2013/08/13 - 2013/08/16
386位(同エリア1652件中)
ぬいぬいさん
旅行代金の高騰するお盆休みしか夏期休暇の取れないため、毎年春前から格安チケットを探し出すのですが、今年は円安の影響もあってか、一向に安くなる気配なし。
3年越しのスペイン行きを諦めたのが、6月の半ば。そこからたまったマイルを使っていける国内に切り替えて選んだ先は、屋久島。東京からの直行便がないため、大阪で乗り継いで屋久島へ行くことに。
でも、大阪に行くのなら、去年の夏落雷のため電車が止まっていけなかった熊野古道によってから。そして屋久島からの帰りの便も、盆休みで割高のため、フェリーで鹿児島に行き、高速バスを乗り継いで帰ることにより、熊野古道、屋久島、宮島、原爆ドームと4つの世界遺産を歩き回る旅が実現しました。
利用した交通手段は、飛行機、路線バス、高速バス、フェリー、レンタカーとありとあらゆる手段を利用しての9日間の旅となりました。国内を海外旅行並みの距離を移動して旅も、なかなか楽しいものでした。こちらではふたつ目の世界遺産、屋久島の旅初日と2日めの、もののけ姫の森のある白谷雲水峡と島内ドライブを紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大阪を飛び立ったプロペラ機が屋久島空港へ到着したのは12時。2つめの世界遺産 屋久島に到着です。
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屋久島滞在中宿泊するホテルは安房港のそば。バスを待つ間に観光案内所で散策マップを入手。
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3泊するホテルはeco Hotel SORA。チェックインにはまだ全然早かったけど部屋の用意ができていて、アーリーチェックインOKでした。ここは今年の4月にオープンしたばかりのピカピカのホテル。部屋は広いしきれいだし、スタッフの対応もよくて快適でした。
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屋久島では移動の足が確保できていないとどこにも行けないため、シャワーでさっぱりした後は安房港周辺をとりあえず散策。
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安房港の周辺は海はあるもの岩場と防波堤だけで、ビーチがないためのんびり日光浴もできません。仕方なくCOOPで仕入れた缶酎ハイとつまみを持って、やることがないので川のそばの船着き場で一人酒盛りを
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1年中雨の降っているイメージの屋久島でしたが、今年の夏は全然雨が降らないようで、ここ数年どこに行っても必ず雨に降られる雨男の私でしたが、今回は雨の心配はなさそう。
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居心地の良い快適なホテルでしたが、唯一の難点は安房の中心地から少し離れているため、食事をするところが少ないこと。
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屋久島最初の晩は、安房港のそばの屋久どんへ
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なにはともあれまずはビール
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そして食事は島の名物、トビウオの漬丼とサバ節の出汁とあごのさつま揚げの入った屋久島うどん どちらもおいしくいただきました。
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屋久島2日目は空港のそばでレンタカーを借りて島内めぐり。
夏のこの時期のレンタカーは事前の予約がないと借りることはできません。 -
イチオシ
この日の目玉は白谷雲水峡のもののけ姫の森と太鼓岩のトレッキング
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白谷雲水峡といえば、屋久島でも縄文杉トレッキングと並ぶ人気のスポット。
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何が人気なのかといえば、つい先日引退表明した宮崎駿監督のもののけ姫の森のモデルになった場所。
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宮崎駿監督は、この森と白神山地の 森を見て、もののけ姫の森を構想したと言われています。
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緑鮮やかな苔とうっそうとした木々に覆われた森。
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イチオシ
これがもののけ姫の森になります。
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白谷雲水峡のトレッキングコースは何コースかありますが、この日歩いたのは太鼓岩往復コース
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駐車場のある白谷雲水峡入口→さつき吊橋→楠川歩道→もののけ姫の森→辻峠→太鼓岩→辻峠→もののけ姫の森→楠川歩道→さつき吊橋→白谷雲水峡入口
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距離にすると往復で6キロですが、白谷雲水峡入口が標高約600m
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そこからスタートしてゴールの太鼓岩が標高約1050m
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450m登っていくことになるため、標準で4時間ほどかかる道のりです。
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もののけ姫の森までが1時間ほど
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ここで戻ってしまう人が結構多いようですが、ここまで来たら絶対に太鼓岩まで登られることをお勧めします。
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結構歩いて辻峠までたどり着くのですが一番きついのがここから
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太鼓岩までがかなりの急斜面を登っていきます。
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ようやくゴールの太鼓岩に到着したものの、あいにくガスがかかっていて視界が悪い
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晴れていれば眼下広がる豊かな森や、遠くに宮之浦岳、永田岳、黒味岳といった屋久島を代表する山を望むことことができるのですが・・・。
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しばらく太鼓岩の上でガスが晴れるのを待ちましたがちょっと無理そうなので、やむなくあきらめ下山することに。
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辻峠までの下りはコースが違います。
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屋久島といえばヤクシカとヤクザルが有名ですが。サルには入り口付近で1頭だけ遭遇しましたが、ヤクシカはいろんなところに出現。
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屋久島ではよく「ヒト二万、サル二万、シカ二万」といわれ、人間と同じだけ猿と鹿が生息しているように思われていますが、実際には違うようです。
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実数は鹿は推定3000頭、猿は80から120群いるとされ、全体で2500から3000頭と推定されています。
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白谷雲水峡へは路線バスで宮之浦で乗り換えて行くことができますが、本数が少ないので、ここも車で来るのがいいでしょうね。
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駐車場が40台程度しかありませんが、夏のこの時期は当然満車。案内の人がいて路上に縦列駐車させてくれますので、それほど待たされることもありません。
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途中立ち寄った東シナ海を眼下に見下ろす展望台からの眺め
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屋久島でいちばんきれいなビーチ 永田いなか浜では夏のこの時期は早朝に来ればウミガメの産卵が見られるそうですが、昼前のこの時間は家族連れの海水浴タイム
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白い砂浜に青い海 なかなかきれいなビーチでした
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永田いなか浜からは先の西部林道に行ってしまうと時間がかかりそうなため、ここで引き返し尾之間方面へと向かいました。
屋久島にはいくつか有名な滝もあるようですが、これは千尋の滝。
モッチョム岳の東側の斜面に広がる巨大な花崗岩の岩盤にある落差60メートルの滝。 -
朝から何も食べずにトレッキングしたりドライブしたりで腹ペコで、いわさきホテルでランチでもしようと来ては見たものの、3時を過ぎてランチタイムはすでに終了。
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仕方なくこのなんちゃって屋久杉の下のラウンジでコーヒーブレイクを
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屋久島一番の高級リゾートホテルだけあって窓の外にはモッチョム岳を正面に眺める、最高のロケーション
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庭に出てちょっとだけ散策を
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このなんちゃって屋久杉のオブジェは某外国人の作品らしくて、その製作費は○千万円だとか。
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レンタカーの返却時間は18時30分まであと2時間
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最後に訪れたのはヤクスギランド
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安房から車で40分程度登ったところにあります。
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団体ツアーや登山の予定がない人たちが、世界遺産の森の雰囲気を簡単に味わうことができるのがここ。
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逆に言えば白谷雲水峡や縄文杉トレッキングの予定のある人には、あえて見る必要のない場所かもしれませんね。
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白神山地でいえば、さしずめミニ白神といった場所ですね。
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ヤクスギランドは、正式名称を屋久島自然休養林といいます。
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交通の便が悪くて路線バスは1日1,2本しか走っていないため、タクシーやレンタカーを使わないとなかなか行けない場所でもあります。
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安房から途中まで縄文杉と同じコースを16 キロ山に入った標高1000〜1300メートルの間にあり、 樹齢数千年の屋久杉を含む屋久島の原生林を簡単に鑑賞できる地域。散策コースも30分から150分コースまであって、仏陀杉などの大木や試し切り跡等を見ながら森林浴が楽しめます。 コースは整備されていて、歩道があるのでお年寄りや子供連れでも安心して歩く事が出来ます。
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普段は混んでいるのでしょうが、私が到着したのは5時過ぎだったので一人貸切状態で散策できました。
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この日一日の足として活躍したのはマツダのアクセラ。
朝から夕方まで10時間のレンタルで、なんと軽自動車の6時間レンタル料金よりも安い3900円で借りることができました。 -
明日はいよいよあの山の向こうの縄文杉トレッキングが待っています。
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屋久島2日目の夜はホテルのはす向かいにあった寿司屋 磯のかおりで地魚のにぎりを
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見かけがグロテスクなこれは 亀の手 フジツボの仲間のようですが、見た目がグロのわりに味は結構いけてました。
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あごのさつま揚げをさかなに島の焼酎 三岳がすすむこと、すすむこと
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こちらはお隣の屋久島グリーンホテル。SORAはこのホテルの系列のためここのお風呂を400円で利用することができました。
ちなみにエコがテーマのホテルなので、3日間の滞在のうち1日だけ部屋の掃除とタオル交換をしなければ、グリーンホテルの400円の利用券がもらえて、無料で入浴できました。
屋久島の初日2日目までの歩いた距離約30キロ 旅の初日からの通算は70キロを超えました。でも、夏の旅ゆえ食は進むし、酒はすすむで、歩いている割に体重は全く減っていませんね。
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