2013/08/01 - 2013/08/01
23位(同エリア290件中)
前日光さん
出雲旅3日目。
夜の間、時折激しい雨音が聞こえていた。
この日も夜はかなりの雨が降ったのに、昼になると辛うじて止み、なんとか持ちこたえてくれた。
ただし、3日間の中で最も湿度の高い日で、車から外に出ると、眼鏡もカメラのレンズも曇ってしまい、何度もレンズを拭かなければ、写真が撮れない状況だった。
蒸し暑さの中、再び玉造温泉を通過、来待(きまち)神社〜来待ストーンミュージアム〜女夫岩(めおといわ)遺跡〜出雲大社〜稲佐の浜〜出雲空港という順序で、風土記関連の場所を巡った。
「石宮神社」を通過してしまったのは残念だったが、また次回ということで。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
玉造温泉は5月に訪れたばかりなので、近い将来ここに来るために、温泉街の雰囲気を相棒殿にも知ってもらおうとして立ち寄った。
「即ち川の辺に湯を出す。〜 一たび濯げば形容端正(きらきら)しく、再び浴(ゆあみ)すれば、万病悉(ことごと)に除(い)ゆ。古より今に至るまで、験(しるし)を得ずといふことなし。故(かれ)、俗人(くにひと)、神湯(かみのゆ)と曰ふなり。」
〜 風土記より -
古代から、人々は玉造温泉の効能に惹きつけられて各地から湯治に来ていたようだ。
「日々に集ひて市を成し」ともあり、その湯治客で「市」まで立ち、大変な賑わいだったのだろう。 -
今は、14、5件の宿が建ち並ぶ小規模な温泉街であるが、風土記には「玉造街(たまつくりのちまた)」とあり、町全体が、宿場町のような情景だったという。
-
JR山陰線に「来待(きまち)駅」というのがあるが、その地名がゆかしくて、玉造温泉から南西方向に向かうと、「大森の湯」という日帰り温泉のような施設が見えてきた。「健康センター前」というバス停もあった。
その温泉施設のすぐ側にあったのが「来待神社」である。
道路に車を駐め(駐車場が見当たらなかったが、車の通りも少ないので路上駐車も大丈夫)見上げると、階段が。。。(@_@) -
鳥居を潜れば神社が…と思ったら、またしても階段が。
湿気が多く、たいへんに蒸し暑いのだった(T_T) -
しかし、たくさんの階段を登った甲斐があって、立派な社殿が目の前に現れた。
昨日訪れた「佐太神社」を小さくしたような大社造りの三殿並立である。
中央に祀られているのが「大物主命」。
大和国三輪から、大物主命が「来る」と、人々が「待った」ことから「来待」という名がついたと言われているとか。 -
向かって右側の社殿
-
左側の社殿
-
そして中央御本殿は「大物主命」が祀られている。
こんなに立派な神社なのに、神主は常駐していないようだ。
社殿全体に荒廃感が漂っている。
天気のせいだろうか?
長い長い階段には、雑草が茂っていた。
氏子の人々も高齢化して、この広い神社の手入れに手が回らないのかもしれない。
もし、北関東にこんな立派な神社があったとしたら、神主が常駐しないなどということは考えられない。
そういえば東出雲の揖屋(いや)神社にも、神主はいなかったっけ。
やはり神社の数が、人口に比して多すぎるのだろうか? -
来待神社を後にして北に向かって走ると、山陰自動車道の高架を潜ってすぐのところに「来待ストーンミュージアム」がある。
広い駐車場には、ほとんど車が駐まっていなかった。
石工房の間を通ってミュージアムへの案内板の所に出るのだが、途中に民家があったりして、なかなかに分かりにくい。 -
ミュージアムには、このトンネルを潜って行く。
-
トンエルの中。
-
トンネルを出ると、このようにやや無機的な感じのするミュージアムが現れた。
来待石の歴史や、石工たちの苦闘が映像で示されていた。
栃木県には「大谷石(おおやいし)」という石があり、やはり採掘跡が見学できたり、コンサートが催されたりしているので、なんとなく石工たちの苦労などは推測できる。 -
このミュージアムの入り口の右方には、採石場跡や「来待石広場」があった。
-
この広場で、日テレの元祖旅番組「遠くへ行きたい」の旅人(レポーター)、歌手の谷村新司さんが、あの「昴」を熱唱していたのを見たことがある。
谷村さんは、自分と同じ「しんじ」という名を持つ「宍道湖」に、親近感&愛着心を持っており、湖岸を自転車でサイクリング中に来待石に遭遇し、このミュージアムにやって来て歌うという設定だったのだが、その番組を見ている時には、まさか自分がこのミュージアムに来るなんて思いもしなかったのだ。
谷村さんは、この広場で歌ったんですよと、受付の女性がニコニコしながら説明してくれた。 -
さらに北に進み、国道9号線を横切って、宍道湖岸に出てみた。
天気はご覧の通りの曇天。 -
遠くに、アオサギと思われる鳥が。
この鳥は群れないから好きなのだ。
姿を見かけると、ついシャッターを押してしまう。 -
多賀神社と共に、今回ぜひ訪れたかったのが、松江市宍道町白石(はくいし)地区にある「女夫岩(めおといわ)遺跡である。
この写真の方向通りに進み、右側を見ればすぐにたどり着けたのだが、今回、私たちは写真の上方向からやって来たので、軽自動車一台がギリギリ通れるような狭い道を、ヒヤヒヤしながら走らねばならなかったのだ。
この写真の左の広大な敷地に「島根県家畜市場」がある。
つまり私たちは、家畜市場の周囲を時計回りにグルリと回り込んだことになる。左に行かず、右に行けば済んだことだったのに。 -
やっとたどり着いた「女夫岩」遺跡への入り口。
「ハチとマヌシに注意するように」という看板もあった(T_T) -
関和彦著「古代出雲への旅」(中公新書)によれば、「小道からわずかに登れば…」とあったのに、この階段である!
昨日の佐太神社「母儀人基社(はぎのひともとしゃ)」よりも、もっとたくさんの、山道に作られた階段を登って行くと。。。 -
古代人も見たであろう、二つの大きな岩が目に飛び込んできた。
風土記の「大国主命の狩猟伝承」にちなむ神蹟だ。
この巨岩は、大国主命が犬を使って追い込んだ二匹の猪だというのである。 -
二つの大きな白みがかった岩が、間に木を挟んで鎮座している。
この猪石は、青みがかった白色で、これがこの辺りの地名「白石」「白猪石(はくいし)」に関わっているのだ。
う〜〜む、おもしろい!と、こんな所に反応してしまう人間が私である。
心残りだったのは、この近くに大国主命と共に猪を追った犬が、石になったという犬石が祀られている「石宮(いしみや)神社」をスルーしてしまったことだ。当然セットで見るべきところだったのに。
もう一度、この辺りには来る必要がありそうだ。 -
木立越しに見える猪石。
このすぐ近くには、荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡がある。
この辺りの山は、掘れば古代の遺跡が出てきそうな、そんな所である。 -
実は、この遺跡の下を高速道路が通っているのだ。
高速道路を作るに当たって、この山がつぶされ、この女夫岩遺跡もあわや消滅かという時期もあったという。 -
しかし、地元民やその他の人の反対で、八億円もの経費をかけて、この山にトンネルが作られたのだ。
従って、この写真の左のトンネルの上に「女夫岩遺跡」が鎮座していることになる。 -
誰の句か分からないが、入り口にあった句碑
「一山の 謎の巨石に 緑さす」 -
で、最後はやっぱり、出雲大社に引き寄せられる。
-
今日は平日だし、5月の時のような人出ではなかったが、相変わらずの立派な注連縄に感心する。
-
前回見そびれ、うかうかしていると、ここも修理に入るので、来年まで待てないと思っていた「素鳶社(そがのやしろ)」に行けて、よかった!
本殿の背後の森の中にある。
祭神は素戔嗚尊だ。 -
ここにお参りして、右後方に回ると、このように先端が少し窪んだ木材が突出している部分と、その背後の岩座がある。
この部分に強烈なパワーがあるのだそうだ。
この窪んだ部分に身体の悪いところを押しつけてみると、たちまちその痛みが治ると言われているのだ。
さっそく肩を近づけようとしたが、じぇじぇ〜、なんと背の低い人間には届かないということを発見!
結局「頭」しか届かないので、やっぱり頭を治してもらおう(いろんな意味で)とお願いしてみた。
効果については、?である。
信じる気持ちが大切なのね(>_<) -
修理されてしまうと、この窪んだ木材も新しくなってしまうので、お願いするとしたら、今、まさしく「今でしょ!」というフレーズもうかんでくる(^_-)
さらに素鳶社の下、窪んだ木材の下部分に砂があって、その砂を持ち帰ると、やはり霊力があるとされているのに、この日は、砂もなかったのだった(T_T)
今度来るときには、新装成った素鳶社を拝むことになるのだろうか?
この部分は残してくれればいいのに。 -
御本殿を、改めて見直し。。。
-
いつもスルーしてしまう神楽殿にも行ってみた。
御本殿よりも立派な注連縄。 -
日本一の大注連縄です!
-
国譲りの舞台、稲佐の浜にも行ってみた。
日御碕神社に行く時間はもうない。 -
高天原に屈服したかに見える大国主命であるが、引き替えに大きな社を建てるという条件を出すことを忘れない、したたかさを持っている。
「出雲人はまさに出雲の自然とオオクニヌシによって育まれてきた。その出雲人も国譲りの揺曳をひきずりながら、温和で従順に生きてきたが、時としてチラリと自己主張を見せることがあった。自然も神も出雲的であった。」
〜藤岡大拙 -
帰路の機上から見えた富士山。
風土記の世界は、奥が深い。
また訪れることを誓いつつ。。。
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この旅行記へのコメント (13)
-
- ふわっくまさん 2022/10/07 08:18:35
- 神在月・・
- 前日光さん、おはようございます。
旧暦の10月は神在月ということで、今ちょうど10月なので・・
2013年8月 前日光さんの島根でのご様子を、拝見させていただきました。
玉造温泉から来待神社へ、夏の蒸し暑い日に階段をたくさん上られましたね( ;∀;)
・・汗が流れ出ても、目的地に向かわれて・・
つい先日まで夏日だったので、ご苦労が伝わってきました。
けれど石の階段が続く光景は、圧巻だったように思います(^_-)-☆
そして私も今も機会があれば観ている「遠くへ行きたい」は以前、谷村新司さんが歌われていたそうで・・
「しんじ」と宍道湖で、親近感を持たれているのも初耳でした。
女夫岩遺跡も階段が続いたものの、大きな岩というか猪石を見られたのですね。
石宮神社をスルーされたのは、何となくわかるような気がします。
後になってから色々思うって、旅では あるある話ですね。
島根県在住の方々とも交流をされて、とても充実した日々を過ごされたと思いました。
ふわっくま
- 前日光さん からの返信 2022/10/08 00:08:36
- RE: 神在月・・
- ふわっくまさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
この旅行に行ったときは、とても暑かったのですが、そのせいではなくて、私の写真の腕が悪いので表紙の写真からしてブレブレです(恥(>_<)
> 旧暦の10月は神在月ということで、今ちょうど10月なので・・
> 2013年8月 前日光さんの島根でのご様子を、拝見させていただきました。
→そうそう、出雲では10月は神在月、でももしかしたら旧暦で考えた方が正しいのかな?
出雲大社の神迎え祭を行うときが、ホントの意味での「出雲の神在月」なんだと思います。
> 玉造温泉から来待神社へ、夏の蒸し暑い日に階段をたくさん上られましたね( ;∀;)
> ・・汗が流れ出ても、目的地に向かわれて・・
→そうでした!
寺社に階段はつきものとは言うものの、来待神社の階段、ハンパなかったです(>_<)
> つい先日まで夏日だったので、ご苦労が伝わってきました。
> けれど石の階段が続く光景は、圧巻だったように思います(^_-)-☆
→今日の寒さで、2、3日前まで暑かったことを忘れてしまいました!
今日はわが家は床暖にストーブをつけています。
> そして私も今も機会があれば観ている「遠くへ行きたい」は以前、谷村新司さんが歌われていたそうで・・
> 「しんじ」と宍道湖で、親近感を持たれているのも初耳でした。
→谷村さんのオンステージは、迫力ありました!
ふわっくまさんも「遠くへ行きたい」を見ていらっしゃるとは意外です。
でもうれしいな!
> 女夫岩遺跡も階段が続いたものの、大きな岩というか猪石を見られたのですね。
> 石宮神社をスルーされたのは、何となくわかるような気がします。
> 後になってから色々思うって、旅では あるある話ですね。
→この女夫岩遺跡、暑かったし、階段がいっぱいで。。。
大変だったです。
石宮神社はこの時はスルーしましたが、また後日シツコク訪れました。
夕方だったので、巨大な猪石が不気味でした。
いわゆる巨石信仰というものでしょうが、出雲にはそういう所がゴロゴロあります。
> 島根県在住の方々とも交流をされて、とても充実した日々を過ごされたと思いました。
→Mさんもこの頃はまだまだ元気だったのですが。。。
楽しい思い出をたくさんいただきました。
奥様はまだ健在なので、またお目にかかりたいと思っています。
前日光
-
- 旅猫さん 2013/09/14 13:41:14
- 色々な場所がありますね
- 前日光さん、こんにちは。
出雲には、まだまだ色々な場所があるのですね。
これは、当分楽しめそうです。
出雲大社神楽殿の大注連縄は、相変わらずお金が刺さっているのでしょうか?
以前チャレンジしましたが、結局刺さりませんでした。。。
神宿る石。
大きな岩を神宿る場所として信仰するのは、かなり初期の形態ですよね。
日本らしい考え方で、個人的には結構好きです。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2013/09/15 12:19:42
- RE: 色々な場所がありますね
- 旅猫さん、こんにちは〜
台風が上陸しそうですが、いかがお過ごしですか?
三連休なので、どこかにお出かけでしょうか?
> 出雲には、まだまだ色々な場所があるのですね。
> これは、当分楽しめそうです。
→そうなんですよ。
今回も通過してしまった「石宮神社」は、女夫岩遺跡とセットで回ればよかったのですが、あの蒸し暑さで頭がぼんやりと霞んでおりまして(苦笑)
風土記の世界を巡り始めると、一生かかるかもしれません。
それはそれで楽しみです。
> 出雲大社神楽殿の大注連縄は、相変わらずお金が刺さっているのでしょうか?
> 以前チャレンジしましたが、結局刺さりませんでした。。。
→最近注連縄には金網のようなものが掛けられていて、お金を投げられないとか聞いたような気がしますが?
実は大遷宮の前に、あそこに刺さっていたお金の一部をあるルートから入手することができました(^_-)
縁起物として、保管しています。
> 神宿る石。
> 大きな岩を神宿る場所として信仰するのは、かなり初期の形態ですよね。
> 日本らしい考え方で、個人的には結構好きです。
→これからは大きな石(岩)とか大木といった、古代信仰の対象を巡りたいと考えています。
それから宍道湖の北の日本海側の「浦(四十二浦)」を巡りたいとも思っています。時間がいくらあっても足りませんね(>_<)
前日光
-
- morino296さん 2013/08/23 23:01:08
- パワースポット
- 前日光さん
こんばんは。
雨は大丈夫ですか?
またまた集中豪雨の場所もあるようですが。
猪石は、確かに猪のように見えますね。
「白石」「白猪石」も納得です。
犬石のある石宮神社をスルーされたのは、ちょっと残念でしたね。
出雲大社の注連縄、いつも見ても立派ですね。
素鳶社は、修理前にお参りで来て良かったですね。
窪んだ木材の突出部分がパワースポットと知られていても、
修理してしまうのでしょうかね?
身体の悪い所を押し付けようにも、ちょっと高いところ過ぎますね。
足腰の悪い方は、逆立ちしても届きませんね。
前日光さん、ご主人に肩車してもらえば、肩を近づけることが出来たのでは。
予想外に、雨に降られれず、良かったですね。
morino296
- 前日光さん からの返信 2013/08/25 17:25:44
- RE: パワースポット
- morino296さん、こんにちは。
返信が遅くなりまして、申し訳ありません。
実は、昨夜奈良から戻って参りました。
21日羽田前泊で、22日8時30分発の飛行機で伊丹空港に向かい、バスで京都、京都からJR湖西線で「比叡山坂本」に行き、「鶴来屋」で蕎麦を食べ、西教寺まで徒歩で行ったのですが、時間の都合で門前でおしまい、そのまま奈良に行きました。
翌日は、35℃の「山辺の道」を柳本駅〜桜井まで歩いてきました。
(狂気の沙汰です。)大神神社辺りまでは、ほとんど人と出会うことはありませんでした。
詳細は、またアップしたいと思います。
> 猪石は、確かに猪のように見えますね。
> 「白石」「白猪石」も納得です。
> 犬石のある石宮神社をスルーされたのは、ちょっと残念でしたね。
→伝説の石が今も残っていて、しかも高速道路建設で、これを残すために莫大な費用をかけているという人々の意識がいいなと思いました。
「石上神社」、とっても悔しいです!
でもこういう時には、いつもこう思うことにしています。
また次に来なさいということ神の思し召しなのだと。
> 出雲大社の注連縄、いつも見ても立派ですね。
→つい、足が大社に向いてしまうんですよ。吸引力大です。
> 素鳶社は、修理前にお参りできて良かったですね。
> 窪んだ木材の突出部分がパワースポットと知られていても、
> 修理してしまうのでしょうかね?
→どうやら、この部分は残らないようですよ。
すべてがきれいになってしまうみたいです。
とすると、パワースポットとしての素鳶社の意味は失われてしまうのでしょうかねぇ?
たぶん元々は、背後の岩座に神秘的な力があったようではありますが。
> 身体の悪い所を押し付けようにも、ちょっと高いところ過ぎますね。
> 足腰の悪い方は、逆立ちしても届きませんね。
→はい! 私もそう思いました。
特に女性は、なかなか届かないと思うのですが。
> 前日光さん、ご主人に肩車してもらえば、肩を近づけることが出来たのでは。
→ところが振り返ってみましたら、相棒殿はもうとうの昔に別の場所に移動しておりました(T_T) だいたいいつもこうなんですよね。
> 予想外に、雨に降られれず、良かったですね。
→この時は、ラッキーだったと思いますが、現在の島根県は相当の大豪雨のようで、とても気になっています。
早く停滞前線が移動し、日本列島が穏やかな天気になればいいのですが。
前日光
-
- ちゃみおさん 2013/08/22 10:28:11
- 想像通りの岩でした!
- 前日光さん、こんにちは。
栃木は少しは涼しくなりましたか?
広島は昨日、連続猛暑日の記録を更新したと新聞に載っていました。
12日連続だそうです。
今日も更に記録更新しそうです。もううんざりです(+o+)
先日お話して下さった「女夫岩」はこれですね。
お話をお聞きしながら、頭の中で想像していたのですが、ほぼ想像通りの岩でした。
地名の由来になっている岩というのも、興味深かったです。
風土記に書かれている岩が現存している事も、実はすごい事ですよね。
高速道路の工事で壊されなくて良かった♪
島根の人が大切に守っておられる事がよくわかるお話ですね。
ちゃみお
- 前日光さん からの返信 2013/08/25 16:51:12
- RE: 想像通りの岩でした!
- ちゃみさん、こんにちは。
そちらは雨がひどいようですが、いかがですか?
廿日市では避難勧告も出ている様子、心配しております。
実は昨夜遅く奈良の旅から戻りまして、返信が遅れ申し訳ありません。
> 栃木は少しは涼しくなりましたか?
> 広島は昨日、連続猛暑日の記録を更新したと新聞に載っていました。
> 12日連続だそうです。
> 今日も更に記録更新しそうです。もううんざりです(+o+)
→栃木は、今朝寒いくらいになりました。
今日は最高気温が30℃を下回ったのではないかと思います。
現在部屋の中で、25.9℃です。
でも一昨日23日の奈良は、最高気温35℃でした(T_T)
その暑さの中、「山辺の道」を歩いてきました。
ほとんど狂気の沙汰ですね。
大神神社辺りまでは、道路工事の人ぐらいにしか会いませんでした。
まぁ、その辺については、おいおい旅行記をアップしたいと思います。
> 先日お話して下さった「女夫岩」はこれですね。
> お話をお聞きしながら、頭の中で想像していたのですが、ほぼ想像通りの岩でした。
→「女夫岩」、やっとアップできました!
高速道路のトンネルの上に、あの岩があることになります。
よくこの岩を残しましたよね。
でも私が地元民でも、こんな大きな岩を動かしたら、天変地異が起こりそうでやはり動かせないかもしれません。
> 地名の由来になっている岩というのも、興味深かったです。
> 風土記に書かれている岩が現存している事も、実はすごい事ですよね。
→そうですよね。
とてもさり気なく、道路脇に「女夫岩」の案内があるのですが、7〜8世紀の遺跡が残っているということは、私たちも古代の人と同じものを見ていることになるわけで、なんだか古代と現代のシンパシーを感じました。
古いモノ=価値のないモノというような考え方をしがちですが、それだけではない何かが古いモノの中にはあるような気がします。
残すことの意義もありますよね?
前日光
- ちゃみおさん からの返信 2013/08/25 19:03:00
- RE: RE: 想像通りの岩でした!
- 前日光さん、こんばんは。
奈良に行かれていたんですね。
また旅行記を楽しみにしています♪
> そちらは雨がひどいようですが、いかがですか?
> 廿日市では避難勧告も出ている様子、心配しております。
昨日〜今朝にかけて大雨でした。
特に今朝4時くらいには、雨の音が大きくて目が覚めたくらいです。
幸い広島では大きな被害は無かったようです。
心配してくださって、ありがとうございます。
ただ、また島根で大きな被害が出てしまいました。
今回は江津あたりに大きな被害が出ているようです。
今年の雨の降り方は異常ですね。本当に怖いです。
ちゃみお
- 前日光さん からの返信 2013/08/26 18:30:54
- RE: RE: RE: 想像通りの岩でした!
- ちゃみおさん、こんばんは〜
昨日今日と、朝夕はとても涼しくなりましたが、広島もそうであることを祈っています。
> 奈良に行かれていたんですね。
> また旅行記を楽しみにしています♪
→奈良は、ホントに暑かったですよ。
ほんの数日違いで、涼しくなったかもしれませんが、今度は雨に降られたのではないかと思います。
3日めの24日は薬師寺でしたが、雨でしたよ。
> 幸い広島では大きな被害は無かったようです。
→被害がなかったのは何よりですよね。
> 今回は江津あたりに大きな被害が出ているようです。
> 今年の雨の降り方は異常ですね。本当に怖いです。
→江津は、二年前に江の川に沿って走り、川本町付近も通ってきたので、人ごととは思えません。
三江線の橋脚が折れてしまったようですね。
しばらく通行止めが続くのでしょうか?
毎年豪雨被害が出ていますが、本当になんとかならないものかと気を揉んでいます。自然はすばらしいと思うことが多いのですが、やはり怖いものですね。人間は自然に対して謙虚にならなくてはと思います。
前日光
- ちゃみおさん からの返信 2013/08/26 19:17:03
- RE: RE: RE: RE: 想像通りの岩でした!
- 前日光さん、こんばんは。
広島もずいぶん涼しくなりました。
ちょっとだけ空気も乾燥して来たようで、先週までと比べるとかなり過ごしやすく快適です♪
これで猛暑も終わりかなと思うと嬉しくて(*^^*)
三江線の鉄橋が無残な事になってましたよね。
今回の水害でこのまま廃線になるのではと、地元の方は心配されているようです。
利用者を増やそうと、いろいろなイベントを企画して頑張っておられたのに・・・。
去年訪れた邑南町の宇津井駅のイルミのイベントも三江線なので、どうなるのかなと気になっています。
ちゃみお
-
- norisaさん 2013/08/21 13:05:17
- 出雲人の根性!?
- 前日光さん
こんにちは。
なるほどぐずついた出雲歩きですね。
前回も書きましたが曇り/雨のほうが出雲に似つかわしいと感じますが、それも程度問題ですね。
カメラやメガネは確かに不便ーー。
しかし、やはり今回の舞台も快晴は似つかわしくないかもしれません。
鬼気迫る、いや神々迫る迫力があります。
それにしても出雲人のしたたかさ。
そう、確かにそれがなければああいった物語にならないでしょうね。
(現在の住人の方々は不明ですが(笑))
当時の彼らの迫力に対し立派な大社を立てざるをえなかったのでしょうか?
このあたりの経緯、無知ながら興味深々ですーーー。
norisa
- 前日光さん からの返信 2013/08/25 10:56:36
- RE: 出雲人の根性!?
- norisaさん、こんにちは。
返信が遅くなって申し訳ありません。
夕べ、暑かった奈良の旅から戻って来ました。
35℃の「山辺の道」を歩きながら、本気で熱中症になったらどうしようと思いました。詳細は後ほど。
> なるほどぐずついた出雲歩きですね。
→この3日間は、どんよりとしていました。
そして今も大豪雨のようですね。
石見の方がひどいようですが、いったいどうしてあの辺りばかりに前線が停滞しているのでしょうか?
とても心配しています。
> 前回も書きましたが曇り/雨のほうが出雲に似つかわしいと感じますが、それも程度問題ですね。
> カメラやメガネは確かに不便ーー。
→この日の湿気はハンパじゃありませんでした。
蒸し暑さの極地ですね。
来待ストーンミュージアム辺りが、最もひどかったですよ。
> しかし、やはり今回の舞台も快晴は似つかわしくないかもしれません。
> 鬼気迫る、いや神々迫る迫力があります。
→そうなんですよね。
山陰というくらいですから(ちなみに私は、7月に「参院選」という言葉が飛び交う度に、反応してしまいました。「山陰線」と勘違いしてしまうんですよ(>_<))、そもそもが「陰」なんですよね。
伊勢神宮は、太陽神の天照大神を祀りますが、出雲は「黄泉の国」や「夜」をイメージさせます。
> それにしても出雲人のしたたかさ。
> そう、確かにそれがなければああいった物語にならないでしょうね。
> (現在の住人の方々は不明ですが(笑))
→高天原に屈服しているだけでは、やってられませんよね。
ですから、ただ言いなりになっているだけではなかったと思います(たぶん)
> 当時の彼らの迫力に対し立派な大社を立てざるをえなかったのでしょうか?
> このあたりの経緯、無知ながら興味深々ですーーー。
→ご謙遜を。興味をお持ちになること自体が、既に知識人の証です。
私は「八岐大蛇伝説」は、たぶん「出雲国=八岐大蛇」で、大和政権から見て不気味な存在である出雲(荒ぶる存在)を退治しようとし、実際に退治した結果を伝説化したのではないかという説に共感しています。
「古事記」には華々しく載っている「八岐大蛇伝説」が、「出雲国風土記」には全く書かれていないという事実は、それを裏付けているのではないでしょうか?
などと、何度も出雲の地に立って思う今日この頃です。
前日光
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