライバーの話では、中心部から空港まで10ペソ程度とのことでした。

フェリーターミナル方面へ。

フェリーターミナルがある埠頭。

タクビララン港 船系

水上レストランがありました。

空港方面に歩いて行くと、薄暗い市場がありましたが、入るのは躊躇われました。

ジプニーとバスのターミナル

駐車中のジプニーの車内

バス

結局、歩いてタグビララン空港に戻りました。

とても小さな空港で、チェックインカウンターはこれだけでした。
1日にエアアジアが3便、フィリピン航空が2便、セブパシフィック航空が1便のマニラ行きをそれぞれ就航しているようです。

マニラの自動機でチェックインは済ませていたので、空港使用料75ペソを支払って搭乗ゲートへ。

搭乗ゲート付近の待合室は混雑していましたが

2階の待合室は空いていました。
売店も2階にありました。

搭乗ゲート付近で演奏。

帰りはエアアジア仕様の機体でした。

座席もエアアジア仕様の赤と黒。

定刻通り17:15頃にマニラに到着しました。

（マニラ編に続く）