冬の会津　鶴ヶ城プロジェクションマッピング観賞

2014/03/20 - 2014/03/21

鶴ヶ城でプロジェクションマッピングをするというので見物に、初めて冬の会津に行ってみました。会場まで送迎してくれるプランで、東山温泉の「原瀧」に宿泊。二日間ともお天気が悪くて残念でしたが、冬の会津もなかなかでしたし、初プロジェクションマッピングは綺麗で楽しめました！

※今回ひとり旅ではなかったので、旅行記向きの写真があまりないのですが、ご容赦ください。

エリア 会津若松(福島)

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス 新幹線 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:12東京発のやまびこ123号で、まずは郡山へ向かいます。
でも写真は前発のもの。二つ並んでるのが気になって写真をとってしまいました。

貧乏な私は、えきねっとのトクだ値15（6,760円）で少し節約。
そして電車で遠出するときはなぜか必ず、ヒレかつサンド。これ食べなかったらトクだ値じゃなくてもいいんじゃ・・・とかいう指摘は受け付けませんよ。

8:33郡山駅に到着。ここで同行者と合流し、車で会津に向かいます。
コドモの頃、郡山にも住んでいたことがありました・・・開成山公園で花火とか見たなー。

会津若松に到着。まず向かったのは城ではなく、田楽で有名な「満田屋」さんです。さっきヒレかつサンド食べたばかりじゃ・・・とかいう指摘は受け付けませんよ。

満田屋 グルメ・レストラン

お味噌・菜種油などを販売する店舗の奥に、田楽を食べられるところが。田楽はどれも１本240円。選ぶのも面倒なので7本の田楽コース（1,250円）にし、にしんの山椒漬（450円）も注文。

カウンターに着席。囲炉裏で焼いてくれるのを眺めながらハフハフ。さらに、炭火焼ちーず味噌ぱんを追加。写真で茶色の丸いやつ。おいしかったです！おなかいっぱい〜（そりゃそうだ）。

お次は「末廣酒蔵 嘉永蔵」へ。
無料で見学＆試飲させてくださいます。わたくしお酒は飲めないのですけれど、こういう見学モノが好きなもので。

蔵喫茶 杏 グルメ・レストラン

勝手に見るのでもなく、ちゃんと案内してくださいます。作り方とか、原料のお米についてとか、私は知らないことが多くて大変面白かったです。

他にも、昔の道具類などの説明が聞けたり、かつてのご主人の住まいも見学できます。有名な方々の書などもいくつもあり、ひっそり「安部晋三」って書いてあるのもありました。大物揃いで首相触れられず！

見学のあとは試飲〜。５種類くらいありましたかね。私も少しだけ舐めるように味見させてもらいましたが、下戸でも味の違いはわかるもんですね。
試飲で美味しかった会津高田梅の梅酒を購入し、素敵なカフェが併設されていましたのでお茶をしました。

さて。ついに城へのぼるのじゃ〜。

私は福島っ子だったので、これは「会津若松城」ではなく「鶴ヶ城」なのですが、会津若松城って呼ぶこともあるみたいですね。いや、むしろ公称はそうらしいですね。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

お城のなかはリニューアルされており、展示もきれいになっていました。天守閣にいらっしゃったモノノフの方、いろいろ教えてくださりありがとう！楽しかったです！

上からみると、赤瓦にかえた（戻した）のがよくわかりますね。

お茶室「麟閣」も拝見しましたが、なにしろ雪が多くって。こちらは夏〜秋がよいでしょうね。

茶室麟閣 グルメ・レストラン

まだ時刻はオヤツ時ですが、夜もプロジェクションマッピングでおでかけしますので、早めに宿に入ります。鶴ヶ城から車で15分ほどの東山温泉「原瀧」へ。

会津東山温泉 原瀧 宿・ホテル

これが原瀧。男性用露天風呂からはよく見えるそうです。女性用からも少し見えました。

利用したのは一人9,900円のプランで、夜はプロジェクションマッピングに送迎してくれる、というもの。イベントは事前予約すれば個人参加しても無料なのですが、駐車場の心配もしなくていいので気楽でいいな、と。

さっそく温泉へゴー。風呂が大好きなもので。
そんなにインパクトのあるお湯ではありませんでしたが、肌がすっきりする感じの、自家源泉かけ流し。

お出かけするので早めの17:30から夕ご飯。食事処でハーフブッフェです。私はわりに好きです、このスタイル。
会津ですけれど、なぜか「北海道フェア」中でした〜

さぁ！ご飯のあとは今回のメインイベントです！
昨年は予約制じゃなかったので、たいそう混雑したそうですが、今年は満員御礼ではありつつも、混雑はなく。
ツアーバスで案内いただいて、鶴ヶ城の観覧エリアへ。すでにプロジェクターでお城には縁取りが。あいにくの雨の中ではありますが、楽しみ〜。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

会津弁でのかわいいアナウンスのあと、始まりました！綺麗です！

昨年バージョンと、今年バージョンの同時上映。ざっくりいうと、昨年は壮大な感じ、今年は楽しい感じでした。

私はプロジェクションマッピング自体を初めて見ました。綺麗なものですねぇ。

コンデジのオートで適当に撮影したので、ブレブレですみません。YouTubeなどにきれいな動画があるみたいですので、興味のある方はそちらを・・・

鶴ヶ城だから？

今年は「庄助の春こい絵巻」。すごく可愛かったです。

私はしつこいようですが福島っ子でもありましたので、勿論歌えますよ。
小原庄助さん、なんで身上つーぶした？朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つーぶした♪

翌朝。朝風呂へ入り、朝ごはん。旅先の朝ごはん大好き〜おいしかったです。

おでかけするには早いので、旅館のまわりを一人でちょっとお散歩しました。あ、射的があるぅ。

足湯は冬季休業中。雪深いですからね、会津は。

「これは『郵便ポスト』ではありません」・・・じゃあなんなのよ！

かっこいい「向瀧」さん。国の文化財に登録されているそうですよ。夕方、灯りがともったらさらに素敵でしょうね。

会津東山温泉　向瀧 宿・ホテル

ここにも泊ってみたい。でも冬は寒かったりしないのかな？

少し雪の降るなか、宿へ戻ります。

チェックアウトして向かったのは「会津武家屋敷」。ここも何回か来ているはずなのですが、まったく記憶がありません・・・

割引券をもっていたので、一人750円。入口で甘酒のふるまいがありました☆

会津武家屋敷 美術館・博物館

まずは家老屋敷へ。これはこれはご丁寧に・・・

代々家老職を務めた名門の西郷家を復元したというお屋敷は、なんと三十八部屋！

とても広い施設です。

東北一という白河藩の精米所を移築復元したものも。水車の両側に米をつく所が16ヶ所もありましたよ！

旧中畑陣屋は、重要文化財。茅葺でかっこいいです。

裏手には会津天満宮も。

お土産どころもキレイで広かった。
塗りのものなど、そんなに高くなくて可愛いものが結構ありましたよ。

お次は「御薬園」へ（310円）。
国指定名勝の、会津松平氏庭園。朝鮮人参など薬用植物の栽培もしていたそうです。

御薬園(会津松平氏庭園) 公園・植物園

季節がら、植物は雪に埋もれてしまっていますが・・・かろうじてマンサク。もうすぐ春ですよ！

重陽閣では紅茶やスイーツがいただけるとのこと。ちょっといいなーと思ったのですが、お昼前なので断念。

池のなかに建つ楽寿亭は、秘密の話し合いなどにも使われたそうな。

御茶屋御殿。こちらはお抹茶いただけるそう。
楽寿亭、御茶屋御殿ともに、戊辰戦争の刀傷が残っています。

小さな小さな朝日神社。
写真ではわからないと思いますが、みぞれに近い雪が降っておりたいそう寒いので、ざっくり散策して退散！

お昼ご飯は、会津といえばの蕎麦vsソースかつ丼の二択。
蕎麦派のわたくし、敗れました。というわけで、とんかつ屋さん「とん亭」へ。

とん亭 グルメ・レストラン

私は脂身が苦手なので、ヒレだという上ソースかつ重。1,100円だったかな？すごいボリュームです！三つものってるけど、このカツ一つで丼飯食べれそう。味が濃いのがちょっと難点ですが、ソースたっぷりなのに薄めの衣はカリッとしており、なかなかおいしゅうございました。

なぜか、ソースかつ派は完食ならず。蕎麦派のわたくし完食！

ご飯を食べてお店を出たら、お天気が良くなってきました。なのであとは観光施設へは行かず、七日町あたりをブラブラすることに。
まずは「白木屋」さんを覗きます。

白木屋漆器店 美術館・博物館

商品も素敵なものが沢山ありましたし、無料で見ることのできる展示室も。
84万円の御重にビビり、そのあと5万円くらいのものが安く感じる病気にかかってしまいましたが、すぐに回復できてよかったです・・・。あ、ちゃんと箸などのお手頃なものもありますので、お金持ちじゃなくても大丈夫ですよ。

会津といえば、の野口英世。

野口英世が手の手術を受けた病院の建物をつかったカフェ「會津壹番館」で食後のコーヒー飲みたいな、と思うも、却下・・・私の希望はあまり通らないようです・・・しょんぼり。

会津壹番館 グルメ・レストラン

なにを買うでもなく、街中をぶらぶら。

とても寒いけど、お散歩好きなので、楽しい！

カフェを見るたびにコーヒー・・・って思うけど。

珈琲館 蔵 グルメ・レストラン

ほとんど外から見ただけだけれど、気になるお店に全部入ってみたら一日かかっちゃいそう。

この日はお彼岸でしたので、彼岸獅子も見ることができました。
ひさしぶりの会津、なかなか良かったです。高速バスを使うととても安く行けるらしいし、今度はまた違う季節にひとり旅で行ってみたいな。