2009/04/13 - 2009/04/13
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はくさんちどりさん
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東北地方には有名な花見スポットが数々ありますが、山形県では「置賜花回廊」と銘打って、数ヶ所の花見スポットを巡るコースがあります。そのパンフレットが手に入り、仙台付近の桜が見ごろになっていたので、夫婦で花見に出かけました。あわよくば、赤湯温泉にある龍上海のラーメンにありつけることも期待して・・・。
結果は、少し早かったようで、見頃はまだ先でした。赤湯温泉ではそれでもまあまあでしたが、さらに山あいの方に車を進めると、どこもまだ咲き始め程度でした。
宮城県と山形県は、奥羽山脈を境に隣り合っていますが、置賜地域は海から離れた内陸部、仙台付近とは桜の見頃が結構ずれているんですね。いい勉強になりました。
おまけに龍上海の店先には午前中からすでに多くの客が居並ぶ有様で、いつラーメンにありつけるかわからない状況・・・、ここもあきらめざるを得ませんでした。仕方なく見つけたお蕎麦屋さんでお昼を食べ、腹いせでもないですが、次のスポットに向かう途中、山形鉄道フラワー長井線の踏切近くでフキノトウの筒を採りまくりました。
フキノトウの筒は、葉と花をしごくと、蕗のように食べられるんです。灰汁出しも皮むきも要らない上に、蕗自体よりもおいしく食べられます。何のことはない、「花より団子」になってしまいました。
その後パンフレットおススメのポイントを回りましたが、本来の花見を楽しむ目的は果たせず帰ることになりました。
仙台に着いて、市内北西部にある大きな団地の周回道路沿いの桜がまさに見頃で、少し気を取り直すことができた次第です。
現在、山形県の置賜地域では、『置賜さくら回廊』に名称変更していますが、内容は同じようです。また、桜だけでなく、『やまがた花回廊』なる山形全域のキャンペーンも行われています。
山形県の内陸部へ桜を見に出かける方は、くれぐれも早まってお出かけにならいのがいいかと思います。恐らく、鶴岡や酒田などの庄内地域の方が早いか、ほぼ同じ時期と思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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赤湯温泉八幡神社の大鳥居階段を下から。ここら見た感じでは桜もそれなりに・・・と思わせぶりでした。
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日当たりのいい南斜面側は、5分咲きくらいでしょうか。
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方角が違うと、まだまだです。
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ようやく枝先付近がかなり咲き始めています。
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もう一段上に上がる階段脇の桜が、ようやく見ごたえある姿に!
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この階段脇の桜花は色白です。
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拡大すると、こんな感じです。
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烏帽子山公園内の桜には、かなりの老木もありました。
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烏帽子山公園の50周年記念歌碑の説明文です。
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烏帽子山公園は、かつて偕楽園と称したそうです。その改名前の偕楽園記です。
記念歌碑とともに、烏帽子山千本桜保存会が平成20年度事業として設置しております。 -
秋葉山ハイキングコースの案内図です。時間があれば、桜の見頃の時期にゆるりハイキングするのも一考かと思います。
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全国に存在する桜の古木・名木の二代目園がありました。
初代と桜の色香を見比べるのも、風流に思います! -
その二代目園で、最もよく咲いていた桜です。
敢えて、どこの二代目とは申し上げません。 -
こちらは枝垂れ桜です。
5分咲き程度でしょうか。 -
句碑がありました。
立派な句碑なので、名のある方のものと思われますが、“一茶”?
最後の漢字が読めません。
これ以外にも、全国から募集した優秀作が句碑になっています。 -
花見台です。
赤湯の街並みも見えるかな? -
別の方角からの花見台です。
中央付近に、赤湯温泉桜まつり全国俳句大会の優秀作品の句碑が見えています。 -
赤湯〜荒砥間を走る山形鉄道フラワー長井線です。
国鉄時代の長井線を前身とするローカル線で、ちょうど西大塚駅を出たところです。
1両のめんこい気動車ですね。 -
赤湯行を踏切から見送りました。
単線で、後はしばらく来ないのをいいことに、線路脇で美味しそうなフキノトウの筒をどっさり収穫です! -
伊佐沢の『久保ザクラ』の入口に到着しました。
この先で桜の切手集を買ってしまいました。 -
『国指定天然記念物 久保ザクラ』の説明です。
由来は、坂上田村麻呂まで遡るそうです。 -
久保ザクラを風よけにして、脇役の桜がいい塩梅に咲いていました。
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こちらが久保ザクラの全景です。
まだ蕾の段階で、見頃には早いですね。
かなりの老木で悠然としてはいますが、多くの木支柱に援助されて立っています。 -
枝先の一部で咲き始めています。
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こちらにも。
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下から見上げると、こんな感じです。
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さきほどとは直行する向きからの全景です。
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次の花見スポットに移動する途中で、川を渡る橋が“さくら大橋”です。
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川べりからは長井市の市街地が見え、その背後には朝日連峰を望むことができます。
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次第に南側に視線を移しています。
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さらに南側の風景です。
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手前に特徴的な建物が見えるあたりを拡大してみました。
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草岡の『大明神ザクラ』の駐車場までやってきました。
案内図です。 -
歩いて近くまで行きましたが、大明神サクラはまだ全然咲いていません!
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青空を背景に枝だけです、残念ながら。
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この大明神サクラは、伊達政宗の頃にまで遡る国指定の天然記念物だそうです。
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どちらから見ても、咲いていないものは咲いていません。
早すぎたようですね。 -
こちらも大明神サクラの説明板ですが、咲いている時の写真入りで、今回はこれで我慢です。
伝説とはいえ、伊達政宗どころか、坂上田村麻呂の時代から、1,200年という悠久の時を生きてきた生命力は、すごい!・・・の一語に尽きます。 -
幹周りの長さに基づく、巨樹日本の桜ベスト10の一覧表です。
東北地方が多いようですが・・・?まさか身びいきではないですよね!
あの三春の滝桜が番外になっています。 -
同じ日の、仙台市泉区にある、泉パークタウン外周道路西側に植樹された桜並木です。
どこでもいいから満開の桜を見たいものだと思い、帰りに泉PAのスマートICを出たら、このとおりです。
予想的中です!!
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