2013年10月　Ｆ１日本ＧＰ（鈴鹿）　日曜日　決勝

2013/10/11 - 2013/10/14

日曜日は、いよいよ決勝です！

無敵のベッテルが前を追う立場に立たされる面白いレースでした！

（表紙写真は、決勝レースを盛り上げた立役者、いいじゃんグロージャン！）

エリア 鈴鹿(三重)

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩

日曜日の朝、宿のあった伊勢の五十鈴ヶ丘駅から快速みえに乗車。
鈴鹿サーキット稲生駅に向かう。

鈴鹿サーキット稲生駅から歩いて、鈴鹿サーキットに到着。
今日も雲一つない快晴だ！

鈴鹿限定から揚げで、駆けつけ一杯、乾杯！

デザートは、もちろん赤福！

ビールと赤福が、相性悪いこと悪いこと・・・。

初めて、鈴鹿サーキットの観覧車に乗ってみよう！

乗車お断り条件４つのうち、私は「酒気帯び」と「高所恐怖症」の２つしか該当しないので、大丈夫でしょう。

ビールの勢いで乗り込みますが、ちょっと不安になってきた。。。

私は、冗談抜きの高所恐怖症なのです。。。

・・・高い。。。

子供の頃の夏休み、親に「どこかに連れてってぇ〜」とねだると、たいてい近くのよみうりランドに連れて行かれて、まんまとごまかされていた。
その頃以来の観覧車だろう・・・郷愁を感じて、ちょっとホロリ。。。

こちら側は、１３０Ｒ、シケイン、最終コーナー。
向こう側はダンロップコーナー。

メインスタンド前の広場。

メインスタンド、メインストレート、ピットレーン。

私の指定席がある１〜２コーナー。

助けてくれ〜。

・・・恐かった。

クイズグランプリ決勝。

この問題、何となくはわかるけど、正確にはわからないなぁ。

正解は１４番手。

・・・そんなもん、わかるか。

正解は１分４６秒３２６。

１９８８年のロータス・ホンダ。

ホンダ・サウンドが響き渡る！

ピレリ・タイヤのポール・ヘンベリーさんのトークショー。

決勝レースのタイヤ戦略は、ミディアム−ハード−ハードとつなぐ２ストップがオーソドックスだろうとのこと。
参考になりました。

ぼちぼち、１〜２コーナーの自分の指定席に向かいます。

１〜２コーナーに着席。

それにしても、良い天気だ！

昼食は、もう一度、赤福！

繰り返しになるが、赤福もビールも大好物だが、赤福とビールの相性は最悪である。。。

何を言いたいかというと、
来シーズンのフェラーリのアロンソとライコネンが、赤福とビールにならないことを祈る。

レジェンドＦ１デモ走行。
中嶋悟が乗った歴代のマシンが走ります！

１９８８年のロータス・ホンダは撮り損なった。。。

これは、１９８９年のロータス・ジャッド。

１９９０年のティレル・フォード。

特別参加は、１９９１年のマクラーレン・ホンダ。

ドライバーは伊沢拓也。

ロータス・ホンダ、ロータス・ジャッド、ティレル・フォードの３台は、中嶋親子３人がドライブしています。

コースマーシャルの方たちも、レース前に盛り上げてくれる。

ありがとう！

ドライバーズパレード開始。

鈴鹿ラストラン、ＰＰのウェバー！
私の心情的には、どうせレッドブルが勝つなら、ベッテルよりウェバーに勝ってもらいたいような。

王者ベッテル。

４番グリッドのグロージャン。

この時点での私の祈りは、
「グロージャンよ、ミサイル飛ばしてレースをおじゃんにするなよ。。。」
・・・君を疑っていて、申し訳なかった。

がんばれ、マッサ！

アロンソ。

美女（？）を侍らすバトン。
どこかの女性キャスターらしい。

パストール将軍（一般的な通称名は、マルドナド師匠）。

各車がコースインしてきた！

ライコネン。
９番グリッドだが、その辺りから表彰台に上がるレースをしばしば見せてくれている。

ＰＰのウェバー！

４番グリッドのグロージャン。

この時点での私の、いや観客１００人中１０２人の祈りは、
「グロージャンよ、ミサイルぶっ放してレースをおじゃんにするなよ。。。」
・・・君を見損なっていて、本当に申し訳なかった。

がんばれ、マッサ！

５番グリッドからスタート。

国歌斉唱。
起立、脱帽。

緊張感が高まる。

フォーメーションラップ！

ＰＰウェバー、２番手ベッテル、３番手ハミルトン。

フォーメーションラップでＳ字を駈けていく各車。

この轟音、たまりません！

いよいよスタート！

なんと、４番グリッドのグロージャンが（まっすぐ！）ロケットスタートを決め、先頭で１コーナーに入る！

ハミルトンも好スタートだったが、ベッテルと接触したようだ。

後方で、ビアンキとヴァンデルガルデが接触。

ビアンキとヴァンデルガルデはコースアウトしリタイア。

（まっすぐな！）ロケットスタートを決め、ウェバーを従えてトップで２周目に入るグロージャン！

もう君のことを「ミサイル」とか「クラッシャー」とか「スナイパー」とか「撃墜王」とか「おじゃん、グロージャン」（ｂｙ今宮純さん）とか決して言わない。

「いいじゃん、グロージャン！」（ｂｙ今宮さん）

ウォールに突き刺さったヴァンデルガルデ。
幸い、ヴァンデルガルデに怪我はなかったようだ。

グロージャンがトップに立ったことにより、一気にレースが面白くなった！

見直したよ、いいじゃん、グロージャン！

本命ベッテルは、グロージャン、ウェバーに続く３番手。

上位３台が最初のタイヤ交換を終え、グロージャン−ウェバー−ベッテルの順で変わらず。
いずれもミディアムからハードにつないできた。

ここまでは、グロージャン初優勝が現実的に見えてくるような展開。

いいじゃん、グロージャン！

予想外に早く２回目のタイヤ交換に入ったウェバー。
これでは２ストップで完走は厳しく、３ストップ作戦か？

レッドブルの大人の事情で、ウェバーに３ストップを強い、２ストップのベッテルを自然に前に出すということだろう。
レース後、ウェバーは「自分も２ストップで十分いけた。」と不満を露わにしたそうだ。
その気持ち、よくわかる。

グロージャンは、オーソドックスにミディアム−ハード−ハードとつないできた。

ベッテルも２ストップ作戦だが、２スティント目を引っ張れるだけ引っ張り、なかなか２回目のタイヤ交換に入らない。

第３スティントで、グロージャンよりフレッシュなタイヤで、コース上の勝負を挑むつもりだろうか！

ようやくベッテルが２回目のタイヤ交換を行い、ウェバー−グロージャン−ベッテルの順に。
グロージャンとベッテルはこのまま最後まで走り切るだろうが、ウェバーはおそらくもう一度タイヤ交換をしなければならない。

グロージャンよりフレッシュなタイヤで追い詰めるベッテル。
見応えある攻防だ！

グロージャン耐え切れず、１コーナーでベッテルがパス。

ウェバーが大人の事情の３回目のタイヤ交換。

ベッテル−グロージャン−ウェバーの順に変わり、あとはコース上の戦いだ！

ミディアムタイヤでグロージャンを追い詰めるウェバー。
これも見応えある攻防だった！

トップのベッテルは安泰の状況に。
強いねぇ。

残り２周の１コーナーで、とうとうウェバーがグロージャンをパス。
結局、レッドブルの１−２態勢に。

しかし、グロージャンもここまでよく頑張った。
いいじゃん、グロージャン！

優勝ベッテル、２位ウェバー。

２台そろってのウイニングラン！

マッサは、ドライブスルーペナルティがあり、１０位に終わる。

フェラーリ＝マッサの勇姿も、これで見納め。。。

優勝ベッテル、２位ウェバー、３位グロージャン、以下アロンソ、ライコネン、ヒュルケンベルグ、グティエレス、ロズベルグ、バトン、マッサ。

グロージャンのおかげで、面白いレースになりました！

アロンソが４位に入り、ベッテルの年間チャンピオン決定は持ち越しに。

ザウバーが大健闘のダブル入賞！

いいじゃん、グロージャン！

なお、表彰台インタビュアーは、エディ・ジョーダン！

激闘の余韻に浸る１〜２コーナー。

やっぱり、Ｆ１は最高だ！