Ｊ佳境！ヴィッセル鳥取遠征２０１３１０

2013/10/27 - 2013/10/27

３月からはじまったＪリーグもいよいよ佳境に入り、残り５試合となった。我がヴィッセル神戸は首位を快走中。念願のＪ１昇格が目前に迫ってきた。今度の相手は最下位のガイナーレ鳥取。しかし５月のホームでは０−１で敗れており、決して侮れない。リベンジを果たすべく鳥取の地に乗り込むことにした。

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

今年の３月に鳥取自動車道が全線開通し、鳥取へはかなり行きやすくなった。しかも通行料は無料なのでありがたい。途中、道の駅あわくらんどで休憩。気温９℃。寒い。

家から鳥取インターチェンジまで２時間ちょっとで着いた。せっかく鳥取に来たのだから、試合までの間に鳥取砂丘を見に行くことにした。

砂丘入口に着いた。土産物屋の無料駐車場に車を停めて砂丘へ向かう。

馬の背と呼ばれる頂を目指して登る。

砂は思ったより固く足をとられることはないが、思ったより傾斜がきつく、息が弾む。

１０分弱で馬の背の頂に着いた。雄大な日本海の荒波に思わず息をのむ。

風が非常に強い。砂混じりの風が容赦なく顔に当たり痛い。

素晴らしい景色だった。来て良かった。ま、靴の中に砂が入るのは仕方ないけどね。

遠征の楽しみはご当地グルメ。鳥取といえば日本海、日本海といえば魚を食わねばなるまい。道沿いにある「村上水産　鳥取大砂丘店」へ。

ここの店はテラス席があり、砂丘を眺めながら食事できるようになっている。

たのんだのは海鮮丼。９種類の魚介がのっており、特製の甘口醤油をかけていただく。赤だしが付いて１０５０円。旨い！

食事の後は梨ソフトクリーム。色が緑がかっているのは不自然だけど、確かに少し梨の味がした。

砂丘から市街地を抜けて南へ約２０分。千代川河川敷の臨時駐車場へ車を停めて（徳島もそうだったけど地方のスタジアムは駐車場が無料なのがありがたい。）試合会場のとりぎんバードスタジアムへ約１ｋｍの道のりを歩く。

キックオフ１時間以上前に着いたのに、既にゴール裏はサポーターで埋め尽くされており、やっとこさ場所を確保。完全に鳥取サポーターの数を凌駕しており、ホームジャック状態。

鳥取のマスコットキャラクター、ガイナマンが挨拶にやって来た。

選手たちが登場し、ウォームアップをはじめる。

旗を振ってお出迎え。

どこまでも行こうぜ　勝利を信じて　熱き友の思い　胸に宿して
行こう勝利へ　共にに戦え　歌声響かせろ　遠く神戸まで
さあみんなで帰ろう　神戸に帰ろう　勝利この手に

選手入場

俺たちのこの町に　お前が生まれたあの日　
どんなことがあっても忘れはしない
共に傷付き　共に立ち上がり　これからもずっと　歩んで行こう
美しき港町　俺たちは守りたい
命ある限り　神戸を愛したい

いよいよキックオフ

立ち上がりから鳥取の厳しいプレスを受け、なかなかボールを繋げない。
最下位のチームとは思えないほどパスを回してくる。相手にペースを握られじりじりとした展開が続く。

すると、ゴール前のペナルティエリアのすぐ外側でフリーキックを与えてしまい、きれいにゴールを破られてしまった。これはやばい。先制されて気持ちが焦って空回りする、格下の相手に負けるのはこのパターン・・・

そのまま前半終了。０−１。

ハーフタイム。コールリーダーの檄が飛ぶ。「１点負けとるだけやん。後半２点取ったら勝ちやから！俺らにできること、声出して応援していこう。」
そら間違いない。しっかり応援しよ。

後半開始。たのみまっせ。

先制されて目が覚めたのか、後半開始からエンジン全開で攻めまくる。

怒涛の攻撃。

惜しい！ゴールは近いぞ。

すると、カウンターからボールを繋ぎ、森岡からの絶妙なスルーパスに途中交代の田代が反応し、キーパーとの１対１を制し、ゴール！ついに同点に追い付く。

こうなると押せ押せムード。

エステバンのフリーキックから田代がヘディングで繋ぎ、岩波がまた頭で合わせて

ゴールネットを揺らし、ついに逆転！

その後も神戸が攻め続け

ほとんど鳥取にチャンスを作られることなく

試合終了のホイッスルが鳴り、逆転勝利！

前半はどうなることかと思ったけど、なんとか勝ち点３をゲット。遠くまで来たかいがあったよ。

久々にゴールをあげた田代が挨拶に来てくれた。

男前やなー。

勝って帰るのは気分がいいわ。

とりぎんバードスタジアムは観客席とピッチが近くて、臨場感あふれるいいスタジアムやった。

おみやげはあご（飛魚）の竹輪と、梨カレー。大満足の遠征やった。来週の京都戦で昇格を決めるで！