2013/12/10 - 2013/12/10
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まみさん
12月に赤坂ACTシアターで観劇するとなると、ついでにまた赤坂サカスのイルミネーション撮影も楽しめるかも、とちょっとは期待しました。
一眼レフを持って行くべきか、コンデジでも良しとするか。
でも、結局、スマフォですませてしまいました。
平日の火曜の夜なので、観劇前後にさほど撮影時間がとれなかったせいもありますが、2013年~2014年の今シーズンの赤坂サカスのイルミネーションは、あまりそそられませんでした。
例年のイルミネーション天井に比べて、これって地味になったの?
それとも色変わりするところは、進歩したの?
イルミネーションが地上に下りたので、その間を通行人が通れば、写真は撮りにくくなるし、いやはや。
スケートリングの方にますます力を注ぐようになったらしく、リング前にあった巨大なクリスマスツリーは、リング奥に2つの中型ツリーに置き換わってしまいました。
スケートリングに入場しなければ、よく見えない~。
でも、観劇したミュージカルがディケンズ原作の心あたたまる「クリスマス・キャロル」だったので、地上のちょっとのイルミネーションと合わせて、クリスマス気分は十分味わえました。
ミュージカルでは、ほろりと泣けてしまいました。
赤坂サカスの公式サイト
http://sacas.net/
赤坂サカスの公式サイトの冬のイベントページ
http://sacas.net/season_event/index.html
赤坂ACTシアター公式サイトのミュージカル「スクルージ~クリスマス・キャロル」公演詳細ページ
http://www.tbs.co.jp/act/event/scrooge2013/
<これまでの赤坂サカスのイルミネーションの旅行記>
2013年1月26日
「観劇ついでにちょっとだけ赤坂サカスのイルミネーションと韓国ミュージカル「ウェルテルの恋~若きウェルテルの悩み~」のカーテンコール」
http://4travel.jp/travelogue/10745860
2011年12月23日
「クリスマス恒例のバレエ「くるみ割り人形」観劇ナイトのイルミネーション散策(2)赤坂サカスと赤坂ACTシアター編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10631357/
2010年11月18日
「観劇ついでに、イルミネーションはまだかと思っていた赤坂サカス!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10521613/
2008年12月26日
「イルミネーションの赤坂サカスでバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10297306/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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赤坂ACTシアターとミュージカル「スクルージ〜クリスマス・キャロル」の垂れ幕
<主なキャスト>
エベネザー・スクルージ:市村正親
スクルージの書記のボブ・クラチット:武田真治
イザベル(スクルージの昔の恋人)/ヘレン(甥のハリーの奥さん):笹本玲奈
ハリー(スクルージの甥)/若き日のスクルージ:田代万里生
スクルージの亡き相棒ジェイコブ・マーレイ:安崎 求
第1の幽霊(過去のクリスマスの精霊):愛原実花
第2の幽霊(現在のクリスマスの精霊):今井清隆
クラチットの末っ子のティム坊や:加藤憲史郎 -
会場内のたくさんの花輪
-
記念撮影に最適のスポット
<ざっくり感想>
大学時代にディケンズの小説のファンになりました。
ディケンズの話の中でこの話がとりわけ好きかというと、いまひとつですが……スクルージ像にシェイクスピアのシャイロック、ひいては金融業しか営めなかったユダヤ人に対する偏見が感じられるし、ミュージカルはクリスマス礼賛がちょっと極端なのですが……でも、すぐにそんな冷めた目では見ていられなくなりました。
社会風刺や批判・主張のミュージカルではなく、あくまでファミリー・ミュージカルなので、ほろりと心温まる夢を見させてもらえればそれでいいんです。
心を入れ替えたスクルージが1度くらい貧しい人々の借金を棒引きしたくらいで、スクルージは今後も金貸し業を続けるでしょうし、貧しい人々は社会体制が変わらなければやっぱり貧しいままの人の方が大半で、またきっとお金を借りるはめになるのでしょうから、なんの解決にもなっていないはずです。
でも1年に1回くらい、クリスマスという良き日に、コミュニティのコミュニケーションと心のふれあいを改めて大切にするのはいいことです。
金の亡者となって、人の好意や愛情を信じられず、与えることも与えられることもないのは、いくら金があっても貧しい人生です。
むしろ金に支配されてしまって、心は金の奴隷になったともいえるから、スクルージが今のうちに心を入れ替えることができて良かったです。
それに、役者さんたちは豪華で、歌も演技もとても上手でした。
子役が多くでていましたが、スクルージの書記のクラチット家の体の弱い末っ子ティムは、とりわけ上手でした。
第3の幽霊が、ティム坊やが亡くなっている未来を見せたとき、ボブ・クラチットがティムの墓参りをしているシーンでは、涙がこぼれて仕方がありませんでした。
それはその前までのティムを囲む人々の演技もさりながら、ティム役の子の演技や歌がとても上手で、舞台の世界に引き込まれたからです。
子役としてのキャリアはあるようですが、さすがです。カーテンコールのときにちょっと素が見えて可愛らしくて、目が離せませんでした@
スクルージ役の市村さんは14年ぶりの再演らしいですが、さすがに地に着いた演技で、ドケチな金貸しではあっても、お茶目なおじいさんぶりを披露してくれました。
スクルージが15年一度も給料を上げなかった書記のクラチットとスクルージの甥ハリーが、町の人とは違ってスクルージがなんだかんだいっても好きなのは、市村さんのスクルージ像を見ていると、すんなり納得できます。
ミュージカル役者ともいえる田村さんと笹本さんは、美男美女ペアで、とりわけ目の保養になる役者さんたちですが、ちゃんと歌と演技という中身も伴っています。やっぱりこの2人の歌はとても聞き応えありました。
クラチット役の武田さんは声量が足らないと思えるときもありましたが、さすがにキャリアのある俳優だけに、一歩間違えると善良すぎて薄ら寒くなりそうなクラチットを、好感の持てるお父さん像として上手く演じていたと思います。
幽霊たち───スクルージの亡き相棒のジェィコブ・マーレイもそうですが、第1の幽霊(ミュージカルでは「過去のクリスマスの精霊」とマイルド化)も第2の幽霊(同じく「現在のクリスマスの精霊」とマイルド化)たちも存在感があってとても良かったと思います。 -
観劇後、帰りに撮った赤坂Bitzタワー前のイルミネーシヨン
ううーん、これなら、ワンパターンでもこれまでの天井イルミネーションの方がファンタジックで、ずっと好みでした。
時間になると光と音のパフォーマンスがあるようです。
「赤坂サカス 音Xテラス〜音と光のオ・モ・テ・ナ・シ〜」
ライトアップタイム 16:00〜24:00
11月8日(金)〜12月5日(木)「光のパフォーマンス」
12月6日(金)〜「光と音のパフォーマンス」
パフォーマンス開始時刻
17:00/17:30/18:00/18:30/19:00/19:30/20:00/20:30/21:00
(各回約 15分) -
色変わりが始まったけど……
自慢のパフォーマンスではなさそう。
そのときは見ごたえあるのかな〜と思っても、イルミネーションがこれ以上増えるわけではないでしょう。 -
レッドバージョンへ
かすかに音楽は聞こえています。
しかし「驚きのイルミネーション」というにはほど遠いです。 -
イエロー・バージョンへ
あまり驚かないイルミネーション。
きれいですけどね。 -
ブルーからグリーンへ
こういう色変わりはよく見るので、慣れちゃった私。
すぐに思い出すものとしては、東京ドームシティのイルミネーション。
今年は久しぶりに見に行くかどうか、どうしよっかな〜。
<これまでの東京ドームシティ・イルミネーションの旅行記>
2012年2月10日
「今シーズン最後のイルミネーション撮影チャンス!───クロスフィルターで東京ドームシティのイルミネーションはキラキラになるか」
http://4travel.jp/travelogue/10645097
2010年12月17日
「しんしんと冷える夜にともしび求めて東京ドームシティのイルミネーション(1)光の船エルビス号とペガサスのカリヨン」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10530055/
「しんしんと冷える夜にともしび求めて東京ドームシティのイルミネーション(2)ラクーアの今年のテーマは色バリエーション!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10530056/
2009年12月15日
「ジェットコースターの絶叫をBGMに、東京ドームシティ・イルミネーション散策(1)クリスタル・アニューetc.編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10410112/
「ジェットコースターの絶叫をBGMに、東京ドームシティ・イルミネーション散策(2)ラクーア編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10410115/ -
TBSのビルを背景に
イルミネーションがファインダーの中に大きく入れにくいですが、このアングルの方がビルのおかげで豪華かも。 -
こっちのツリーの方がずっと豪華
赤坂サカスのスケートリンクのツリーにはそそられなかったし、そもそもスケートリンクに入場しなければ、近寄れないような位置にありました。
これは帰り道、ホテルニューオータニー前のビッグなツリー。 -
通りの生け垣のイルミネーションと合わせると、さらに豪華@
おそまつさまでした。
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