キルギスは草原の国です（２）

2013/08/16 - 2013/08/17

タジキスタンの山には、土がむき出しです

キルギスの山は、草で覆われています。

エリア オシュ(キルギス)

キルギスの国境を目指して北上します

柵の向こうは中国です

柵の向こうは中国

カラクリ湖がまた見えます

タジキスタンの山は緑がありません

タジキスタンのチェックポイント

タジキスタンのガイドドライバーとお別れして、キルギス側の車に

キルギスのチェックポイント

キルギスに入ると、山には草がはえてきます

車は小川を横切ります

キルギスの草原

サリタシュ村

ホテルです。

オーストリアからの旅行者

道路工事に携わる中国人

中国人労働者が休憩しています。

あの北京空港にいる中国人と、ここで働いている中国人のすさまじい格差

草原での結婚式

アザミ、かなり背が高いです。

ここのカフェーの花壇にテンニンギクが。
この花はペルシャ原産です。

このテンニンギク、別名「特攻隊花」

先の大戦で、鹿児島県鹿屋の海軍航空隊基地から、特攻機が、次々と飛び立ちます。
隊員たちは、搭乗前に地元の女学生から、このテンニンギクを受け取るのです。
途中、給油のために喜界島に寄ります。
沖縄に向けて再度飛び立つ前に、テンニンギクまで道連れにするのは可哀想だと、隊員たちは、この花を喜界島の大地に置いたのです。

このテンニンギクが、喜界島に根付いたのです。
喜界島の人はこの花を、特攻隊花と呼んでいます。

この花をキルギスの地で、日本の終戦記念日の翌日に見られたのです。

プロフです。

オシュ市に入ります

ウズベク人のシャシリク（串焼き）屋

オシュ市はロシアの地方都市と変わらない

信号が赤になるとジプシーの女性がお金をくれと寄ってきます。
キルギスのドライバ−たちは、窓を開けてお金を渡します。

働かずに生活保護を受給するのは悪だ、（母子家庭に支給される）母子手当てでパチンコをする人がいる、弱者を甘やかせるなと訴えておられる、ジャーナリストの先生がいらっしゃいます。
この先生、愛国心を持ちなさいとよくおっしゃっています。

生活保護の受給者は、今までの生き様に問題ありと。
嗚呼、私は家族も持たず、気ままに生きてきたので、それなりの老後を覚悟すべきなのかと。
野垂れ死にしてもそれは、自業自得なのかと。

キルギスに来て、この考えは間違いだと気づきました。
そして、キルギス人のお金を寄附する姿を見て、何て優しいだろうと思いました。
一部の天才を除けば、人生において、成功と失敗なんて紙一重です。
他人に与えられる立場にあるなら、自分の運命に感謝して、多くなくてもいいので、与えるべきですね。

２年前のキルギス人とウズベク人の民族対立が信じられないほど、オシュの町は平和です。
ドライバーとガイドさん「ウズベク人とキルギス人の関係？ナルマーリナ（まあまあだよ）、ウイグルと中国、日本と韓国ほどじゃないよ」と笑っていました。
私が宿泊したホテル、ウズベク人、キルギス人、ロシア人の方たちは、仲良く働いているようでしたが。

私が泊まったホテルです。
キルギス人、ウズベク人、ロシア人が仲良く働いていましたが。

キルギスという国、一言で言って「草原の国」です。
自然がいっぱいです。
綺麗な国です。
もう一度行きたいですね。
次回はオシュから北上して、ソンクル湖とイシククル湖ですね。