■年末は冬の日光旅行□1日目■日光田母沢御用邸記念公園

2013/12/28 - 2013/12/30

日光東照宮へ行き二社一寺を拝観した後は、この日最後の観光として日光田母沢御用邸記念公園に行きました。
日光田母沢御用邸記念公園は、元は皇太子時代の大正天皇の静養所として造営された旧御用邸の建物と庭園を公園として整備し一般公開しているものです。
明治期以降に数多く造られた御用邸建築のうち、全体がほぼ完存する唯一の例として貴重であり、建造物群は国の重要文化財に指定されています。
内部は106室もの部屋もあり、殆どの部屋が公開されています。
御展望室は通常一般公開されていませんが、今回は期間限定で見ることが出来ました。
時折係りの人が部屋の説明をしてくれます。
海外に行くと別荘として利用された王宮などを見る機会が多いですが、こうして日本の邸宅を見たのは初めてのことです。
海外と比べると質素な造りに感じますが、細やかに造られている部屋の数々は見ていてなるほどと思わされることも多いです。


この日の観光はこれで終了し、宿泊先に向かいます。
宿泊したのはガストホフ舞というペンションです。
本館と別館があらますが、今回は別館に宿泊。
別館は6部屋あり、貸切露天風呂があるため、他に利用者がいなければ好きなように使えます。
（貸切露天風呂にはシャワーがないのがちょっと不便でしたが、好きなように使えるのはとてもいいです）
お部屋も新しくきれいに清掃されていました。
夕食、朝食付きのプランでしたが夕食はサラダ、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートブッフェと量がいっぱいで味もなかなか美味しかったです。
2泊ともメニューを変えてくれたので色々楽しむことができました。
またこちらのペンションはコーヒーを売りにしていますが、コーヒー好きの主人も美味しいといっていました。
ペンションのスタッフの方は色々気配りをしてくださり、3日間楽しく過ごすことができました。
そしてお値段は二人で食事つき2泊35000円と年末なのにとてもリーズナブル！
もし日光に再び訪れる機会があればまたお世話になりたいそんな宿でした^^

エリア 日光(栃木)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

途中寄り道をして日光甚五郎煎餅を購入
温かいお茶と試食の煎餅を出してくれました

日光田母沢御用邸記念公園に到着です

御玉突所
ビリヤード場です
大正時代増築部、床は洋風の寄せ木板貼り

御座所
大正天皇の執務室・居間です
赤坂離宮から移築した旧紀州徳川家中屋敷部分の1階にあります

御手洗い

御展望室
今回特別に見学することが出来ました
畳敷きで、他の部屋と異なり、数寄屋風のくつろいだ造りになっています
窓に透かしが入っておりさりげなく可愛いです

劔璽の間
皇位継承の象徴である天叢雲剣の複製と、八尺瓊勾玉の安置するための3畳の小部屋
劔璽は、天皇の1泊以上の行幸にはともにする習わしです

こちらは大正天皇が書いた絵だったと記憶しています

御日拝所
天皇家の祖先を遥拝する場所です

襖の絵や持ち手の細工もとてもきれいです

絨毯やそれぞれ絵が異なる襖も見事です

御食堂
赤坂離宮から移築したもので、明治時代の増築部です

御湯殿
浴室がない入力スタイルが一般的だそうです

皇后御寝室
皇后の部屋と言うことでシャンデリアも女性らしいそうです

内謁見所
皇后が来客と面会する場

外に出て御用邸全体を見ました

外には昭和天皇が自ら植えた植樹もあります

閉館時間になると雨戸が閉められます
その数500枚！
毎朝毎夜開け閉めをするそうです

庭園も冬ならではの趣があります

歩いてガストホフ舞に到着しました

別館のお部屋は6部屋

新しく清潔にされていました

別館にある貸切露天です

この日のメニュー

前菜とサラダ

スープはじゃがいものスープでした

お魚のパイ包みがとても美味しかったです

ステーキも凄いボリューム

デザートは嬉しいデザートブッフェでたくさんいただきました