2013/12/28 - 2013/12/29
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cloud9さん
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最近、年末年始はダイビングにもいかず、家でゆっくりしていましたが、今年はなぜか思い立ってエジプトに行くことにしました。最近情勢も落ち着いてきているので、今が行き時かなと思って。12月に入ってから個人で手配を開始しましたがやっぱり遅くて、最後は旅行会社に一任しました。ただし、まだツアーは組めないらしく、個人旅行の手配という形になっています。自己責任です。航空会社は、エジプト航空の直行便の復帰が延期された関係で、トルコ航空でイスタンブール経由、カイロです。エミレーツのほうが3万円安かったですが、帰りが2日かかるのでトルコ航空に。それにトルコはスターアライアンスなので。ギザのピラミッドの前のホテルで一泊して、観光。翌日ルクソールに飛んでクルーズ船に乗り込みます。クルーズ船はMoevenpick Sunray Nile Cruiseです。上の部屋を取ってもらいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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成田−インスタンブールはB777です。クラスがエコノミーですが、席はコンフォータブルになっていてビジネスクラス並みで快適でした。食事はエコノミーと同じですが。
イスタンブールのトランジットは6時間くらいあります。イスタンブールの空港はコンパクトで中央に免税店等があるメインの建物でそこからゲートのある通路がいくつか延びています。中央付近の席は埋まっているので、通路の末端付近の空いているところで横になって時間をつぶします。
インスタンブール−カイロ間はA320です。飛行時間は2時程度なので食事はなく飲み物のサービスだけです。 -
カイロに3時に到着。イミグレーションの手前でエージェントが待っていた。挨拶してすぐにビザをもらいにいく。ビザは空港内で15ドルで発行してもらえます。エージェントがいたお陰でイミグレーションもー発で通って空港を出たのは3:20ごろ。駐車場で待たせてあったバンに乗り込みギザに出発。途中、高速の出口で兵士がマシンガン持っていたのに驚きです。ホテルに到着したのが4時ぐらい。フロントはまだ空いていなかったがエージェントが呼んでくれてチェックイン出来た。部屋は新館ということでカートで向かう。2-300メートルで到着した。部屋は四階で見晴らしがいいとポータが言っていた。で、夜のベランダから確認すると、確かにクフ王とカフラー王のピラミッドが暗闇に浮かんでいる。
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エジプトとしてはちょっと高いホテルでしたが、ヨーロッパのホテルにとまると思えば決して高くない。部屋は広くてきれいです。後で気がついたのですが、かなり由緒あるホテルだったようです。
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7時にガイドがやってくるので睡眠時間が2時間程度しかない。眠っておきるとすでに起床時間を過ぎている。で、準備して朝食に向かうが、今日の朝食はついてなかった。好意で早朝にチェックインしてもらったが、実際には今日チェックインのはずなのでついているのは明日の朝食です。
でもお腹空いたし、どうせ10USDぐらいと思ったら40USD取られてびっくりです。高すぎるだろ。内容は普通のビッフェスタイルです。急いで食事を済ませて、エージェントと待ち合わせ。ここで日本語ガイドを紹介される。エジプト人の日本語ガイドはカイロ大の日本語学科出身で日本にも何年か住んでいたモハメッドさんです。まあエジプト人の6割から7割はモハメッドだといっていましたが。
日本人をガイドするのは革命以来3年ぶりとか言っていました。それだけ日本人観光客が減ったということですね。まあ厳戒令がしかれている国に観光に行く人はいないですからね。でも厳戒令が解除されても、直行便がないと敷居が高い。早くエジプト航空には直行便の復活を願いたい。 -
日本語ガイドと運転手つきの車をチャーターしたので、早速今日の目的地ギザのピラミッドに向かいます。日本語ガイド80USD、運転手つきの車70USDの合計150USDです。ホテルからクフ王とカフラー王のピラミッドが見えていて目の前なんですが、車では大きくぐるっと回るので30分くらいかかりました。
ピラミッドエリアの料金は代金に含まれていますのでガイドが支払ってくれます。200L.E.。ガイドは専用のパスカードを提示していました。年間パスかガイドパスがあるのでしょうか。200L.E.にはクフ王プラミッド内部見学も含まれているます。
ゲートをくぐるとすぐにクフ王のピミラミッドが正面です。まだ7時なので太陽が東にあります。入り口がピラミッドの北側にあるためか、この方向からは逆行気味です。仕方が無いので東側に移動して写真を撮ろうとしたら、ラクダの客引きがしつこくついてきます。とりあえず興味ないといってガイドに断ってもらいました。その後子供がピラミッドの絵葉書を売りに来た。色が悪く興味なかったが、10枚1USDと安かったのと、あまりにしつこいので購入。まあ使わないな。 -
クフ王プラミッド外観の写真も取ったので、クフ王プラミッド内部に入ります。盗掘用の入り口は10mくらいの高さにありますがそこまで左右からピラミッド削って階段が作られています。入り口でカメラのチェックがあります。カメラは2台ともガイドに預けてきました。内部の写真を撮ることは禁止されています。見つかったばあいは罰金だそうです。中は閑散としていて、ちょうど私が中に入ったとき、他の観光客は一人もいません。盗掘用の穴は荒削りで少し左にカーブしています。そこでいきなり上昇通路に出ます。直線的に削られているので盗掘用の穴との違いはすぐにわかります。通路には板が張ってあり、ステップが組まれています。その通路を上がると大回廊に出ます。ここがハイライトでしょうか。ここにも上りやすいようにスロープに板が張られており、滑り止めの棒が打ち付けてあり、階段状になっています。その先四角い四メートルほどの穴があって、それを抜けると玄室です。玄室には蛍光灯があり結構明るい。空気清浄機が置いてあったりする。花崗岩でできた蓋の無い箱が置いてあるが、石棺かどうかは判らない。ガイドは石棺だと言っていましたが。まあ。2-3分で飽きてきたので、戻ることに、ここでやっと別の観光客が入ってきました。多分イギリス人高校生6人ぐらい。大騒ぎです。出口付近でヨーロピアンカップル2組に出会いました。私が中にいた10分くらいで観光客は私を含めて11人です。世界的な観光名所がこれでは観光業復活は時間かかりますね。とにかく政治が安定しないと誰もきません。
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外に出て少し太陽の位置が変わったのでまた写真を撮っていると、アラビア風の髪留めを売りにきた。2USDと安かったのとしつこくうるさかったので購入。髪留めしてプラミッドの前でガイドに写真も撮ってもらいました。次は少し車で移動して、3つのピラミッドが一望にできる高台に移動して写真を撮ります。ただ、3つのピラミッドのバランスが悪く、もう少し東に移動してメンカウラー王のピラミッドに近づいて撮りたかった。ガイドに言うと、それにはラクダに乗って移動するしかないと言われてあきらめました。ラクダはちょっと。。。
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次はスフィンクスに向かいます。途中太陽の船の博物館の建物があったりします。今回の予定には入っていませんでした。
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スフィンクスの正面にきました。まだ朝早いためかここもまったく観光客いません。スフィンクス1人じめです。カフラ王の河岸神殿を通ります。途中穴があり、ここからカフラ王の坐像が出てきたとかの説明を受けます。
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回廊を抜けるとスフンクスの真横です。観光客は私一人。好きなだけ写真撮りますが、いかんせん5分も持ちません。とりあえず次にいきます。で、スフィンクスのすぐ前からピラミッドエリアのゲートを出ると、まん前にケンタッキーが。うわさ通りです。ゲートの10mメートル、スフィンクスから200メートルと離れていないのでは。
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次はガイドお勧めのパピルスの土産もの屋さんに連れて行かれます。胡散臭さぷんぷんですが、とりあえずガイドの顔を立ててA4ぐらいの大きさのを購入。150L.E.だからたかが3000円ですから。(この旅行時、円安で成田の換金時1L.E.が20円に高騰していたので、以降1L.E.=20円で計算。)ガイドと売り子がいろいろと買わそうとするのと攻防で1時間ぐらい時間をつぶしました。時間がかかりすぎたので急いで、次のカイロ博物館に向かいます。カイロ博物館の前に革命広場があり、その前が内務省のビルです。なのでここは物騒だからか、鉄条網が置いてあり、軍隊の戦車、装甲車が博物館前にずらっと並んでいます。兵士も銃もって待機しています。カイロ一番の観光地がこれでは、まだまだ落ち着くのに時間かかりそうです。カメラは博物館内部に持ち込めないので、外門左のクロークに預けます。ここのチケット代金も込みなのでガイドが支払います。75L.E.ガイドからチケット渡されて入場。ガイドはやっぱりカード見せてパスでした。内部は年代順に展示されています。ガイドから年代順に説明を受けて、1階の大体半分まで行ったところで、2階に移動します。残り1階の半分は今回時間が無いからパスといわれた。2階に移動するといきなりツタンカーメンの展示です。ツタンカーメンの棺を覆っていた木の箱が外側から順においていあります。すべて金箔が貼られています。大体5重ぐらいになっていました。あと、戦車があったりしますが、ツタンカーメンは子供の時に死亡したので、多分練習用または儀式用だろうと言っていました。
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でツタンカーメンの黄金のマスクの部屋に行きます。黄金のマスクと身の回りの副葬品は特別な光量を落とした部屋においてあります。
黄金のマスクと黄金の棺、それを覆っていた木製の棺もすばらしいが、身の回りの副葬品はなかなかよかった。
黄金のマスクの部屋と出ると次に、ベットのようなのが3つあります。高さが高すぎるのでベッドではなく、ミイラにするための解体ようのテーブルだろうといっていましたが、なぜ3つもあるのかなぞだそうです。確かにベッドはその先に展示してあるのですが。
それから玉座も複数あり、質素なものからゴージャスなものまで3つぐらいあります。
大体見終わったところで、ミイラの展示は別料金を払えば見れるといわれましたが、ミイラに興味は無いのでパスです。
ひとしきり見たので、博物館を出ます。 -
カイロ博物館の中は写真は撮れませんが、外にある像やら、レリーフやらは幾ら撮っても大丈夫です。でも時間が限られているので、10分で撮れるだけとりました。
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どこかのオベリスクでしょうか。ホルス神が掘り込まれていますね。
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これはただのライオンのよう。
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これもホルス神ですね。
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ライオンぽい頭で女性というと近いのはパステト神でしょうか。
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アムン神のレリーフ
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ホルス神のレリーフだと思いますが、ホルスの頭部分が破壊されていますね。
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博物館の外に出るとまたパピルスの売り子がしつこく付きまといます。最後は10枚で5ドルとか行っていましたが、こうなれば本当にただの紙です。さすがに軍がいるところでは強引な売り込みをあきらめて、引き下がって行きましたが。
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次はなぜか組み込まれていた対十字軍用の要塞と預言者モハメッドのモスクです。
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モスクは60L.E.あまり興味なかったが。モスクの外観はなかなかきれいだった。
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で、中は絨毯が敷き詰められていて土足禁止。靴をぬいで中に入ります。
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ここでせっかくだからと、ガイドからイスラムの話を延々とされます。イスラムとは平和という意味だとか、9.11はアメリカの謀略だとか、そんな感じです。興味なかったが。
オリジナルの祭壇。この横にメッカの方向を示すマークがあります。 -
後から作った祭壇。倍ぐらい大きい。
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ひとしきり見たので、帰ることに。結構道路が混んでいたが、ギザのホテルの手前でみやげ物屋によった。金細工のお店。興味なかったが、ツアーでは定番らしい。エジプトは金細工が安いらしい。私たちが店に入るといきなり電気をつけました。客は私だけです。ぼられるかと思いましたが、まっとうなお店でした。お客さんがいないので節電していたようです。
金細工は興味なかったが、クリスタルのオベリスクが置いてあって綺麗なのと意外と安かったので購入。700L.E.なので1万円ちょっとです。お気に入りで自宅のテレビの前においてあります。 -
その後、ホテルに戻って、ディナーです。
なぜかディナーは無条件に40USDだったのでなにかと思ったら、コース料理でした。一人でコースを食べるのはちょっと恥ずかしかったので急いで食べて帰ってきました。ちなみにコースは魚を選んで、アカハタでした。
明日はいよいよルクソールに飛んで、クルーズ船に乗り込み遺跡観光が始まります。楽しみです。
その2に続く。
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