2012/08/19 - 2012/08/19
105位(同エリア264件中)
かずおさん
青春18きっぷシーズン真っ只中である8月のとある日曜日、暑いからといってどこにも出かけないのも勿体無いと思い立ったら早速出発。今回の行き先に選んだのは少し前から一度行きたいと思っていた夕日の綺麗な児島半島、瀬戸大橋を見下ろす鷲羽山の展望台は有名ですが、その西にある三百山と呼ばれる、ややマイナーながらも多島美と夕日を楽しめる場所があるようなので今回はそこを最終目的地にしてみたいと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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神戸からJRの在来線で岡山へ向かうには山陽線と赤穂線の2つの路線があります。早さを求めるならば必然的に山陽線ですが、今回は時間に余裕もあるので瀬戸内海により近い場所を走る赤穂線を選択。まずは兵庫県から岡山県に入ってすぐの日生(ひなせ)駅で途中下車します。B級グルメのカキオコが有名らしいですが牡蠣は苦手なのでパスです。
日生駅 駅
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日生駅の目の前に小豆島行きのフェリー乗り場があります。この時間は便がないようですが、電車と接続して出発する便では、駅までフェリーの係員が来て乗り遅れがないか確認しに来ているところを見たことがあります。電車の本数が少ない田舎ならではですね。
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港のすぐ横にある山は楯越山、頂上には「みなとの見える丘公園」という、どこかで聞いたことのあるような名前の公園があります。山腹には「ひなせ」と形どった植栽が見えていますね。
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こちらは小豆島よりもずっと近い周辺の離島との間を行き来する船。車を載せるスペースはわかりますが・・・人は上の操縦席のようなところに乗るのかな?
大生汽船 乗り物
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漁船が所狭しと並んでいます。
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穏やかな瀬戸内の気候、ヤシの木もうまく育つのかな?
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港からみなとの見える丘公園までは歩いて15分ほど、舗装路が続いているので楽に登ることが出来ます。港とは逆方向ですが左には鹿久居島、右には手前から曽島、鴻島、長島が、そしてやや霞んではいますが一番奥には小豆島が横たわっています。
みなとの見える丘公園 公園・植物園
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その小豆島の大部港からのフェリーが港に入ってきました。ここから既に見えている小豆島ですが、船の所要時間は1時間、距離にして21kmほどだそうです。
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日生港に到着。
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港のすぐ沖に浮かぶ鹿久居島との間には橋が建設中。
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あっという間の折り返し時間で再びフェリーは小豆島に向けて出航のようです。
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くるっと方向転換して小豆島の方向に向きを変えました。
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紅葉の名所寒霞渓やオリーブ園に温泉もある観光の島、これまで行ったことがないので一度行きたいものです。。。もっとも、行くとすればここからでなく神戸から直行のジャンボフェリーで行くことになりそうですが。
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山を下り、路地を抜けて今度は駅から山を挟んだ反対側、西にある港に向かいます。魚介類を販売する市場もこちらにあったりと、駅の方よりこちらの方が町の中心といった感じがあります。
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ずらりと並ぶ係留された船。
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先ほども見えていた鹿久居島をはじめとする沖に浮かぶ日生諸島への定期船はここから出ています。
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楯越山を背景に入れて。
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瀬戸内海の港はどこも波が穏やかでいつ見ても落ち着きますね。
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漁協の運営する市場の五味の市は右側に見えている建物。今回は寄りませんがまだお盆休みである人もいるだろうこの時期、観光客で賑わっているのでしょうか。
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海に反射する夏の日差しが船に当たってゆらゆら動いています。
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夏の日生港の風景。
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駅前に停まっているフェリーは今日はお休みのようですかね、時刻表を見ても1隻の船が行ったり来たりするだけのようなので予備なのでしょうか。
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奥に見えている白い建物はリゾートマンションでしょうか。のんびりとした空気の流れる町での生活、いいですね〜
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それではそろそろ岡山への電車の時間なので駅へ戻りましょう。
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日生から岡山までは赤穂線で1時間強、岡山で遅めの昼食をとったら高松行きのマリンライナーに乗って児島で下車。いよいよ夕日スポットの児島半島へ向けてバスに乗ります。
児島駅 駅
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このバスがこれから乗る下津井方面のバスのようで。自転車を載せるラックが付いているためにナンバープレートが凄い場所についています・・・
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遊園地のある鷲羽ハイランドの前でバスを下りたらまずは目の前に見えている瀬戸大橋を写真に収めておきます。
WASHU BLUE RESORT 風籠 宿・ホテル
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下津井の町並みと瀬戸大橋。
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まだ日の入まで時間があるので下まで行きましょうか、どんどん瀬戸大橋が大きくなってきます。
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雲が太陽を隠してしまったのが残念・・・もっとも強い日差しが遮られて歩くのには楽ですけどね。
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田土浦坐神社、鳥居には明治十有九年と書かれています。100年以上この場所に建っているのですね・・・
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漁船の並ぶ田之浦港。この時期にしては珍しく遠くまではっきりと見えるいい天気、遠くには四国まで見えています。
瀬戸大橋 名所・史跡
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手前だけ見ればどこにでもある漁港のようですが後ろの巨大建築物が異様な存在感・・・
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6つの橋から構成される瀬戸大橋のうちの一番北である下津井瀬戸大橋の1,447m、やっぱり巨大な吊橋は綺麗ですね・・・
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漁船が出港していきます。
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さてそろそろ夕日スポットに行きましょうか。
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日差しの色が昼間の色からだんだん赤みを帯びてきています。
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再び下津井の町を見下ろす道を、来た方向へ戻ります。
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大分上がってきました。このまま鷲羽ハイランドの前を通りすぎて西へ西へと進みます。
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地図で見て想像していた以上に結構距離がありましたが無事三百山に到着。これはなかなか凄い!島々が浮かぶこれぞ瀬戸内海と言うべき景色が展開されています。
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すぐ裏にはホテルの建物があります。「瀬戸大橋夕陽が丘ホテルアンドアーツ」という名前があり、看板にもそのように書かれていますがいくらネットで検索してもこのホテルについて何の情報も出てこないのですよね、何でも分かりそうなこのご時勢に・・・「本日休業」と書かれていますが、既に休業してから長いのかな?
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沖を貨物船が西へ向けて航行。
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それにしても島々がくっきりと見えています。鷲羽山に隠れて、ここはあちこちで紹介されているスポットではないようですが、カメラを持った人がどこからか次々と集まってきました。
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麓にある温泉旅館も絶景とも言えるこの夕日を売りにしているようです。あのあたりからだと今日の夕日はどのように見えているのでしょうかね?
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今度は空を大きく入れて。
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さあいよいよ遠くの山へと日が沈みます。
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最後は雲に隠れてしまいましたけど仕方ない。これだけでも岡山まで来た甲斐があったと思えてしまいます、そのくらい印象に残りました。
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日が沈んだ後の夜へと移行するひととき、黄昏時と言えばいいのでしょうか。しばしシャッターを切るのも忘れて見とれてしまいます・・・(と言いつつも撮りますが)
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だんだん空が赤みを失っていきます。
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なんかすごく、活力をもらった気分になりました。こんな景色が晴れていればいつも展開しているなんてすごい場所だぞ三百山!
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完全に暗くなる前に児島駅まで戻りましょう、とは言っても交通機関は既に終わっている時間なので歩いて向かうことにします。この辺りでは車での移動が当たり前なのでしょうね・・・
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ということで40分ほど歩いて空が完全に暗くなった頃に児島駅に到着。後半は住宅街の中を歩くので明かりもあって問題なかったですね。この後マリンライナーと山陽線を乗り継いで無事神戸まで帰ることとなったのでした。今回は朝の思いつきで来てしまった岡山県、また活力をもらいに来たいと思いました。
児島駅 駅
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