食・アート・和の街、美しい金沢を堪能

2013/06/01 - 2013/06/02

新鮮な海の幸と艶やかな茶屋街。
センスあふれる美術館やショップ。

感性が豊かになりそうな金沢を、旅してきました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

小松空港からバスに乗って金沢駅到着。

今年二回目の寿司店、「小松弥助」

全国からお客さんが来る人気店ですが、大将はとても気さくなお人柄。
カウンターはまるで舞台のようで、見事な手仕事に見入ってしまいます。

特に感動したお寿司を少し。
金沢の高級魚「アラ」。ふくよかな旨味たっぷり。

まるで宝石のように輝くマグロのヅケ。

ふんわりとした口どけの穴子。

感動の炙りトロ。
もはや時間を止めたいようなおいしさ。

雲丹。
塩でいただくという、究極の贅沢。

金沢には茶屋街が三つありますが、ひがし茶屋街は最も格式が高く、いわゆるトップクラスの芸者さんがいたようです。
遊びにくるお客さんも上級武士が多かったとか。

ちょっとした路地も、風情を感じます。

粋なお飾りのお麩屋さん。

ひがし茶屋街からちょっと離れたところにある「高木糀商店」。

お味噌と塩糀を購入。まろやかな風味でおいしかったです。

江戸時代から保存された、お茶屋「志摩」

鮮やかな紅色の壁が雅な雰囲気。

当時はどんな粋な時間が流れていたのでしょうか。

ひがし茶屋街は着物で散策してみました。
好きな着物で、プロのカメラマンに撮ってもらえるというプラン。
芸者さん風に襟は大きめに開いています。

「心結（ここゆい）」
http://www.kokoyui.com/plan/photo/index.html

緑豊かな兼六園。

石川県立美術館内にある「ル ミュゼ ドゥ アッシュ　KANAZAWA」
壁一面のガラス越しから見える木々が爽やか。

シュークリーム。
サクサクの生地と、バニラの香りがしっかりときいたクリームが絶妙です。

長町武家屋敷跡を散策。

華やかな茶屋街と違って、こちらは荘厳な佇まい。

江戸時代にタイムスリップしたような、趣ある路地。

静かな水音が心地よい、大野庄用水。
４００年前に作られたようです。

長町には街並みにとけ込むかのように、お店がたくさん。

こちらは「本田屋食器店」。
手頃なお値段のセンスある和食器が揃います。

金沢限定「棒ほうじ茶」でひと休み。

夕食は「炭火むかし焼　魚焼いたる」。
金沢で大人気の居酒屋いたるの三号店。

金沢名物「のどぐろ」炭火焼。

脂がのった身はふんわりジューシーでほんのり甘く、究極の焼き魚。

富山湾産、白えびのお刺身。
透き通る白えびは鮮度抜群。濃厚な甘みがお酒によく合います。

大粒の岩牡蠣。
クリーミーでとろけそう。

金沢の海の幸を堪能できた、最高の夕食でした。

今回の宿は「カメリアイン雪椿」
兼六園から徒歩圏にある、邸宅を改造した隠れ家的なホテルです。

建物内は英国のB＆Bのような雰囲気です。

シンプルだけど温もりがある客室。

アンティーク家具が並ぶシックなラウンジ。
セルフサービスでお茶やコーヒーをいただけます。

地元産の材料をたっぷりと使ったメニュー。
体が喜びそうな、おいしい朝ご飯。

城下まち金沢周遊バス。
５００円の一日乗車券を購入すれば、自由に乗降りできます。
主な観光名所を周遊しているので、とても便利。

金沢の台所、近江町市場にやってきました。

こちらは市場向かいの「めいてつエムザ」の地下食品売り場。

北陸産のお魚がたくさん！
いつもこんな新鮮な素材でお料理できるなんて、うらやましい。

お昼は近江町市場内にある、海鮮どん屋にて。

「近江町丼」をいただきました。
海の幸が盛りだくさん。

１０９裏をぶらぶらしてたら、何やら気になる張り紙。

アベノミクスパン？ちょっと無理矢理すぎじゃ、、と思ってよく見たら、
「アベノミックスパン」でした。
でもやっぱり意味がわからないと思ってお店を見てみると...

なんと店名が「パンブラザーズアベ」さんなのでした！

なるほど、アベさんがミックスした粉だから
「アベノミックスパン」なのですね！

パン屋さんで感動（？）したあとは、主計町茶屋街を散策。
こちらはひがし茶屋街に比べて、もっと庶民的な雰囲気だったとか。

風情ある階段。

当時の様子を見てみたいものです。

続いて金沢２１世紀美術館。

こちらは色は３つなのに、重なり合うと様々な色相に見える不思議な作品。

プールの中に人が、、という作品。

下から見るのは有料なので、なんとなく今回は地上からのみ...

カフェレストラン　Fusion21。
白を基調としたスタイリッシュな空間。

石川県立美術館もそうでしたが、金沢の美術館に併設されたカフェはセンスよすぎです。

地元の方に金沢で一番おいしいと教えてもらった、甘味処「つぼみ」
香林坊から徒歩５分くらい。

くずきり＋抹茶みぞれセット。

吉野産本葛粉だけを使用しているというくずきりは、やや白く濁っていて普通のものとは弾力が全然違いました。黒蜜も甘すぎず濃厚。
抹茶みぞれは、初夏の金沢にぴったり。

二泊三日の金沢旅、食べてばっかりですが、アートも和も堪能できました。
また時間を作って訪れたいものです。

この旅行記へのコメント （2）

• my pleasureさん 2013/10/29 09:36:07

  ご無沙汰です。

  ご無沙汰しております、ごましおちゃんさん(*^_^*)
  
  金沢良いですね(^^)
  数年前に１度だけ行きましたが、仕事のみの滞在で、何の食も観光も味わえず帰ってきたと言う寂しい金沢でした。
  
  お寿司美味しそうですね！
  雲丹を塩だけで頂くなんて、まさに究極です。
  甘味も充実で、甘い物好きの私には目に毒です。
  
  街並みも情緒があり、カメラ片手に散策するには最高のロケーションですね。是非リベンジしてみたいと思います！！
  
  茶屋街でのお着物姿素敵です。振り返ったら見返り美人ですね(^^)
  
  my pleasure

  ごましおちゃんさん からの返信 2013/11/15 13:46:52

  RE: ご無沙汰です。

  my pleasureさん
  
  お久しぶりです。メッセージありがとうございます。
  
  友人から「金沢にすごいお寿司屋さんがある」と聞いたのが、金沢へのきっかけだったのですが、あんなにも素敵な街とは訪れるまで知りませんでした。
  
  華やかな茶屋街はもちろん、洗練されたお店がとにかく多いんです。街全体がアートにあふれるみたいな。。海の幸はおいしいし、和菓子屋さんも街のいたるところにありました。
  まだ日本全国を全て旅したわけではないんですが、金沢がいつか住みたい街になりました！
  
  実は８月からシカゴに住んでいるんですが、内陸なのでおいしいお魚が食べられません。日本人はやはり海が必要そうです。
  
  茶屋街で着る着物、とても楽しかったです＾＾
  
  
  ごましおちゃん