シドニー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
オーストラリアは恐らく世界でも最も豊かで幸せな国でしょう。<br /><br />移民したい国のベスト5には常に名を連ねています。<br /><br />それはそうですね。<br /><br />国土は広く自然は豊か、資源に恵まれ、国民所得は高く、犯罪はそれほど多くなく、地震も津波も(めったに)台風もなく(絶対に)火山噴火もありません。<br /><br />そのオーストラリは海に囲まれています。<br /><br />今日はその海にちなんだ施設を訪問します。

海洋国家、資源大国:オーストラリアの栄光と暗部

170いいね!

2014/03/13 - 2014/03/19

30位(同エリア3279件中)

29

72

norisa

norisaさん

オーストラリアは恐らく世界でも最も豊かで幸せな国でしょう。

移民したい国のベスト5には常に名を連ねています。

それはそうですね。

国土は広く自然は豊か、資源に恵まれ、国民所得は高く、犯罪はそれほど多くなく、地震も津波も(めったに)台風もなく(絶対に)火山噴火もありません。

そのオーストラリは海に囲まれています。

今日はその海にちなんだ施設を訪問します。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
徒歩
航空会社
JAL
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
ジャルパック

PR

  • まずはダーリングハーバーにあるピアモント橋を歩いてわたり、対岸に行きます。

    まずはダーリングハーバーにあるピアモント橋を歩いてわたり、対岸に行きます。

  • 橋の長さはかなりあります。<br /><br />空は連日晴れか快晴。<br /><br />

    橋の長さはかなりあります。

    空は連日晴れか快晴。

  • 風もなく海面が鏡のように平坦です。<br /><br />ボートの姿が海面に映えます。

    風もなく海面が鏡のように平坦です。

    ボートの姿が海面に映えます。

  • 橋の両側にたなびく畑はプロ野球選手の名前と写真です。<br /><br />こちらでも野球は盛んなようです。

    橋の両側にたなびく畑はプロ野球選手の名前と写真です。

    こちらでも野球は盛んなようです。

  • さて、オーストラリアは圧倒的な資源国です。<br /><br />資源の世界三大メジャーはアメリカのアングロアメリカの他にオーストラリアに本拠をおくBHPビリトンとリオティントがあります。<br /><br />BHPビリトンとリオティントは売上高で5,6兆円を誇る巨大企業で数多くの資源を採掘しています。<br /><br />代表的な資源は鉄鉱石、チタン鉱石(イルメナイト)、ボーキサイト、ウラン、石炭、石油、銀、銅、あるいはダイアモンドまで含まれます。<br /><br />特にウランの埋蔵量は傑出しての第一位です。

    さて、オーストラリアは圧倒的な資源国です。

    資源の世界三大メジャーはアメリカのアングロアメリカの他にオーストラリアに本拠をおくBHPビリトンとリオティントがあります。

    BHPビリトンとリオティントは売上高で5,6兆円を誇る巨大企業で数多くの資源を採掘しています。

    代表的な資源は鉄鉱石、チタン鉱石(イルメナイト)、ボーキサイト、ウラン、石炭、石油、銀、銅、あるいはダイアモンドまで含まれます。

    特にウランの埋蔵量は傑出しての第一位です。

  • 国土の多くは植物が余り育たない荒地ですが、そこにこそ日本が喉から手が出るほど欲しい多種多様な資源が眠っています。<br /><br />国の面積は世界第六位ですが人口も少ないため多くの土地で資源開発が大きな問題なく可能なのも強みです。

    国土の多くは植物が余り育たない荒地ですが、そこにこそ日本が喉から手が出るほど欲しい多種多様な資源が眠っています。

    国の面積は世界第六位ですが人口も少ないため多くの土地で資源開発が大きな問題なく可能なのも強みです。

  • 日本は国土は世界では比べるべくもないのですが排他的経済水域面積やその範囲の海水量などでは世界ランクで5位程度にあります。日本は海に活路を求めよ!というのはこのあたりにもあるのでしょうーーー!

    日本は国土は世界では比べるべくもないのですが排他的経済水域面積やその範囲の海水量などでは世界ランクで5位程度にあります。日本は海に活路を求めよ!というのはこのあたりにもあるのでしょうーーー!

  • 橋を渡り切ります。

    橋を渡り切ります。

  • 対岸はビルとタワーだらけ。

    対岸はビルとタワーだらけ。

  • これからオーストラリア海洋博物館(海事博物館)を見学します。<br /><br />入り口には大きなイカリが!!

    これからオーストラリア海洋博物館(海事博物館)を見学します。

    入り口には大きなイカリが!!

  • その多くは海軍の展示のようです。<br /><br />入場料はそう高くありません。<br />(軍艦の内部見学は別途お金が必要です)

    その多くは海軍の展示のようです。

    入場料はそう高くありません。
    (軍艦の内部見学は別途お金が必要です)

  • 昔の軍艦の模型です。<br /><br />

    昔の軍艦の模型です。

  • オーストラリア海軍はそれほど強大というわけではありません。<br /><br />その理由は近隣のニュージーランドやインドネシア、インドなどとは良好な関係にあり、日本が潜在的脅威である中国、ロシア、北朝鮮、韓国に囲まれている事実とはかなり事情が異なるためです。

    オーストラリア海軍はそれほど強大というわけではありません。

    その理由は近隣のニュージーランドやインドネシア、インドなどとは良好な関係にあり、日本が潜在的脅威である中国、ロシア、北朝鮮、韓国に囲まれている事実とはかなり事情が異なるためです。

  • そのスペックです。<br /><br />昔の戦艦大和には比べるべくもありませんがーー。

    そのスペックです。

    昔の戦艦大和には比べるべくもありませんがーー。

  • これはエンジンのようです。<br /><br />近隣国の脅威が少ないーー。<br /><br />そうはいっても資源や食肉の輸出が産業の柱であるがゆえにそれなりの海軍力を有していますし、今年から2,3年後には大型艦船が相次いで就航する予定です。<br /><br />元々は一時世界最強の海軍国だったイギリスを宗主国としているわけですから海軍の装備、戦術は一流だと考えてもいいのではないでしょう

    これはエンジンのようです。

    近隣国の脅威が少ないーー。

    そうはいっても資源や食肉の輸出が産業の柱であるがゆえにそれなりの海軍力を有していますし、今年から2,3年後には大型艦船が相次いで就航する予定です。

    元々は一時世界最強の海軍国だったイギリスを宗主国としているわけですから海軍の装備、戦術は一流だと考えてもいいのではないでしょう

  • こちらは潜水艦の潜望鏡ですね。

    こちらは潜水艦の潜望鏡ですね。

  • こんなビールの空き缶の船も展示されています。

    こんなビールの空き缶の船も展示されています。

  • 100年?くらい昔のモダンガールの船こぎスタイルです。

    100年?くらい昔のモダンガールの船こぎスタイルです。

  • もっと古い時代のボート?

    もっと古い時代のボート?

  • さて、地政学という亜学術分野では世界を制する者は海を主軸とする海洋国家と大陸を中心とした大陸国家に分けられるといいます。

    さて、地政学という亜学術分野では世界を制する者は海を主軸とする海洋国家と大陸を中心とした大陸国家に分けられるといいます。

  • 海洋国家の典型は往年のスペインやイギリスであり、現在のアメリカや日本です。(日本を入れるのはやや抵抗がありますがーー)

    海洋国家の典型は往年のスペインやイギリスであり、現在のアメリカや日本です。(日本を入れるのはやや抵抗がありますがーー)

  • 一方大陸国家の典型はロシア、ドイツ、フランス、中国などではないでしょうか?<br /><br />これらの国は度重なる国境の移動(つまり陸地戦)にさらされ、鍛えられてきました。

    一方大陸国家の典型はロシア、ドイツ、フランス、中国などではないでしょうか?

    これらの国は度重なる国境の移動(つまり陸地戦)にさらされ、鍛えられてきました。

  • この地政学という古びた、しかし今も厳然と存在する概念にあてはめればオーストラリアも海洋国家に分類していいように思えます。

    この地政学という古びた、しかし今も厳然と存在する概念にあてはめればオーストラリアも海洋国家に分類していいように思えます。

  • それは海での戦いに強いという意味ではなく海の交通、防衛なくしては生き残れないということです。

    それは海での戦いに強いという意味ではなく海の交通、防衛なくしては生き残れないということです。

  • 日本が自衛隊という名ではありますが、それなりに護衛艦や潜水艦を充実してきたのも戦後の枠組みの中で海上貿易なくして国の存立がないことを自覚しての施策だったといえます。<br /><br />同様に資源輸出で潤うオーストラリアは今後ますます海軍力を充実させていくことでしょうーー。

    日本が自衛隊という名ではありますが、それなりに護衛艦や潜水艦を充実してきたのも戦後の枠組みの中で海上貿易なくして国の存立がないことを自覚しての施策だったといえます。

    同様に資源輸出で潤うオーストラリアは今後ますます海軍力を充実させていくことでしょうーー。

  • こちらは灯台の内部。<br /><br />ありとあらゆるものが展示されています。

    こちらは灯台の内部。

    ありとあらゆるものが展示されています。

  • こちらは海軍のヘリコプター。<br /><br />吊るされています。<br /><br />そしてーー。

    こちらは海軍のヘリコプター。

    吊るされています。

    そしてーー。

  • これも吊るされています。<br /><br />なんでも吊るしています(笑)

    これも吊るされています。

    なんでも吊るしています(笑)

  • 屋外には対岸から見えた軍艦があります。

    屋外には対岸から見えた軍艦があります。

  • こちらは潜水艦のようです。

    こちらは潜水艦のようです。

  • よく見ると我々の泊まっているホテルの正面です。<br /><br />こちらからも見られているのやらーー?

    よく見ると我々の泊まっているホテルの正面です。

    こちらからも見られているのやらーー?

  • 海事博物館を後にしてフィッシュマーケットに向かいます。

    海事博物館を後にしてフィッシュマーケットに向かいます。

  • 小さな半島?を横切って反対側の海を目指します。<br /><br />湿度は低いとはいえかなりの高温。

    小さな半島?を横切って反対側の海を目指します。

    湿度は低いとはいえかなりの高温。

  • そしてーーー。<br /><br />やっとフィッシュマーケットが見えました。<br /><br />

    そしてーーー。

    やっとフィッシュマーケットが見えました。

  • シドニーフィッシュマーケットは南半球一の水揚げ量を誇るシドニーの魚市場ですが、築地と比べるとカワイイ気もします。<br /><br />ここの敷地内には取れたて新鮮の魚介類を取り扱う小売店やここで調理した揚げ物や刺身を購入できる売店などが立ち並び、特に週末はいつも多くの人で賑わうということです。<br /><br />早速中に入ってみます。

    シドニーフィッシュマーケットは南半球一の水揚げ量を誇るシドニーの魚市場ですが、築地と比べるとカワイイ気もします。

    ここの敷地内には取れたて新鮮の魚介類を取り扱う小売店やここで調理した揚げ物や刺身を購入できる売店などが立ち並び、特に週末はいつも多くの人で賑わうということです。

    早速中に入ってみます。

  • ものすごい人です。<br /><br />

    ものすごい人です。

  • 確かにいろいろ売っています。<br /><br />生ガキはひとつ1豪ドルくらいから。

    確かにいろいろ売っています。

    生ガキはひとつ1豪ドルくらいから。

  • お店も一杯あって競争しています。

    お店も一杯あって競争しています。

  • 日本にもありそうな魚、なさそうな魚ーー。

    日本にもありそうな魚、なさそうな魚ーー。

  • 彼らも魚は好きなんですねー。<br /><br />このマーケット、かなりの活気です!

    彼らも魚は好きなんですねー。

    このマーケット、かなりの活気です!

  • 外にでればすぐにハーバーがあります。

    外にでればすぐにハーバーがあります。

  • さらにベンチやパラソルがあるので、ここで買ったシーフード料理をすぐに味あうことができます。<br /><br />お天気も最高なので(というか滞在中常に最高!?)絶好のピクニック日和です。

    さらにベンチやパラソルがあるので、ここで買ったシーフード料理をすぐに味あうことができます。

    お天気も最高なので(というか滞在中常に最高!?)絶好のピクニック日和です。

  • 幸せそうな家族や友人連れで席は満席です。<br /><br />とても幸せな光景。

    幸せそうな家族や友人連れで席は満席です。

    とても幸せな光景。

  • 鳥も分け前をもらいにすぐそばまで近づいてきます。<br /><br />のどかですーー。

    鳥も分け前をもらいにすぐそばまで近づいてきます。

    のどかですーー。

  • こちらをうかがっていますが我々がケチだと見切りをつけてよそに行ってしまいました(笑)

    こちらをうかがっていますが我々がケチだと見切りをつけてよそに行ってしまいました(笑)

  • フィッシュマーケットを後にして再びピアモント橋を渡ります。

    フィッシュマーケットを後にして再びピアモント橋を渡ります。

  • この橋、実はただ者ではありません。<br /><br />というのもーーー。

    この橋、実はただ者ではありません。

    というのもーーー。

  • 何と!橋の一部が回転するのです!<br /><br />一体なのために??

    何と!橋の一部が回転するのです!

    一体なのために??

  • その時は通行止めになります。<br /><br />これが通行止めのゲートです。<br /><br />我々はその光景を一度だけ見ました。

    その時は通行止めになります。

    これが通行止めのゲートです。

    我々はその光景を一度だけ見ました。

  • 回転の理由はこの写真のような小舟ではなく、背の高い、あるいはマストの高い船が通る時に邪魔にならないように回るのです。<br /><br />跳ね上げ式よりも低エネルギーですみそうです(苦笑)

    回転の理由はこの写真のような小舟ではなく、背の高い、あるいはマストの高い船が通る時に邪魔にならないように回るのです。

    跳ね上げ式よりも低エネルギーですみそうです(苦笑)

  • これからチャイナタウンを目指します。

    これからチャイナタウンを目指します。

  • ダーリングハーバーの根元を通ってーー。

    ダーリングハーバーの根元を通ってーー。

  • 大きな公園があります。<br /><br />遊具が一杯おいてあります。

    大きな公園があります。

    遊具が一杯おいてあります。

  • これはエンターテーメントセンターのようです。

    これはエンターテーメントセンターのようです。

  • そして皆の歩く方向についていくとーー。

    そして皆の歩く方向についていくとーー。

  • やがてチャイナタウンに入ります。<br /><br />横浜でもサンフランシスコでもチャイナタウンは独特の雰囲気です。

    やがてチャイナタウンに入ります。

    横浜でもサンフランシスコでもチャイナタウンは独特の雰囲気です。

  • これはどうやら超人気店のようです。<br /><br />彼らも行列するのですね(笑)

    これはどうやら超人気店のようです。

    彼らも行列するのですね(笑)

  • そしてさらに進むとマーケットシティがあります。<br /><br />何となく入りづらい雰囲気ですが、思い切って入ってみます。

    そしてさらに進むとマーケットシティがあります。

    何となく入りづらい雰囲気ですが、思い切って入ってみます。

  • するとーー、もう何もかもがカオスのように売られています(苦笑)<br /><br />衣服、宝飾、置物ーーーー。

    するとーー、もう何もかもがカオスのように売られています(苦笑)

    衣服、宝飾、置物ーーーー。

  • 我々には少々息苦しい雰囲気。<br /><br />早々に退散します。<br /><br />(お値段は確かにロックスマーケットなどよりも安そうです)

    我々には少々息苦しい雰囲気。

    早々に退散します。

    (お値段は確かにロックスマーケットなどよりも安そうです)

  • そして奇妙なビル群を縫ってシティ方面に歩きます。

    そして奇妙なビル群を縫ってシティ方面に歩きます。

  • やがてタウンホールに着きます。<br /><br />タウンホールは、シドニーの中心部にあるランドマーク的建物の「シドニー市庁舎」内にあるホールです。<br /><br />ビクトリア様式で歴史を感じさせる建物は、1869年に建設されたそうですので150歳弱というところでしょうか。

    やがてタウンホールに着きます。

    タウンホールは、シドニーの中心部にあるランドマーク的建物の「シドニー市庁舎」内にあるホールです。

    ビクトリア様式で歴史を感じさせる建物は、1869年に建設されたそうですので150歳弱というところでしょうか。

  • ホール部分は、普段は一般公開されていませんが、公開日やコンサートが行われる際は、内部に入ることができます。<br /><br />内部は当初のままの姿を残しているそうですが、この日は入場できませんでした。

    ホール部分は、普段は一般公開されていませんが、公開日やコンサートが行われる際は、内部に入ることができます。

    内部は当初のままの姿を残しているそうですが、この日は入場できませんでした。

  • そこからクイーンビクトリアビルを通ってホテルに戻ります。<br /><br />

    そこからクイーンビクトリアビルを通ってホテルに戻ります。

  • 今晩の夕食はシドニーでもかなり有名なシーフードビュッフェの「コーンエクスチェンジ」で頂きます。<br /><br />といっても泊まっているホテルのレストランですが到着時にやたら行列ができていたので調べたら、かなり有名店だそうです。<br /><br />1人40ドルでシーフードが食べ放題。<br /><br />小食なnorisa夫妻はこの程度ですが、カキ、エビ、カニ、サーモン、ムール貝などの料理や肉料理、サラダ、デザートなどが豊富にあります。<br /><br />ここでもマイポン酢が大活躍。<br /><br />

    今晩の夕食はシドニーでもかなり有名なシーフードビュッフェの「コーンエクスチェンジ」で頂きます。

    といっても泊まっているホテルのレストランですが到着時にやたら行列ができていたので調べたら、かなり有名店だそうです。

    1人40ドルでシーフードが食べ放題。

    小食なnorisa夫妻はこの程度ですが、カキ、エビ、カニ、サーモン、ムール貝などの料理や肉料理、サラダ、デザートなどが豊富にあります。

    ここでもマイポン酢が大活躍。

  • このレストラン、ガラス張りでオープンエアーの雰囲気です。<br />

    このレストラン、ガラス張りでオープンエアーの雰囲気です。

  • ここで食べたケーキは日本以外のアメリカ、ヨーロッパなどで食べたケーキの中では最高のお味でした。<br />(日本では普通のレベルですが(苦笑))

    ここで食べたケーキは日本以外のアメリカ、ヨーロッパなどで食べたケーキの中では最高のお味でした。
    (日本では普通のレベルですが(苦笑))

  • 満足して自室にもどります。<br /><br />さて、資源が豊かで災害も少なく、近隣国との争いもない理想郷のような国ですが、この国には暗い過去があります。<br /><br />それは虐殺ですーー!

    満足して自室にもどります。

    さて、資源が豊かで災害も少なく、近隣国との争いもない理想郷のような国ですが、この国には暗い過去があります。

    それは虐殺ですーー!

  • オーストラリアにはイギリスの植民地以前に多くの原住民がいました。<br /><br />現在ではアボリジニと呼ばれる彼らの故郷は現在では南インド系とする説が有力だそうです。<br />(なおオーストラリア大陸は1万8千年前の、最も近い氷期ではユーラシア大陸と飛び石のようにあった島々に現在よりもはるかに渡りやすい地域だったそうです)<br /><br />18世紀ごろには50万人から100万人ほどのアボリジニがオーストラリア内に生活していたようですが、イギリスによる植民地化によって、初期イギリス移民の多くを占めた流刑囚はスポーツハンティングとして多くのアボリジニを殺害したそうです。<br />(といっても流刑囚が銃を持っていいのか?という疑問がわきますーーー)

    オーストラリアにはイギリスの植民地以前に多くの原住民がいました。

    現在ではアボリジニと呼ばれる彼らの故郷は現在では南インド系とする説が有力だそうです。
    (なおオーストラリア大陸は1万8千年前の、最も近い氷期ではユーラシア大陸と飛び石のようにあった島々に現在よりもはるかに渡りやすい地域だったそうです)

    18世紀ごろには50万人から100万人ほどのアボリジニがオーストラリア内に生活していたようですが、イギリスによる植民地化によって、初期イギリス移民の多くを占めた流刑囚はスポーツハンティングとして多くのアボリジニを殺害したそうです。
    (といっても流刑囚が銃を持っていいのか?という疑問がわきますーーー)

  • あわれアボリジニの多くはこうして殺害されました。<br /><br />そして、1803年にはオーストラリア南部の島であるタスマニアへの植民が始まり、それまでアボリジニは3000〜7000人の人口であったが、1830年までには約300人にまで減少したそうです。<br /><br />これはスポーツハンティングや毒殺、さらには数千の集団を離島に置き去りにして餓死させたり、水場に毒を流したりするといったことなども行われたということが多くの記録に残されています。<br /><br />これらむごい手段によりアボリジニ人口は90%以上減少したそうです。

    あわれアボリジニの多くはこうして殺害されました。

    そして、1803年にはオーストラリア南部の島であるタスマニアへの植民が始まり、それまでアボリジニは3000〜7000人の人口であったが、1830年までには約300人にまで減少したそうです。

    これはスポーツハンティングや毒殺、さらには数千の集団を離島に置き去りにして餓死させたり、水場に毒を流したりするといったことなども行われたということが多くの記録に残されています。

    これらむごい手段によりアボリジニ人口は90%以上減少したそうです。

  • 現在のアメリカ人が西部開拓時代にアメリカインディアンを殺害した事実もありますが、これほどまでに殺戮を目的とした行為はそうそう多くなかったようですから如何にオーストラリアのこの時代がひどかったことかーーー。<br /><br />現在日本の調査捕鯨に目くじらをたてるオーストラリアですが、彼らの先祖がくじらではなく同じDNAを持つ人々を何十万人も、それも目的もなく殺戮したかを思い起こせば超大きなお世話!といえるでしょう。<br />(もっとも首脳会談でそんなことを持ち出せば直ちに太平洋戦争の犯罪責任を持ち出されて国家間の不和極まれりになるのでしょう)<br /><br />こうした事情を知ってか知らずか、少なくとも翌々日のブルーマウンテンズのガイドをしてくれたオーストラリア白人男性は「我々は囚人の子孫だからーー」というような、多少あきらめたようなことを口にしました。<br /><br />現在のオーストラリア人には何の罪もないので彼らの歴史の暗部はできれば絶対に触れるべきではないでしょうねーーーー。

    現在のアメリカ人が西部開拓時代にアメリカインディアンを殺害した事実もありますが、これほどまでに殺戮を目的とした行為はそうそう多くなかったようですから如何にオーストラリアのこの時代がひどかったことかーーー。

    現在日本の調査捕鯨に目くじらをたてるオーストラリアですが、彼らの先祖がくじらではなく同じDNAを持つ人々を何十万人も、それも目的もなく殺戮したかを思い起こせば超大きなお世話!といえるでしょう。
    (もっとも首脳会談でそんなことを持ち出せば直ちに太平洋戦争の犯罪責任を持ち出されて国家間の不和極まれりになるのでしょう)

    こうした事情を知ってか知らずか、少なくとも翌々日のブルーマウンテンズのガイドをしてくれたオーストラリア白人男性は「我々は囚人の子孫だからーー」というような、多少あきらめたようなことを口にしました。

    現在のオーストラリア人には何の罪もないので彼らの歴史の暗部はできれば絶対に触れるべきではないでしょうねーーーー。

  • それよりももっとユーモラスな暗部があります。<br /><br />それは首都の決め方です!<br /><br />首都がキャンベラとなったのは、シドニーとメルボルンで首都争奪戦の末、妥協案としてシドニーとメルボルンの中間に新たに都市を建設して首都としたためだそうで、何とも粘着質なしかし思い切りの良い国民ではあります(苦笑)<br /><br />こうした歴史を知って旅することはその土地の景観や気候、歴史的建物、食事などを見聞きする際に大いに理解が深まります。<br /><br /><br /><br />最高の気候、おいしい食事、美しい風景。<br /><br />だが世界はそれだけではないことを教えてくれるこの国の過去がありましたーーー。

    それよりももっとユーモラスな暗部があります。

    それは首都の決め方です!

    首都がキャンベラとなったのは、シドニーとメルボルンで首都争奪戦の末、妥協案としてシドニーとメルボルンの中間に新たに都市を建設して首都としたためだそうで、何とも粘着質なしかし思い切りの良い国民ではあります(苦笑)

    こうした歴史を知って旅することはその土地の景観や気候、歴史的建物、食事などを見聞きする際に大いに理解が深まります。



    最高の気候、おいしい食事、美しい風景。

    だが世界はそれだけではないことを教えてくれるこの国の過去がありましたーーー。

この旅行記のタグ

170いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (29)

開く

閉じる

  • 白い華さん 2014/04/18 20:34:09
    主人が 大好き!な 国ーーーオーストラリア
    今晩は。
    ご夫婦で オーストラリア旅行!に 行ってきた・・・のですね〜。 (♪)

    海外旅行に 行かない・・・ 我が家!の 旦那様。は、
    オーストラリアだけ!は 褒めるンですよ〜。
    norisaさんが おっしゃる通り・・・に、 「資源国。 一カ国で 大陸。の 豊かさ。 大勢・・・は ほぼ、白人ばかり!の 清潔な 国」
    と、 日本人から 見ても 「羨ましさ!が いっぱい」です。 

    それにしても、 今回の旅行記!では、
    かつて・・・「人権侵害」を してた、オーストラリアの 白人達の 暗い!過去問題。
    私は、 全く・・・知らなかった!ので、 勉強になりました。

    確か!に 「オーストラリア・・・って 白人ばかり!で 綺麗〜!なんですよね〜。 ウン、 たま〜!に 「アボリジニ」も 見かけます。が 少ないですよね。

    そうか〜。 大昔・・・、 アボリジニ人の ほとんどの 先祖様!が 粛清されてた。って 現在の 「アボリジニ人口!にも 影響・・・は 大」って コト!なんでしょうね。

    「日本の 捕鯨問題」も あります。が
    ホント、 現在・・・の オーストラリアは とても、素晴らしい〜!国。って 思います。

    私も、 ハネムーンは 「ニュージーランド周遊 + シドニー」で、
    子供が 5歳 & 3歳・・・の 時、 家族4人で 10日間。
    ゴールドコーストの 「海辺・・・の 一軒家」で 過ごした経験。が あります。

    海外旅行に 行きたがらない・・・旦那様。 「豪州は 何だか・・・好き」みたい。
    「いつか、 夫婦で 海外旅行に 行けそう ?」と なったら、
    オーストラリア旅行を 勧めたい。と 思っていますヨ。 (笑)

    お天気に 恵まれて・・・の 「シドニー散策」。
    とても、良かったですね。

       これからも よろしくお願いします。

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/18 21:57:16
    RE: 主人が 大好き!な 国ーーーオーストラリア
    白い華さん、

    こんばんわ。

    いつも本当にありがとうございます。

    おお!そうでしたか!?海外嫌いのご主人様もお好きでしたか!

    確かにこの国のスケールや恵まれた諸条件は魅力にあふれていますね。

    norisa妻も諸外国の中で最も好きになった国のようです。

    安全、清潔、時差ボケなく、政情安定。
    さらに、地震津波噴火台風も大丈夫。

    これは本当にうらやましいかぎりですね!

    ご主人が数少ない好きな国に挙げられるのもうなずけます。


    もうじき最終回ですが懲りずにご訪問頂けると幸いです。

    norisa
  • hot chocolateさん 2014/04/08 01:58:27
    栄光と暗部・・・
    norisaさま、こんばんは〜

    オーストラリアは、以前は白豪主義の国と言われていましたね。
    非白人への排除政策もそうですが、実話に基づく映画「裸足の1500マイル」でも分かるように、
    白人男性と先住民アボリジニ女性との混血児を家族から隔離し、白人社会に適応
    させようとする隔離・同化政策には、憤りを覚えました。
    そんな大昔のことではなく、たかだか7,80年ぐらい前のことですよね。
    現在のオーストラリアは明るく、大らかなイメージがありますが、鯨のことも考えると、
    結構過激な国なのでしょうか。
    私、オーストラリアは好きな国なのですが・・・

    hot choco

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/08 07:01:15
    RE: 栄光と暗部・・・
    hot chocolteさん、

    おはようございます。

    あれ、プロフのお写真変わりましたね!

    さて白豪主義、そのとおりですね。
    現在では近隣国や貿易振興を背景になりをひそめていますが数十年前にはしっかりあったようです。
    しかし欧米各国も大戦前は似たようなものでしたね。

    まあ、過去は水に流す(これ日本人の美徳ですが、近隣国はしつこいです(汗))として、現在はとても過ごしやすい国ですね。

    未だその傾向はあるのでしょうが数十年、数百年でなくなるでしょうーー。

    norisa
  • frau.himmelさん 2014/04/07 11:05:59
    興味深かったお二人の識者のやりとり
    norisaさん おはようございます。

    また内容の濃い旅行記をアップなさいましたね。
    同じ島国である日本と豪州、海事と政治、日豪の歴史関係、領土問題などなど。

    私が興味を持ったのは、旅行記もさることながら横浜臨海公園さんとの丁々発止の遣り取り。
    お二人の識者の方ですからあそこまで深く議論が出来るのだなーと自分の無知を恥じました。

    私にとってオーストラリアは、2007年ドイツで開かれたワールドカップでの日本対オーストリア線。
    カイザースラウテルンのサッカー場で観戦した時、席が日本側ではなくどちらのチームの応援者も混同していたため、隣がオーストラリア人でした。
    大きなカンガルーを持って応援していた彼らに、朝早くからアパートで作って持って行った「海苔巻き」をすすめました。
    なんじゃこれ!って感じで見事に断られました。

    お二人のお話のように、日豪関係には深い深い軋轢があったのですね。
    水をさすようなオチャラケなコメントでごめんなさい。

    himmel

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/07 16:52:09
    RE: 興味深かったお二人の識者のやりとり
    frau himmelさん

    こんにちは!

    識者、滅相もありません。

    横浜臨海公園さんはイギリスにも留学され大学教授(と推測)もされている一流識者ですが、こちらはしがないサラリーマン。

    ただただ教えて頂いているだけです。

    豪州人の偏見、それも歴史に根付いた偏見の一端が理解できた次第です。

    しかし、旅はただするのではなく、その地域の地理、歴史、気候、言語、さらには自然科学的背景のできるだけ多くを事前事後に知ることが大切ですね。

    そういう意味で勉強になりましたーー。

    norisa
  • bingoさん 2014/04/06 20:07:47
    過去は過去で。。。
    norisaさん
    こんばんは。

    純血のアボリジニは、少ない・・・と
    オーストラリアに行った際、聞いてはいましたが、
    トンでもないことをやってたんですね。。。
    多分、ニュージーランドでも・・・でしょうか?
    国旗のユニオンジャックが、覇権の象徴なんですね。
    まあ、どの国(先進国?)でも、封印したい歴史は有ると思います。
    だから、オーストラリアを嫌いになったりはしません。笑

    結構、物価が高いイメージでしたが、
    国そのものが潤っているんですね。
    強烈な紫外線さえ我慢すれば、住みやすい国だと思います。
    でも、鯨は許してほしいですね。

    歴史について、それ程深くはありませんが、
    東アジアで、日本が欧米の植民地にならなかった訳は、
    命を賭して、阻止した方々がいたからこそですけど、
    今の、韓国・中国の態度を視てれば、
    他の理由が垣間見えてくる気がします。

       bingo

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/06 21:53:13
    RE: 過去は過去で。。。
    bingoさん、

    こんばんわ。

    書き込みありがとうございます。

    そうなんですね、この国の歴史ーー。
    もっともこれは記録が残っているが故の事実。
    過去の大多数の国々で記録に残されていない数々の悲劇があったことでしょうね。
    ヨーロッパでもアラブでもモンゴルでも東アジアでもーー。

    さて、そうした過去をさておけばおっしゃるように紫外線の強さと物価の高さ以外は魅力的ですね。
    自然も素晴らしいし資源も豊富ですし。

    日本は勤王の志士達も江戸幕府も必死に独立を守ろうと奔走していたこともありますが、「横浜山手の異人館巡り」の旅行記でも書きましたが、以下のような項目で植民地にならずに済んだような気がします。

    それは、

    ?イギリス、フランス、アメリカ、ドイツその他の列強が互いに牽制し合っており、抜け駆け困難であった。
    ?日本国民の教養、文化レベルが高く、簡単に植民地化できないとの認識が列強各国にあった。
    ?日本全土に多くの武士がまんべんなく存在し、相当の兵力なくしては局地戦はともかくとして全土制圧は不可能であった。
    ?各国の分析により日本に収奪可能な産品は余り多くないことが判明し、また国土も狭かったこと。
    ?日本がまがりなりにも中央集権国家として機能し、有事の際には全兵力はもちろん全国民を相手に戦わざるを得ないことが明白だったこと
    ?その他数多くの遠因(兵力移送には遠すぎるなどーー)

    などです。
    勝手な解釈ですが、本当に本土で戦争やゲリラ戦をしたばあい、どの国も撤退せざるを得なかったような気がします。
    明治期もあまたの列強の力のバランスをうまく利用して乗り切った賢さが日本にはあったのは後輩としてありがたいことですーー。

    長たらしい返信で失礼しました!

    norisa
  • みかりさん 2014/04/06 01:31:06
    勉強になります・・・
    norisaさん、こんばんは!

    素敵なオーストラリア旅行記、楽しく拝見しています。
    広大で綺麗で資源豊かで、いいとこ尽くめなオーストラリアも
    暗い歴史があったんですね。アボリジニの事は、簡単には知っていたけれど
    思っていた以上に、酷い虐殺が行われていたんですね・・・。

    移民だけじゃなくて、囚人の子孫の人も多くいるんですね・・・
    どこの国も歴史的には色々あるので、今の人達に何の罪がある訳では
    無いけれど・・・歴史を辿っていくと、ホントに奥が深いな〜と。

    クジラの事では日本と色々ありますが・・・それは置いといて
    オーストラリアの国は、自然豊かでやっぱり綺麗ですよね。
    国土が広いから、次はまったく違う場所に旅行に行けるのも魅力的。

    それにしても・・・チャイナタウンはどこにでもありますよね。
    そしてどの国でも、しっかり存在感があるのはスゴイな〜と。(笑)

                                  みかり

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/06 06:41:22
    RE: 勉強になります・・・
    みかりさん、

    おはようございます。

    そうですね、今回調べなおしてアボリジニの悲劇に絶句しました。

    あらゆる国も民族も必ず暗部があるのですが、とりあえずの宣伝としては「最後に勝ち組にいたものが偉ぶる」という鉄則のようです。

    まあ、そうした堅い話はおいとくと、このオーストラリア、かなりうらやましい国のひとつですね。

    日本が沈没してどこかに移住しなくてはならない!という状況で、どの国に行ってもいいよと言われれば、お金の節約では東南アジアの物価の安い国が候補にあがり、社会福祉ならば北欧も候補になりますが、気候、治安、豊かさ、自然災害の少なさその他を考えるとこの国はベスト5には入りそうですねーー。

    でも、何と言っても日本が沈没せずにこの国に住み続けられるのが一番ですが(笑)

    norisa
  • 潮来メジロさん 2014/04/05 10:41:19
    ギンカモメですね。ヾ(^o^)
    norisaさん、こんにちは! ヾ(^o^)
    毎度、訪問&投票ありがとうございました。

    > 鳥も分け前をもらいにすぐそばまで近づいてきます。
    >
    > のどかですーー。

    この鳥さんは、和名ギンカモメ(英名:Silver Gull)ですね。
    日本では見られない鳥さんです。
    私もケアンズで見ましたよ。

    ではまた・・・。(^o^)/~~~
      (潮来メジロ)

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/05 21:06:36
    RE: ギンカモメですね。ヾ(^o^)
    潮来メジロさん

    こんばんわ。

    いつもご訪問ありがとうごいます。

    ギンカモメですか!?
    なかなかカワイイ感じの鳥さんでしたーー。

    またよろしくお願いいしますね!

    norisa
  • pedaruさん 2014/04/05 04:38:59
    ためになる旅行記
    norisaさん お早うございます。

    オーストラリアの栄光と暗部、 ・・栄光は予想つきましたが、暗部は何かな?
    人は暗部を見聞きすることを喜ぶものです。・・・それは私だけかな?

    ああ、やっぱり、でも
    スポーツハンティングとは、・・・絶句しました。アメリカのバイソンが絶滅寸前まで行ったハンティングに心を痛めていたpedaruでしたが・・・・アボリジニの人々を・・・どちらもイギリスからの移民の人々の行為ですが・・・・

    大国から小学生に至るまで、弱い者は虐げられる、この構造は永遠の原理なのか?人間は進歩したのか?幸せになれたのか?

    出てこいっ 宗教、道徳、哲学・・・・なんてね・・・

    norisaさん 朝から暗くなちゃいました。なんせ病み上がりなもので・・・・

    pedaru

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/05 06:28:44
    RE: ためになる旅行記
    pedaruさん

    おはようござます。

    朝から暗くしてすみません!
    でも、これが現実のようです。

    過去ペストやインフルエンザで何千万の人々の命が失われましたが、戦争やそして、こういうハンティングでもーーー。

    現在は欧米が中国の人権をうんぬんし、中韓は日本の戦争責任を責めまくります。
    それはもちろん彼らの論理があるわけです。

    しかし、有史以来の多くの歴史を振り返ると全国家とも自らを省みて沈黙するのが道理のような--(苦笑)

    我々おとなは未来志向でいきましょう!

    早い全快を祈願しております。

    norsa
  • rinnmamaさん 2014/04/04 15:57:20
    暗い過去と明るい人間性
    norisaさん、こんにちは

    ご無沙汰していました〜。
    いつも洞察力のある文面についていけない私ですが、何処の国にも
    暗部な部分があるという事はわかります。

    戦後生まれといっても、少し前まで戦争が行われていた時代に
    生まれたのに、戦争に疎いのです。
    どの国にもある醜い過去をnorisaさんのように、把握できていない自分が
    いる事に、時々幻滅したりします。

    オーストラリアの青空のもと、歴史認識のきっかけの旅もいいのかも・・
    何って思ったりします・・・

    とにかくオージーの皆さんは、明るいですよね〜
    近所でも3人のお嬢さんが、オージーの方と御結婚しています。

    去年はハワイとオーストラリアと悩みましたので、いずれ
    いく事になるでしょう・・・rinnmama


    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/04 21:33:17
    RE: 暗い過去と明るい人間性
    rinnmamaさん

    こんばんわ。

    いつもご訪問やらコメントも頂き恐縮です。

    私もオーストラリアの歴史に詳しくはありません。

    先ほども横浜臨海公園さんのご教唆を勉強したところですーー。

    いつも感じることは旅は単なる旅ではなく、過去の政治経済科学、そして人々の暮らしを学ぶ絶好の「場」だと痛感しています。

    理科系ということもあり歴史、政治、経済、法律、語学などは全般に疎いので理解力不足ですができるだけ多面的な理解をしたいと思ってあがいています。

    いろいろ面倒なことも書きますが自学習の一端だとお許しくださいね(汗)

    今はとりあえず明るいオージーの人々との楽しい記憶を温めていますーーーー。

    norisa
  • pacorinさん 2014/04/04 14:25:29
    リオティント!
    norisaさま、 こんにちは

    のっけからリオティントやらBHPビリトンやら、昔の仕事で絡んでいた企業名が出てきて変なところでなつかしくなりました(笑)

    シドニー滞在時の友人との待ち合わせはタウンホールとQVBが多かったし、チャイナタウンの辺りもなつかしいです。

    そして、暗黒の歴史。わたしも豪州各地を旅してアボリジニ受難の歴史の詳細を知りましたが、彼らは今でも生活面などで格差があり、特にノーザン・テリトリーへ行くとそれを感じます。

    わたしがいた頃もオーストラリアのニュースでは日本の捕鯨問題を取り上げ、鯨を捕獲するシーンを何度も何度も繰り返し放映していて、「なんてかわいそうなことを」という感情だけを煽っていて、腹立たしく感じていました。
    オージーとの会話で話題になったこともあったけど、こういう問題は本当に難しいですね。

    それでも大好きなオーストラリア、またいつか行きたいと思いつつ、続編を待ってます☆

    pacorin

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/04 21:25:42
    RE: リオティント!
    pacorinさん、

    こんばんわ。

    おお、リオティントやBHPビリトンと関係されていたのですか!?

    それではオーストラリアは目をつぶっても歩けますね(笑)

    確かにアボリジニは本当に大変でした。
    現在でも差別的なものがあるのですねーー。

    しかし、過去は過去としてまさに未来志向が大事ですね。

    さて、QVBやらタウンホールにチャイナタウン、シドニーは広いようで狭く狭いようでかなり広がっていて奥の深い都市ですね。
    パディントンやその他新しい名所も多く楽しいですねーー。

    書いているはなから再訪したくなります!

    norisa
  • 横浜臨海公園さん 2014/04/04 11:39:05
    日豪関係
    norisaさま、こんにちは。


    豪州の旅行記を篤と拝見させて頂きました。

    小生、豪州は対日関係に関して、かなり厳しい見解を有している国家だと思っております。

    第1次世界大戦で、我が国は第3次日英同盟を根拠に、英国の参戦要求に拠り連合国側として参戦し戦後は日英米仏伊5大国家として国際連盟主要国になりましたが、我が国も英国側も、対中国関係問題で日英同盟条約継続を強く望んでいたにも拘らず、アメリカは中国への利権欲しさに該条約継続に猛反対し、その為に、我が国の南洋信託統治にかこつけ、アラフラ海問題を提議して豪州の不安を煽りさせ、宗主国英国に該同盟条約継続反対を強く主張し、日英共に継続を断念し代りに4カ国条約を締結させられます。
    歴史のイフですが、若し、日英同盟条約が継続していれば、日英両国が潜在的敵国関係になる事も無く、第2次世界大戦で日英が戦う必要すらなかっただろうと、英国人歴史学者も嘆くほど、豪州の身勝手な行為に嫌悪感を抱く方々が多く見受けられます。

    豪州人達の身勝手論は今日昨日始まった事ではありません。




    横浜臨海公園

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/04 13:40:35
    RE: 日豪関係
    横浜臨海公園さま、

    こんにちは。

    何時も必ずご覧いただきありがとうございます!

    さて、この国と我が国の歴史!
    なるほど、第一次大戦までさかのぼるのですね。
    今回ご教授頂いて英米豪のいろいろな力のバランスの歴史、ひいては太平洋戦争、あるいは第二次大戦の勃発にいたる経緯の一端を教えて頂いた感じです。

    なるほど日英同盟が続いていればアメリカの対日政策も変わっていたでしょうし、日本もドイツと同盟を結ぶこともなく、その結果ドイツも(安心して)ポーランド侵攻、第二次大戦開戦の決断ができず、結果として大戦がが回避できた可能性すらあるようですね。
    そこにオーストラリアが深くかかわっていたわけですねーーー。

    歴史「もし」はないのでしょうが、歴史を正しく認識することは現在や将来への正しいかじ取りの一助となること間違いなしですね!!

    稚拙な旅行記を起点としていろいろご教授頂きありがとうございました。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    norisa

    横浜臨海公園

    横浜臨海公園さん からの返信 2014/04/05 18:44:28
    続日豪関係
    norisaさま、こんばんは。


    早速メッセージを賜りまして誠に有難うございました。

    豪州人の身勝手さに関しては、日本人が黄色人種と言う事で、第2次世界大戦の際に、支離滅裂な倫理を振りかざし宗主国英国に圧力をかけます。

    即ち、アメリカ大統領ルーズベルト主導に拠るABCD包囲網の中で、日本が孤立化した際に、中国の権益を失いかねない日本との対立を好まない英国に対し、しきりと強硬論を以って日本への先制攻撃を仕向けた経緯があり、英国としては迷惑至極だったと思います。

    また、戦後になり連合国の一員として豪州が我が国に進駐した際に、主として呉市や広島市に駐屯してきた兵士達が、我が国一般住民に対し、悪質な犯罪行為を反復させたにも拘らず、米軍将兵と異なり軍法会議で裁かれぬまま彼らの行為を黙認した事から、呉や広島では反豪感情が芽生え、昭和30年代前半に反核運動へと展開しました。

    今回の南極調査捕鯨禁止に関し、提訴国たる豪州は、同じ捕鯨国たるノルウェイが対象にされておらず、日本だけがターゲットになった点も、行間を見る想いがさせられる感じです。




    横浜臨海公園


    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/05 21:12:24
    RE: 続日豪関係
    横浜臨海公園様、

    こんばんわ。

    重ねていろいろご教授頂きありがとうございます。

    なるほど。
    オーストラリアはその立国の経緯からして有色人種に冷たかったのですね。
    イギリスとは一枚岩かと思っていましたが、むしろイギリスの方が日本との友好関係を重んじていたのですね。

    今回の捕鯨関連の圧力についてはやや迷惑程度に思っていましたが潜在的な反感があるのですね。

    今後少々多面的な味方で国際政治を見るようにしてみます。

    多々教えて頂きありがとうございました。


    norisa

    横浜臨海公園

    横浜臨海公園さん からの返信 2014/04/05 21:36:03
    続々日豪関係
    norisaさま、こんばんは。


    度重なるメッセージを賜りまして深謝しております。

    例の反捕鯨提訴は豪州政権が労働党時代に行われたものですが、要するに根底に白人至上主義が在り、日本人蔑視が少なからず影を落としたものと考えております。

    日本人観光客招来歓迎とは申せ、中韓同様、豪州人の我が国に対する思潮の本質を理解していない者が多過ぎる事を遺憾に感じております。




    横浜臨海公園

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/06 06:33:50
    RE: 続々日豪関係
    横浜臨海公園様、

    おはようございます。

    たびたびの御教唆ありがとうございます。

    なるほど根底には白人至上主義ですね。
    なかなか根強い偏見ですが今後数十年かけてその手の偏見が消滅するといいですねーー。
    (この手の偏見は数百年はかかりそうですがーーー)

    norisa

    横浜臨海公園

    横浜臨海公園さん からの返信 2014/04/06 07:28:31
    続々々日豪関係
    norisaさま、おはようございます。


    メッセージを賜りまして有難うございました。

    小生が渡豪した際に感じた事ですが、あの連中も白人至上主義者でありながら、実は、英米人に対し卑屈した態度の裏返しではないかと感じさせられたものです。

    好人物も居る事は居るのですが、我々日本人に対する態度は、本質的に変わらないと思います。

    豪州を好む方は、それで良いかも知れませんが、小生には、とても受け入れ難い人種です。



    横浜臨海公園
  • aoitomoさん 2014/04/04 11:19:14
    栄光と暗部 コメントにも感動!
    norisaさん

    気持のいいぐらいの快晴ですね〜
    3月はシドニーのベストシーズンでもありますが降水量も多い月でもあるんですよね。
    さすが晴れ男norisaさんです。

    『オーストラリア海洋博物館(海事博物館)』
    私の場合博物館ていうと、雨が降った時のバックアッププランになるばっかりです。
    しかしこの海洋博物館の展示物は興味津々、写真撮りもOKでいいです。

    『橋の一部が回転』
    省エネですね。
    日本だと税金たっぷり使って跳ね上げ式ブリッジを造ってから、コストがかかるからと利用されていない跳ね上げ式ブリッジがありました。

    『マーケットシティ』
    たしかにカオス(笑)、ここもシドニーなんですね。
    アジアだったら、うろついてしまいそうな一画です。

    『コーンエクスチェンジ』
    私のところも皆小食なんでもとが取れない食べ放題は行かないことが多いのですが、ここなら入ってみたいです。
    行列が出来るのも分かります。
    ケーキも気になります。

    『アボリジニの話』
    さすがnorisaさん 色々知っていらっしゃる。
    コメント夢中で読んでしまい、美しい夕景フォトすら見忘れてしまいました。夕景も素晴らしいです。
    こんな歴史の知識も持って旅すれば楽しさもより深まりますね〜
    いつもなから感心です。
    ありがとうございました。

    aoitomo

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/04 13:32:01
    RE: 栄光と暗部 コメントにも感動!
    aoitomoさん、

    こんにちは。

    いつも丁寧なご感想頂き恐縮です。

    お天気はほぼ良くて夜に雨が降った(このときは雷雨でした)ことはありましたが既にホテルに戻っていたので結局傘を使うことはありませんでした。
    (日頃の信心???!)

    海洋博物館はもっと時間を取って潜水艦の中に行っても良かったのですが、妻がそれほど興味なさそうなのでやめました。

    マーケットシティーはまさにカオスです。
    ぶっそうな感じもしますし、怖いです。
    でもいろいろ妙なものも売っていましたので好きな方もいるでしょうねーー。
    (我々はこういう雰囲気、あまり趣味ではないので)

    さて、アボリジニの方々は悲惨でしたね。
    これについてはもっと詳しい情報もあったのですが4トラにふさわしくないので掲載中止ーー。
    現在の明るく楽しいオーストラリアからは想像もつきません。

    しかし、再訪したいかと聞かれれば文句なくイエスです。

    未来志向で考えたいですね、我々は!!

    norisa
  • はなかみno王子さん 2014/04/03 22:37:31
    オーストラリアの歴史は短いけれど・・・
    norisaさま

    今はクリーンなイメージのオーストラリア。
    人類誕生からみるとほんの短い歴史ですが。。
    たいへん残酷な時代があったんですね。

    おうじ、オーストラリアは西海岸のパースに
    10日間ほど滞在した経験があります。。


    おうじ

    norisa

    norisaさん からの返信 2014/04/04 06:50:29
    RE: オーストラリアの歴史は短いけれど・・・
    おうじ様、

    おはようございます。

    そうですね、この国の創世記はどこの国よりも暗いかも。
    最初が流刑地ですからね。

    しかし、どこかの国々のように歴史問題のみに拘泥するのは??です。

    今現在の明るい伸び盛りの良い国がますます発展すると良いなと思います。

    norisa

    PS:そういえば王子、小樽でまた活躍されていましたね!某きー様の旅行記で知りました!!

norisaさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安 295円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

オーストラリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP