2013/09/20 - 2013/09/20
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sallyさん
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サンクトペテルブルク滞在6日間(観光は4日)を終えて、帰国です。
聞いていたほどには怖いこともなく、まぁ、色々あったけれど、(本当に。)なんとか無事に帰れそうだなぁと思いつつ、荷物をまとめ・・・が、まぁ、そこはロシア。そう簡単には問屋が卸さないんでしょうかね。
最後にきっちり”トラブル”が待っていました。
これがなければ、、ロシアも結構良い思い出に終わったかもしれない。
や、そんな事ないか。(ないな。)
?写真はモスクワの空港、黄色の方はレゴ夫さんです。?
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愉快な話ではないんで、サラっと行きます。
(行くつもりです)
※写真はすべて、サンクトペテルブルク中心部から南にあるプルコボ空港までの車窓。 -
どんなトラブルかって、
ホテルに頼んだタクシーなのに、超過請求されたって話なんです。 -
サンクトペテルブルクでは、タクシー料金は交渉して決めるもの。
ただ、市内(そして外国人客っていう要素もあるのかな?)、および、空港から市内の料金は、FIX−固定料金で決まっているのだそうです。
ふたつのホテルに泊まって、そんな事を知りました。
また、ホテルから頼んだタクシーは、会社が特定される為に不当な超過請求をされることは殆んどないらしい、と。 -
わたしが超過請求された(言葉を選ばずに、でも、わかりやすく言えば、”ボったくられ”そうになった)理由は、
結果からいうと、
ホテルの手配間違いでした。 -
こんな経緯です。
ホテルコンシェルジュが、わたしが頼んだ時間の30分前に「間違えて」タクシーを予約。
それで、タクシードライバーはホテル前で30分間待機することになった。 -
そうとは知らないわたしが、ホテルをチェックアウトし、”予約の時間どおりに”、タクシーに乗車。
無事、空港に到着。
そして、
タクシー代金を払い、
『あ〜、いい思い出が出来たわ、ありがとう、ロシア!』な気分で、
”900ルーブル”を払い、車を降りるはずだったシーンで、、、 -
『おいおい、冗談じゃないよ、この金額じゃ足りない』
『1500ルーブルだ。』
と、、ドイツ語しか話せないと言っていた、そして多分、そのドイツ語で、言って来たタクシーの運転手。
その表情は呆れ、そして、怒っている。 -
その時点では、まさかホテルが間違えるわけないと信じているわたし。
(そういう事がないように、ちょっと良いホテルに泊まることにしたのに…。)
だいたいにおいて、最初は、ドライバーの話すドイツ語の意味がわからなかった。 -
そして、理解しないわたしに向かって、こんどは”英語”で、説明をしてきた。
『11:00に来た、11:30アンタ来た。30分(待った)。』
つまり、
その待った30分のぶん、固定料金の900ルーブルでは足りないから、1500ルーブルを払ってくれ、という事を言っているんだと、わかってくる。 -
ただ、
空港までのそのタクシーに乗っている間、
(その運転は結構荒くて、音楽ガンガンだったのだけれども)
私はいちばん最初に行ったニューヨークを思い出していた。
タクシーの運転手が降りる時になって代金を吹っかけて来た。
”あの時はずいぶんイヤな思いをしたなぁ…”。 -
だからなのか、
感情的な表情になっているドライバーを見るのは、驚いたし動揺もしたが、どこか冷静で
その”1500ルーブルっていうのは、ちょっとボったくりなんじゃないか?”
と考えていた。 -
というのは、
日本から到着する際、空港からホテルへ移動するタクシーをホテルを通して頼んだ料金は、1300ルーブル。
しかも、それが”1時間の待ち時間込み”での料金だったから。 -
30分待たせたのなら気の毒だとは思ったけれど、彼のそんな下心が見えたのと、固定料金900ルーブルとして渡した1000ルーブル札だが、当然、おつりの100ルーブルを戻すつもりはなさそう。
そして、彼も、少なくとも1000ルーブルはもらったのでそれでいいか、とも思い始めたようにも見えた。
ただ、
そのタクシー運転手が、まるっきり不当な事を言っているようにも思えず、
でも、ホテルが間違えたとも考えづらく、
そして、
わたしたちは、お互いに共通の言葉を持たず、
話が物別れに終わるのは、、、
最高に、気分が悪かった。
『ホテルが30分早くタクシーを頼んだのかもしれない。でも、その時間に頼んだのは私ではない。』
と、彼に向かって英語で二度、言ってみる。
といっても彼の方はドイツ語しか解さないというのだから、どの程度理解してもらえたのかわからない。
運転手はため息をついて、首を振り、わたしのスーツケースを降ろした。 -
帰国後、ホテルの総支配人宛にこの件についてメールすると
コンシェルジュの手配間違いと分かった。
ただ、
『悪いのはタクシー会社ではなく、残念ながらわたしどもホテルスタッフに非があったことを認めます』と返信してきたところは、潔かったと思う。
でも、
旅先の一期一会の関係で、やりあわなくてはいけなかったのは、しんどかったです。
親切なヒトもいたし、エルミタージュ美術館にはもう一度行ってゆっくり見てみたい。
最後はこんなことになってしまって残念だったけれど、それも含めて、ロシアという大国に住むひとたちの(独特な)自意識(=旧ソ連なのか?)みたいなものを、垣間みれたのは貴重な体験でした。
面白い事とそうでない事の量が同じくらい詰まった旅でした。
サンクトペテルブルク旅行記、おしまい。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- むくさん 2015/07/11 23:43:50
- おもロシア旅行記拝見させてもらいました!
- sallyさん
まだ全部ではないですが、楽しい(いや大変な!?)旅行記、
見させていただきました^^
最後のタクシーの件、本当に大変でしたね。
英語すら役に立たないこのままならないロシアで、
こういう交渉ごとをしないといけないというのは、
大変なストレスで消耗しますよね(>_<)
今回はホテルの不手際だったみたいですが、
私もホテルで呼んでもらったタクシーが、
早く来て約束の時間前に帰ってしまうということがあったので、
ホテルに呼んでもらったからって油断できないなと
思い知らされました。
普通のヨーロッパ旅行に比べると何倍も疲れたロシアでしたが、
終わってみるとすごく面白かったなと思います。
持っているものはすごいし、ごはんもおいしかったし。
sallyさんもまだロシアに懲りていないとのこと!
しばらくはおなかいっぱいですが、
また私も是非行ってみたいです^^
また他の旅行記なんかも色々見せてください☆
- sallyさん からの返信 2015/07/12 11:02:40
- RE: おもロシア旅行記拝見させてもらいました!
- むくさん、こんにちは。
> 私もホテルで呼んでもらったタクシーが、
> 早く来て約束の時間前に帰ってしまうということがあったので、
あ、そのエピソードを旅行記で読んで、”やっぱり同じような体験している
方がいるんだなぁ”と思って思わず書き込んでしまったのです。
> ホテルに呼んでもらったからって油断できないなと思い知らされました。
うむ、わかります。「”自・己・責・任”ってこれか〜!」と身に沁みてわかる
ことが多いです。日本にいるとなかなか体感できません。
> 普通のヨーロッパ旅行に比べると何倍も疲れたロシアでしたが、
> 終わってみるとすごく面白かったなと思います。
> 持っているものはすごいし、ごはんもおいしかったし。
本当ですね、ご飯はつくづく美味しかったと思います。ロシアって農民国家なんでしたっけ。
煮物、スープのようなものがじわっと美味なんですよね。来月イギリスに行くのですが、乗換をモスクワにしてちらっと行こうかなと思っちゃったくらいです。
それと、イギリスの旅行記をゆっくり読まさせて頂きました。3年前なので、むくさんの中では結構前になってしまうのでしょうか。わたしもやはり6泊8日で1泊でベルギーを含めた個人手配なので、日程を参考にさせて頂きました。
- むくさん からの返信 2015/07/12 15:55:01
- イギリス楽しんできてください☆
- sallyさんこんにちは^^
来月イギリスに行かれるんですね!
私の有名どころをさらりと回っただけの旅行記で恐縮ですが、
少しでも参考になれば幸いです(^_^;)
私もsallyさんのイギリス旅行記を見て、
またイギリスに行きたい熱がムクムクしています。
日程的に断念してしまったスコットランド・ハイランド地方の
旅行記、すごく楽しく拝見させていただきました。
次にイギリスに行くときは必ずエディンバラとネス湖は
はずせないと思っています。
ポンドが高すぎていつになるか分かりませんが・・・(;´Д`)
来月のイギリス旅行楽しんできてください!
旅行記も楽しみにお待ちしてます♪
-
- worldspanさん 2013/10/06 11:33:35
- レゴが。。。
- Sallyさん
こんにちは。
あのレゴ、ロシアの旅行に精神的にクタクタになったオヤジの姿を映し出しているようですね(笑)
- sallyさん からの返信 2013/10/06 17:44:34
- RE: レゴが。。。
worldspanさんコメントありがとうございます。
worldspanさんの90年代の数々の旅のように、全然笑えないトラブル続々なのに
淡々と書かれていて、先が読みたくなるようなものをを書きたかったのですが、
ちょっと暗かったかなぁ〜。
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