2013/12/14 - 2013/12/25
5240位(同エリア16385件中)
窓際さん
ストラスブールへのぷち旅からパリへ戻る。
ちょっとくたびれておりますが
ココでぶっこむのが、そう!
オヤジ垂涎、Le Severo!
肉食文化なフランスにおいて、知らぬ者はいない超有名店!
ただし、場所がビミョー・・・
短い滞在時間では、「時間に限りがございまぁ〜す。」と
敬遠してきた。
しかし3度目の今度こそ!
ついでにどうせモンパルナス近くなら、
モンパルナス・タワーも行っときましょう!
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-
だいたい定刻通り16:35頃。
TGVは東駅へ到着した。
そのまま、まっすぐ地下鉄で帰宅(笑)
なんだか・・・出発した昨日の朝が遠い昔のように思え
ホテルに入ると、「帰って来た〜!」て
なんだかホっと一息(笑) -
で、部屋に入って驚いた。
コンロの横に、ちょこんと置かれたおふきん。
初めて見た。今まで「置き忘れてた」んだろうな。
ま、ココはフランスですから(爆)
3泊やったら、「掃除機を貸してくれっ」と言いたくなるほど
黒っぽいフローリングに、ホコリがふわふわしていた部屋だったが
留守中、しっかり掃除してくれたらしい。
あ、ココのホテル・・・毎日タオルを取り換えゴミを捨ててくれるが
フルクリーニングは週2回・・・・? -
ちょっと休憩後、再び地下鉄でモンパルナスへ向かう。
モンパルナス・・・・実は初めて。
クレープは食べてみたいが、墓地はそんなに興味ないし
なかなか足が向かないエリアだったのである。
そんな今夜、まず目指すのは、そう!モンパルナス・タワー!
今夜の「セヴェロ」も、こっから徒歩圏内なんでね。
せっかくだから、のぼっとこうと・・・
だけど地下鉄降りて、どうやったらタワーに行けるのかが分からない。
スマホに聞くも、ビルに阻まれGPSが効かない。
悩みながら周囲を窺いながら歩いて行くと・・・
あった!「ENTREE」!
ココだろ?ココが入り口だろ?と思うが・・・ -
どうやらココではなく、この回転扉の右・・・
この階段上がった先に切符売り場。
ブースがひとつ。 -
切符を買うとそのまま進み
さっきの入り口から反対側になるのか?・・・から
エレベーターに乗せられる。
・・・って、それじゃ、さっきの「ENTREE」ってなんだよっ
ややこしいなぁ、おい!(爆) -
エレベーターは自動運転。
最初の停止階、56階では、勝手に写真を撮られ
エッフェル塔をバックにした合成写真を作ってくれる。
もちろん買わない(爆)
この階ではスーベニアショップやカフェ?
ガラス越しに夜景を見渡せる。
でも、あたしはガラス越しじゃなく、直接この目で見たい!
なので・・・・・ -
こっからは、最上階の59階まで
ふぅふぅ言いながら、殺風景な階段を上がる(笑)
これが最後の表示、207m。
この上の展望台の高さは、サイトによると
210mだそうで・・・・。
そうそう!階段上がりながら時計を確認した。
なんてラッキー!もうすぐ19時ジャストじゃないの! -
外へ出て驚く!
すぐにアタマに思い浮かんだ。
なんで今まで、ココに来なかったんだろう! -
きらめくパリの夜景。
右を見ると、あのコンコルドの観覧車。
夜空へ向かって放たれる光の塔は、マドレーヌだろう。 -
ちなみにココ、どんな感じかと言うと、こんな感じ(笑)
この展望台、結構、真っ暗。
望遠鏡の台に置いて、なんとか撮ることができたが
実際は、カメラの設定いじろうにも
手元もよく見えぬほどの暗さ。
極寒の夜の展望台・・・いるのはやかましい中国人グループと
あとはちらほら・・・・(笑)
周囲はぐるりとガラス塀で囲われているが
目の高さに直接眺められるよう、隙間があけられている。
もちろん、わたしの身長には、ちょっと高い(爆) -
見渡すと、ルーヴル、サクレ・クール、ノートルダム。
サン・シュルピスも近くに見える。
へぇ!こんな距離感だったのか!
正時が近付く。気づいてるのか気づいてないのか
相変わらず大騒ぎの中国人から離れ
エッフェル塔をできるだけ正面から見ることができ、
且つ、ガラスの柵の隙間が広く、撮りやすい場所に陣取る。 -
はじまった!
シャンパンフラッシュ!
こんな角度で見ることができるなんて
なんてラッキーなんだっ -
前回のパリでは消化不良に終わった
パリを象徴する彼女の姿。
こんなにたくさん見られるなんて!
かっ 感動だ! 愛してマス!(爆) -
まだ変わらず、マンデラ氏への追悼ライティングらしく
こちら側から見ていると、あのとき我らがいた
シャイヨー宮へ向かって放たれるライトの強さがよく分かる。
ガラスの隙間にカメラを固定し
撮って撮って撮りまくって・・・
極寒。冷えきった(爆) -
下へおりると、お土産売り場はじぇんじぇんいいのが無かったので
サクっと地上へ戻ってくる。
東京なら珍しくもない高さなのだろうが
パリで見ると、でけぇ〜!
足元には、クリスマスマーケット。
ストラス帰りにはショボすぎ(爆) -
19時半。
晩ごはんの「セヴェロ」へ向かい、歩き出す。
途中、不動産屋発見。
こんなトコで、「パリジェンヌ」な暮らしに憧れる。 -
見て!これ!なに?!
城ごと売りに出てるのか?!(爆)
そんなフランスへの憧れをかき消す
大声をあげて通行人にからむホームレス・・・
めんどうなので避ける。 -
19:43。セヴェロ到着。
まだ誰もいない店内・・・・
いわゆる“定位置”で外を眺める店主。
うわっ 入りづれぇな(爆)
ま、予約の20時まで、まだちょっとある。
なのでオヤジが向かったのは、すぐ近所の・・・・ -
ユーゴ・デノワイエ。
前回、「コントワール」で食った肉↓
http://4travel.jp/travelogue/10824596
も、そうだったが、ココ、
超有名!「御用達」系のお肉屋さん。
こんなこじんまりとした店だったんだー! -
じりじりと近づき、ガラス越しに撮影する。
シャポンだ!クリスマスだ! -
あの、シュっとしたおとうさんは
家族のために、何を買いに来たのだろう・・・・
いくらキッチン付きのアパルトマンタイプと言えども
さすがに塊肉買ってくワケにも行かず
泣く泣く外から眺めさせてもらうだけにとどめる(笑)
そのままぶらぶらと元来た道を帰る。 -
20時前。ドアを開け、どっから入ればいいのか分からないぐらい
たっぷりとした赤いカーテンを開けて「セヴェロ」へ入る。
通されたのは通り沿いの
一番身動き取れない角のテーブル! ひぃっ
まずは泡を頼み・・・・ -
メニューはこんな感じ。
ワインはどうか知らんが、 -
メシのメニューは、壁の黒板とこの紙とでは
まったく同じ。 -
店主とくっちゃべってる常連客に続いて、2番目だった我ら。
すぐに英語圏のカップルが入ってくる。
すぐ隣の席に通される。
写真・・・分かりますかね?
テーブル、もぉぎっちぎち!もぉ拷問。
コートこそ入口でコート掛けにかけさせてくれたが
マフラーとかカバンとかは、地べたに置くか背中の後ろ。
立ちあがるにもテーブルを引いてもらわねばならず
出ようにも、隣のテーブルとの隙間は、ほんの数センチ?(爆) -
ココで食うのはCote de boeuf!
骨付きの牛ステーキ!
それを食べるために、わざわざココに来た!
しかし、ソレが焼きあがるまでには、ちょっと時間がかかる。
なので、アントレに酒のつまみと
オヤジはイベリコハムー。
ホントはpied de cochon・・・豚足が欲しかった。
パリっと表面を焼かれた、中、ねっとりな豚足・・・
って、想像なんですけどね(爆)
あれが食べたかったのだが、今日はメニューに無い様子。残念。
それでもオヤジ、ご機嫌でハムを食べ進む。 -
わたしはサラミー。
隣の英語を話すカップルは
コレを指さし「同じのを」と注文してた(笑)
って、あんたらソレ、はんぶんこ〜?! -
ワインはコレ。
いや、ステーキですよ?ワイルドなステーキ。
なので、そんな高額なワインは不要だろうと、
なんとなくボルドーで、適当に欲しい価格帯を告げると
確認も無く持って来られたのが、このボトル(笑)
でも、ま、値段はハズしてなかったです。
旨いです(笑) -
肉が焼けるまでの長い間、
やっぱり肉を食ってくっちゃべりながら時を過ごす。
どんどん入ってくる客。予約なしで来たのか、断られる客。
あ、我らは毎度の、VISAカードにお願いして予約しますた。
ところでさっきの写真、見てみてほしい!
隣のテーブルとの距離感、こんな感じですよ?!
うっかりトイレに行きたくなったら、
まず向かいのオヤジにテーブルを引いてもらい
隣のテーブルを、できる限りあっちへ寄せてもらって・・・
って、そんな迷惑かけないと、トイレにも行けないなんてっ
それだけで、ストレスでトイレに行きたくなったのは覚えてる(爆)
運ばれてくる肉用ナイフに驚くアメリカンカップル・・・
いや、勝手にアメリカ人だと決めつけてるだけなんですけどね(爆)
何を驚くコトがあろうか。
肉を喰らうときは、たいていそんな、鋭利なナイフだろうに。 -
40分後。肉が焼けてくる!
これはわたしに出された皿。
オヤジ側は・・・・ -
ぶっとい骨付き!
あひゃーっ キタ!コレ!
これを喰らいに、わざわざこんなトコまで来たんですよ! -
付け合せは、もちろん!
山盛りのポンフリ!
そういや肉も芋も塩が足りないので
テーブル上のお塩を、隣のアメリカ人と
分け合って使う。
いや、何度も言うが
勝手にアメリカ人と思ってるだけなんですけどね(笑) -
で、肝心の肉の味。
確かに、すんごいジューシー。
焼くと言うより、表面は揚げられてあるのか?
でも、とにかく切るのも噛むのも大変!
いや、「硬い」ワケでは無い。「しっかりしている」のである。
噛めないわけではない。ひとくち大で噛めば、問題ないのである。
でもね、もぉ、左手の人差し指が痛い・・・・(爆)
分かりますかね?右手のナイフで切るために
左手のフォークでぶっ刺し固定する。
ぎっこぎっこ切るために、必死でフォークを押さえる左人差し指!
旨いのである。旨いんだけど・・・
指とアゴがちかれた(爆)
そんな店だった。ま、ココがパリ一なのかと聞かれれば
どうなんだろうなぁ〜?とは思った。
正直わたしは、フィレンツェ「ファジョーリ」↓
http://4travel.jp/travelogue/10822441
の方が・・・・いや、今ではわたしの中で伝説となった
NYの「Wolfgang's Steakhouse」の方が、熟成された旨みと言うか・・・
あ、件のウォルフギャング、来月には六本木?
もぉ、東京で食えないモノは無いなぁ(笑)
って、そんなコト言ってたらオヤジが・・・
「パリ一と言っといて、
イタリアやNYと比べるのはおかしいだろ・・・・。」
そういやそうだねー(爆) -
21時過ぎ。さすがにごちそうさまでした(笑)
すでに帰ったアメリカンなカップルの後には
早速もぉ新しい客!
大繁盛店なのは間違いないらしい。
うん!パリと言えばステーク・フリット!
満足した!納得した! -
そんな隣のテーブルの、身なりのいい初老の夫婦に
テーブルを引いてもらって、大騒ぎでなんとか席を立つ。
さぶぅ〜い外へ出ると
さっきまでいた場所は、あたたかいガラスの中。
しかしそれにしても、あのステーキ。
量が多いとか食べきれないとか書かれていたが
“骨”部分も大きいですしねぇ・・・ペロっと完食(笑)
にーちゃんに、「骨のまわりも食えよ?!」と言われ
オヤジはキレイにこそげ取って食べていた(爆) -
大通りまで出て振り返る。
さすがにストラスブールから帰ったばかりの疲れが
ドっとのしかかってくる(笑) -
21時半。思った以上にヒト少なな地下鉄で
“アパルトマン”へ帰った。
確かこの夜は、さすがの疲労で
呑まずに即落ちだったんではなかろうか・・・・
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