2013/12/29 - 2014/01/03
66位(同エリア266件中)
じょんさん
子連れでオーロラ見学。今回はアラスカに行き、4夜連続で素晴らしいオーロラが観られました!4年前に行ったフィンランドでは、残念ながら一度も目にすることができなかったオーロラ。今回は完璧にリベンジできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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12月29日(日)成田空港に16時集合でしたが、念のために余裕を持って、13時過ぎに世田谷区内の自宅を出発。MK定額ワゴンタクシーで21,000円也。
ツアー客16人と添乗員さん1人の構成でした。
18:20成田発→シアトルまで8時間半ほどのフライト。シアトル空港で3時間ほど待ってから、フェアバンクスまで4時間ほどのフライト。フェアバンクスの空港からウエストマーク・フェアバンクス・ホテルまで、貸し切り中型バスで移動します。夕方17時頃にはホテルに到着し、現地日本人ガイドさんによるオーロラ講座と、レンタル防寒着の受け渡し。部屋に荷物を置いて一息ついたら、ホテルでサーモン料理の夕食です。
写真は、フェアバンクス空港にて。 -
毎晩、22時頃にホテルを出発し、日ごとに違う所で、夜中2時頃までオーロラ観測をします。
初日はクラブツーリズム貸し切り【オーロラビレッジ】でした。
初日から、いきなりオーロラを観ることができました。 -
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短時間で変化するオーロラ。
でも肉眼では、少し緑がかった雲のようにしか見えません。 -
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オーロラの勢いが強まってくると、「ああ、やっぱり雲とは違うぞ」と、実感できます。
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空気が澄んでいて、星もとってもきれいです。
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夜中3時近くにホテルに戻り、シャワーを浴びたり、日本から持って行った非常食を食べたりして、一寝入りします。
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サービスで無料だったり、あるいは有料(1〜2ドル)だったりしますが、オーロラ鑑賞する休憩小屋にも、カップ麺やクッキーが置いてあります。
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お湯だと15分、水だと60分で出来上がり。
結構、食べれる味付けです。 -
餅は水で2分で出来上がり。
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定番。
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2日目。
朝食は6〜9時に、ホテルで食べられます。基本無料ですが、レストラン入り口のチップ瓶に2ドルほど入れるのが慣習とのことでした。
しかしその時間帯は連日、家族みんな爆睡状態で、結局一度も朝食には行きませんでした。
昼食は市内の中華レストランへ。ビュッフェ形式でした。味はまぁまぁ。
その後観光で、石油パイプライン、アラスカ大学博物館、ゴールデンハート公園、ビジターセンターを見学し、スーパーマーケットでちょこっと買い物をしました。
写真は、パイプライン見学に防寒着を着ないで来て凍える坊主たち。 -
アラスカ大学博物館にて。
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博物館に全く興味を示さない坊主たち。
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観光が終わり、ホテルで夕食。2日目はチキン料理。
夕食後、【スキーランド】にて、オーロラ鑑賞。
写真は、予備カメラでの魚眼レンズテスト撮影。 -
で、予備カメラ Canon PowerShot A1400 に、DIGITAL KING のM-POWER FISH-EYE LENS 190° を装着して撮影したもの。
メインカメラの SONY Cyber-shot RX100M2 とは比べ物にならないほど画質が荒く、脱力です。その上、寒冷地でのバッテリー上がりに即対応できるようにと思い、乾電池式デジカメを予備機に購入したのですが、A1400の方が頻繁にバッテリー交換を促され、本末転倒でした。
RX100M2の方は、4〜5時間の低温下撮影で、一度もバッテリー低下の警告は出ませんでした。 -
ほぼ同じオーロラを、DSC-RX100M2で撮影したもの。
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ここのオーナー?は、平気でフラッシュ撮影して、1枚20ドルで販売しておりました。
自分はさすがにフラッシュを炊く勇気はなかったので、暗めのLEDライトを使って、二本指の合間から漏れる薄明かりを人物に1〜2秒照射するようにして撮影しました。 -
条件によってはこのように、なんだか合成写真っぽく写ってしまいます。
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移動中のバスではもちろん、部屋の中でも、暇さえあればゲーム三昧の坊主ども。
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3日目。
ホテルでの昼食(ビーフシチュー)を食べた後、オプショナルツアーで、チナ温泉へ。
ここにも日本人スタッフ(男女2名)が常駐しており、助かりました。
入ってみたかったICE MUSEUMは、時間指定のツアー形式だったため、着いて1時間ほど待ってから、ツアーに参加しました。 -
入館前の前室。
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有名な芸術家さんが作品を作っているそうです。
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中にはバーがあり、ツアー参加予約時にオーダーしておけば、アップル・マティーニが飲めます。
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氷のグラスで、アップルティーニを頂きます。
ちなみにこの氷のグラスは、持ち帰れます。 -
中は結構広いです。
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ICE MUSEUM 見学後、温泉へ。
なぜか18歳未満はメインの岩風呂には入れないため、仕方なく温水プールへ。一応、2つのジャグジーがあります。
ただ、このまま引き下がるのも悲しいので・・・
高校生の長男坊主に、次男と三男の監視を頼んで、15分ほど夫婦で岩風呂に入ってきました。16時前でしたが、岩風呂は暗く、更に湯気で視界が悪く、その上結構深くて、たしかに子供には危険に思えました。
温泉の写真は撮れなかったので、アクティビティセンターの写真を。 -
ホテルに戻って夕食。この日は名物大ヒラメ料理。
夕食後、【チャタニカロッジ】でオーロラ鑑賞・・・なのですが・・・
この日は大晦日。貸し切りではない、単なる酒場なので、入り口からしてもう、ご覧の通り・・・ -
店内は、それはもう・・・
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とてもオーロラ鑑賞に来たとは思えない状態。
でも、唯一お酒を飲みながらオーロラ撮影ができた場所でもあります。
なかなか経験できないことでしょう。 -
この日は結構、雲が多かったのですが、着いてすぐにオーロラが出ていました。
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そして、店内では飲めや歌えやの大騒ぎの中、カウントダウンが始まりました。とりあえず、オーロラ鑑賞を一休みし、乾杯して和んでいると、外で大きな炸裂音が・・・
な・な・な・なんと、さっきまでオーロラ鑑賞していた広場が、打ち上げ花火とキャンプファイヤーの会場に化けていましたっ!! -
現地ガイドさんも大慌て・・・
しばらく、代わりとなるようなオーロラ鑑賞地を探していたようですが、結局見当たらず、「火が消えるまで、飲んで待つしかないようです・・・」とのこと。みんなで大笑い。もう、笑うしかない状況です。 -
でも、ものは考えようで、ほろ酔い気分の中、「オーロラとキャンプファイヤーが同時に写った写真なんて、あまり見ないよね。」ってなことを思いつき、撮影してみたのがこの写真。
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ISO 12800 という、とんでもない設定ができるこのカメラなら、もしかして可能かなと思いまして・・・
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一応、撮影できましたが、この日は雲も多く、バシッとした写真は撮れませんでした。
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店内では煌煌と明かりをつけ、バンドが歌いまくり、いい感じに酔っぱらった方々が、実に楽しそうでした。現地の人から見れば、「ニッポンジン、何でこんな日に、寒い外で写真なんか撮ってるの?」なんて思っていたに違いありません。
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4日目。
この日は自由行動です。
ホテルで昼食のサンドイッチを食べた後、さて、お土産でも・・・と思いきや、この日は元旦!唯一、お店がどこも開いていない日なのでした!!
ホテル内の売店くらい、開けておいてくれよ〜
で、仕方なくゆっくりシャワーを浴び、二度寝して体を休めていました。
この日チェックアウトなので、荷造りをしてから夕食に。
夕食は、ビール工場でステーキです。
ホテルでもそうでしたが、ワン・プレートが基本なのでしょうか? -
ホテルは既にチェックアウトしているので、全荷物を積んでの移動です。
最後のオーロラ鑑賞地は【フェアバンクス郊外】です。
後で大後悔するのですが、かさばる三脚はスーツケースにしまい込み、小型のゴリラポッドだけで撮影に臨んでしまいました。
この場所は、結構新雪が降り積もっており、誰かが遊びで固めた雪の小山を拝借して、無理矢理ゴリラポッドを突き刺すようにしながらの、極めて不安定な撮影となってしまいました。 -
いつもより早い時間帯であり、鑑賞できる時間も短かい設定だったため、あまり期待せずにいたのが大間違いでした。
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これまでと違い、緑だけではなく、赤い色も混じっています。
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反対側と繋がってきました。
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ますます発光が強くなり、肉眼的にも美しい、赤と緑の、「いかにもオーロラ」っていう感じになってきました。
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明らかに今までと違う発光の強さです。
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今まで、写真で見せないと、オーロラと認めなかった子供たちも、目を丸くしています。
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何だかもう、怖いくらいにオーロラが明るいです。
きちんとした三脚さえ用意してたら・・・
後悔・・・後悔・・・ -
帰りの飛行機に乗り遅れる訳にもいかず、この写真を最後にして、片付けを始めました。
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二台上下に、ボールヘッドシューで繋げたカメラを外し、それぞれを乾燥剤入りのジップロックに入れ、防寒着のポケットに入れて室内に。結構な手間です。
室内で帰り支度を始めていると、ガイドさんが、「今、ブレイクしてます!」
慌ててカメラを出して外に飛び出すと・・・!!! -
渦を巻いたオーロラから、火の玉のような赤い光が、帯を引きながら舞い降りて、更に渦を作って行きます。思わず鳥肌が立ちます。美しいだけではなく、未知のものに対する畏怖の念を感じます。
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完全に不意をつかれ、焦っており、手持ち撮影で、ブレブレです。
せめてあと10分早ければ、安定した撮影ができたのに・・・
あの明るさならきっと、ポケットのiPhoneで動画撮影もできたかも・・・
後悔・・・後悔・・・ -
ブレイク終了。
この間わずか50秒!
ガイドさん曰く、「もしかしたらこの後もまたブレイクがあるかも・・・」
そんなこと言われたら、帰れなくなっちゃうじゃん! -
飛行機の時間もあるので、泣く泣く帰路に。
歩きながら、何度も振り返って撮影。
しかし、奇跡は2度は起こりません。 -
4夜連続で、しかも最終日には奇跡的なブレイクアップが観れ、とても感動しました。
4年前のこともあり、オーロラなんて、家でこたつに入って、NHKのハイビジョンか何かで見てればいいじゃん、とか思っていました。
しかし、実物を体験してしまうと・・・これは中毒になりますね、きっと。
下衆な話、ギャンブルと同じで、一度大当たりすると、また次もきっと、あるいはもっと凄いのがきっと・・・とかって、のめり込んでしまいそうです。
最後に、添乗員さんには何から何まで、きめ細やかな対応をして頂き、本当に感謝しております。ありがとうございました。 -
撮影機材の紹介を付け加えておきます。
まず、メインカメラ SONY DSC-RX100M2
バルブ撮影可能のコンパクトデジカメで、電子レリーズも別売りであり。
ISO 12800 まで設定可能。
バッテリーも、今回の寒冷地実地で使って、全く影響なし。
但し、寒冷状態で電子レリーズ撮影していると、シャッターの反応が悪くなってくる気がしました。 -
マニュアルで、ISO 12800、F1.8、BULB 撮影モード。
ちなみに、ボールヘッドシューと一緒の袋に入れていたら、移動中、液晶画面の表面を傷付けてしまいました・・・。 -
電子レリーズ(別売り)
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予備カメラの Canon PowerShot A1400
ISO 1600 まで設定可能。
シャッターも、15秒まで解放可能。
乾電池式だから、バッテリーが上がっても、すぐに入手・交換可能と考えて購入したが、寒冷地では極端に電池寿命が悪くなる。 -
A1400には、DIGITAL KING のコンパクトデジカメ用コンバージョンレンズ 180° Fisheyes S-Size T-03S を装着。
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この2台のカメラを、ボールヘッドシューで繋ぎます。
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三脚はカーボン製の、SLIK カーボンスプリント 624 FL 4段
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ゴリラポッドも
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ワイヤレスリモコンでシャッターが押せる、PENTAX Optio W90 も、試しに持って行きましたが、あまり活躍できませんでした。
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RICOH THETA も持って行きましたが、やはりオーロラ撮影は不可でした。
もしかしたら、ブレイクの時に使えば・・・
主に ICE MUSIUM で撮影しました。
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