2013/12/04 - 2013/12/10
121位(同エリア339件中)
風神さん
バックハーのサンデーマーケットは、
この一帯で最も大規模で最も賑わうマーケットです。
食品、衣類、日用品等たいていの物は売っていますし、床屋もあります。
しかし一番の見ものは、花モン族の女性の華やかな民族衣装と、
丘の上の水牛市です。
(1)は衣装編、とにかく華やかな民族衣装をご覧下さい。
- 旅行の満足度
- 4.0
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こんな母子や・・・
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天秤棒文化のあるラオカイから、
バックハーに向かいます。 -
バックハーでは・・・
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マーケットに入る前から・・・
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バッグの売り込み攻勢。
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このようなバッグ売り込みグループが、
観光客を狙って流しています。 -
ここはもう、
サンデーマーケットの入り口です。 -
緩い坂を下ると、
会場です。 -
まだ30代くらいの女性も・・・
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かなり高齢の女性も来ています。
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花モン族の女性が民族衣装を着るときは、
これが欠かせません。 -
こんな風に肩に乗せて、
前で交差させます。 -
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遠景にブルーシートの屋根が見えますが・・・
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水牛市をやっている丘の上から見ると、
こんな状態です。 -
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赤ちゃん、幼児を連れている人が目立ちます。
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大豆とこんにゃく。
日本の食材と共通するものが多いです。
ただし大豆・小豆以外のウズラ豆、花豆などは殆ど見ません。
そういう豆類は自分の家で作ったり、近所で融通しあうので、
市場では流通しない、と言うのがガイドの説明でした。 -
こちらは大根。
野菜・青果は多いです。 -
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祖母と孫でしょうね。
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この子、撮られ慣れてます。
カメラを向けても、全く動じませんし、
野菜売りには関心無さそうです。 -
手に札を持っていますが、
カメラマンからのチップのようです。
これを見越して、
親は意図的に彼女を一人にしている? -
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背中の赤ちゃんにも日傘を差しかけながら、
野菜を売っている若い母親。 -
この地方でも、
おそらく10代と思われる、
若い母親が目立ちます。 -
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完売?
店じまいです。 -
超デコねんねこ。
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ねんねこも非常に装飾的ですが、
これは今回見た中では、
抜きん出ています。 -
ブラウス部分の、
この色彩は珍しいです。 -
青系か、
赤・ピンク系が殆どです。 -
刺繍のポシェットも、定番です。
この二人はペアルック風です。
腕も組んでいます。 -
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右手に札、
左手にサトウキビ。
時々むき出しの札を持っている人を見かけます。
治安が良いから、
札と言っても日本で言えば高だか100円硬貨程度だから、かも。
何しろ20,000ベトナムドン(=20Kドン)が約100円です。
この女性が持っているのは、
2000ドン札+1000ドン札で約15円分です。
サパの市場で、ピーナッツおこわ1人前約25円でした。 -
スカートの下に、
赤や青のジャージをはいている人も多いのですが、
このように刺繍した布を、
脚半(ゲートル)状に巻くのが正式のようです。
伝統的な民族衣装では、
どのような履物を履くのかはついにわかりませんでした。
少なくとも圧倒的多数派の樹脂サンダルではないでしょうが笑 -
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青空床屋もあります。
この上が水牛市です。 -
水牛市は次のブログ、
「12バックハーのサンデーマーケット (2)」でご覧下さい。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 川岸 町子さん 2014/01/14 22:29:59
- 色彩
- 風神さん
すばらしいですね!
色があふれて、主張していますね。
想像以上の色と色の組み合わせです。
それは、さまざまな色の糸を使って織った布だからなのでしょうか。
きつく織る部分もあれば、あえて糸を垂らすためにゆるく織る部分もある、そんなことまでお写真から伺えました。
それぞれの民族の特徴があって、代々受け継がれていく衣装。
私は、北タイでいくつかを見たくらいです。
いつかサパ周辺や、雲南省で見てみたいと思っていました。
風神さんもお書きになっていますが、どうして男性の民族衣装がベトナムではないのでしょうか?
ベトナム人女性は、たくましい印象が私にはあります。
私は、タイやインドでバッグをいくつか買うほどなので、ここへ行ったら間違いなく、取り囲まれそうですね(笑)。
私一人に売り子さん5人くらいになるのでしょうか(笑)?
子守をしている姉妹の一枚、本当に微笑ましい光景です。
若い母親と赤ちゃんの一枚も、優しさが伝わってきます。
ベトナムも、様々な表情を持つ国ですね。
楽しく見せて頂いています。
ありがとうございます(@^▽^@)
川岸 町子
- 風神さん からの返信 2014/01/15 20:40:08
- RE: 色彩
- 川岸さん今晩は。
メッセージ、投票ありがとうございます。
バックハーのサンデーマーケットで見た花モン族の女性の衣装、すごいインパクトがありました。
ゲートルのようにふくらはぎに巻く布、腰の周りにまわす布、袖の部分、肩にかけるケープ、これらの派手で細かい模様は、みな刺繍のようです。大変な時間とお金がかかっているそうです。
サンデーマーケットには自分が持っている物の中で最高のものを身に付て、周辺の村から集まるようです。
実は男性の民族衣装を一回だけ見ていたようで、写真にも残っていました。オートバイの男性二人が着ていた、濃紺無地の長めのベストのようなもので、他はジーンズやTシャツなどありふれた衣類なので、それと気づきませんでした。もしやと思い改めて確認したら民族衣装に間違いないとのことでした。
ただし、サパ周辺でも男性の民族衣装は、現地の人でさえ殆ど見ないとのことでした。
民族衣装と言えば、私は衝撃を受けた事があります。非常に貧しいシンチャイ村に行った時、両手が青く染まっている女性(農家の主婦、ブログにポートレートがある女性)が、自分が染めた藍染の布1反?(画像で柵に引っ掛けて干してある何メートルかの布。おそらく民族衣装上下1着分)を30ドルで買わないかと言うのです。それどころかペラペラのトートバッグ1枚と交換してくれと言い出すのです。
その布は2反あり、1反は細かい織り模様があり、もう1反はろうけつ染めでした。どちらも見事に深い紺色に染められ、布自体も厚手のしっかりしたものでした。
彼女は自分が染めた布の本当の価値を知らず、投げ売りするような対価で手放そうとしていました。「無知が貧困のひとつの原因」とも言えるし、素晴らしい作品を生活の向上に結び付けられるようなサポートにも恵まれていないのだと、悲しい気持ちになりました。
実際、シンチャイ村は藍染・ろうけつ染めの素晴らしい技術を持っている村として一部に知られているようです。
モン族の刺繍、シンチャイの染め、でしょうか。 風神
- 川岸 町子さん からの返信 2014/01/16 21:41:44
- RE: RE: 色彩
- 貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございます。
まず、こちらの皆さんが、悪徳業者などにだまされていないのか、心配になりました。
以前、北タイの少数民族とかかわっておられる方のお話を聞いたことがあります。
少数民族は、タイ語を話さず、民族の言葉を話すこと。
そのため、子供たちは学校へ行くと、タイ語がわからないし、「山の子」といじめられる。
だから学校へ行かなくなる。
もちろんその後は、勉強しないです。
そんな状況も無知の一因になるのでしょうか?
風神さんのお写真から、民族衣装がどれほどの手間と時間がかかっているか、よく伺えました。
私の故郷は織物の産地で、子どもの頃は、機織の音が町中から聞こえました。
織った布を染めた後の水が、川の支流に流れ出て、支流の水が藍色に染まっていたこともあります。
でも、次第に織物産業は廃れていきました。
北ベトナムの山岳部の風習と伝統を表す、見事な民族衣装。
まずは、その価値を正しく認識できるようになることを願います。
また、今後も末永く受け継いでいくことができるよう、支えていく方法があるといいのですが・・・。
さて、お時間あるときに教えて頂きたい事があります。
?風神さんはガイドをおつけになって、回られたそうですが、個人でも行ける所でしょうか?
?地元の皆さんは、写真を撮られることをどんな風に考えているのでしょうか?
?一番肝心なことで(笑)、私一人でも行ける所でしょうか(笑)?
川岸 町子
- 川岸 町子さん からの返信 2014/01/17 21:22:57
- 返信ありがとうございました。
- 風神さん
メールにて、くわしい説明を頂きまして、大変うれしく思いました。
ありがとうございました。
いつか鮮やかな布を見に、訪れたいと思います。
川岸 町子
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