2013/11/02 - 2013/11/02
68位(同エリア259件中)
へびおさん
秋の最後の3連休、どこか遠出したいなーと考えて日帰りで行けそうな場所を物色。
せっかく行くなら まだ4トラ旅行記で足跡を残せていない地が良いと思い栃木、山梨、福島で検討。
関東の紅葉はまだまだのようだったので、頑張って福島まで足を伸ばしてみようかしらと思いました。
福島と言えば前々から行きたいと思っていた大内宿。
行ったことのある伯母の話だと「規模が小さくて大したことない」というものでしたが、そこはやっぱり自分の目で確かめたい!
大内宿観光は1~2時間もあれば足りるということだったので、せっかく行くなら他にも見て回りたいと考え、伯母お薦めの塔のへつりにも行ってみることにしました。
例によっていつもの貧乏旅行、鈍行列車での旅行記です。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
今回は大宮を経由して大内宿のある湯野上温泉を目指します。
写真は東武野田線。
湯野上温泉まで片道4時間半の長旅です。 -
あちらではパスモもスイカも使えないので
湯野上温泉までの切符を購入。
ところで今回初めての失態をやらかしました。
それも大・大・大失態!
自宅から最寄りの駅に向かって歩いていたところ、急に気づいたのです。
手に持っていたカメラに充電池を装着し忘れたことに・・・
慌てて自宅へ取りに戻るも、乗るはずだった電車に間に合うはずもなく。
地方行きの電車は1本逃すと大変。
結局 湯野上温泉に着いたのは当初予定の1時間後でした。
まぁ現地に着いてから気づくよりも良かったと思う事にしました・・・ -
大宮→春日部。
春日部で東武日光線に乗り換え、鬼怒川温泉方面行きの電車に乗りましたが ご覧の通りの大混雑。
1時間ほど立っていましたが、新栃木辺りからポツポツ席が空き始め座ることができました。
因みに乗った電車は6両編成で後ろ2両は途中で日光行きになりました。 -
9時半過ぎ、鬼怒川温泉駅に到着〜
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隣のホームには出発待ちの電車が。
『AIZU』の文字があることに気づき、
「もしかしてあれに乗換かな」と反対ホームに行ってみることに。 -
先頭車両は赤かった。
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赤ベコの絵が♪
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駅員さんに訊いたところ、やはりこれが湯野上温泉に向かう電車とのこと。
まだドアが開かないので並んで待つことに。 -
車内を覗いてみます。
なんだか豪華だなー。
普通乗車券で乗って大丈夫かしら・・・ -
出発10分ほど前にドアが開きました。
指定席ではないので好きな席に座れます。 -
1人用の席があったのでこちらに座りました。
壁も床も木製。
椅子の座り心地も新幹線より良いくらい。
快適♪
でも窓のない席だったので景色が見えず・・・ -
車内には秋を感じさせられる飾り付けがしてありました。
旅の趣が感じられ、観光客にはとても嬉しいサービスです。 -
会津下郷を過ぎた辺り。
山が少し紅葉しています。 -
毎度おなじみ
線路は続くよ どこまでも〜♪ -
湯野上温泉に着く手前
「第一の絶景ポイントです」とのアナウンスが入り電車が減速しました。 -
もうすぐ駅に着きます。
出入り口付近は人でいっぱい。 -
居合わせた地元の方のお話しだと
今年の紅葉は遅いそうで、例年だと
もっと真っ赤に染まっているのだとか。 -
11:30
ついに到着〜
片道4時間半かけて福島の湯野上温泉にやって参りました! -
改札を抜けるといきなり囲炉裏が出迎えてくれます。
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駅構内。
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日本で唯一の茅葺き屋根の駅なんですよね!
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電車の到着が遅れたため、写真撮影もそこそこに
大内宿行きのバスに乗り込みます。
バスの運行は電車の到着時間に合わせているようです。
↓バス会社HP
http://london-taxi.jp/t_saruyugo/
バスは駅を出て左手にある坂を下ったところで待機をしていました。 -
車内。
事前に問い合わせをしてみましたが、特に予約をしていなくても乗れるそう。
ただし座って行かれたい場合はやはり予約をしていたほうが良さそうです。
タクシーはなかなか捕まらないのではないかと言われましたが確かに見かけなかったな。 -
1日乗車券1000円。
猿游(さるゆう)号とは昔、猿が湯に浸かっていた猿湯(さるゆ)伝説に因んだ名前とのことです。 -
バス車内ではガイドさんから大内宿の簡単な説明を受けます。
渋滞の影響で時間通りには着かない可能性が高いこと、
大内宿内のお蕎麦屋さんでは下手をすると1時間・2時間待ちになることもあることなど何度も説明をされました。
写真は大内宿の駐車場。
駅から大内宿までは約6km。
登り道のため、歩くと1時間半〜2時間はかかるそうです。 -
「予定通りには着かないと思ってください」と散々脅かされていましたが なんと定刻12時に到着!
ラッキー★ -
いよいよ大内宿に入ります!
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ガヤガヤガヤ・・・・
噂に訊いていましたが
凄い人です。 -
脇を流れる水は澄んでいてとっても綺麗!
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この水で飲み物が冷やされていました。
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何はともあれ腹ごしらえを!
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なんだっけな・・・
五平餅みたいに潰したご飯に甘めのお味噌をつけて焼きます。
こういう味、大好きなんですよね〜 -
お店の前には座って食べる場所も設けてあり、
お茶のセルフサービスもありました。
もっと混雑して座り場所もないかと思っていたので良かったです。
ホッ。 -
通りを進んで行くと鳥居がありました。
宿内には神社もあるようでした。 -
築400年の歴史をもつというお宅。
高倉以仁王が立ち寄ったという由緒あるお家なのだとか。 -
唐辛子?
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唐辛子と茅葺き民家。
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可愛い★
大内宿にある民家はそのほとんどが何かしらのお店をされているようでした。
ここは手作りであろうお人形をなど売っているお店でした。 -
そしてここが大内宿着き止まりの浅沼食堂。
この裏手にあるのが宿全体を見渡せる見晴らし台です。 -
湯殿山碑。
見晴台は湯殿山と呼ばれる小高い丘のことなんだとか。 -
では早速行ってみます!
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見晴台には人がいっぱい。
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見晴台への階段ですが、これがなかなかの急な階段。
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左手には迂回路もあります。
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とりあえず階段のほうを上ってみます。
見晴台は絶景の撮影ポイントということもあり、
人・人・人・・・・ -
人の合間を縫い、ちゃちゃっと撮影。
夕日に照らされた街並みも素敵かもしれないですね。 -
道が奥まで続いていたので歩いてみます。
色づき始めた葉っぱが綺麗です。 -
弁財天のお社。
道はここで終わっていました。
本当に小さい丘なのね。 -
帰りは急階段からではなく迂回路のほうから下ってみます。
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黄葉しはじめた銀杏の木。
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街のほうに戻って来ました。
12:50のバスに乗って駅に戻る予定なので時間を気にしつつ散策することにします。
写真は屋根の材料になる茅とのこと。 -
青空と茅(ススキ?)
地元の朝はどんより曇り空でしたが
福島の方は雲ひとつない青空で良かった! -
お蕎麦屋さんの前にあったカエデは真っ赤に染まっていました。
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お煎餅屋さん。
顔くらいある大きさのお煎餅を齧っている人を見かけました。
顎が痛くなりそう・・・ -
通りには思い思いの植物が植えられており、
それがまた茅葺き民家とマッチして素敵なのです。 -
ギャラリーがありました。
こういう器に花を浮かべると素敵に見えますねー。 -
ここは有名なお蕎麦屋の三澤屋さん。
お店の前で記念写真を撮る方も多かったです。 -
中では従業員の方が忙しく動き回っていました。
丁度囲炉裏で鮎を焼いている所のようです。 -
高遠蕎麦というのですね。
食べてみたい気もしましたが
1人でネギをお箸代わりに使って食べている姿を想像すると哀しくなるので止めました。
時間もないし〜??? -
しかし風情のあるお店ですね。
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三澤屋さんの裏。
屋根の茅が伸びて成長しています。
すごい・・ -
三澤屋さんの前にはお酒の販売所もありました。
私はお酒に強くなくてビールや日本酒の甘い・辛い・さっぱり・コクがあるなどの違いがさっぱり分からない残念な奴なので、お酒に強い方が羨ましいです・・・ -
おっと、バスの到着時刻までわずかだわ!
最後に天ぷら饅頭100円を買っていきます。
これの前に更に芋餅も食べているので
お腹の中が餅だらけです。 -
湯野上温泉駅に戻ってきました。
駅に向かうバスは渋滞で20分遅れてきました。
本当はこの後 電車で塔のへつりに向かう予定だったのですがバスが遅れたおかげで、へつり行きの猿游号に丁度乗れるのでそちらで移動することにしました。
写真は駅前の足湯。 -
タイツを履いていたため足は浸かれなかったので
手を入れてみましたが、温くもなく熱くもなく丁度良いお湯加減でしたよ。 -
ん〜
羨ましい!
電車を待ちながら景色を眺めてゆっくり足湯に浸かるなんて贅沢ですね★ -
バスの発車まで少し時間があったので再度駅構内を見学。
囲炉裏の火は消えていました。 -
天井は煤で真っ黒。
-
囲炉裏の前には漫画や小説が置いてあって
電車の待ち時間を潰すのに退屈しないようになっていました。
甘酒や珈琲も注文すれば いただけるよう。 -
駅構内の売店。
ここでお土産を何点か買いました。 -
13:40
再び猿游号に乗車。
塔のへつりに向かうバスは1日1本、この時間だけです。
1000円のフリーチケットで3回乗れたから得した気分です。 -
10分ほどで塔のへつりに到着。
大内宿よりもこちらのほうが混雑具合が凄かった。
時間帯によるのかな。 -
へつり入口のカエデは綺麗に色づいていました。
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塔のへつり。
昭和18年に河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されているそうです。 -
やはり紅葉はイマイチ。
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橋に行く途中にあるお土産屋さん。
人が・・・ -
コバルトブルーの水。
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橋のたもと付近からの景色。
個人的にはここが一番の絶景ポイントかと。
ただ、岩場を歩く人が・・・ -
ズームしてみる。
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橋の上も大変なことに・・・
この橋、1回に渡る人数は30人までと看板に書いてありますが、係員の人はいないし どうやって数えるっちゅーねん! -
とりあえず橋を渡ってみましたが・・・
チョー怖かった!!
多くの人が渡るせいで橋が半端なく揺れ、お年寄りの方も途中 足が竦んで動けなくなる方もいました。
渡る際は人が粗方居なくなってからをお薦めします。 -
岩場を歩きますが、ここも狭い道幅を
行く人・戻る人が交錯して怖い! -
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岩場から橋を写してみる。
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岩場の奥に入ってみます。
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なぜ、こうやって石を積み重ねるのか・・・
よく見る光景ですが
なんだか不気味です。 -
虚空蔵尊。
ここに上がる階段の歩幅が極狭で大変危険です。
私は前を行く女性のスカートを思わず掴んでしまった(自分が女で良かった・・・)し、高齢の男性が転げ落ちそうになっていましたので、行かれる方はご注意を! -
舞台岩からの景色。
アジア系の観光客の方が記念撮影をしていて、なかなか場所を譲ってくれなかったので脇から撮影したら、案の定 変なアングルに・・・ -
今度は展望台から景色を眺めてみます。
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橋を見下ろす。
あのくらいの人だった橋も揺れなさそうです。 -
あとで知ったのですが、岩にはそれぞれ名前がついているようでした。
あれは九輪塔岩と櫓塔岩でしょうか・・・
全然どれがどれか分かりません! -
30分ほど見学したら
塔のへつり駅に向かいます。 -
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落ち葉にまだ銀杏の葉もカエデも混じっていないですね。
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陽が傾いて来ました。
電車を待って埼玉に戻ります。 -
カエデ。
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これから紅くなるのかな?
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こちらが塔のへつり駅改札?でございます。
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会津十景随一塔之へつり
と書いてありました。 -
へつりの売店で買った「世界一美味しいコーラ」。
イギリス産のコーラで、後で調べたら結構有名のようです。
ただ何故そのコーラが塔のへつりで販売されているのか・・・
お味は結構スパイシー。
生姜成分が入っているので薬臭く感じるかもです。 -
塔のへつり駅舎。
中にトイレがあるせいか、臭うので入るのが躊躇われます。
普段は無人駅らしいのですが、
連休で観光客が多いためか
臨時の駅員さんがいらっしゃって、その方から帰りの切符を買いました。
普段は下車する駅か車内で清算するそうです。 -
もっと色づいていればな〜
つくづく残念! -
ホームにあった巨大こけし。
こけしの生産が盛んなのでしょうか・・・ -
臨時職員さんに行き先を伝えて乗車券を発券してもらいます。
トロッコ電車が先に来ると言う事で、300円支払ってトロッコ電車の整理券をもらいました。 -
塔のへつり駅ホーム。
-
ホームの駅名標。
「奇岩が招く藤娘」とあります。
調べたら、会津鉄道には各駅ごとに駅をイメージする絵と、その下にひとこと添えられているのだそう。
因みに湯野上温泉は「江戸情緒と湯けむりの里」だったそうです。 -
大河ドラマ「八重の桜」から。
こういう看板ってどうなの?
と思っていましたが、そばに居た女性が「放送時にしかない看板だから」とカメラに収めているのを見て「なるほど」と真似っこしてみました。 -
予定より5分ほど遅れて電車がやってきました。
トロッコというので期待していたのですが、
なんかフツー?? -
いえいえ!
なんと一部車両に芦ノ牧温泉駅長のバスのイラストが! -
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早速乗り込むと
バスの写真が出迎えてくれます。
本物にも会いたかったな〜 -
バスのイラストが描かれている車両内部はこんなに可愛い★
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床や壁には猫の足跡が!
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売店のほかに郵便ポストまで置いてあります。
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そのポストから手紙を出すとバスのイラスト付きスタンプが押されるのだとか♪
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車内で販売されている飲み物など。
せっかくなのだから会津限定の酒類やソーダ類などにすればいいのに・・・ -
座席にもバス駅長やその仲間たち?のイラストが描かれているのです。
こまかい! -
そして更にビックリ&感動したのがトンネル内での出来事。
なんと車内の一部広告に蛍光塗料が塗られており、
暗くなるとご覧のようになるのです。 -
バスの足跡もこのとーり!
(ブレて蜘蛛の形みたく写ってしまった) -
こっちのほうが分かりやすいかな?
-
湯野上温泉の猿游号に乗った記念にいただいた八重たんのバッチです。
ど、どこにつけようかな・・・ -
今回乗ったのは定期運行の会津浪漫 星号。
下りは1日2本しか走っていない電車だったので
今回運良く乗れて とてもラッキーでした!!
↓平成25年度 トロッコ会津浪漫号運行日
http://www.aizutetsudo.jp/info/?p=907 -
トロッコ列車は会津田島駅まで。
会津田島駅の線路には野口英世の絵が描かれている電車が停車していました。
どうやら新千円札の発行を記念した列車のようです。 -
会津田島で浅草行きの電車に乗り換え、ここからまた4時間ほどかけて埼玉に戻るのでした。
ずっと座っていたのでお尻が痛くなってしまった・・・ -
今回買ったお土産の一部。
一番右にあるのは大内宿で買った栃餅。
前から食べてみたかったのだ。
湯野上温泉駅の売店で買った会津下郷特産のエゴマごぼうも とても美味しかったです。
お箸が止まりませんでした。 -
そして会津田島駅で買った ほおずきジャム。
鬼灯って食べられるんだ!?
今からどんな味がするのか楽しみです。 -
今回の旅はバスも含めて移動に10時間近くかけた割には観光時間が2時間にも満たないものでした。
本当は若松まで足を伸ばして大正浪漫馨る七日町も観光したかったのですが、時間の都合上断念。
芦ノ牧温泉のバス駅長にも会いに行きたかったなぁ。
でも以前から行きたい行きたいと思っていた大内宿をこの目で見ることができて満足です。
色んな電車にも乗れたしね★
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Cyunさん 2013/11/04 20:41:59
- いかがでしたか?
- こんばんは、へびおさん
結局、大内宿行かれたんですね。
いかがでしたか?
私が行ったときの感想は、
あっという間に周れる小さな集落ですが、
とても味があってよい所だと感じました。
東武線利用だと時間かかりますよね。
お疲れ様でした。
では
Cyun
-
- *ちょこ*さん 2013/11/04 19:49:39
- 福島って遠いんですねぇ
- 埼玉からならすぐ近くのイメージなのに。
大内宿ってスゴい人気なんですね!
時代がタイムスリップしたようないい場所ですね。
時代劇ができそう。
でも橋の上の人だかりは写真見てるだけでもハラハラしますね(>_<)
トロッコ列車もカワイイ〜(*´ω`*)工夫がされてて、観光客を楽しませてくれてるとこがイイですね!
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