2013/08/06 - 2013/08/13
3619位(同エリア16384件中)
Saraさん
5泊したパリは超観光都市でした。バカンスシーズンに旅行したのでどこへ行っても観光客だらけで、果たして本当のパリ市民に出会えたのかなという感じです。パリにはもともとあまり興味がなかったのですが、日本からの行きやすさなど交通の便を考えて今回の最初の街に決めました。綺麗な建物ばかりですし、見どころはたくさんありました。ただヨーロッパでの一人旅は初めてだったのですが、観光義務を負っているかのような、常に効率よくまわることばかり考えてしまって純粋に楽しめませんでした。個人的にはパリの魅力は夕方や夜の綺麗な街並み、それから華やかなイメージとは裏腹なブラックな側面にあると思います。移民だらけで治安は決していいとは言えないですし、地下鉄もかなり汚いです。ですがそういう部分もパリですし、旅行した人にしか分からない側面だと思います。
8/6 9:00 成田空港発、仁川空港乗り継ぎ
18:00 パリ・シャルル・ド・ゴール空港着
8/7 市内観光
8/8 12:00 ジュネへ
8/10 21:00 パリに戻る
8/11
〜 市内観光
8/12
8/13 8:00 バルセロナ・エル・プラット空港へ
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 1.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ライアンエアー 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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<宿>
"Paris KYO"
・リビング雑魚寝1泊15ユーロ(初日は25ユーロ)
・wi-fi一応あり(私が行ったときは故障中、後半は裏庭でのみ使用可)
・ホットシャワー・バスタブ・トイレ・洗面所共同(使用制限時間あり)
・パスタ、パン、チーズ等食べ放題
・キッチン使用可
・冷蔵庫共同
・洗濯物干し場あり
初めての日本人宿。今は移転したようですが、メトロ7番線の終点ラ・クールヌーヴ駅が最寄りで、もはやパリ郊外の街にあります。現地人も言う程、治安が悪い地域で移民ばかりでした。宿に泊まった日本人が強盗等の被害にあった話もいくつか聞きました。オーナーさんはフランスの外人部隊にいた日本の方です。最初の2泊はリビングではなく女子ドミの床で寝かせてもらったり、夜は危ないからとモンマルトルを案内してくれたり、親切にしてもらいました。ですが私が口コミにまで書いてしまう程、ひどい条件が重なってしまって二度と泊まりたくない宿となりました。ダニは出るし、シャワーは0時から9時まで入れないし、オーナーは酔っ払って帰ってきて当たり散らすし。女性の方達とは仲良くなれたので良かったですが、せっかく海外に来たのに日本人同士の馴れ合いになってしまうのはどうかなと思いました。 -
宿からの景色。普通の住宅街です。向かいの人に手を振ったら振り返されてしまって、それ以後気まずくなりました(笑
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<移動手段>
成田空港からパリへは仁川乗り継ぎの大韓航空で -
市内の移動→RER(高速郊外鉄道)、メトロ、シャトルバス
地下鉄は薄暗くて治安の悪そうな雰囲気でした。それからオペラ駅では日本語で「スリに気をつけてください」とアナウンスが流れます。相当日本人は狙われているんだなぁと実感。
長距離移動(Avranches)→SNCF(国鉄)
(バルセロナ)→Ryan Airの飛行機
悪名高いLCCのRyan Airだとバルセロナまで片道6000円で購入できたので、挑戦してみました。いろいろあったトラブルの詳細は一番下に記載しました。 -
<おすすめプラン>
第11位、夏の野外映画祭
ラ・ヴィレット公園では7〜8月の1ヶ月間、芝生に寝転びながら映画を鑑賞することができます。私が行ったのは0時近くでもう終わりかけていましたが、いい雰囲気で素敵なアイデアだと思ったので私の地元でもやってほしいです。 -
第10位、凱旋門
見て感動はあまりしなかったですが、パリに来たなら一度は見ておくべき建物だと思います。天気が悪かったですし行列ができていたので、登らなかったです。 -
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第9位、コンコルド広場
ここに着いたときは、とにかくその広大さに驚きました。それからフランス革命の際に処刑が行われた場所でもあるので、世界史で学んだことが目の前で行われていたのかと思うと感慨深いものがありました。普通のデジカメでは撮りきれないので、パノラマモードやムービーで撮る方がいいと思います。 -
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第8位、無料の美術館巡り
高い入場料を払ってまで人混みの中作品を鑑賞する気分にはなれなかったので、ルーブルやオルセーには行きませんでした。その代わり無料の小さい美術館をいくつかまわりました。この写真はプティ・パレです。作品も良かったですが、外観や内装が宮殿のようなところも素敵でした。 -
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ザッキン美術館。私は東京の原美術館のような個人の邸宅風美術館が好きなので、ここも気に入りました。
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リュクサンブール公園内で見つけた美術館というよりは展示会。現代アートが中心でインテリアにしたい作品がたくさんありました。
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第7位、ポンピドゥー・センター
宿に美術関係の方も結構いてここを勧められました。個人的に現代アートの方が発想が自由で親しみやすいので、気楽に鑑賞できました。このときはロイ・リキテンシュタインの特設展示がありました。アメリカンコミック風のポップなアートでした。 -
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常設展示の方も1時間では見切れないくらい作品が豊富でした。
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第6位、サン・シュルピス教会
教会よりも仏教寺院やモスクに興味があったので、あまり期待していなかったのですが神聖な雰囲気の素敵な教会でした。無料で入れます。ステンドグラスも綺麗なのですが、上手く写真に写りませんでした。たまたま日曜日のお昼頃に行ったので、ミサにも立ち会えて、なおさら感動しました。パイプオルガンで演奏が行われたのですが、世界でも有数のパイプオルガンなのだそうです。ちなみにここは『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台だそうです。 -
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ドラクロワのフレスコ画『天使とヤコブの闘い』
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第5位、パリの街並みを一望
パリでは物価が高いため節約生活だったので、無料で景色を一望できる場所を探しました。この写真はアラブ世界研究所から。屋上へ行くのは無料でレストランもあります。セーヌ川が真下に広がりノートルダム大聖堂を見られます。 -
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こちらはポンピドゥー・センターに行ったときに見た景色です。眼下は住宅街中心で遠くにエッフェル塔やサクレ・クール寺院が見えます。他にもサクレ・クール寺院前からもパリの景色を一望できます。
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第4位、街中のアート、パフォーマンス鑑賞
電車内でも行われている程、パリでは至るところでパフォーマンスを見ることができます。これは日本や東南アジアとは違うところだなと思いました。クオリティも高くて通行人もよくお金を入れているので、パフォーマンスをやりやすい場所なのだと思います。 -
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モンマルトルで、人に見せかけた作品。
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第3位、モンマルトル地区
治安がよくない地域ですが、画家が集まるテルトル広場やおしゃれなレストランがあってとても好きな場所です。お金に余裕があったらテラス席で食事をしてみたかったです。サクレ・クール寺院も独特な形が良いですし、丘の上にあるのでエッフェル塔等も見渡すことができます。特に夜に魅力が増す場所なので、一人で行かなければ安全に楽しめると思います。 -
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第2位、川沿いでのんびり
セーヌ川岸のベンチで宿で作ったサンドイッチを食べたりしました。ベンチはたいてい先客がいて、橋の近くのベンチにしか座れませんでしたが。橋の近くは小便臭いんです。 -
夕日の時間帯は本当にロマンチックです。
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夏ならではの風景。川岸にビーチを造って日光浴していました。
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川に架かる橋もそれぞれ特徴があって面白いです。
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こちらは『アメリ』にも出てきたサン・マルタン運河。お菓子を食べながらのんびりできました。
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第1位、セーヌ川クルーズ
私はポン・ヌフという橋から出発して戻ってくる船に乗りました。10ユーロ程度でした。朝から行われていますが、夜のライトアップを見たかったので10時頃まで待ちました。夏のフランスは日が長いので9時半頃まで明るかったです。街の景色ももちろん素晴らしかったですが、橋の上や川岸から手を振ってくれる人達がいたのも楽しかったです。 -
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<食事>
バゲットサンドイッチ
本場のフランスパンはやっぱり美味しかったです。中国系の方がやっているお店で、値段もお手頃でした。 -
平たい桃
味は普通の桃と変わらないです。丸かじりしやすかったです。 -
モンブラン
モンブランが有名なカフェ"ANGELINA"で。濃厚で中に入ったクリームもとても甘くて、これだけで一食分になりました。今まで味わったことのないモンブランで美味しかったです。宿の近くのマックでこっそりと食べました。 -
店内はクラシカルでお洒落な雰囲気でしたが、混んでいたし私には敷居が高く感じられてテイクアウトにしました。
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他のケーキも美味しそうでした。マカロンも購入。
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ピスタチオジェラート
正直に言うと、バリ島のウブドで食べたピスタチオジェラートの方が好みでした。 -
セーヌ川沿いの"LE RELAIS DU PONT NEUF"で。ポン・ヌフ橋出発のセーヌ川クルーズの割引券をもらえました。
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フランスビール
kronenbourgを飲みました。味はまあまあでした。写真はモンマルトルで。 -
<トラブル>
「Ryan Airに乗ってみた」
安い便のため朝8時台の出発でした。しかも郊外のボーヴェ空港発のため、宿から始発の電車に乗りシャトルバスの長蛇の列に並んでやっと乗り込み、空港に着いたときは出発30分前でした。私は荷物を預けるのに20ユーロも支払うのが嫌だったので30リットルのバックパック1つと、それにショルダーバッグを巻き付けました。荷物検査の列に並んでいるときに、荷物が規定より大きくないか係員に容器に入れさせられたのですが、入ったのはいいのですが今度は抜けなくなってしまいちょっとした騒動を起こしてしまいました。係員を手伝わせてやっと抜けたので周りの人も少し喜んでくれましたが、醜態をさらしてしまったことを反省。その後このまま列に並んでたら間に合わないと思い、航空券を見せたら前に並んでいた人達がどんどん譲ってくれました。同じ便に乗る人達と一緒に抜かさせてもらい、その一人のフランス人女性は私の荷物検査が終わるまで待ってくれました。荷物検査の係員は私の膨大な量の化粧品などの容器類に驚いていましたが、袋で小分けにしてくれました。最後に搭乗ゲートに向かったらここで初めて「荷物を一つにまとめろ」と言われ、どうしても入らなくて係員に何か言われて理解できないでいたら、待ってくれていたフランス人女性が間に入ってそのまま搭乗することになりました。彼女も英語がしゃべれなかったのでどうなってしまうのか不安でした。航空機の下まで着いたら「荷物をここに置け」と言われ、よく分からないまま搭乗することに。席は自由席でした。そしてバルセロナに着いたら私の荷物もちゃんと出てきて、無料で預けられたことが分かりました。後でいろんな人にこのことを話したら「普通は搭乗拒否されるよ」などと言われ、自分はかなりラッキーだったことが分かりました。次からはよく考えて航空便を選ぼうと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 鼻毛マンさん 2014/06/29 21:58:37
- 羨ましいなぁ〜♪
- 紗楽さん、こんばんわ〜。
久しぶりに旅記ょ覗いてみたら、たっくさんUPされていたのでこの土日であわてて拝見しました。
相変わらずの、とてもわかりやすい構成。
そして、僕のような嫁さん持ちの社会人からは、想像を絶するほど自由きままな旅をしていて心が和みました。
僕だって定年退職したらって思っているけど、きっと定年退職したら金がなくてぴーぴー言ってるような気もしてます。
いっそのことミャンマーに移住しようか…
旅記拝見して様々なトラブルに遭い、それを旅記巻末に整理して書かれているのはとても良いことだと思います。
こういった旅記は、いい事を書くより、悪い事を書いた方が他の人の役に立つ為です。
なので僕もできる限りトラブルを紹介するようにしています。
このパリの旅記で、機内持ち込み荷物でトラブってましたね!
僕も10年くらい前、ロンドンヒュースロー空港で保安チェックにひっかかりました。
僕はそのとき、爪切りと鼻毛ハサミをバックに入れて機内持ち込みしようとしたら、行きはだいじょうぶだったのに、帰りで「デンジャー!!!」ってサイレン鳴って、みんなが僕を犯罪者の目で見て、保安員の人が必死に探して、小さな鼻毛ハサミを見つけて、どんなもんだってどや顔されたのがすごく印象に残ってます。
この時から、鼻毛ハサミだけは海外旅行に持っていかなくなりました。
人間いたい目に遭うと、学習するものだとほとほと感じ入ったものです。
紗楽さんは美人なので、僕のようないかにも悪るそうな油が出ているかのような中年のおっさんには考えもしないようなトラブルにも遭っていましたし、これからも少なからず遭うだろうと思います。
ぜひめげずにすてきな旅を続けて欲しいです。
鼻毛マン
- Saraさん からの返信 2014/07/01 12:02:13
- いつも嬉しいコメントありがとうございます!
- こんにちは!旅行記へのご訪問ありがとうございます!インド旅行から帰ってきて、暇な時間がやっとできたので旅行記必死にupしました。学生という身分を利用してたくさん旅行行かせてもらってます。社会人になったらなかなか難しいと思われるので。それでも鼻毛マンさんは忙しい合間を縫っていろんなところへ行っているように見受けられます。私もそんな社会人になれるように見習いたいです!
構成、他の方が見やすいように努力して行きますね!それからトラブル欄は自分のためにも思い出として書いているので、他の人の役に立てたらより嬉しいですね。私も鼻毛マンさんのトラブル欄を拝見して箇条書きになっていてとてもわかりやすいと思いました。アルバムの表紙の写真も変えられましたか?とても素敵です。
ヒースロー空港厳しいらしいですね。私がオリンピックに行ったときは特に問題なかったですが。たぶん子供と思われてたからでしょうね(笑 ヨーロッパはライアン航空が厳しくて他のLCCは荷物2、3個持ち込んでも特に何も言われなかったです。それにしても鼻毛マンさんは面白い体験されてますね!笑 そのときは恥ずかしくてもあとあと武勇伝というか、話のネタになりますよね!私もカミソリ没収されたことありますが、サイレンは鳴らなかったです(笑
私は全く美人でないですが、女一人旅で友達ができやすいという有利な点がある反面、危険に遭いやすいという点もあります。男に生まれてればと思ったことが何度もありますが、有利な点を生かしてもっと旅を続けて行きます!鼻毛マンさんもよい旅を!!
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