2014/02/04 - 2014/02/04
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スタリモストさん
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Mandviマンドヴィは1585年にRao Khengarjiによって開かれた港町。ブージから63kmの地点にある。ここで建造されている木造船は規模がとても大きく見応えがあった。
立ち並ぶ船を見ると、大洪水を前に「ノアの箱船」を建造しているような・・、そんな感じが漂っていた。
□経過=デリー(1/14.15.16)→ボーパール(1/17.18.19)→マンドゥ(1/20.21)→アーメダバード(1/22.23.24.25.26)→ジュナーガル(1/27.28.29.30)→ジャムナガル(1/31)→ブージ(2/1.2.3.4.5.6)→パタン(2/7.8.9)→ジャイサルメール(2/10.......)→予定・・ジョードプル→ジャイプール→シェカワティ地方→ジャイプール→ブーンディ→デリー・・・帰国(3/7)
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□22日目(2/4) まだ本調子ではないが、少し食欲も出てきた。10時過ぎのバス(38)に乗ってマントヴィを目指した。公共バスなので、ジャムナガルから来た時の疲労感がよみがえり少し緊張したが、1時間20分程度で着いたので楽勝だった。
この街は、南アフリカやアラビア、マレーシア、中国、日本等との貿易で栄え、一時期、マンドビの船乗りは世界に知られていたこともあると言う。カッチの工芸品もこの港から世界に出ていったのだろう。又、優れた造船技術が、代々伝承されてきたことでも有名だ。
バスがラクマヴァティ川を渡った時に、船が見えた。とりあえず窓からシャッターを切ったが、なんとその直後にバスはターミナルに入った。建造中の船を見るのには、ただバスターミナルに行けば良かったのだ。 -
ターミナルのすぐ前がこうした状態。
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乾期のこの時期、ラクマヴァティ川の川辺で船を建造したり修理して、雨期の増水時に海へ戻す算段なのだろう。
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いやこれは凄い。重機らしいものは見当たらず、すべて手仕事なのだ。まさに「人力造船所」だ。私の住んでいる街には大型船の造船所があるので、建造中の様子を見学したことがあるが、骨材を運搬する稼働式の大型クレーンがドックの天井に完備され、徹底した安全第一主義に貫かれている。この現場を見たら日本の造船マンは腰を抜かすだろうな。
設計図はあるとおもうのだけど、現場にはアームをとる定規が見られたのみだった。頭領の指示で、現場主義でノコギリで切り、手斧で削り組み上げていっているのだろう。
ちょうど昼休みになったので、仕事の邪魔にはならないだろうから、中を見せてもらった。外からではわからない木の重厚さがグーと伝わった来た。ここにも素朴なチェーンジャッキと電動ノコがある程度。中に佇んでいると、不思議な異空間に入り込んだような感じ、あるいは実験的な現代アートの現場にいるような感じにとらわれる。
蔵前さんが、「ポルバンダール」をレポされていて、同じような造船場を紹介されているが、こうした造船技術は、船の巨大さと相まって世界文化遺産級の価値があるのではなかろうか。 -
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