東京ドーム観戦記２０１３年（５）　日本シリーズ第５戦　巨人ｖｓ楽天(10/31)

2013/10/31 - 2013/10/31

今年５度目の東京ドームは、日本シリーズ第５戦　巨人ｖｓ楽天。

第４戦までは、２勝２敗と全くの５分。
巨人優勝のため、１３戦連続無敗中の私が応援に駆けつけた。

巨人の先発はエースの内海、楽天は辛島で、巨人に分があると思っていた。
これぞ日本シリーズと言う試合は、１点を巡る大熱戦で延長戦へ、最後まで手に汗握る試合だった。
果たして結果は・・・

試合前に、ドーム前に設置された記帳台でこの１０月２８日に亡くなった川上哲治氏の追悼記帳をした。
私が初めて見た後楽園球場のカクテル光線の下で、躍動する一塁手の川上をよく覚えている。

(写真は、７回裏、巨人村田の同点ホームラン）

エリア 水道橋(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄

いざ、東京ドーム

日本シリーズ第５戦　巨人ｖｓ楽天。これまで２勝２敗のの５分。
今日、勝った方が優勝に王手だ。
正に、天下分け目の大決戦である。

一昨年から続く、私の東京ドーム観戦１３戦無敗のパワーを送り、なんとしても巨人に勝たせたい。

東京ドーム前は

紅葉がライトアップされている。
秋も終わりに近づいている。

川上哲治記帳台

２８日に亡くなった、川上哲治氏の冥福を祈り、ドーム球場の前に記帳台が設けられていた。

記帳する

私も記帳させて頂いた。
昭和３０年頃、兄に連れられて初めて後楽園球場を訪れた。
カクテル光線が眩しく、なんて綺麗なんだろうと、初めて見るナイターの美しさに感動した。
その時に、目の前で巨人軍の一塁手を勤めていたのが川上選手だった。
打撃は思い出せないが、きびきびした一塁手の動きは記憶にある。

ドームに入場

試合開始まで時間が有ったのでドーム内を少し見学した。
２２番ゲートの下には、いろいろ展示されている。

優勝トロフィー

これは、セリーグ優勝トロフィー。
日本シリーズで再現なるか。

クライマックスシリーズ　優勝シャーレ

広島に３連勝でクライマックスシリーズを制した。

２０１３年読売巨人軍　監督･全選手直筆サインボール

読売巨人軍の永久欠番

巨人軍の永久欠番は、沢村（１４）、黒沢（４）、川上（１６）、金田（３４）、長島（３）、王（１）の６人。

川上哲治

プロ野球で最初に２，０００本安打を達成した、打撃の神様。
川上監督が成し遂げたＶ９以来、巨人軍の日本シリーズ連覇は無い。
さて、今年は４０年ぶりに連覇を達成するか？

王貞治

もう一枚だけ紹介。
言わずと知れた王さん。
一番好きだった選手。

今年破られた年間５５本の本塁打、この５５号を１９６４年に後楽園で生で見た。
大きなホームランで右翼場外に飛んでいった。
（新聞には右翼上段とあった）

７５６号の世界新記録の時は、近くに住んでいたので王選手の家まで行き、帰ってくるのを深夜まで待っていた。思い出は尽きない。

ドーム球場の売店

まだ試合開始５０分前なので、空いている。
もうすぐ、大混雑になる。

テレビカメラ

１階席後方の通路にもテレビカメラ設置。
この辺は、立見席でどこも席取りが終わっている。

ここから試合観戦

２階席後方（後から４番目）で、ドーム全体がよく見える。
階段を登ってくるのが一苦労の席。

センター左に川上哲治

ドームの外野席の柱には、永久欠番のユニフォームが飾ってある。

メンバー表交換

試合前に、原監督、星野監督メンバー表交換。
いよいよ試合が始まる。

試合開始前の内海の投球練習

巨人のエース。頼むぜ！

試合開始

ドーム３戦目で、試合前のセレモニーは一切無かった。

一昨日のドーム第１戦のセレモニー

国歌独唱　小林沙羅
始球式　　白井健三

私のカミさんがドーム観戦で撮影。

１回表　先発は内海　　　　巨０−０楽

巨人のエース。第１戦の先発投手。

三者凡退。巨人先発･内海、順調な立ち上がり。

１回裏　楽天は辛島　巨０−０楽

今年は３勝４敗。それほど実績が無い。

1死から寺内が四球で出塁し、2死から二盗を決めて、２死２塁で阿部。
１回から、絶好のチャンス。

阿部は凡退　　巨０−０楽

声援空しく、阿部は３塁ファールフライ。
今シリーズの阿部は、まだ１安打の絶不調。

３回表　楽天チャンス

先頭･松井と嶋の連続安打で一･三塁、辛島の送りバント。
これは、失敗して１塁ランナーが入れ替わる。

岡島のタイムリーヒット　

1死一･三塁とすると、岡島のレフト前ヒット。

松井ホームイン　巨０−１楽

楽天が先取点。

2死一･三塁から銀次のタイムリーツーベース　　巨０−２楽

銀次の渋いヒットで楽天1点を追加。

５回裏　巨人ようやく初安打　　　　　　　　　　　巨０−２楽

1死から中井がこの試合チーム初となるセンター前ヒットで出塁するが、後続倒れ無得点。

どうした巨人！

６回裏　楽天則本がリリーフ　　　　　　　　　巨０−２楽

この回から2人目･則本が登板。
則本には、第１戦に完全に抑えられた。

巨人は三者凡退。いやなムードが漂う。
巨人はまだ１安打。
楽天は６安打。

７回表　巨人は澤村登板　　　　　　　　　　　巨０−２楽

この回から2人目･澤村が登板。
楽天を三者凡退に抑える。これで、攻撃のリズムをつかみたい。

７回裏　バッター村田

阿部倒れ、1死から村田が打った！！！

左中間にホームラン

ようやく一発が出た。
巨人応援団席に歓喜の一発。
（レフトスタンドも半分は巨人応援団）

村田ホームイン　　　　　　　　　　　　　　　巨１−２楽

少し希望が出てきた。

オレンジタオルが振られる

ここまで、たったの１安打だった。
この試合、初めてオレンジタオルが振られる。

８回表　山口登板　　　　　　　　　　　　　　巨１−２楽

この回から3人目･山口が登板。2死から銀次が四球で出塁するが、ジョーンズ倒れ無得点。
さすが、山口。巨人の追撃を待とう。

８回裏　巨人は三者三振　　　　　　　　　　巨１−２楽

松本、石井、長野三者とも敢え無く空振り三振。
投手則本、調子が出てきて、巨人危うし。

９回表　西村登板　　　　　　　　　　　　　　巨１−２楽

この回から4人目･西村が登板。1死から聖澤が安打で出塁するが、後続倒れ無得点。

９回裏　巨人最後の攻撃か？　　

２番寺内に代打。
　　　　

代打　高橋がコール

高橋のコールに大拍手。
しかし、高橋はこれまで日本シリーズはノーヒット。
大丈夫？　

高橋　打った！！

高橋　ライト線へ長打

期待に応えて、一塁オーバーのライト線へ。

高橋は２塁打

これで、無死二塁。
絶好のチャンス。

場内は大盛り上がり

オーロラビジョンも拍手喝采。

坂本はバント

これで、１死三塁。
次の阿部は四球で1死一･三塁。

村田　期待できそう

動画はこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=82AN4tkjIzQ



打った！！








ピッチャー強襲














抜けた！













内野安打で高橋ホームイン

巨人　ついに同点　　　　　　　　　　　　　巨２ー２楽

一気に逆転を期待したが、亀井、中井が凡退で延長戦に突入。
凄い試合に成って来た。

１０回表　楽天チャンス

巨人西村が１０回も続投。
先頭の投手則本にまさかの四球。
岡島の犠打、藤田の死球で1死一･二塁とすると、バッター銀次。

銀次のタイムリー　楽天勝ち越し　　　　　　　　巨２−３楽

銀次、センター前ヒットで楽天勝ち越し。

楽天ファンは総立ち。

ジョーンズ　タイムリー　　　　　　　　　　　　　巨２−４楽

２死三塁から、ジョーンズのタイムリー内野安打でさらに1点追加。
これで、楽天の勝ちは見えてきた。

楽天ファン大喜び

内野席の楽天ファンは少ないが、喜びを爆発させていた。

巨人　最後のバッター長野　セカンドフライ　　　　　巨２−４楽

１０回裏、巨人三者凡退でゲームセット。

巨人敗れる

私の東京ドーム不敗神話も１３でストップしてしまった。
これで、巨人の２勝３敗。連覇が難しくなった。

楽天の勝利

この後、仙台に戻り第６戦は田中マー君を破ったものの、第７戦を落とし、楽天が優勝した。
巨人ファンとしては残念だったが、東北が喜んでいるので良かったかなとも思った。

来年から、また連覇へのスタートだ。