2013/14 年越しハネムーン＠タスマニア⑨　Strahan，Gordon River Cruise

2013/12/25 - 2014/01/04

ハネムーンで年末年始10日間、タスマニア1周の旅。
⑨はStrahan、ゴードンリバークルーズについて。

在住しているシンガポールにはない
・満天の星空
・採れたて新鮮な食べ物
・日本やシンガポールでめったに見られない野生動物
・豊かな自然
・海も山も満喫できるハイキング/トレッキング
・長距離ドライブ

を思いっきり堪能したい！
すべてを叶えてくれたタスマニア。

世界一きれいな空気、水、
そしてのどかで安全、どこ行っても心温かな人々、何を食べても美味しい。
言うことなし◎

アウトドア派なカップルにオススメのハネムーン先です。

エリア オーストラリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: カンタス航空

ヘンティ大砂丘から車で15分。
本日の目的地、Strahanに到着。

港に面するカフェでランチに。

夫は生牡蠣を注文。
私はお寿司と言い、生魚が苦手で食べられません。
でもあまりに新鮮でプリプリなのが目で見てわかるので
1つだけ試しに一緒に食べてみました。

新鮮でプリプリ！なのがよくわかり、
臭くないから行けるかも！と思ったけど、
生での美味しさは私には。。。わからず。
やっぱり苦手は克服できず。

でも夫は嬉しそうに
美味しそうに堪能していました。

食べ終わって殻のみとなった牡蠣。

殻を見ていると
タスマニアの牡蠣は
いかに水や空気がキレイな所で育っているかが見て取れます。

こんなに白い牡蠣の殻、見たことない！

タスマニアの水、空気、すごい！

もう1品、このカフェの名物の品、
Ocean Trout Burgerを注文。
大きかったので二人で半分こ。

サーモンに似て非なる味のTrout、
新鮮で魚の臭みが全くなし。絶品！

こんなフィッシュバーガーが近所で食べられたなら、
マックのフィレオフィッシュ、二度と食べようと思わない！
と考えてしまう美味しさでした。

食べ終わって、本日の目玉イベント、ゴードン川クルーズまで
Strahanの港をお散歩していたら
港に小型飛行機が着陸！

カッコイイ〜。

ジブリの、「紅の豚」の世界を見た気分。

小型飛行機で、
ゴードン川流域の世界遺産になっている森を見に行ける遊覧飛行も
Strahanの名物アトラクションです。

ストラーン シープレインズ ＆ ヘリコプターズ アクティビティ・乗り物体験

もう一機、港に上がって待機していました。
夫はこの小型飛行機と記念撮影。

港のはずれには、タスマニアにしか生えていない
Huon Pine Treeや様々な木々を扱った木の工房が。

こちらでは午前のクルージングを終えた乗船客が
下船してくるタイミングで木の加工を実演。

Huon Pine Tree、独特の癒し効果のある香りを放っていて
思わず記念に何か買おうとなり、

Huon Pine Treeの木べらを
我が家のおみやげにお買い上げ。

でも、香りがあまりに良すぎて、もったいなくて
帰ってきた今、料理には使えていません。
しばらく、芳香剤代わりに香りを楽しみます♪

いろいろと見て回っていたら、
本日の目玉イベント、ゴードン川クルーズの乗船の時間！

シンガポールからオンラインで、
World Heritage Cruiseの
窓際の指定席を予約しておきました。

一般席は船の真ん中なので、
窓から思い切り景色を楽しめるようにと思い♪

15：00いよいよ出航！

デッキには、
観光客が海の風、海の匂い、海の色を感じに出ていました。

でも、風が強かった！

Strahanのあるタスマニア西海岸は
タンニンを豊富に含んだ海水で、
コーヒーのような濃い茶色をしています。

すべて世界遺産の森から染み出た栄養の色！
独特の色ですが、水はとことんキレイで言い表せられない透明感。

操舵室も自由に見学ができ、
助手席はちびっこたちの憧れの席。
10分おきくらいに助手席に交代で座らせてもらっていました。

これがクルージング後半になると、
子供たちは気が済んでいて、
今度は大人たちが代わる代わる座っていました。

出航から1時間ほどで、
世界遺産のSarah Island　セーラ島に上陸。

Sarah Island　セーラ島は
オーストラリア史上最悪の流刑囚人入植地と言われ、
オーストラリアの囚人史跡群として世界文化遺産に指定されています。

この日はお天気が崩れていたので
いかにも極悪の流刑囚人がいたような雰囲気が。。。

島に上陸すると、ガイドさんが島を案内してくれました。
彼女は、お父さんがセーラ島の研究の第一人者で
そのお父さんの意志を受け継いで、ガイドをしています。

私たち観光客を巻き込む劇場型の解説に
老若男女、みんな夢中になって聞き入り、参加。

いろいろと史跡を巡る中で、
ガイドさんの説明でツボにはまってしまったのがこの史跡。

彼女曰く、
「世界最古のMicrowave Oven　電子レンジ」。

電気あったの？火力じゃなくて？

こちらが史跡の中で最も建物の形が残っていたところ。
囚人が生活していた場所、
囚人を監督していた人たちの生活の場所、
オーストラリアの暗い歴史、
脱獄囚のその後（船で逃げたら南米にたどり着いた人もいたとか！）
いろいろなことが学べました。

Sarah Island　セーラ島を後にし、
今度はStrahanの海からいよいよGordon Riverを上っていきます。

船に戻るとディナービュッフェが用意されていました！

2人で手分けし、
チーズやスモークサーモンやパンで一皿。

もう一皿はサラダとハムとフルーツで一皿。

ぜーんぶ、地産地消だそう。
さすが自然いっぱい、恵みいっぱいのタスマニア♪

温かいメニューはなかったけれど
どれも美味しかった☆

食事をとりつつ、
いつの間にか天気も穏やかになったので
デッキで眺望を楽しんでください
とのキャプテンのアナウンスを受けて
デッキから森とゴードン川を眺めました。

風もなくなって本当に穏やか。

晩御飯を食べていたら
今度はHeritage Landing Nature Walkに到着。
まだ食べ途中だったので大慌てでかきこんで完食。

だって、戻ってきたらきっとお皿を下げられている。。。

静かな森に上陸しました。

森の入り口には案内板が。
15分くらいで1周できる周遊の木道がありました。

木々にはたくさんの苔が！
木の枝にマリモが付いているかのよう。

上を見ても下を見ても、
こんなに苔や地衣類でびっしりな森、初めてです。

倒木から木がたくさん生えていて
いったい何本の木なのかよくわからない状態。

今までに見たことのない緑の世界。
木から土から栄養が豊富そうなのが
ぎっしりの緑から想像できます。

これが先ほど買ってしまった木べらのHuon Pine Tree！
背が高く、まっすぐに伸びる木で
香り高く、丈夫なので
タスマニアの名産としてHuon Pine Treeの樵が昔、
たくさんいたそうです。

不思議なキノコ。

苔びっしり！しかも立派な苔！

大きな倒木からは数えきれないほどの若い木々が
栄養をもらって生えていました。

樹齢700年近い大木もこの辺りに生えていたとか。

木々の香り、雨が降った後の湿気、
生い茂る緑、すべてが心地よく感じた
癒しの森でした。

森を一周して、船に戻って来て
再出向を前に操舵室に行くと空っぽ。

操舵席まる見え。こんな風になっていました。

心穏やかになる森だったなぁ。

クルージングが始まる頃は雨も降っていましたが
すっかり止んで青空が見えてきました。

日も差して、川に森の反射が見れるようになってきました。

ゴードン川を下り、
キレイな夕日を見ながら夜8時半にStrahanに帰港。

ちなみに、このクルージングが
Deloraineで出会った人に
タスマニアで一番良い！と教わった観光スポットでした。
曇りの世界も良かったけど、
すっきり晴れたらきっともっともっと感動することでしょう。

世界遺産を見て回るクルージング、贅沢なひと時でした♪