2013年　鳥羽湾に浮かぶ離島へ～人情溢れる島『神島』～

2013/09/22 - 2013/09/22

三重県鳥羽湾に浮かぶ離島『神島』は三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になったところだそうです。
私は本も映画も観たことがなかったのですが、それでも十分に楽しめる島でした。

神島行の船は1日4便ぐらいしか運航しておらず、神島→鳥羽の最終便は15:45。これに乗り遅れると帰れなくなるので要注意です!

島を1周できる自然歩道があり、八代神社、神島灯台、旧軍事施設、神島小・中学校、カルスト地形等が観られます。所要時間は1.5hぐらい。
また、小さな集落を散策するのも楽しいです。

人口400人程度の小さな島に暮らす島民の方々はとても明るく、観光客に『こんにちわ～』『暑いね～』と気さくに話かけてくれます。
現地で知り合った島民の方に連れられ漁船へ～とってきたばかりの伊勢海老をその場でご馳走していただきました。
なんて良い島なんだろう～ここまで良くしてもらえると、また行きたくなっちゃいますよね(^。^)

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

AM9:00の鳥羽駅

3連休まっただ中。
当初、伊勢神宮に行こうと思っており名古屋から特急に乗ったものの、電車の中も超満員。車掌さんと話をしてみると8割ぐらいが伊勢市行の方とのこと。
こりゃものすごく混むんだろうな〜と判断し急きょ乗り越し鳥羽へ。

さらに足を延ばし、神島まで行くことにしました。

鳥羽駅から徒歩5分。

神島行の定期船は、ここ鳥羽マリンターミナルから出ています。

神島行の定期便は1日4便ぐらいしか出ておらず、次の便は10:45。

2時間近く待たなくてはならない…ちゃんと調べてくれべよかったと後悔。

鳥羽マリンターミナルの中の掲示板に張ってあったチラシ
ご当地グルメ？？

鳥羽市公認、地元の食材を使った創作バーガー（とばーがー）があるようです。

神島のご当地バーガーは『たこかつバーガー』。
山海荘というお店で食べられるようです。

神島に到着するのは昼前なので、着いたらまず山海荘に行ってみよう。

船が来るまで待機

ようやく船が来ました。

和具港（答志島）を経由して神島へ行きます。

神島到着。

乗船時間は40分程度。

まずは、たこかつバーガーを求め山海荘を探します。

ありました。

民家の間の狭い階段を登っていきます。

着きました。

が…誰もいない様子…やってるのかな？？

入ってみると、隅っこにお客さんが2人ほど。
でも従業員がいない。。。

大きな声で『すみませーん』と行ってみると、ようやく従業員さんが出てきました。

たこかつバーガーをオーダーしてみると『売り切れです』とのこと。

…うそ〜1日何個作っているのだろうか??

『たこかつバーガーは売り切れましたが、たこ飯定食ならあります』とのこと。なんか趣旨が違くないか??とおもいつつ、たこ飯定食をオーダー。

予想に反してかなり美味しいです。たこ飯定食!

ご当地バーガーは食べられなかったものの満足(^^

山海荘を後にし、神島散策開始。

ここがスタート地点。
思いっきり民家の間を通っていきます。

島民の方とすれ違い『こんにちわ〜』と挨拶しながら進んでいきます。

神島灯台に到着

中には入れないようです。

さらに奥に進みます。
だんだん山道っぽくなってきました。

監的哨跡に到着

昭和4年に陸軍の試射砲訓練のために造られた施設のようです。

潮騒の重要なシーンが描かれたところのようです。
映画のロケ地にも使用されたのだとか…

監的哨跡の中

監的哨跡の屋上

監的哨跡の屋上

神島小・中学校
集落からかなり外れていて通うの大変そうです。。。

カルスト地形。

天然記念物なのだそうです。

すごい所に人がいます。

釣りをしています。

釣れたようです。

約1時間半で集落に戻ってきました。

帰りの船が来るまでまだ時間があるので、集落付近をぶらぶらしてみました。

ヘリポート。

網の手入れをしているようです。

港でのんびりしていたら島民の方に『一緒に魚見に行かないか?』と声をかけられ、ついて行くことに。
僕のほかにも大阪からきている学生さん一人も一緒に同行

漁船に乗せてもらい…

とってきたばかりの、お魚さんを見せてもらいました。

魚を何尾か取り出して、『これ持って帰れ』と！！
なんて親切な方たちなんだ〜と感動。

ただ、さすがに2時間以上の電車に持ち込むことはできないので、せっかくのご好意をお断り。
学生君の方は鳥羽まで車で来ていたらしく沢山もらっていきました(^^

次に出てきたのは伊勢海老!!

『とってきたばかりの海老なんか食べたことないだろう!!』と海老を一匹取出し…

その場でさばいてくれました。

海老の殻をお皿がわりに頂きました。

帰りの船まで送っていただき『また遊びに来てね〜』と。
なんて素敵な方がなのでしょう。

島民の方々の情に触れることが出来、感慨無量の旅になりました。
素晴らしい思い出をありがとうございました。