ゴールドコースト～ケアンズ６日間（２）ケアンズ・グレートバリアリーフ内グリーン島～キュランダ！

2013/09/28 - 2013/10/03

１０月１日（火）快晴　昨夜ケアンズに入り、いよいよ今日はグレートバリアリーフ内のグリーン島へ。空の上から、海の中からとはいきませんが、私たちのできるゆっくりした自然探訪をします。

世界自然遺産グレートバリアリーフ、ガイドによるとオーストラリア東部、クイーンズランド州の東海岸に約２４００ｋｍにわたって続く珊瑚礁の集まり。その規模は日本列島をすっぽり包む、コバルトブルーの海に大小１０００以上の島々、その一つグリーン島へ。

翌、２日（水）は、スカイレールでキュランダの村へ。熱帯雨林に入りここでコアラを抱っこ、そしてキュランダ観光鉄道でケアンズへ、のコースを廻ります。

キュランダはケアンズの北西３０ｋｍにある小さな町、昔はアボリジニが暮らしており、キュランダの名はアボリジニの言葉で「熱帯雨林の村」という意味です。世界自然遺産の熱帯雨林を眼下にして向かいます。


表紙は、グレートバリアリーフ内グリーン島。

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 飛行機
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

１０月１日（火）ケインズ、マーリンワーフからグリーン島へ、高速船で約４５分のクルーズです。

リーフロケット号。
１２０名乗船可能な高速双胴船、これでグリーン島へ。

マーリンワーフを離れます。

マーリンワーフには、リーフフリートターミナルやヒルトン、シャングリラ等のリゾートホテルが建ち並んでいます。

ケアンズを離れていきます。

繋留しているヨット群を遠くに観て。

浮かぶ島々。

山火事かな？木々がこすれあって起こすことが多いそうです。

グリーン島に到着です。

エメラルドグリーンの美しい海。

桟橋を渡って島に入ります。

珊瑚礁の海は濃淡さまざまな色を映しだします。

一周わずか４０分ほどの小さな島、白砂のビーチと鬱蒼とした緑に覆われている島です。

世界自然遺産。

グリーン島、６０００年前の珊瑚の上に熱帯雨林の樹々。

浅瀬のところでスノーケリング。

私たちはグラスボードで覗き込みます。

群がっています。

大きなシラナミガイがいます。

ボートの周りにも。

近くまで寄ってきています。

魚と鳥のオンパレードです。

再び島に戻って周囲を歩きます。

逞しい男と女たちです。

可愛い子の手を引いて。

遠浅の浜辺です。

白砂と岩のビーチ。

白い珊瑚の砂と黒い火成岩です。

流れ着いたものか、島の古木か？

ブルーの濃淡が美しい！

ほぼ半周してインフォメーションセンターまで戻ってきました。

オーシャンブルーアイス！

乗せて行って！

現在１６時、この島にのんびり６時間滞在しました。１５分発の高速艇でケアンズに戻ります。

少し雲が出てきました。

素敵なカップルに“Ｃａｎ Ｉ ｔａｋｅ ｐｉｃｔｕｒｅｓ ｐｌｅａｓｅ ? ”　“ＯＫ”

雲間から陽がさしています

ジャスト１７時、ケアンズに到着しました。

近くで夕食をとってホテルに戻ります。

明日はキュランダです。

１０月２日（水）ケアンズのホテルです。快晴、紫外線が強い！

今日は、キュランダへ。

ホテルで朝食後、出発まで海辺を散策です。

旭日が海面を照らします、ペリカンが来ています。

海辺の公園にはたくさんの小鳥がさえずっています。

この花か実が目当てでしょうか。

ホテルに戻って出発を待ちます。

バスでキュランダへ向かうスカイレール乗り場まで。

ケアンズ郊外のスカイレール乗り場、キャラポニカ駅。

世界で二番目に長いロープウェイ、スカイレールです。

キャラポニカ駅からキュランダ駅まで ７.５ｋｍ、１回乗り換え、合わせて約３０分の空中散歩です。

眼下には１億２０００万年前からの地球最古の熱帯雨林が拡がる。

スカイレールのゴンドラで共にしたホンコンからの素晴らしいカップル。

バロン渓谷とバロン滝。

バロン川。

キュランダ駅に到着。スカイレール駅とキュランダ鉄道駅があります。

キュランダ村に入ります。

キュランダ村を散策します、熱帯雨林のトンネルですが、オーストラリアの植物の６０％は毒を持つといわれています、触らないように気を付けて。

熱帯雨林に特有の大樹。

キュランダの昔は、鉱山の街としてオパールも採掘された。
村の目抜き通りには、オパール、アボリジニの工芸品、手作りの革製品、ジュエリー、木工品などいろいろなショップが建ち並んでいます。

見事なブーゲンビリアです。

ＡＢＯＲＩＧＩＮＡＬ　ＡＲＴ。

ちょっとつかれたコアラくん。

何の花でしょう？

こちらでよく見かけるらせん回転の飾りです。

キャンディショップ。
日本の人が製造、販売しています。フルーツの味の飴、非常に美味しいです。１２袋入れのお買得をお土産にします。

アボリジニの人に演奏をお願いしました。

レインフォレステーション・ネイチャーパーク。
約１４万?の広大な敷地内で、コアラを抱っこします。そして第二次世界大戦で実戦で使われていた水陸両用車で熱帯雨林の中を駆け抜けます。

ワラビー。

コアラを抱っこします！結構重い！

子供を抱いています。

一日のうち、１８〜２０時間寝るか休んでいる。

忙しい処を一枚お願いしました。

カンガルー種、小さなワラビーです。

コアラが寝ています。

世界中に３２機ある第二次世界大戦の時の水陸両用車、通称アーミーダックそのうち１２機がキュランダにあり、その１基に乗り込み熱帯雨林に入ります。１億２０００年から１億３０００年前からの森、オーストラリアの植物の６０％は毒を持つ、また、世界中の猛毒のへび上位２５のうち１〜１０位がオーストラリアに棲息するとのことです。

シダの一種、ツリーファーン、別名ダイナソーファーン（恐竜のシダ）。

世界最古のシダ植物、１億５０００万年前から姿、形を変えないでここにあります。

ドライバーのＭｒアレックス、森に多く垂れ下がっている、ガイドナーに刺さっているこのツタには鋭いトゲがあり、触れると肌が切れます。手にしているこの太くなった木は昔、武器となりまた学校の教師が生徒のシゴキに使っていたこともあるそうです。

ノースクイスターズ・ファンパーム。日本語でウチワヤシ。
今は殆ど地球上に見られない珍しい植物。南太平洋の子供たちはカサとして使っている。

まさに熱帯雨林の中です。

日本のアサガオのツルは左巻き、こちらの木に巻き付いているツルは右巻きです。太陽を追いかけるとき逆転する、全てのツルの巻き方が逆になります。南半球にいることの実感です。

恐ろしい植物、“スティンギングツリー”！

葉にはガラスセンイ状の見えない無数のトゲがあり、触ると意識不明、致命傷になる植物。
米軍の兵士が森の中で訓練キャンプをしているとき、用をたしたあとにペーパー代りにこの木の葉を使ったら、意識不明となりヘリコプターで大きな病院に搬送し毒を抜く手当を施したが、激痛の末２８日で命を落とした。２年前のことです。現在の医学では完治できないそうです。
オーストラリアの熱帯雨林にはこうした植物がはびこっています。

私たちのグループです、素晴らしい出会いでした。

素晴らしい
現地ガイドの杉崎さん、ドライバーのＭｒアレックス、ありがとうございました。

キュランダ鉄道駅。
奥地の鉱山と海岸沿いの物資を運ぶために１８８７年鉄道敷設の工事が開始されました。
１８９１年６月ケアンズ〜キュランダ鉄道オープン。

このキュランダ駅からケアンズ駅まで３７ｋｍ、熱帯雨林の山間、高原をゆっくりと１時間４０分かけて走ります。

バローンフォールズ駅、１０分間停車します、海抜３２９ｍ。

バロン滝、落差２６５ｍ。

急カーブの鉄橋にさしかかります。

このキュランダ鉄道高原列車は、テレビ「世界の車窓から」のオープニングから５年前まで１１年間、画像が採用されていました。今はご存じのスイスの氷河特急です。

ストーニークリーク滝。

牽引する１７２０型機関車、カラフルなブダ・ジで彩られています。
この絵は、地元のアボジニアーテスト、ジョージ・ライリー氏がバロン渓谷を創ったと言われるニシキヘビ、ブダ・ジの伝説を描いたものです。

ケアンズ・エスプラネードラグーン。
ケアンズニ帰って、エスプラネード沿いにある４ヘクタールの広さをもつ人工プール。

エスプラネードラグーンから海沿いに続くビードウオークを歩きます。

ナイトマーケット内のガラス装飾の技工さん。

ホテルの近く海岸沿いのレストラン、「カー・サー・デ・メッセ」で夕食を。若い人たちで賑わっています。オーストラリアの最後の夜です。

中に美味しい具が入ったボリュームのあるピザです。

サラダも美味しい！

１０月３日（木）ケアンズ国際空港 １２時２０分発で関空へ向かいます。　空港を出て直ぐの所、ダブルアイランドリーフのダブル島上空。

宵の明星、一番星を見ながら振り返ります。

オーストラリア大珊瑚礁の海と島、熱帯雨林の大自然を湛能した６日間でした。

この旅行記へのコメント （3）

• まあことさん 2013/11/07 20:52:32

  はじめまして！

  Huumaさん
  
  はじめまして、まあことと申します。
  先日は高千穂旅行記にご投票いただき、ありがとうございました。
  
  ケアンズの旅行記拝見しました。
  今年のお正月にケアンズに行き、グリーン島・キュランダ・そしてカーサデメッセまで、Huumaさんと同じルートを楽しみました。
  まだ１年経っていないのに、なんだか懐かしく嬉しくなりました☆
  
  海も山も世界遺産、陽気で勤勉なオージー、
  ケアンズ良いところですね♪
  
  またお邪魔させていただきます。
  ありがとうございました。
  
  
  まあこと

• 潮来メジロさん 2013/11/05 23:03:31

  カバイロハッカですね。ヾ(^o^)

  Hｕｕｍａさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > 海辺の公園にはたくさんの小鳥がさえずっています。
  
  この鳥さんは、和名カバイロハッカ（別名：インドハッカ）ですね。
  東南アジアに生息している鳥さんです。
  オーストラリアには移入種として導入されたそうです。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

  Hｕｕｍａさん からの返信 2013/11/09 12:55:52

  RE: いつも教えて頂いてありがとうございます。

  潮来メジロさま
  
  おはようございます。
  いつも、教えて頂いてありがとうございます。
  鳥の御専門のようですごいですね。
  私たち夫婦は新潟県の新発田というところの出身で、
  佐渡の旅行記、懐かしく拝見しております。
  
  これからも教えて頂くことが出来れば
  ありがたいと存じます。
  
  また、楽しみにしております。　　　　Ｈuuma