2013/10/12 - 2013/10/14
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0712302hさん
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「屋久島ではひと月に35日雨が降る」(林芙美子)。
初めての屋久島は快晴!
荷物も少なくて済んだし、怪我のリスクも少ないから、私みたいなド素人には天気がいい方がいいに決まってる。
でも、世界遺産にもなった稀有な自然は大量の雨の賜物。
多少準備が面倒だったとしても、滑ったり転んだりするリスクが増えたとしても、屋久島は雨が降ってこそ本来の姿を見せてくれるのかもしれません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
いい天気の鹿児島市。
あ、爆発しやがった…。今日は垂水方面。
1週間早かったら、台風で中止になってた屋久島旅行。
この3連休は快晴マーク続き。
いい旅になるといいな。 -
トッピーで屋久島・安房港まで2時間30分。途中種子島に寄港。
15時出発、17時30分着。往復15,600円。 -
今日の宿は,ホテルオーベルジュ。
翌日は、ホテルから徒歩1分のバス停「仲医院前」を4時15分に出発。
オリオン座が綺麗☆
そこから約5分の屋久杉自然館で乗り換えて、5時過ぎに荒川登山口に到着。
屋久杉自然館〜荒川登山口:片道850円(協力金含む)
3連休の中日とあってバスは満席、登山口も登山準備をしたり、朝ご飯を食べる人でいっぱい。
私たちもホテルに頼んだお弁当を食べて、5時30分、いよいよ出発。 -
11.5kのうち8.5kはトロッコ軌道。
小杉谷集落跡までは、板も敷かれていないむき出しのトロッコ道。
枕木の幅に歩幅を合わせないといけないから、歩きにくいったらこの上ない!
周りはまだ真っ暗。
ヘッドランプを頼りに歩く私の五感を刺激するのは、どこかで流れるザーッという水の音と爽やかな山の空気。
小杉谷集落跡の直前にあるのが、小杉谷橋。 -
小杉谷集落跡。
屋久杉伐採の産業が盛んだった昭和35年頃には500人ほどの人が暮らしていた場所。
今は立入禁止。
ここから先はトロッコ軌道の上に板が敷かれているので、かなり歩きやすくなる。 -
集落を過ぎて少し歩くと、左の茂みの先がとても美しい緑色に染まっていることに気付く。
近くまで行けそうじゃない?…と少し道を外れてみる。 -
そこにあったのは、川底の苔が川面に反射した緑色に輝く美しい川でした。
-
夜が明けたとはいえ、鬱蒼とした森の中に光が差し込むのには、もう少し時間がかかりそう。
途切れることのない水の音を聞きながらトロッコ軌道をひたすら前へ、前へ。 -
三代杉。
おじいちゃん杉の上に被さるようにお父さん杉、さらにその上には息子杉。
何千年もかけて行われた命のリレー。
人間も杉も辿るのは結局同じ道。
こういうのを目の当たりにすると、私の代で命のリレーが終わってしまうことを本当に申し訳なく思うんです。ごめんね、お父さん、お母さん。 -
沢、川、滝……どこも水量は驚くほど豊富。
-
仁王杉まで来た!
ここまで来たら、大株歩道入口はすぐそこ。 -
トロッコ軌道もあと少しで終わり。
このトロッコ軌道、今でもトイレなどの維持管理に必要な物資の輸送や、屋久杉の運搬に使われているらしい。
たまに、ですけど。
脇道にトロッコの収納庫があるのはそのため。 -
大株歩道入口に到着。
トイレに水飲み場、簡単なベンチもあります。
水飲み場は沢から水を引いたもの。
超軟水の冷たい水が、疲れた体にしみ込んで行く〜。
ああ、おいしい。
隣にいたガイドさんが「美味しいよ」って言ってたらから間違いない!。
リュックを下ろしてしばし休憩。
チョコレートでエネルギー補給。 -
いよいよ本格的な登山道へ。
登山道に入ると、明らかに木はより高く、太くなる。
ここから「縄文杉」までは2時間〜2時間半。 -
ウィルソン株の中に入ると、中にいたガイドさんが
「順番に見るから。並んでね」。
どうやら、ハート型に見えるポジションは1カ所だけで、それを見るために時計回りに並ぶ必要があるらしい。
へえ、そうなんだ、と並んでいると、また別のガイドさんの声が聞こえてきた。
「多いときは、株の外までずらーっと並ぶんだよ」。
ほお。
今日は全然少ない方なんだ。
そして、私の番。
ああ、これ、これ。
自然の不思議を感じるウィルソン株のハート。 -
道はしっかり整備されているので、山道といえども歩きやすい。
危なそうなところには、手すりもある。
途中には急な階段や整備されていない石の道もあるけど、それは一時の我慢。
無理をせず、休み休み行けば…何より五感フル稼働で自然の美しさを満喫しながら歩くことが出来れば…ガイドブックに書いてあるほどきつくはないんじゃないかな、というのが個人的感想。
自然の息吹がちゃんと背中を押してくれる、不思議な感覚。 -
縄文杉が発見されるまで屋久杉の中で一番大きかった「大王杉」。
推定樹齢3000年。
後ろの誰かが言ってた。
「よく切られずに今まで生き残ったね」。
おっしゃる通り。
そう考えると、本当に奇跡の木たちだ。 -
縄文杉より間近で見れるので、縄文杉より大きく感じた「大王杉」。
見上げると、葉と葉の間から柔らかな木漏れ日。
しばらくその足下に佇む。
でっかいなあ。
凛としてんなあ。
美しいなあ。
人間なんて…ちっちえなあ。 -
「大王杉」を過ぎると、いよいよ世界遺産エリア。
今までは「屋久島国立公園エリア」(平成24年3月指定)。
今までも十分凄かったけどね……。 -
世界遺産エリアに入ってまず眼に入るのは、仲良く手を取り合った2本の屋久杉。
-
その名も「夫婦杉」。
写真右が「妻」、左が「夫」、だそうです。 -
「夫婦杉」を過ぎると、あとはなだらかな山道を進むだけ。
登山は上りが優先。
「縄文杉」に向かっているときは、帰りの人が道を譲ってくれます。
「ありがとうございます」
「頑張って下さい」
日常生活ではありえない、知らない人との小さなふれ合い。
これも山の良さ。 -
途中に「マグロの頭」と呼ばれる倒木があったりします。
マグロが大口空けてる感じ、ちゃんと伝わります?? -
この階段を登れば、目的地の「縄文杉」はすぐそこ。
現在、ちょうど10時。 -
根っこ保護のため、デッキの上からの見学に限られる「縄文杉」。
推定樹齢2000年〜7200年。
とにかく、樹皮の白さと幹の太さに驚いた。
遠くから見てもその迫力たるや並々ならぬものがあるのに、遠くからしか見学できないのが返す返すも残念。
十分に体を休めたら来た道を戻ります!
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