姉妹でクロアチア周遊の旅6　フヴァル前編

2013/08/24 - 2013/09/01

今回の旅のお楽しみ第二弾は、青の洞窟！
(第一弾はプリトヴィッツェ)
フヴァル発のツアーが多いので、スプリットからフェリーでフヴァル入り。
波が高い時などは入れないという青の洞窟。
ガイドブックによると、入れる確立は「6〜8月は90％、4、5、9、10月は50％」との事。
果たして、見る事は出来るのだろうか…？


【スケジュール】
8/24(土)10:20成田発
21:30ザグレブ着　
（ザグレブ泊）

8/25(日)
午前はザグレブ観光。
昼過ぎのバスでプリトヴィッツェへ移動。
（プリトヴィッツェ泊）

8/26(月)　　
プリトヴィツェ観光。
14:30のバスでスプリットへ。
（スプリット泊）

8/27(火)　　★この旅行記★
午前はスプリット観光。
15:00のフェリーでフヴァルへ。
（フヴァル泊）

8/28(水) 　★この旅行記★
青の洞窟などを丸１日観光。
（フヴァル泊）

8/29(木)
午前のフェリーでスプリットへ。
バスでドブロブニクへ。夕方着
（ドブロブニク泊）

8/30(金)
ドブロブニク観光
（ドブロブニク泊）

8/31(土)
12:50発の便で帰国の途へ

9/1(日)
19:15成田帰国

【通貨】
1クーナ＝約17.5円

エリア フヴァル(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

スプリットの港からJADROLINIJA社のフェリーに乗って、フヴァルへ。
料金は55クーナ（約962円）、乗船時間は約1時間15分。　
スーツケースはどうするのかなぁと思っていたけど、前方に荷物置き場があった。

フヴァルの港に到着し、まずは宿へ向かう。
坂道を上る覚悟はしていたけど、荷物を持って上がるのはかな〜りツライ★
休み休み上がった。

妹に「体力ない！」と叱られショボーン・・・

「この辺りかな・・・」とゼーゼーしていると、庭先にいたおばちゃんが「Bonkan？それならすぐそこ。」と教えてくれた。
この辺りは個人宿が多いようで、他の観光客にも宿までの道を教えていた。
親切だ〜。

そして、コチラが2泊する宿。

ちゃんと看板ありました！

家族で経営している宿。
英語出来ないけど優しそうなお母さん、英語堪能な明るいお姉さん、日本びいきの弟さん。
そういえば、お父さんは見かけなかった。

部屋は広くはないけど、清潔感あった。
1泊111ユーロ（約14,918円）。

しかしなんというか、結構「ダサ感」が(-.-;)
この写真にもチラッと写ってるけど、フクロウのイラストのクッションカバーとか、ピエロ型のタオル掛けとか。
「うーむ、これは・・・」と思っていたけど、帰る頃には愛着が湧いてたから不思議だ（笑）

この宿のウリは、この眺め！
港とオレンジ色の屋根の街並みが一望できる。
頑張って坂を上った甲斐があったか。

少しフヴァルの街をブラッとして、夜ゴハンはシーフードリゾットを。
この頃、雨が降り始めた。
また雨か！
明日は青の洞窟に行く予定。
大丈夫なのか気になる・・・。

☆8/28(水)／5日目☆

起きてみると晴れてる！
良かった〜。
バルコニーでの朝食も気持ちがいい。
（前日に買ったケーキの残りとかだけど；）

ワクワクしながら予め予約していたツアー会社に行くと、「今日は青の洞窟に行けないので、料金は払い戻します。」との事。
な、なぬっ？！

港で別会社のおじさんに聞いてみても、「青の洞窟に行けるかまだ分からない。しばらく待って。」との事(>_<)

青空出てるのにぃ〜！
でも雲が怪しいか・・・？

仕方なく暫く待つ事に。
そこで、こんなゆるキャラ的な写真を撮ってみたり（笑）

待った結果・・・・

「ＮＯ」だった！！
水位が高くてダメらしい。
「6〜8月の行ける確立90％」なのに、
残り10％に入った(T_T)

仕方なく、青ではなく「緑の洞窟」などを10人乗り位のボートで周る1日ツアーに参加する事にした。
ツアーは400クーナ（約7,000円）。

朝早くからグダグダいた港を出発！
やっと離れられたという思いだ。

港を離れてしばらくは、優雅に「風が気持ちいいわ〜。」などと呑気に思っていた。
しかし、そんな思いはすぐに吹っ飛ぶのだった。

ボートはどんどんスピードを上げ・・・

この後、写真を撮る余裕など無い位にスピードを上げたのだった！
所持品が飛ばないよう、自分自信も吹き飛ばされないよう、手すりをつかんで足で必死にふんばる事となる。
波しぶきも飛んでくるので、パーカーのフードを被ってうつむく。

「つ、辛い！何故お金を払ってこんな目に？」と思うのだった。

やっとボートはスピードを緩め、ビーチ近くまでやって来て自由時間となった。
少し先に見えるビーチに泳いで行ってもいいと言う。

皆バラバラと海へ飛び込む。
「では、私も・・・」と、そぉーっと海へ。

しかし、静かに入っても勿論ドボーンと頭まで一度沈む。
いきなり全身沈んだからなのか、海が想像以上に冷たかったからなのか、足が着かない不安なのか、急に恐くなった。
そして、なんと過呼吸らしき症状が出た！
そんな事は初めてだったので、そんな自分に驚き、「コレはマズイぞ！」とそそくさボートに上がった。
アワアワとボートにへばりついてるのが私です・・・。
船長さんに「大丈夫？」と心配されてしまった。

という訳で、ビーチまでスイスイと泳いで行った妹が撮影した写真を貰いました。

・・・そうか。
私が辿り着けなかった場所は、こういう所だったのね。

売店もあったらしい。

そして、次にやって来たのが「緑の洞窟」。
入口が大きいので、船ごと中へ入れる。

洞窟内部。

わ〜、神秘的な色！

また泳ぎたい人は泳いでいいとの事だったけど、さっきの恐怖＆寒さで私は泳がず。
という訳で、スイスイと泳ぐ妹の撮影係を任命されました（笑）
めちゃボケ写真。

逆に、妹が撮ったコチラ側。
こちらもめちゃボケ写真。
だからこそ公開できる^_^;

なんとなくマルタの「青の洞窟」を思い出した。
あぁしかし、クロアチアの「青の洞窟」はどんなものだったのだろうか。
他の方の旅行記を見ると、凄く綺麗だけど。
自分の目で見たかった〜。

「緑の洞窟」から次の目的地へ。
しかし、この移動が死ぬ思いだった！！
途中で雨が降って体はズブ濡れ、そこにスピードボートの強風、体がガタガタと大きく震えた。
今までの人生において、ワースト５に入る辛さだったと言えよう。
寒さの中、必死に思い浮かべていたのは、真夏に帰宅した時のモワッとした部屋の暑さだった。
あの暑さが死ぬほど恋しかった（笑）

次の目的地に到着する頃、やっと太陽が出てきた！
ランチタイムとの事で、皆ガタガタと震えながら上陸。

震えながらオーダーを済ませ、店の外にあった炭火焼きスペースへ！

ああ、炎が暖かい…。
何やら美味しそうなシーフードを焼いてるけど、それより何より炎の暖かみが1番！！

炎で体を温めているうち、太陽もかなり出てきた。
ありがたい〜！

さらに温かい飲物で体の内側も温めたいところだけど、頼んだものが全然出てくる気配のないレストラン・・・人手不足？

犬も日なたぼっこ。

やっとスープが出てきた！
・・・と思ったら、そんなに温かくなかった(-.-;)

あとは、パスタを妹とシェア。
味は、まぁまぁだったかな。

寒さも和らぎ、お腹も満たされ、ビーチへ行ってみる事に。
とは言え、あれだけ凍える思いをしたので、泳ぐ気はゼロ！

あぁ〜、でも綺麗だなぁ。

ブラブラと小高い所へ行ってみてビックリ！
なんだ、この海の美しさは〜っ(*_*)

海底に船の影が見える！

船が海に浮いてるというより、宙に浮いているみたい。
不思議〜。

さっきまでガラガラだったビーチも、いつの間にか結構人が集まっていた。

体もすっかり温まったので、アイスを食べる事に。
ledoという熊のマークのクロアチアメーカーアイスで、15クーナ（約262円）。
まぁ観光地プライスでしょう。

では、いざっ(^o^)/

お〜、中にもチョコが入ってます♪
チョコが濃厚で美味しかった！

まだ時間があり、さらにブラブラ。
しかし、本当に綺麗だなぁ。
着いた時は悪天候で死にそうだったけど、晴れて良かった！

いやぁ、海の美しさに癒された〜。

そして、船は次の目的地へ。

最終地はコチラ。
Laganini？

ココでの自由時間も結構あったけど、もちろん泳ぐ気は無いので、この1日ツアーで一緒になった方と喋っていた。

陽射しが、夕陽っぽくなってきた。

さっきのような、感動的な美しさはない・・・
透き通っていて綺麗だけど。

1日お世話になった船と船長さん。

では、フヴァルの港に帰ります。

青の洞窟には行けなかったし、寒さも辛かったけど、結果的には楽しい1日だった！

水着のままだったので、宿へ着替えに戻った。
ホントに眺めのいい宿。

すっかり夕暮れの景色だ〜。

着替えて、晩ゴハンを食べに街へ。

店は、妹がチェックしていた「LUNA」。
人気のようで、かなり賑わっていた。

パンと、ツナのパテのようなもの。

サラダとシーフードパスタ。
どれも美味しい♪

ジュースも頼み、二人で172クーナ（約3,010円）。

夜の街は、またいいムード。

レストランが沢山ある。

ランプがお洒落。

小さな街なのに夜も賑わっていて、ナイトクラブのズンズンと賑やかな音楽が2時頃まで宿にも聞こえてきた(ｰ ｰ;)
そして、フヴァル最後の夜は更けていくのでした…。


(つづく)

この旅行記へのコメント （2）

• oneonekukikoさん 2013/11/01 23:16:15

  青の洞窟は行けなかったけど

  margeryさん
  初めまして。
  
  青の洞窟行けなくて残念でしたね。
  でも、それに勝るたくさんの経験ができて
  思い出深いフヴァルになったのではないかしら？
  
  海の色が半端ではなくきれいでしたね。
  
  同じような体験をされているので、
  思わず書き込みました。
  
  私たちもボート体験しました。
  外海を行くボートの揺れには驚かされましたね。
  その上ドライバーはスピードを出すわ出すわ。
  波にぶつかるたびにガツンガツンと腰にひびきました。
  そして、得た教訓。
  よく映画などで、モーターボートに立って乗っているのを見かけましたが
  やはり正解。
  波に乗るように膝を屈伸してみたら少し楽になりました。
  これも、さんざん腰をやられた帰り道に気が付きました。
  腰を痛めた友人は1年近く用心していましたが
  すっかり元気になりました。
  
  oneonekukiko

  margeryさん からの返信 2013/11/03 00:07:34

  RE: 青の洞窟は行けなかったけど

  oneonekukikoさん、こんにちは。
  初めまして。
  
  メッセージありがとうございます！
  ボートの揺れ、そんなに凄かったですか？
  私の時も凄まじいスピードだったので
  かなりの揺れだったと思うのですが、
  とにかく寒くてそちらばかりに気がいってました(>_<)
  
  青の洞窟は、行けなくて本当に残念でした。
  oneonekukikoさんは2度も行かれたのですね。
  羨ましい限りです。
  私もいつか再挑戦したいです！！
  ボートの揺れが激しい時は、oneonekukikoさんが習得された
  コツを試してみますね。
  
  margery