2013/12/02 - 2013/12/03
931位(同エリア1721件中)
かとぽんさん
秩父神社の女神妙見様と武甲山の男神の年に1度の逢瀬がかなえられる12月3日の秩父夜祭。
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭に数えられ、300有余年の歴史を誇ります。
今年で5回目となる秩父夜祭の今回の旅の道連れは大学生活最後の年となる次男です。
いつもなら夜祭に合わせていくので見物場所も時間も限られてしまいますが今回は今年の夏にロードショー公開され秩父が舞台となった劇場版アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の聖地巡礼も兼ね前日に秩父入りし秩父の町を巡ろうということにw
ふだんは見ることのないけやき公園や旧秩父橋や定林寺などを巡ってみようと思います。
めんまの食べたかきたま塩ラーメンや蒸しパンなども食べてみたい〜w
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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-
通常だと5,000円近くかかる高速料金を節約するため今回も深夜割引を利用し
昨日急きょ深夜のバイトが入った次男の帰りを待って午前3時半出発です。
東海環状道は霧が発生して見通しわるいです。 -
深夜割引も適用されたのでホっとひと安心、神坂SAでトイレ休憩がてら夜が明けるまで仮眠します。
-
午前6時に起床ししばらく走って阿智PAでめざましのコーヒーとお饅頭を購入しました。
はるか向こうの中央アルプスからのご来光がまぶしいです。 -
車は中央道を順調に北上するが岡谷JCTの中央道と長野道との分岐で大失敗!
というのも私は高速代をケチるため中央道の甲府昭和ICで下りて雁坂みちを使って秩父入りするつもりだったが出発時のナビ設定を誤りナビは長野道〜上信越道〜関越道から秩父へ入るルートを案内していたのだった・・・
(´-ω-`)寝不足もあってかとっさの判断ができずそのままナビの指示を鵜呑みに長野道へ・・・
しかし見慣れぬ塩尻方面の標識によーやくはっと我に返り塩尻ICで高速を下りてUターンしました・・・
おかげで深夜の半額割引はここで途切れてしまいましたとさ(>_<) -
9月のおわら風の盆の帰り道でもせっかく深夜割引にギリギリ間に合って北陸道に入ったと思ったら砺波JCTで東海北陸道に入らずそのまま直進してしまい、次のICで下りたので半額割引がおじゃんになったとゆー失態を演じたばかりです・・・
最近トシのせいかこんな凡ミスが多い〜w
諏訪SAでトイレ休憩。 -
今度こそ中央道を甲府に向かってひた走るw
前方に富士山がほんのり見えてきました。
右後方には雪化粧した南アルプスも見え東名から見る富士山とは違って雄大です。 -
10時半、甲府昭和ICを下りてすぐガソリンを満タンにし今度は甲府バイパスから西関東道路〜雁坂みちへ。
広瀬ダムのダム湖横を走行します。
お天気も快晴で快適なツーリング。
2時間ほど走れば秩父です。 -
道の駅みとみでトイレ休憩。
2年前にこのルートで秩父にきたときにもここで休憩しました。
そのときは大きな熟柿が100円で売ってたんですが今回はありませんでした。
ザンネンなりw -
道の駅からほどなく走るといよいよ雁坂トンネルです。
通行料560円(軽自動車)を支払って突入〜
雁坂トンネルは全長6,625mで一般国道の山岳トンネルとしては日本最長、
山梨県の甲府市と埼玉県の秩父市をむすぶ重要な交通路です。
このトンネルが開通するまでは自動車での通行ができず「あかずの国道」とよばれていたそうです。 -
ゆるやかな上りのトンネルをえんえんと走行する。
行き交う車もほとんどおらず孤独な道のりですw
帰りは深夜に通る予定なのだが凍結とかしないんだろうか?? -
雁坂トンネルを抜けついに秩父市に入りましたー
目の前をのんびり走る西武バスに秩父の銘酒「武甲正宗」の看板が。
相方からこの武甲正宗の無濾過原酒とかいう酒をお土産に買ってくるようリクエストを承ってますw -
滝沢ダムのループ橋にさしかかる。
目の回りそうなループの道路を緊張しながら走行〜 -
街路灯が1本もないけど夜間に走るときは真っ暗なんやろか??
帰り道がちょっと不安です(;^_^A -
ダムのてっぺんが同じ高さくらいに見えます。
つーことはこっちも相当な高度があるってこと?? -
ひえーあそこ走ってきたんですねぇ〜たかっ
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よーやく秩父市街に入りました〜
まずは明日の夜祭りのときの桟敷席の席を決めるため予約してあったお店へむかいます。
ここは団子坂への入り口となる曲がり角にあたるので笠鉾や屋台のギリ廻しや玉入れが間近で見物できるナイスな場所です。
例年2階席を頼んでいたのだが今年はもう前列が満席、とのことだったので今回は1階席で頼んであります。
コーナー付近の一番見やすそうなところを選んで席を確保してもらう。
代わりに花火が見れないのが難点w -
桟敷席の入場券です。
これがあれば19:00からの団子坂付近の通行が封鎖されても印籠代わりにこれを見せれば通り抜けOKなのである。
少々出費がイタいけど団子坂はこーやって席をカクホしとかないと見物はできません。。。 -
桟敷席も確保したのでようやくあの花の巡礼ツアーをスタート、
まずは西武秩父駅にやってきましたー -
駅ヨコの観光案内所であの花の巡礼MAPを入手しにいきます。
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店内を探し回るが夜祭関係の案内チラシはあれどもあの花MAPは見当たらない。
結局カウンターのお姉さんに「あのー。。。あの花の巡礼MAPはありますか?」と聞くとにっこり謎の笑みをうかべ、カウンターの下から「何枚ですか??」と差し出してくれた。
さすがに夜祭の日にくる巡礼者はいないだろうということでしょーかw -
早速見開きページをあけてみると西武秩父駅がまっさきに登場です。
黄昏時の西武秩父駅。なんとなくノスタルジック。 -
西武秩父駅に併設されてる仲見世商店街にもあの花グッズ満載です。
超平和バスターズのプリントクッキーかわいいですね。 -
あの蒸しパンです!
んー、そそられますねぇ〜
あとで買いにこよっと -
でっかいメニューサンプルですw
わらじカツ丼とありますが秩父の名物なんでしょーか? -
お昼はめんまのかきたま塩ラーメンを食すと心に決めていたので途中で買い食いなどはガマンしてお腹を空かせてきました!
まずは駅前のラーメンつくもでかきたま塩ラーメンを!!! -
・・・、といさんでやってきたがなんとお店は定休日だった
( ̄□ ̄;)!!
(´;ェ;`)ウゥ・・・せっかく楽しみにやってきたのにこの仕打ちはないです〜
しかしいつまでも嘆いていても仕方ない。
携帯でお店に電話をかけて明日は営業してるか聞くと「11時からやってます」とのこと、ε=( ̄。 ̄;A ホッ…とりあえずひと安心です。 -
とゆーことで再び仲見世商店街に戻りまずはお昼ご飯。
さきほどのでっかいわらじカツ丼のディスプレイのあったお店にやってきました。 -
朝もお饅頭1コだったこともあり、空腹をこらえていたこともありこんなメニューを注文。
おっきりこみかけうどんとミニわらじカツ丼セット1,000円です。
かけうどんは分かるが「おっきりこみってなんですか??」と店員さんに尋ねると「秩父の方言で大ざっぱに切った、という意味です」とおしえてくれた。
うどんの麺がまるで山梨のほうとうのように幅広で平べったいです。
具もごろごろ入ってていかにも豪快な秩父人の心意気を感じますw -
お腹もみたされ早速秩父市内の散策へ。
お旅所へと続く団子坂へやってきました。
ここは20:00〜22:30頃まで笠鉾・屋台の通過の障害となる
架線を切り離すため、秩父鉄道は一時運休になります。
その間は無料バスが運行されます。 -
ベルク東町店
あの花9話にも登場したスーパーです。 -
ゆきあつがめんまのパパに土下座をしているシーンですが写真のアングルはかなり違ってましたw
-
玄関先でたそがれる白ラブちゃん。
ゆきかう人たちをながめてます。 -
秩父神社前の八幡屋本店です。
ここにも蒸しパンが売ってました。
美味しそうでしたがさっきお昼を食べたばかりでお腹がいっぱいです。 -
秩父神社へやってきましたー
-
明日の大祭だと人がいっぱいで移動も大変なんですが宵宮の今日はわりと空いててのんびりした雰囲気です。
中町屋台が飾り置きされてます。 -
屋台の舞台では子供たちによる所作事が奉納されていました。
長唄 雨の五郎という題目が披露されています。
踊り手は小学1年生の男の子。
五郎が恋人の元へ日毎に通う道中を舞踊化したものとしおりにあります。
雨の中傘をさしながら恋人からの恋文を読む振りがあったりとなかなか艶っぽい舞踊を見事に演じています。 -
秩父祭りでは屋台は国指定重要民俗文化財ですが当日行われるこの屋台行事も国指定無形民俗文化財となるのです。
その昔養蚕業などで大変栄えた秩父の土地で幼い頃から芸事に慣れ親しんで大切に伝統行事を守っている子供たちに心強さをかんじます。
祭りの期間中はこの秩父神社以外にも辻つじでも曳き踊りが披露され観光客を楽しませてくれます。 -
所作に思わず見入ってしまいましたが気を取り直してまたあの花巡礼にもどって散策。
この秩父神社前の碑も第2話に登場。 -
今日は夜祭の関係で後ろの石垣や柵が防護幕で覆われてたのでちょっと雰囲気が違ってます。
-
秩父まつり会館裏線路脇。
これも第2話に登場。 -
この線路脇の柵の上をめんまがぴょんぴょん飛び移ってました。
さすがにそんなマネをする人もいないと思うけどやはりめんまのお願いで「柵の上に立っちゃだめ」とキケンな行為を禁止する貼紙がありましたw -
シンシアの看板
第1話に登場。 -
字体もまったく同じです。ほんとに実物に忠実に描かれていますなーw
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まつり会館の庭にたたずむにゃんこ。
一途に見つめられて気恥ずかしいw -
秩父駅のじばさんセンター前にやってきましたー
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ここにもあの花ネタが満載です〜
秩父駅前どこいくべぇ燈籠 第1話 -
実際には交差点のあちこちにどこいくべぇがあったのでどれがそうなのかよくわかりません〜w
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秩父駅入り口交差点 第2話
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角のお店はおもちゃやさんでしたが店頭に大きなあの花のポスターが貼ってありました。
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路面に残された曳き回しのあと。10数tもある木車なので跡が残るのもうなずけます。
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大きいものだと高さ7mにもなる笠鉾や屋台が通るため進行の障害となる道路標識や信号などはぐるっと90度回転させて道路脇へ退避させます。
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肩身が狭そうに建物に寄り添うように立ってますw
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大通りを歩いているとまた中町屋台に出会いました。
明日の夜祭ではこの大通りをご神幸行列とともにお旅所に向けて曳行されるのですが実はこの行事、秩父神社の女神さまと武甲山の男神さまの年に1度の逢引のためのもの。武甲の男神さまには実はこの近くの諏訪神社に祀られている正妻さんがおられる。なのでこの近くを行列が通るときは諏訪渡りといって正妻の怒りを買わないようにお囃子を止め数メートルひっそりと進行するそうですw -
曳き手たちが全身をつかって屋台の進行方向の調整をしています。
道路の中央から少し右寄りに進路を変えようとしているらしい。 -
向こうから本町屋台がやってきました。
屋台と屋台がすれすれの間隔ですれ違います。 -
すれ違う瞬間にはお互いの囃し手たちがエールの交歓みたいなことやってますw
威勢がいい〜w -
屋台前面にすっくと立つ囃し手4名。
堂々とした姿です。
この場に立てるのは生涯に一度きりと聞いてます。 -
一生に一度の晴れ舞台を思い切り演じきる囃し手たち。
若い人もいるがなかにはけっこー年配に見える人も。
町内によっては20年待ちというところもあるらしい。
それだけ貴重な晴れ舞台というわけですね〜 -
本町屋台の後ろ幕は玩具を積んだ宝船に大きなダルマの刺繍です。
おめでたいですね。 -
ギリ廻しのときに使うてこ棒の角材と台座
-
祭り洋品を扱うお店のリアルな看板?マネキン?
インパクトたっぷりで注目を集めていました。 -
祭り洋品のお店です。
篠笛に目がない次男は吸い込まれるように入っていきなかなか出てこない。
痺れを切らして私も入っていくと・・・ -
案の定、笛売り場でお店のご主人と笛談義w
1本3万とかフツーに置いてあってびっくりさせられます。
専ら2千円のプラ笛を愛用している私には驚異の世界w -
中町の屋台蔵。
昔ながらの漆喰の蔵かと思いきや鉄筋コンクリートの現代風w -
ここでまたあの花ネタに戻りました。
中町駐車場からの矢尾百貨店 第3話 -
だんだん夕暮れに近づいてきてアニメのシーンとシンクロしてきたかな?
-
うっすら夕焼けに染まるトワイライト武甲山w
どっしりした男性的な威容ですが
その表面は石灰岩の削り出しでかなり形が変わってしまってます。
秩父は武甲山の北面から掘り出される良質な石灰岩で製造されるセメント業が主要産業なので致し方ないとはいえ、いかにも痛々しい姿です。
今後武甲山がその姿をどんどん変えていってしまうのを秩父の人たちはどんな思いで見つめていくんでしょうか。 -
市街地のあの花巡礼はもうタイムリミットとなり、このあとは車で少し遠くの名所を見学しようと車へ急ぐ。
その途中仲見世でお留守番の相方へのお土産に武甲正宗の無濾過原酒を購入。
相方との約束なのでなんとしても買っていかねばw -
その後暮れ行く夕陽との追いかけっこで旧秩父橋へとやってきました。
ここからあの花第1話にも出てくる秩父太平洋セメントの工場夜景がのぞめましたがザンネンながら写真を撮り忘れましたw -
なんとも幻想的な風景です。
-
ついに日がとっぷり暮れこれ以上は巡礼はムリ!ということで夕飯を食べにまた宵宮で賑わう秩父市街へ。
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武蔵屋というそば屋さんでちちぶ名物「ねじ」をいただく。
昼間に食べたおっきりこみうどんの麺のような幅広麺があずきで煮てあります。
歩きつかれた体にやさしい甘みでした。 -
次男は山菜そばです。
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秩父名物?そばこんにゃくの味噌おでん
岡崎の八丁味噌のごとく濃厚そうな赤味噌がたっぷりのった味噌おでん。
こんにゃくは意外とあっさり風味でした。 -
お腹も満たされたあとは宵宮見物もそこそこに今夜の宿へ急ぐが途中であの花MAPにのってた旅立ちの丘からの夜景をみにいこうと思い立つ。
が、場所がいまいち把握しきれずウロウロ迷ってるうちに狭い道へ迷い込んで車が立ち往生・・・(;^_^A
周辺住民に怪しまれながら必死に切り返してUターンw
決死の思いで撮影した夜景です。 -
第9話で登場の秩父市街の夜景。
余談ですがこの旅立ちの丘、全国各地の小・中学校等で歌われている卒業ソング「旅立ちの日に」にちなんだものです。
「旅立ちの日に」は秩父市立影森中学校で生まれました。
我々の時代の卒業ソングは「仰げば尊し」ですが今は圧倒的に「旅立ちの日に」ですよね。 -
夜景の撮影を終え今夜の宿へ。
・・・が、これがまた普通に県道72号線から行けばいいものをわざわざ山道を走行して向かったため軽自動車が1台ぎりぎりで通れるような道を進む・・・(;^_^A
対向車がきたらどうしようとヒヤヒヤしながらよーやく今夜の宿に到着。
長い1日がようやく終わります。 -
外観は古いたたずまいでしたが部屋はリフォームしたのか新しくて快適な民宿でした。
お風呂とトイレは別棟になっておりちょっと寒かったけど熱々のお風呂にゆったりつかれました。
明日は朝イチで回りきれなかった聖地巡礼と秩父夜祭りです!
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