冬のデスバレー、セドナ再訪 vol.2/アラバマヒルズ、デスバレーで自然が織りなす造形美を堪能する

2013/12/24 - 2014/01/02

2013-14年の年末年始はLA、デスバレー、セドナで過ごしました。

漠々とした荒野、どこまでも続く真っ直ぐな道・・・
やっぱりアメリカ南西部のドライブは気持ちいい！！

アラバマ・ヒルズにデスバレー
自然が織りなす造形美に、まるで異空間にいるような感覚になりました。

☆航空会社 全日空

☆旅程☆
12/24 24:05 羽田発→17:00 LAX着 The Westin Pasadena 泊
12/25 ロサンゼルス The Westin Pasadena 泊
12/26 アラバマヒルズ、デスバレー国立公園 Stovepipe Wells 泊
12/27 デスバレー国立公園 Country Inn & Suites Barstow 泊
12/28 キャリコ、オートマン、セドナ Southwest Inn at Sedona 泊
12/29 セドナ Best Western Arroyo Robie Hotel 泊
12/30 セドナ Best Western Arroyo Robie Hotel 泊
12/31 ハモサビーチ Hampton Inn Hermosa Beach 泊
1/1 11:30LAX発
1/2 16:25成田着

エリア デス・バレー(アメリカ)

この旅行記は
http://4travel.jp/travelogue/10846433
からの続きです。

ハイウェイ395号線沿いの町、ローン・パイン（Lone Pine）にあるアラバマ・ヒルズ（Alabama Hills）にやってきました。

ムービーロード（Movie Road）

「ローンレンジャー」や「ローハイド」などの往年の西部劇、最近ではタランティーノの「ジャンゴ 繋がれざる者」など数多くの映画がこの付近で撮影されたそうです。

シェラネバダ山脈をバックに奇怪な形をした岩がゴロゴロしています。

不思議な形をした岩々に囲まれていると、まるで異空間にいるような気にさせられます。

大きさがわかりますか？

SF映画の世界ですね。
実際にスタートレックのロケ地としても使われたとか。

お昼はアラバマヒルズ・カフェで食べました。

Alabama Hills Cafe and Bakery
111 W Post St Lone Pine, CA 93545

美味しそうなパンの香りが漂う明るい店内。

ボリューム満点のツナサンド。
予想以上の美味しさで大満足でした！！

その後はマンザナー国定史跡へ行きました。

The Manzanar National Historic Site
http://www.nps.gov/manz/index.htm

歴史に翻弄され、財産を奪われ、この地に強制移住させられた日系アメリカ人の人々。
ビジターセンターで観た当時の記録フィルムの中で、ナレーターが語った彼らの口癖
「仕方がない」・・・。その言葉がしばらく脳裏から離れませんでした。

住居棟のレプリカ

イースタン・シエラの山々を背景にひっそり佇む慰霊塔

1943年8月建立

その後、西からデスバレー国立公園に入り、今夜の宿ストーブパイプ・ウェルズ・ビレッジ （Stovepipe Wells Village）を目指しました。

パナミントバレー(Panamint Valley)

古いロックを聴きながら広大な荒野をひた走りました。

真っ直ぐに伸びる道はスピード感覚を麻痺させます。

ストーブパイプ・ウェルズのロッジに着いた時にはもう日もすっかり落ちて、あたりは真っ暗。

あまり食欲がなかったので、ジェネラルストアのサンドイッチで夕食を済ませることに。

泊まったのは Dune View の部屋

Stovepipe Wells Village
http://www.escapetodeathvalley.com

設備は電話以外一通り揃っています。
Wi-Fi（無料）はゲストラウンジで利用できますが、かなり遅いです。

まわりに何もない大自然の中でのんびり宿泊できました。

12月27日

夜明け前の暗いうちから砂丘（Sand Dunes）を歩きました。

砂丘の最も高い所までは結構な距離があり、砂に足を取られながら進んで行くので意外にハード。

日の出を待ちます。

砂丘に陽の光が射し始めました！

朝日に照らされた砂丘は幻想的で綺麗でした！！

何もない荒野にぽつりと建つストーブパイプ・ウェルズ。
デスバレーらしい宿で気に入りました。

この辺りで海抜０メートル

ロッジ周辺には古い荷車やトロッコなどが置いてあり、西部開拓時代の雰囲気満点。

プールには入りませんでしたが、満天の星空のもとで泳いだら気持ち良さそう。

併設のレストランで朝食をとることに。

店内は「猿の惑星」など、デスバレーを舞台にした映画のポスターが壁一面に飾られています。

昨晩あまり食べられなかったこともあって、がっつりビュッフェをいただきました。

食後、190号を南下しザブリスキー・ポイント（Zabriskie Point）に向かいました。

途中、ファーニス・クリーク・ランチ（Furnace Creek Ranch）のジェネラルストアでペットボトルの水を数本購入。

波打つような不思議な地形が広がるザブリスキー・ポイント

その後はダンテスビュー（Dantes View）へ

標高1,669mのダンテスビューからは死の谷が一望できます。

眼下に広がる真っ白な塩の荒野は圧巻の風景！

その後、カラフルな岩山の中を抜けるアーティスツ・ドライブ(Artist’s Drive)と呼ばれる曲がりくねった一本道を走りました。

塩の結晶と泥が混じり合った、ごつごつとした地表が広がるデビルズ・ゴルフコース(Devil's Golf Course)

北米大陸で最も海抜の低い地点（海抜マイナス86m）のバッド・ウォーター(Bad Water)

様々な表情を持つ「極限の地」 デスバレーを後にして、今夜の宿泊先バーストー(Barstow)を目指します。

この旅行記へのコメント （2）

• yukio.z28さん 2014/07/09 11:27:31

  はじめまして！！

  訪問＆投票ありがとうございます
  shintaさんの旅行記楽しく拝見させていただきましたデスバレーの宿
  良さそうですね来年３月西海岸旅行予定なので参考にさせていただきます
  とても参考になりましたありがとございます。
  
  yukio.z28

  shintaさん からの返信 2014/07/12 04:52:57

  RE: はじめまして！！

  こちらこそ書き込みいただきありがとうございます。
  yukio.z28さんのアメリカ旅行記拝見させていただきました。
  写真がどれも素敵ですね（アメリカ好きなのが伝わってきます）
  デスバレーの宿の件、少しでもお役に立てれば幸いです。
  今後ともよろしくお願いします
  
  shinta