秋の屋久島　縄文杉と宮之浦岳

2013/11/06 - 2013/11/09

念願の屋久島へ
目的は宮之浦岳登山。未踏峰なので是非とも行きたかった山。
ただ、有名な縄文杉は人が多いからどうするかと思案していたら、行ったことのある娘に
「屋久島行って縄文杉見ないのは、ニューヨーク行って自由の女神見ないのと同じ」
と言われ、3泊4日の中2日を縄文杉ハイキングと宮之浦岳登山にあてました。
太鼓の自然に触れ、山深い洋上アルプスを歩き、疲れが不思議と取れる温泉に入り、新鮮は海の幸を沢山いただき、満喫、満腹、満足の4日間でした。

エリア 屋久島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩

1日目　11月6日　水曜日
羽田発鹿児島行き　JAL1861便　始発6：25発に乗りました。
離陸して間もなく富士山とご対面。今年はまだ雪が少ないようです。
旅の安全を祈願!

雲海の上を飛行中、右下にずっと丸い虹が見えていましたが、8時近く虹の中に自分の乗っている飛行機が写るブロッケン現象に遭遇。
これはいいことがあるかも知れない予感!!うれしい!!

鹿児島発屋久島行き　JAC3743　9：50発

鹿児島発屋久島行き
離陸間もなく、今話題、2日前にできた七つ島メガソーラー基地が見えてきました。
大きいねぇ！東京ドーム27個分だって!!

鹿児島南端の開聞岳　次回登りたいです。

屋久島空港に10：30到着、ここは南国、暖かいね。
のどかな空港です。

レンタカーを空港で借りて、とりあえず宮之浦へ
観光センターで縄文杉観光の為のバスチケットを購入。
2階のレストラン屋久島で「とび魚ラーメン」
とび魚から揚げが1匹入っています。
けっこう塩辛いかな？
普段薄味のせいか気になりましたがおいしかったです。

お天気もよく、温暖前線が近づいてきたせいか初夏のように暑くなりました。半そでに着替えて、白谷雲水峡へ。大人300円

巨岩を滑るように流れる白谷川の清流。
そんな景色がそこかしこ惜しげもなく、いたるところにあります。

苔むす森は神秘的

くぐり杉

切り株の中は広い

誰かが作った葉っぱの小人さん
帰りは奉行杉コースを周って帰りました。2時間半

今日のお宿は安房の民宿　「花皐月」1泊2500円（11月から割安）　
食事は民宿から歩いて5-6分ぐらいの名前も同じ「花皐月」へ。
今日は初日だからおまかせコース2000円。中年夫婦には十分な量です。

但し11月は日暮れも早い。6時過ぎると暗くなります。都会とは暗さが違います。
宿までの帰りはフラッシュライトは必携です。

とび魚とかつおのお刺身。

とび魚の焼き魚。やや塩辛いのはとび魚全般に言えること。
でもこれが三岳とオンザロックにチョー合います。

2日目　11月7日　木曜日
起床4：20　　　安房の民宿を4：40出発　　屋久杉自然館に4：50着
バス5：00発に乗車　平日だから少ない10人
安房を出る時は星が出ていたのだが、荒川口に着いたら天気予報通り雨が降ってきた。仕方なく上下の雨具、ザックカバーを付けて出発。
出る前に軽く腹ごしらえ、一人分の朝ごはん弁当を二人で分ける。
温かいお茶をポットで持って来て良かった。
6：00フラッシュライトつけて出発！

やっとトロッコ道が終わって登山道。

ウイルソン株

ハート型を撮るのに失敗

夫婦杉

10:00 やっと出会えた縄文杉さん
お昼のおにぎりを食べて、団体が来たので、
10：20来た道を引き返します。

神秘の森を全身で体感！

11：30大株歩道　これからトロッコ道
雨が降ったり止んだり
縄文杉は雨が似合います

果てしなく続くトロッコ道

赤や黄色のもみじに彩られたトロッコ道

苔むす岩にも岩清水がチョロチョロ

13：35荒川登山口到着。往復7時間35分
トロッコ発見、本当に動くんだね。

14時のバスに乗って、安房の民宿へ戻ります。
民宿のお風呂が小さかったので、　ザックを民宿に置いて、車で尾之間温泉へ行くことにしました。

焼酎川というバス停
安房と尾之間の中間にあります。
わざわざ降りて写真を撮りました。
焼酎好きにはたまらないね？

尾之間温泉　大人1人200円
地元尾之間と平内の住民はただという温泉
夕方になると皆大きな風呂セットもってやってきます。
入浴方法はよく周りを見ながら・・・
縄文杉往復した足の疲れが不思議とスッカリ取れました。
ここに毎日入れるなら、移住もありかも。
ちなみに3日目の宿「四季の宿」のご家族はここに毎日入りに来るそうです。うらやましい・・・

11月なのにひまわり？
あたり一面ひまわり畑。夕日に向かって咲いています。冬咲きのひまわりだそうです。

平内海中温泉
入浴中は写真禁止だそうですが、混浴です。
女性は入浴着があれば入れますね。

2日目の花皐月　食堂です。
今日は2500円　ひらめと中トロのお刺身

鯛の煮付け。おいしかった。

3日目　11月8日　
目的の宮之浦岳登山です。今日も4時半起き、満天の空に微かに天の川が見えました。
今日は快晴間違いなしです。
安房から昨日の屋久杉自然観を通って荒川三叉路---ヤクスギランド---淀川登山口まで
1時間かかりました。
5時30分到着したのですが、すでに駐車場は満車。かろうじて最後の1台分に停めました。団体やツアーの車がほとんどです。
5時50分出発

5：34　淀川小屋
トイレがこの先なく最後なので団体が来る前に済ませます。

淀川に写る紅葉

稜線に出ました。

高盤岳のトーフ岩
不思議ですね。

7：50小花之江河
霜が降りていました。下界は暖かいのですが、屋久島も冬支度に入りましたね。

8：10花之江河
湿原です。
5月はシャクナゲが見事なのでしょうね。

8：40投石湿原
ロープで登るところが2-3ヶ所でてきました。

道標がしっかりしています。後2.6キロ

雲ひとつない快晴。屋久島では珍しいそうです。
ブロッケン現象のご利益があったみたい。

韓国から来た登山ガイドさん2人、下見に来たそうです。
今韓国では日本の屋久島をTVで紹介しているそうで、
来年は韓国の登山者もたくさん訪れるでしょうね。

くりお岳を過ぎたら頂上は間もなく

のどかな笹原
でも苦しい・・・

頂上に人が見えます。あと一息！

10：20　宮之浦岳頂着きました。
360度展望です。

洋上のアルプスとは本当ですね。

屋久島は山深いですね。

新高塚小屋、縄文杉方面へ
11：00下山

投石湿原

朝は暗くてよく見えなかった淀川小屋

15：00淀川登山口に到着

朝は真っ暗でよく分からなかったトイレです。

「3日目の宿は尾之間にある「民宿四季の宿尾之間」
1人8000円で洋室に宿泊
こじんまりとしたオシャレなペンションで気に入りました。

ペンションの部屋からモッチョム岳が見ました。

食事は卓上七輪でバーベキュー
牛肉や豚肉、海鮮はとび魚や車えび（本物）イカががどっさり。
2日間朝と昼がおにぎり弁当だったのでやや野菜不足。野菜もおいしかった。
玄米ご飯とお団子も焼くので楽しい。

食品偽装でな本物の車えび、最近バナメイエビしか食べてないよね。
できたら連泊してお刺身を食べたかったな。
ご主人のお話
首折れサバは東北地震以降スッカリ見なくなったそうです。

4日目　11月9日
今日は最終日、屋久島発は早いので、滝を巡りながら空港まで行きました。
千尋滝へ

雄大です。

トローキの滝

安房のスーパー　Aコープ
「ショッピングセンターばんちゃん」と言うらしい。
ここで毎日飲み物やビール、また行動食のパンなどを買いました。
最後にお土産に三岳焼酎200ミリ、サバのスモーク、とび魚のみりん干等を等購入。
開店と同時に入ったので、とび魚の干物もゲット。
家に帰って夕飯のおかずになりました。
お土産に便利なスーパーです。
屋久島空港　　　　　10：50発　JAC3745
鹿児島発　羽田行き　13：45発　JAL1870

お土産の三岳のワンカップ（200ミリ）とサバのスモーク
飲み仲間に喜ばれました。