高尾山：紅葉前の時期に登山

2013/10/19 - 2013/10/19

紅葉の季節が始まると高尾山は混雑するので、その前に訪れておく。
10月中旬の朝はまださほど混雑していない。
所要時間、混雑状況などを紹介。
天気は曇りときどき雨。服を３枚ぐらい着込まないと肌寒い。

エリア 高尾・八王子(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

京王線高尾山口駅から徒歩5分で高尾山のふもとに着く。
ここではケーブルカーを利用した。
ふもとの清滝駅から山中の高尾山駅まで6分。
始発の次の8:15分に乗ったが、乗り口には行列ができ、車内はほぼ満員だった。

道の駅 清滝駅 道の駅

ケーブルカー高尾山駅から1号路を歩き、5分程度で分かれ道につく。
ここまでは道幅も広く、平坦な道で歩きやすい。
左が急な階段の男坂、右が緩やかな坂の女坂。
今回は男坂を選択。

高尾山 自然・景勝地

男坂と女坂が合流すると薬王院への道となる。
ここで振り返ると坂道があり、上ると小さな広場になっていて修験道場と仏舎利塔がある。
修験道場は石柵で囲われたスペースで中に入ることはできない。ここでどのような修行が行われるのだろうか。
その奥に白い仏舎利塔がある。周りの石門をくぐることにより、心が清められるとされている。

高尾山 自然・景勝地

薬王院
ケーブルカー高尾山駅から15分。
山門をくぐった先の境内お守り売場と御護摩受付所を両側に見ながら階段を昇った先に本堂がある。
御朱印は御護摩受付所の左側の受付で頂ける。オリジナルの御朱印帳も販売している。
また、高尾山健康登山手帳というものも販売しており、１回登山するごとに１押印がもらえる。
２１回で満行となり、名前入りの木札が掲示されるので、これからがんばっていきたい。ちなみに１００回の満行（２１００回登山）を達成された方もいらっしゃるようである・・・

高尾山 薬王院 寺・神社・教会

飯縄大権現堂
本堂のすぐ横の道を通って少し上ると、飯縄大権現堂（大本社）がある。
本堂は歴史を感じさせる外観であったが、こちらは装飾がきらびやかである。

高尾山 薬王院 寺・神社・教会

山頂広場
薬王院から20分。途中の奥の院を抜けた後の山道は傾斜も少なく歩きやすい。
到着は午前9時ごろだったが、観光客はあまりいなかった。

高尾山 自然・景勝地

山頂から都心方面の眺め
天気が良くなかったのであまり見晴らしは良くなかったが、晴れていると房総半島まで見えるとのことである。

４号路にあるみやま橋
下りは４号路から。４号路は舗装されていない山道で、木の根を超えて行かなければならない箇所もある。
１０分ほどで吊り橋のみやま橋に出る。
さらに１０分歩くと１号路に合流する。

たこ杉
登りは通過してしまったが、ケーブルカー高尾山駅からすぐのところにたこ杉がある。隣にはヒッパリ蛸の石像や蛸供養碑がある。

高尾山 自然・景勝地

下りは山上駅からエコーリフトを利用。ふもとの山麓駅まで約１２分。
スキー場のリフトと同じだが、安全バーがないので、高いところが苦手な人は注意。
また、登ってくるリフトの写真を取ってくれる箇所があった（山上駅近くで写真は販売）。
このような行程で約２時間で登山を終えた。

トリックアート美術館
高尾山口駅から徒歩３分。リフト・ケーブルカーのふもとの駅からも５分程度。
１０時開館のほぼ直後に入ったが、意外と観光客は多かった。特に中国の方々。
館内は地下２階〜２階の構造。見学目安は４０分。
入館受付のときにコインをもらい、退館時にテラスの自動販売機でジュースを１杯飲める。

トリックアート美術館 美術館・博物館

トリックアート美術館は写真撮影可、フラッシュ使用可、動画もＯＫである。
さらに作品に触れるたり、乗ることも可能。
館内は暗いので写真撮影はフラッシュが必須だが、作品の正面から撮るとフラッシュが映りこんでしまうため、やや斜めから撮るとよい。

トリックアート美術館 美術館・博物館

高尾の湯ふろッぴィ
登山の疲れを癒しに温泉（健康ランド）へ。
高尾山口からも無料送迎バスが出ているが、始発が１２時１０分でまだ当分時間があったので、高尾駅に移動して送迎バスを利用。
２時間入館を利用で８００円。ただしタオルの貸し出しはないので持参する必要がある。
客層は地元の高齢者が多かったが、ファミリー連れもいた。
八王子独特のコーラ色の天然の温泉の他、大浴場やスチームバスなどいくつかの風呂が楽しめ、２時間で十分堪能できた。

高尾の湯ふろッぴィ 温泉