鹿児島三大行事、妙円寺詣り。快晴の空の下、両親と歩く。

2013/10/27 - 2013/10/27

「明くれど閉ざす　雲暗く　薄かるかや　そよかぜて
　嵐はさーっと　吹き渡り　万馬いななく　声高し」

とクラスメイトと大声で歌いながら歩いたのは小学生の時。
4年生で妙円寺詣りに行くのが学校行事の一つでした。


妙円寺詣りとは、関ヶ原合戦で島津勢が敵中突破した苦難を偲んで、鹿児島市から伊集院町の徳重神社まで約20キロを歩く鹿児島の三大行事の一つ。
毎年10月の第4土曜・日曜に行われます。


あれから二十年以上。

あの歌を口ずさみながら、両親と当時と同じ道を歩きます。

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

当時と同じ道、と言っても、かなり綺麗になった道。
特に「ちぇすと館」を過ぎると、ラバー敷きの歩道は広く、歩きやすくなります。

今日は、言葉の通り「雲一つない天気」。

途中のそば畑では、花が満開。

途中「関所」と呼ばれる休憩所には、水とあめ玉が用意されています。

「関所」以外にも、沿道の方がボランティアで提供して下さる休憩所がいくつもあります。

お菓子、漬け物、黒砂糖、ふかし芋、蒸しパン、冷たいお茶、暖かいお茶、甘酒…心づくしのおもてなしの品々が並びます。
また、これが美味しい！！！
漬け物なんて、どれもこれも絶品なんですから！！！！

「食べて行って！」「これもどうぞ」笑顔で迎えてくれる地元の方々の優しさが、疲れた体に沁みこみます。

お腹いっぱい頂きました。ごちそうさまでした☆

老若男女、それぞれのペースでテクテク、テクテク……。

伊集院の街中に入ると、ゴールはあと少し。


境内ではちびっこ相撲や地元名産品の販売が行われ、メインステージではダンスや音楽の演奏が行われていました。

イベントを横目で見ながら、神社にお参り。

「ありがとうございました、無事に到着できました。来年も家族が元気で来れますように」。


来年もおじゃったもんせ。