奄美大島初訪問記　２泊３日の旅　　2日目（2−2） 金作原原生林・大和浜の郡倉・マテリアの滝・大浜海浜公園編

2014/02/10 - 2014/02/10

これまでなかなか行く機会の無かった奄美大島へ行ってきました。
奄美大島は、鹿児島と沖縄の中間に位置する亜熱帯の島です。
透き通った青い海に亜熱帯森やマングローブ原生林など豊かな自然が楽しめ、真冬でも色鮮やかな花が見られます。
天気予報ではあいにくの雨や曇り。
それでも時折、思いがけず美しい海や景色を見る事ができました。
２日目　午後からは金作原(きんさくばる)原生林を散策します。
写真はヒカゲヘゴの森

エリア 奄美大島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

金作原原生林
入り口に邪魔にならないよう車を止め、歩いて散策します。

シダ類やヒカゲヘゴが群生していて、どことなく太古の森を思わせる雰囲気です。

空を覆わんばかりの背の高いヒカゲヘゴ。

天然の亜熱帯広葉樹が多く残っている原生林です。

映画『ゴジラ』の撮影にも使われた場所だそうです。

見上げると陽光に葉の緑が薄っすら透けて美しい！です。

サクラツツジが雨にぬれてしっとりと咲いています。

霧がかかって幻想的な雰囲気。

バクチノキ
樹皮がまだらに剥がれ落ちる様を、博打に負けて着物を剥がれるのに例え、この名前が付いたそうです。

太陽の光を求めて幹は曲がって伸びるそうです。

散策はここまで、引き返します。

亜熱帯の奄美大島は、冬でも雨が多く希少種の花々が咲いています。
タネガシマムヨウラン

ルリミノキの白花。奥には青い実が。

アオノクマタケランの実

ボチョウジ

トクサラン

シダ植物がおりなす神秘的な亜熱帯の森を満喫して名瀬に向かいます。

大和浜の群倉(ぼれぐら)奄美独特の建築物です。

穀物貯蔵庫で釘を１本も使わずに梁や桁を組み合わせた造りです。

奄美フォレストポリス内「マテリアの滝」に到着

道路からのアクセスもよく、遊歩道を降りていきます。

マテリアの名前の由来は滝つぼの真上（方言で”マ”）から、太陽の光が照らす（テリア）から、2つの言葉が合わさりマテリアの滝という名前になったそうです。

聖地湯湾岳のパワーも集まり、お水にはすごい浄化作用があり霊水と呼ばれているそうです。

徳浜の断崖絶壁　名音トンネルです。
垂直に切り立った断崖絶壁に目を見張ります。

目の前の海。

島の西側は海沿いに道路が走っており、山を越えるごとに現れる集落と海を眺めながら走ることができます。

山の谷間に小さな集落がひっそりとたたずんでいます。

戸円ふれあいパーク（戸円海岸）
ここからは、戸円立神とヒエン浜、さらに阿山岬まで見渡すことができ、奄美でも有数の展望台でしょう。

夕日の名所といわれる大浜海浜公園です。

イトバショウの花と実
奄美の人々は、この茎からとれるセンイで織ったバショウ布の着物を戦前まで来ていました。
バナナのような実が出来ますが、種子が多く食用には向かないそうです。

宿泊は名瀬市の中心にある「ホテルニュー奄美」
館内はリニューアルしたばかりのためとても綺麗です。

屋仁川（やにがわ）飲食店街に隣接しているビジネスホテルです。

夕食は歩いて３分ほどの居酒屋・誇羅司屋（ほこらしや）さんで。

店内はカウンター・テーブル・座敷とあるようです。

奄美満喫コースをオーダーします。（全部で８種の料理）
突き出し3種　
もずく酢、えび、豚味噌

突き出し3種
もずく酢、さざえのつぼ焼き、パパイヤの漬物

刺身3種盛り　
シビ、貝柱、カンパチ

地豆豆腐の揚げ出し

揚げ物３点盛り
青さの海鮮かき揚げ、えびのから揚げ、地魚の唐揚げ
青さの天ぷらは香りが良くて人気第1位なんだとか。
大変美味しかったです。

豚の角煮

奄美海鮮茶碗蒸し

〆の鶏飯

コース以外にも何品かオーダーしてみました。
これは油ソーメン。
野菜や豚肉をソーメンと炒めたもので、あっさりした味で美味でした。

オムジャガ

豚足の塩焼き　付け合せのキャベツがシャキシャキして甘味があり、美味しかったです。

食後にはプリンをサービスしてくれました♪

どのお料理も美味しく、お値段もリーズナブルでお腹いっぱい島料理を満喫しました。　3日目につづく