2013/07/25 - 2013/08/06
660位(同エリア2131件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記621冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,143,557アクセス
- フォロワー191人
緊急連絡!驚きの激安クルーズ情報です。
16日間のクルーズで内側客室 72000円+港湾税等31000円
2018年9月30日 バンクーバー発 - 横浜着
《ホーランド・ウェステルダム号で行く
世界遺産グレーシャーベイ国立公園と太平洋横断クルーズ 16日間》
日本人コーディネーターなし
客船は私が乗船したホーランドアメリカのザイデルダム(本旅行記参照)と同じタイプの豪華客船です。施設もサービスも素晴らしく、この値段でアラスカクルーズと太平洋横断クルーズが一挙に体験できます。
ただし、バンクーバーまで片道チケットで飛んで乗船となりますので、
クルーズ上級向きといえます。
詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
https://www.iace.co.jp/cgi-bin/iace_tour_C.cgi?gocmd=detail2&area=X00&item_no=CF60241
出典:IACEトラベル
2013年7月27日午後5時、ホーランドアメリカ社の『ザイデルダム』はいよいよアラスカクルーズ(7泊8日)に出発する。バンクーバー出港シーン(写真)は感動的である。乗客はデッキに集い摩天楼のようにそびえるバンクーバーのダウンタウン、緑のスタンレーパーク、ライオンズ・ゲート・ブリッジを見送る。ノースバンクーバーの山並みも美しい。そして、午後の光が輝くイングリッシュ・ベイの外洋に出て行く。さらば、バンクーバーよ。また会う日まで…。とつい感傷的になってしまう。
◎舟橋栄二著『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』
https://www.amazon.co.jp/dp/B078LPSDYJ/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1514161467&sr=8-1&keywords=B078LPSDYJ
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
PR
-
朝6時起床。今日も天気が良く、さっそく眺めの良いホテルの屋外プールに行く。遠くから客船(写真)が近づいてくる。プリンセスクルーズの「サファイア・プリンセス」である。
-
続いて、白と黒のコントラストが美しい客船が現れ、私の立っている目の前「カナダプレイス」に入港する。ホーランドアメリカ社の『ザイデルダム』(写真)である。
-
8万トン級のザイデルダム(写真)を目の前にすると圧倒的に大きく存在感がある。我々はこの船に乗って今日からアラスカクルーズに出港する。全身に鳥肌が立つような感動を覚える。「go、go、go…」
-
朝7時から「クラブ・ラウンジ」(写真)で朝食をとり、その後2時間ばかり部屋でのんびりする。このゆとりがいい。午前11時、ホテルをチェックアウトして、エレベーターで階下に降りと…、そこはクルーズターミナルである。
-
クルーズターミナルでスーツケースを預け、クルーズのカウンターでチェックインを済ませる。乗客はまだ少なく、ほとんど待ち時間なしで手荷物検査、出入国手続き、乗船となる。この間、約30分。
写真:ザイデルダムのフロント -
期待に胸湧く乗船であるが、客船の顔ともなるフロント・アトリウム(写真)周辺が狭い。大型船によくある吹き抜けの大空間やシースルーのエレベーター、ゲストを楽しませるピアノやヴァイオリンの生演奏もない。何となく拍子抜けの乗船である。
-
しかし、乗船後は直ぐに部屋に入れるという、嬉しい驚きもあった。さっそく、7階の廊下(写真)を通って我々の客室7119号室に向かう。
-
いざ、客室(写真)に入る。内装は白を基調にし上品であるが地味な印象である。我々の客室は「デラックス・ベランダ・オーシャンビュー」の最上位カテゴリーVAで、面積はバルコニーを含めて約24?。
-
気になるお値段(2名利用の1人分)は…
?クルーズ代金(2014ドル)?港湾税(235ドル)?政府関係税(155.56ドル)の合計2404.56ドル。円安の影響で1ドル=98円で支払ったので合計235647円と高額になった。1泊あたり約3.4万円にもなる。
写真:フラット・テレビとデスク周り -
窓側に2人用のソファー(写真)とテーブルセットがあり、ここに座って海を見ながら読書や飲食ができる。狭い客室の中にもゆとりがある。
-
バルコニー(ベランダ)(写真)に出てみる。結構広くて暖かい時にはリビングルームとして機能する。
-
バンクーバーに入港中ながら、バルコニーからの眺めが抜群である。左からコーラル・ハーバーの高層コンドミニアム群、正面にスタンレーパーク(写真)が見える。
-
そして、バルコニーからの眺めはノースバンクーバーの山並み(写真)へと続く。
-
バルコニーから見た客室(写真)。バスローブが壁に何気なく掛かっている。ホーランドアメリカの客船はワンランク上の「プレミアム船」に位置づけられている。中型船が多く、船の規模に対して乗客の数を少なく制限しており全体的にゆとりがある。
-
最後にバスルーム(写真)に入る。ピカピカに磨かれ、しかもそこそこ広い。
-
特筆すべきは海側客室全室にバスタブ(写真)が設置されていることである。これは凄い!大型船のスイート客室並みの設備である。今回、この船を選んだ第1の理由でもある。
-
ビュッフェレストランで軽くランチにしてから船内探検に出かける。船の後方デッキ9にある「シービュープール」(写真)周辺が楽しい。眺めが良く、プール、ジャグジー、バー、日光浴と、各自の楽しみが追求できる。
-
デッキ9の中央には屋根が開閉式の「リド・プール」(写真)がある。今日は天気が良く暖かいので屋根を全開して屋外プールになっている。
-
白い帆船をモチーフにした「カナダプレイス」(写真)が目の前である。その背後に我々の泊まった「パンパシフィク・ホテル」がそびえる。
-
展望デッキからはどこを見ても美しい眺めが続く。スタンレーパーク横のマリーナから夏季限定の「ハーバー・クルーズ」(写真)が就航する。潮風を受けながら快適なバラード湾のクルージングが楽しめる。
-
出港前にメインダイニング(写真)に行き、我々のディナーの指定テーブルを確認する。毎晩同じ席に座るので大事な事である。我々の席は悪くはなかったが、大階段に面したもっといい席があったので、ダイニング・マネージャー(メートルデイ)に申し出て変更してもらった。これもテーブル席に余裕があるからであろう。
-
16:00全員参加の「救命訓練」があり、その後、予定より早く16:25バンクーバー出港となった。この出港シーン(写真)は見逃せない。
-
ザイデルダムはゆっくりではあるが、確実にカナダプレイス(写真)とバンクーバーのダウンタウンを離れていく。
-
逆に、バラード湾の北に位置する「ノースバンクーバー」(写真)が近づいてくる。展望デッキの左右、後方、走り回ってベストショットを狙う。カメラマンは忙しい。
-
ザイデルダムは早くもスタンレーパークの先端「ブロックトン・ポイント」(写真)を通り過ぎていく。
-
振り返ればスタンレーパークと背後のバンクーバーの摩天楼(写真)が次第に遠ざかっていく。
-
そして、バンクーバー出港のハイライト「ライオンズ・ゲート・ブリッジ」(写真)通過となる。
-
「ライオンズ・ゲート・ブリッジ」を後にし、ザイデルダムはイングリッシュ・ベイの沖合に進む。
-
反対側にはノースバンクーバーの美しい山並みと可愛らしい街が続く。小さなビーチもあり、つい「住んでみたい」という衝動が湧く。
-
午後5時を過ぎてもバンクーバーの夏の陽は高い。抜けるような青空から降り注ぐ太陽光線が海面をまぶしく照らす。陽光きらめくイングリッシュ・ベイをザイデルダムは静かに沖合へと進む。感動シーンが続く。
-
バンクーバー出港の感動の余韻が冷めた頃、乗客達はそれぞれの楽しみを求めて船内各所に散らばっていく。私は客船最後尾にある展望デッキ(写真)に立ち移りゆく風景を楽しむ。
-
ザイデルダムはバンクーバー島とカナダ本土との狭い海峡を北上する。デッキからは小島や入り江、雪を抱いた高峰が次々と見えてくる。この風景も素晴らしい。
-
そこで美しい風景を堪能したい乗客(写真)は専用の椅子をお気に入りの場所に移動する。そして、「シービュー・バー」のボーイにカクテル、ワインを注文すれば最高の展望ラウンジとなる。
-
屋内温水プールの「リド・プール」は子供達の天国で可愛い声が響く。その周りから何やら美味しそうな臭いがしてくる。
-
プールサイドでアラスカ・サーモンや肉を焼いている。午後5時から「出港パーティー」がはじまるのである。
-
プールサイドにビュッフェ用のカウンターが並べられテーブル席も用意されている。甘党の私にはデザートのオンパレード(写真)が嬉しい。2〜3種類のスイーツを味わう。
-
もちろん、アルコール類(写真)も各種用意されオーダーを待っている。
-
プール内に座りながら読書している綺麗な女性(写真)を見つけた。時々子供達を見ているのできっと若いお母さんであろう。母の子を想う気持ちは世界共通である。(若い父親は恐らく自分の楽しみを優先する?…反省を込めて)
-
午後7時45分、ビスタ・ダイニングルーム3階に行き、我々の指定席(写真)に座る。2層吹き抜けの円形階段に面した4人席で一同大満足する。ダイニング・マネージャーと交渉した甲斐があった。
-
最初にボトルのワイン・パッケージ(5本で約170$)を注文する。ディナー毎に1本づつ飲む予定である。ビール・ワインで乾杯しディナーがはじまる。
◎前菜?「アラスカ・シーフード・カクテル」(写真)…小エビ、ホタテ貝、イカの甘酸っぱいマヨネーズ和えでうまい。 -
料理は何を注文しても無料(クルーズ代金込)なので、妻と2人でシェアして多くの料理に挑戦する。
◎前菜?「冷製グリーンアスパラ、焼きトマト、モッツアレラチーズ、バジルオリーブ添え」…Good -
我々のテーブルのウェイターはインドネシア・バリ島出身の青年(30才くらい)で笑顔がとてもいい。仕事もテキパキとしてベテランのようである。
◎「ベリー類の冷製スープ」(写真)…甘酸っぱくて大変うまい。お勧めの一品。 -
実はダイニングレストランには日本語メニューがない。英語メニューから短時間で料理を理解してオーダーするのは不可能である。
◎「季節の野菜サラダ」(写真)…新鮮な青葉類でGood。ここまで全品うまく、外れがない。これは期待できそうだ。 -
そこで私は事前にレストランに行き当日のメニューをもらって日本語に翻訳し、それをフロントでコーピーして夕食に備えた。結構大変な仕事である。
◎メイン魚料理「ニジマスの鉄板焼き」クレソン、ズッキーニ、スパゲッティ添え…日本と同じ味で塩を加えるとさらに美味。 -
◎メイン肉料理「プライム・リブのロースト」(写真)青豆、甘煮ニンジン、焼きポテト添え…クルーズの肉料理は外れが多いが、まずまずのお味である。肉の巨大さに驚いたが2人シェアして食べればそれなりに減っていく。
-
今夜のメニューには外れが1つもなく、4人とも大満足してディナーを終了する。さすが、プレミアム船だけあって料理のレベルは高い。明日からも期待が持てそうだ。
◎デザート「チョコレート・ケーキ、アイスクリーム添え」+レギュラーコーヒー(無料)…大変美味しい。
(クルーズ1日目終了)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 夏子の探検さん 2013/09/06 04:41:32
- 流石、ホーランドアメリカ社製ですね!
- funasanさま、フェイスブック経由でお邪魔しました。
私も去年同じホーランドアメリカの、グレーシャーベイクルーズに、一人で乗ったので、懐かしく拝見しました。
似てるけど違うと思ったのは、室内は全く同じですね。
プールデッキなどが違うようで・・・
バンクーバーから出港でしたのね!
これから、徐々に旅行記拝見致します。
相方(夫が)世界の船旅のTV番組をBSで見る度に、羨ましがるので、
定年過ぎたら、ツアーじゃ無く船取るから、今はデブ化するのでダメ!
と言って居ます。
クルーズは1日中でも食べて暮らせますからね。
寄港地でしか、動かないですしね・・・
今回は友人が手配してくれて、ご一緒出来ず、個人旅のお初クルーズ一人でしたが、手配の仕方が解ったので、旅行会社通さない方が、断然お得ですものね!(自己責任も有りますが)
夫には、定年後のお楽しみね!と話して居ます。
ではこれから、お出かけに成られた船旅、徐々に訪問させて頂きます。
ありがとうございます♪ 夏子
- funasanさん からの返信 2013/09/06 10:21:49
- RE: 流石、ホーランドアメリカ社製ですね!
- 夏子様、メールありがとうございました。
ホーランドアメリカの「ザイデルダム」は派手さがなくインパクトに欠けて、乗船した当初は「こんなものか?」とやや失望しました。
ところが、クルーズ日程が進むにつれて施設、サービスの良さが分かってきました。下船する時にはホーランドアメリカファンになりました。
私のホームページにクルーズ記録が沢山載っていますので、ご覧下さい。
では、また。
funasanより
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バンクーバー(カナダ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
46