2013/09/26 - 2013/09/30
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pedaruさん
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松山城は松山平野の中央、勝山(132M)を中心に築かれた平山城です。別名 勝山城 金亀城(きんきじょう)と呼ばれています。
松山城築城の際、山麓の内堀のところが、深い淵になっていて、そこに金色の亀が棲んでいたと言われています。その伝承に因んで「金亀城」と呼ばれる様になったそうです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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丸亀から松山自動車道をはしり松山に向かいます。
交通量は非常に少なく、とっても走りやすいですね。 -
右に紺碧の海、瀬戸内海を見ながら・・・
おやっ カーナビがおかしいぞっ 声はすれども液晶モニターが真っ暗になってしまた。車を停めて、いろいろいじってみる。レンタカーの高松営業所に電話で相談する、松山営業所に連絡しておきます、ということで、迷いながら営業所に到着。念のため、車ごと替えて出発しました。
こんなトラブル、いい思い出になるのかな〜 などと思いつつ・・・ -
松山城の麓を駐車場を探してウロウロ、行ったり来たり、やっとコイン駐車場が見つかりました。
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近くにこんな銅像がありました。加藤嘉明公です。羽柴秀吉の小姓から身を起こし、賤ヶ岳七本槍として武功をあげ、大名に採りたてられました。秀吉亡き後は、素早く徳川家康に仕え、松山城を居城としました。65歳で会津40万石に国替えになりました。この歳になって、愛着ある松山を後にして仕方なく会津に赴いたのです。「江戸幕府には逆らえないしな〜」などと、側近には漏らしていたとかいないとか・・・
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松山城に行くにはこのエスカレーターでロープウェイまたはリフト乗り場まで行きます。
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2階まで行きます。
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加藤嘉明公のゆるキャラがいました。 名前はカトちゃんとか?
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案内嬢は美しいマドンナです。
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行きはリフト、帰りはロープウェイと計画しました。
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オフシーズンのためか、乗る人も無く・・・
強い西日を浴びて上がっていきます。 -
「松山や秋より高き天主閣」子規の句が自然石に刻まれています。
側に俳句を書く用紙が置いてありました。俳句ポストに投稿するためです。 -
緩やかなスロープを城に向かって歩いていきます。
ここは、長者が平という場所です。 -
最初に見えてくるこの美しい勾配の石垣(高さ16m)は、昭和20年の大雨で崩れたために同22年に修復されています。
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この石垣の上に櫓が見えてきました。
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この石垣は打ち込みハギらしい(打ち砕いた石材を用い接合面を合わせて積み上げる方法です。)
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石垣のなだらかな勾配です。隅部は端正な算木積みです。(長方形の加工された石を交互に積み上げる方法です。)
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この低い石垣は大手門のものと思われます。明治になって取り壊されました。
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大手門を入ると「待合番所」という建物の跡があり「楊木戸門」(あげきどもん)と大手門で仕切られています。
重要な軍事拠点です。 -
本丸を囲む石垣は切り込みハギの布積みと打ち込みハギの布積みとなっています。(布積みとは隙間なく積む方法です。)
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鋭角に右折すると「戸無門」が見えてきます。
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「戸無門」をくぐって右側には「筒井門」があります。門の上は東櫓と西櫓があり、国宝に指定されていましたが、昭和20消失したため、昭和46年に復元されました。
板戸の用材は楠の一枚板で幅1.5m厚さ6mmだそうです。 -
「筒井門」をくぐって入ると左側の建物が「隠門続櫓」(かくれもんつづきやぐら)です。重要文化財です。
長者が平(ちょうじゃがなる)からの登城道を監視する目的で、揚木戸門前の本丸石垣の上に建っています。 -
隠門続櫓のところで松山市街を眺めます。
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四国一、ニの都会ですね〜
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太鼓門をくぐります。太鼓門は本丸大手の正門と位置づけられている脇戸付きの櫓門として、防衛線となっています。
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天守閣が見えてきました。まだまだ天守を攻略するには難関が待っています。
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正面の塀は紫竹門、石垣上の建物が小天守です。
ここを右折すると・・道は屈曲して更に右折・・攻めあぐねています。 -
天守閣のあるこの石垣は端正な切り込みハギです。
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ど〜んっ 大天守閣が眼前に迫りました。
上から入り母屋破風、唐破風、千鳥破風が美しい。 -
重要文化財、一ノ門です。天守閣を守る入り口の門で、上からの攻撃をしやすくするため屋根の小さな高麗門となっています。
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一ノ門からニノ門の間は枡形になっていて、小天守はじめ四方の櫓から敵を集中攻撃できます。
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重要文化財ニノ門です。従来の石段の横に上りやすい木製の階段が設置されています。
薬医門の形式です。 -
ニノ門の説明板。
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重要文化財、三ノ門 高麗門の形式をとっています。
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筋鉄門 天守玄関がある中庭を防衛する重要な門です。形式は櫓門で、小天守と大天守をつなぐ櫓で、三ノ門から侵入する敵を正面から攻撃する構えとなっています。
ところで、右隅に写っている男性が土の中から和釘を見つけました。左手に持っています。 いいな〜 -
門をくぐるといよいよ天守閣です。
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さすが人気の松山城、靴はここに入れて・・・
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急な階段を上ります。
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ズラッと並んだ日本刀です。
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日本が世界に誇る日本刀はその優秀さで、他の追随を許さない品質ですね。
鋼を柔らかい鉄で包み、折れにくく切れ味の良い刀に仕上げました。何万回
も鍛えられたその肌は美しい地紋を映し出しています。 -
格子から外が見えます。 ガラスのない時代、強い風や厳寒の時はどうしていたのでしょうか?
外側に板戸が見えますね、これは突揚戸といって跳ね上げ式に外へ開き、棒で支えています。 ちゃんと戸があるんですね。 -
この小さな窓は塞ぎません、これは狭間(さま)といって鉄砲で敵を射撃するときの小窓です。
狙いやすいように内側は角度を付けて広くなっています。気がついたのですが、この角度も下を狙いやすい角度ですね。
外側の口に比べて内側の口は倍ほど大きくなっています。これを「アガキ」と言うそうです。 -
鎧兜が展示されています。
合理的な西洋甲冑にくらべると、装飾的かつ無駄に飾りが多いですね。
身を守ること第一というよりも、 権威の象徴、相手を畏怖させることが、重要だったのでしょうか。 -
大将とはいえども、戦ともなれば、いつ命を落とすかもしれない、美しく死にたいというのが、武士の美学なんでしょうね〜
戦わねばならないという共通の運命を背負ってこそ、相手を尊重し、互いに名乗り合って、戦いに臨むのですね。
手を汚さず、殺戮する無人爆撃機とは対極にありますね。 -
ダブル挾間
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突揚戸の下から市街を臨みます。
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天守閣の手摺越しに・・
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屋根の構造、驚きはありませんね。
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丁寧に漆喰で固定された屋根瓦です。
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天守閣のバルコニーから下を見ます。本壇が見えます。
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小天守の屋根が見えます。
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熱心に外を見る三人連れ
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なるほど、ここから見れば一ノ門、ニノ門から侵入した敵を狙いやすいですね。
袋のねずみというわけです。 -
本丸の土地が見えます。三ノ門は先の方です。
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太い柱が狭い間隔で建っています。これでこそ何百年も持つのですね。
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ドラマなどで見ると、こんな場所で、落城の際、城主が切腹したりするんですよね〜
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写真では判りませんが、お城の階段の手摺の、ある部分が妙にすり減って細くなっていました。
江戸時代の人がつかまって出来た結果だと思います。時間の経過というのは凄いものだなぁと、感じました。
でも、よーく考えると、この考えは間違っているのではないか、手摺を削った沢山の手は観光客のお手々だったのですね。 -
超急いで見学しました。
下では、相方、私を松山城(待つ山城) -
帰りはこのロープウェイで下りていきます。
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マドンナの案内を聞きながら・・・
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降りるとマドンナ2号がお見送りの挨拶をしていました。
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Omake?
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この旅行記へのコメント (9)
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- わんぱく大将さん 2014/01/08 11:16:43
- 松山
- pedaru殿
あけました〜、もう、とっくにや。
松山の城、実はいまだに行ったことはありません。 2年前に日帰り(またかいな?)で松山に行ったことはありましたが。 あっ、その数年前にも何度目かのハネムーンにいっとった、と思い出し。
今回はあかん。形容詞がでてこず。 大将
- pedaruさん からの返信 2014/01/08 20:01:43
- RE: 松山
大将さん あけましておめでとうございます。 遅ればせながら・・・
先程、年末にまた・・・を拝見しました。あの人形、4トラベラーの間では評判ですよ。私もネタに使わせてもらってます。
非常識な人間は何処にもいますね。アンコールワットで順番待ちのとき、フランス人のグループが平気な顔して割り込みしてきました。言葉が話せないので、歯がゆい思いをしました。 お前ら、いつまでも植民地支配してるつもりかっ べらぼうめ!と・・・・ベラ ボウ・・・?褒め言葉になっちゃうかな?
pedaru
-
- ガブリエラさん 2013/12/30 13:21:54
- ご無沙汰しちゃってます(^_^;)
- pedaruさん☆
こんにちは♪
ご無沙汰しちゃってて、本当にすみません(^_^;)
さすがpedaruさん、ちょっとご無沙汰してる間に、素敵な旅をされてますね!
そして、なによりomakeが、とっても懐かしくって♪
これ、本当に楽しみにしています(*^_^*)
来年は、もっと4トラ頑張りますので、ぜひomake続けて下さいね!!!
では、よいお年を、おむかえください♪
ガブ(^_^)v
- pedaruさん からの返信 2014/01/01 08:22:21
- RE: ご無沙汰しちゃってます(^_^;)
- ガブリエラさん あけましておめでとうございます
良い新年をお迎えのことと思います。
いつもpedaruの誕生日には嬉しいメッセージを頂戴していますので、今年は忘れないうちに、ご挨拶です。A HAPPY NEW YEAR and HAPPY BIRTHDAY to you♪♪(スペルあってるかな〜)
Omakeは続くよいつまでも〜♪ 今年もよろしくお願いします。
pedaru
- ガブリエラさん からの返信 2014/01/01 22:27:58
- RE: ありがとうございます〜ヽ(^o^)丿
- あけましておめでとうございます♪
きゃーーーーー!
誕生日を覚えて下さってて、本当に嬉しいです♪
ありがとうございます(*^_^*)
素敵に年を重ねられるよう、精進いたします!
今年も、よろしくお願いいたします♪
ガブ(^_^)v
-
- norisaさん 2013/12/23 14:56:17
- 松山の魅力
- pedaruさん、
こんにちは。
松山はとても魅力ある街ですね。
漱石のぼっちゃんを読んだときはやな街だなと子供心に思いました。
しかし、初めて行って改心しました。
どうしてどうして、暖かな雰囲気。
本当にマドンナがいそうな美人も多かった記憶があります。
天才子規の非業の死もあった由緒ある古都、再訪したくなりました。
今、柿を食っているところです(笑)
norisa
- pedaruさん からの返信 2013/12/24 07:07:52
- RE: 松山の魅力
norisaさん お早うございます。
柿食へば 鐘が・・・と言わない所が憎いですね・・・
そうですか?美人が多いですか?pedaruが言った時は一人も居ませんでした。(松山の皆さんごめんなさい)
pedaru妻が一緒の時はそんな余裕などありません。〜恐ろしや〜〜恐ろしや〜・・・・
pedaru
-
- rinnmamaさん 2013/12/23 13:21:45
- 私も後ろから・・・・・^^。
- pedaruさん、こんにちは
朝早くが苦手の上、御一緒に登ったら疲れました〜(笑)
下で相方 私を松山城・・・。いいですね〜
pedaruさんの言葉遊び?に脱帽です。冴えまくっていますね。
レンタル車のカーナビって、そんなに具合悪くなるものなんでしょうか?
でも、すぐ交換できて良かったですね。
松山には行った事がありませんので、参考になりました。
有難うございます。rinnmama
- pedaruさん からの返信 2013/12/26 07:08:59
- RE: 私も後ろから・・・・・^^。
rinnmamaさん 朝が苦手は妻も同じです。「朝早いのは年寄りの証拠」と妻は言いますが、反論はありません。
レンタカー会社に代わって、申し上げます、レンタル車のカーナビが悪いのではありません、乗った人間の運が悪いだけです。
pedaru
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