2013/08/11 - 2013/08/11
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hiro3さん
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酷暑の日、涼しげなところに行ってみたい。「そうだ、京都、行こう」5月の嵯峨野、地蔵院エリアに続いての企画。また、JR東海さんの2011年初夏のキャンペーン企画をパクリました。
この日は、JR東海さん・・・、残念ながら利用していません。そのかわり、京阪電車、叡山電鉄を利用しました。何年ぶり?電車でお出かけしたのは・・・。その理由は、出かけることにした場所!京の奥座敷、鞍馬・貴船!道が狭く、駐車場も限られています。車だとイライラがつのることまちがいなし!そこで、電車。京阪沿線から鞍馬・貴船へは、叡山電鉄が1日乗り放題の「鞍馬・貴船1dayチケット」を購入します。チケット提示で、いろんな施設で、優待特典もあります。京阪沿線だけでなく、近鉄、阪神、大阪市交通局版があります。阪急沿線の方、ごめんなさい、阪急版はナイようです。なので、祇園四条からの「鞍馬・貴船1dayチケット」を購入してください。このチケットは、京阪の三条で途中下車できるので、ウロウロできます。
鞍馬→貴船→岩倉→出町柳と廻りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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-
叡山電鉄 鞍馬駅の風景
出町柳駅の連絡は、2分!少々早歩きで、乗り込みました。鞍馬までは、約30分。展望列車「きらら」も走っています。紅葉の季節には、速度を落としてくれるサービスもあります。叡山電鉄の駅は無人の駅もたくさんあります。車掌さんが、走って切符の回収をされています。2両編成です。
1両めの後方入口に発券機と前方に回収機があります。無人駅では、こちらを利用します。鞍馬駅は、普通の駅のように自動改札です。 -
駅を出ると迎えてくれるのが、天狗さん!
天狗と牛若丸(源義経)ゆかりの場所です。
「六五〇万年前、金星よりの使者、この地に立つ。
八〇〇年前、義経、天狗と出会う。
京都のミステリーゾーンへ、ようこそ。」 1998年のJR東海さんのキャンペーン!
エッ、金星よりの使者?どういうことでしょうか? -
鞍馬寺 仁王門
こちらで、愛山料を払い入山します。「鞍馬・貴船1dayチケット」をもっているので、半額に!
こちら側から入山した理由は、歩きやすいから・・・。貴船側からだと最初に急な坂道が続き、景色も林の中を歩くだけなので、メゲテしますから?そして貴船神社から貴船口まで、歩くことになりそうなので・・・。 -
仁王門は、1891年(明治24年)焼失し、1911年(明治44年)再建されました。
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仁王門の手前で迎えてくれるのが、狛犬、じゃなくて、狛虎?
毘沙門天のお使いとされる「阿吽の虎」 -
狛虎
こちらは石造製で仁王門前に大正2年(1913)に、もう一組は青銅製で本殿金堂前に昭和26年(1951)に安置されました。 -
観音様の蓮華から流れ落ちる還浄水(げんじょうすい)で手と口を清めます。
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鬼一法眼社
魔王の滝が、奥に見えます。崖の上には護法魔王尊が祀られています。 -
由岐神社
鞍馬の火祭りが有名です。 -
手水舎
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大杉
樹齢約800年、樹高約53メートル。「大杉さん」と呼ばれて親しめられている巨木。
京都市天然記念物 -
拝殿
子供を抱いた重要文化財の狛犬さんがあります。本物は京都国立博物館にあるそうです。 -
楓の古木
不思議です。生きているそうです。 -
九十九折の参道が続きます。鞍馬側は、参道がきれいに整備されていて、歩きやすい。
中門です。四脚門や勅使門とも呼ばれています。 -
転法輪堂にあった手水舎
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金堂
パワースポットとして、六芒星の中心に立つと・・・。
本殿金堂の本尊は寺では「尊天」と称している
「尊天」とは、毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊だそうです。 -
緑色岩
鞍馬山の山体の大部分を占める。ハイアロクラスタイトといわれ、緑を「貴船よもぎ」、赤紫色を「紫貴船石」というそうです。 -
霊宝殿辺りから見た景色
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この左手前には、与謝野鉄幹・晶子の書斎「冬柏亭」があります。東京より寄進され、移築されたようです。
この先より、道はむき出しで、厳しくなります。 -
義経息次ぎの水
牛若丸が東光坊から奥の院へ兵法の修行へ通う途中、この清水を汲んでのどを潤したと伝えられています。、この水で喉を潤したとされる水ですが、水が湧き出ていません。異常気象、夏場の高温少雨の影響がここにも。 -
鞍馬寺本堂から貴船に向かう道は、岩盤が地表近くまで迫っているので木の根が地中深く入り込むことが出来ず、従って根が地表に露出した状態になるといわれています。
パワースポットであるがゆえに、このような光景が見られるという人もいます。 -
オブジェのような
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大杉権現社
樹齢1000年に近い杉の巨木があります。
しかし、残念ながら昭和25年の台風で折れてしまって、今は15mぐらいしかありません。 -
不動堂
-
義経堂
奥州で亡くなった義経の御魂は、幼少期を過ごしたこの地に戻って来られたと信じられています。 -
木の根道
根っこを踏まないように注意して進みます。 -
奥の院「魔王殿」
サンゴやウミユリ、フズリナなどの化石を含んでいる岩があります。
刀傷のような痕がある岩があり、剣の練習の跡と思わせますが、雨などの自然現象で、そうなるようです。
奥の院「魔王殿」は650万年前、金星より天下った「護法魔王尊(サナトクマラ)」がここに奉安されているという場所です。サナトクマラ、鞍馬の語源とも・・・。 -
石灰岩も露出しています。
伊吹山からの石灰岩つながりで・・・。
貴船側から上ってこられた人たちとすれ違いました。入り口付近の急坂で、早くもバテ気味の様子。やはり貴船側からは、覚悟が必要かもしれません。 -
貴船神社にやってきました。
鞍馬からすでに1時間30分!JR東海さんのタイムスケジュールとほぼ同じ。
浅緑(あさみどり)、浅葱(あさぎ)、萌葱(もえぎ)、鶸萌黄(ひわもえぎ)、
「日本のみどり色」が見つかりました。
常寂光寺さんとともに2011年の初夏のキャンペーン!アングルは次の写真。 -
有名なアングル!
心願成就:水の働きから生まれた信仰が心願成就。水は命の源であるとともに、汚いものを洗い流す浄化力もあります。キフネは古くは「気生根」とも書かれていました。水の神の鎮まるところ、それは「気の生ずる根源」だというわけなのです。元気がよみがえれば運も開かれるということで、運気発祥、開運の信仰が生まれました。つまり何でも願い事を聞いて運を開いて下さる心願成就の神様なのです。観光ガイドより -
本宮
こちらは、平成17年に新しくなった建物です。
えんむすびで有名です。参拝も階段付近まで行列が出来ていました。 -
川床が涼しげです。すだれがあるのですが、道路からは、よく見えます。食事中、撮影禁止の注意書きがあります。
川床なので、ちゃんとした屋根を作ることが出来ません。すだれが乗っているだけです。今年のように、突然の雨とかは、食事どころじゃなく、大変な騒ぎになってしまいます。 -
相生の杉
同じ根からはえた2本の杉、樹齢1000年!
相老いに通じることから、夫婦ともに長生きとも -
奥宮
古くから祈雨の神として信仰された。水の神様として、全国の料理・調理業や水を取扱う商売の人々から信仰を集めている。
また、「絵馬」発祥の地ともいわれています。
さきほど縁結びの神としての有名であるとしましたが、その一方で縁切りの神、呪咀神としても信仰されており、丑の刻参りでも有名であるそうです。 -
こちらは、連理の杉
杉と楓が合体(和合)した珍しい木です。ご神木です。
ともに支えながら生きることの大切さ、ありがたさ。相生の杉とともに何かパワーを感じます。 -
奥宮
奥宮本殿の下は龍穴といって大きな穴が開いているそうです。誰も見ることが出来ないそうです。 -
川に降りれます。
涼しい! -
流れ落ちる水の音が涼しい!
-
中宮 (なかみや)
「磐長姫命の御料船」として平成8年に奉納された船形の自然石「天の磐船」 -
ひろ文さんの流しそうめんは、お手軽な1200円!ピンクのそうめんが流れてきたら終了!
まさかの4時間待ち!!ほとんど夕食タイムに突入してしまいます。
右源太・左源太さん、ひろやさんなど川床料理の有名どころ。鮎などを中心とした会席料理で賑わっています。予約をいれて、お迎えのバスで来られる方など。続々と入っていかれます。
予約しとけばよかった?ランチのお一人様10000円オーバーの世界。違った意味で、涼しくなるのは、まちがいありません。イヤー、涼しいのを通りこして、寒い、凍える・・・。
また、考えておきます。本当に? -
貴船口まで歩いていきます。バス停も人であふれています。道は離合が困難な場所があり、動かなくなります。歩行者も車の間を縫って進みます。
バスも遅れ気味のようです。すれ違えないところは、社員の人が交通整理。普段は、5分のところを歩くのとあまり変わらないくらい時間がかかります。約2〜30分! -
貴船神社からは、川を見ながらトロトロと下ります。
-
貴船口から、叡山電鉄に再び乗ります。
ツアーの方もたくさんおられたので、満員状態です。「鞍馬・貴船1dayチケット」の叡山電鉄乗り放題を利用して、岩倉で降り実相院を目指します。
実相院は、鞍馬・貴船とともに紅葉で有名です。
この時期は、「床みどり」!少しみどりが、濃くなっていますが、楽しませてくれるでしょう! -
ここも徒歩でやってきました。外を歩いている人を見かけません。京都の気温は、39℃を記録したようです。市内よりは、京の奥座敷なので少しは、ましかもしれません。
実相院の本堂は東山天皇の中宮、承秋門院の女院御所を移築したものであり、四脚門・車寄せは、御所より移築されたものだそうです。 -
蓮が閉じていますが、まだ咲いていました。
-
もう少し、楽しませてくれそうです。
-
実相院のお庭(池泉回遊式の庭)
残念ながら、写真の撮影は、縁側からのみ。室内からの撮影が全面的に禁止になったようです。
最近増えてきていますね。いろいろトラブルがあったのでしょうか?
モリアオガエルが見られるようです。その時は、もう少し奥まで入れるようです。 -
実相院
手水鉢。涼んでください。 -
実相院(枯山水の庭)
狩野派の画家による襖絵や、「床緑」「床紅葉」「雪化床」と愛称のついた黒光りする床など見所はたくさんあります。公式HPにその様子がありますので、楽しんでください。
http://www.jissoin.com/
こちらも「鞍馬・貴船1dayチケット」の特典を使えます。絵葉書買っちゃいました。 -
岩倉具視幽棲旧居
文久2年(1862年)9月から慶応3年(1867年)11月までの5年余り住んだ。幽居中とはいえ活発に政治活動を続けたそうです。 -
岩倉川のハグロトンボ
この川には、ホタルも生息するようです。 -
岩倉観世音の道標
岩倉観音とは、実相院の近くにある大雲寺というお寺の本尊の観音様のことです。
大雲寺は、大きなお寺だったようです。 -
山住神社
岩倉という地名は巨石信仰の磐座(いわくら)からくるものという。
平安京を桓武天皇が造営するに当たり京都の東西南北に経典を国家鎮護のために納めたのが、北岩倉の山住神社です。本殿は無く、拝所から巨石を信仰するもっとも古い形の自然崇拝です。ゆえに京都最古神社のひとつに数えられます。
岩倉の土地は、賀茂一族の民の土地で今も仏教徒より神徒の方が多いそうで、その昔、平城京から平安京へ遷都するにあたり、先に平城京の民をこの岩倉に住まわせ農地開拓をしたそうです。遷都の前に食の確保でしょう。 -
JR東海さんの案内図
逆に廻っています。食事時間が遅くなりました。貴船近辺では、大変な待ち時間となり、諦めて探していると、実相院付近もなくて、ついに出町柳になってしまいました。
「鞍馬・貴船1dayチケット」の特典を使えるお店で、いただきました。
まだまだ、暑い日が続くようです。体調に注意して、お出かけするのもいいですし、体力を蓄えるのも大切ですね。もうひと踏ん張り!で、あってください。
私、祈ってま〜す。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- すももさん 2013/09/13 14:32:02
- こんにちわ
- 京都こられたんですね〜 しかも暑い夏に・・(^_^;)
私も鞍馬 真夏に数回行ってます。
暑いけど緑に覆われてスッキリしますよね
汗かいたら日帰り温泉でさっぱりして帰ります(^-^)
貴船の川床は予約必須ですね
- hiro3さん からの返信 2013/09/13 20:54:27
- RE: こんにちわ
- すももさん、こんばんは。
ごぶさたしています。
> 京都こられたんですね〜 しかも暑い夏に・・(^_^;)
特にその日は、暑かったです。奥座敷だから少しましだったかな?
でも、歩きで廻りましたので、ヘロヘロに夜のイベント参加をあきらめ帰宅しました。
> 私も鞍馬 真夏に数回行ってます。
> 暑いけど緑に覆われてスッキリしますよね
> 汗かいたら日帰り温泉でさっぱりして帰ります(^-^)
> 貴船の川床は予約必須ですね
川床、甘く見ていました。おかげで、昼食難民になりました(笑)
今年の夏は、大変でしたね。暑さと突然の豪雨、大阪の豪雨は、たぶん京都より少し外れていたようですが、京都は、何度か通り過ぎていたように思います。しかし、暑かった。
hiro3
-
- mom_momさん 2013/08/18 21:02:52
- 見ているだけで涼しそうです^^
- こんばんは〜
NZの旅に投票を頂き、ありがとうございます。
なかなか訪問ができず、すみません。
鞍馬・貴船に行って来られたのですね。
マイナスイオンで元気になりそうです。
残暑の厳しい関西、貴船の川床が懐かしい〜
きっと、涼しさを求めて貴船に行かれる方も多いのですね^^;
車も人も渋滞・・・
でも写真を見るだけでも涼しい気分になりました♪
mom_mom
- hiro3さん からの返信 2013/08/19 19:15:50
- RE: 見ているだけで涼しそうです^^
- mom_momさん、こんばんは。
返事が遅くなりました。すいません。
NZは、ん十年前に新婚旅行で、訪れました。
情報も今のようになくて、有名どころをツアーでまわりました。
プカキ湖、きれいですね〜。ここもチンダル現象でしょうか?
寸又峡に行ったときに、同じようなミルキーブルーをはじめて知りました。
よりによって京都市内で、39℃を記録した日に京の奥座敷を訪問!「涼しそうな」といっていただけるとうれしいのですが、出町柳に帰って来た頃には、あまり余裕はなく何とか生還しましたが、少々無茶。夏場のお出かけは、もう少し考えないといけませんね。
日帰りのドライブ旅行中心ですが、これからもよろしくお願いします。
hiro3
-
- momotaさん 2013/08/15 00:12:18
- 夏の京都
- hiro3さん、こんばんは♪
鞍馬寺へは以前両親を連れて行ったことがあるんですがとにかく
歩くのが苦手な母はこの三門まで来てここで待ってると言い出して
待っていられるとこちらも急ぎ足で観なければならずhiro3さんの
旅行記を拝見してみても全く記憶に残っていない自分に驚きです(;´∀`)
貴船の鳥居の景色は絵になりますね〜
紅葉の時期もいいですが青もみじも美しいですよね。
岩倉実相院の床もみじも一度見てみたいです。写真は禁止なんですか。
マナーの問題とか色々あるんでしょうね。
夏の京都と言えば貴船の川床、流しそうめん。
私もこのどちらもやってみたいと思っていましたが4時間待ち?!
川床は1万円ですかー、無理だわ〜…
ほんと、違う意味で涼しくなりそう〜
- hiro3さん からの返信 2013/08/15 05:11:52
- RE: 夏の京都
- momotaさん、おはようございます。
鞍馬寺は、ケーブルカーもあり、参道もずいぶん整備されたようです。でも、山であることには、ちがいありません。結構な距離ですよね。駅からすぐに仁王門だったので、鞍馬の町並みをパスしてしまったのですが、人出は、貴船のほうが賑わっていたようです。京都観光Naviでも貴船神社のアクセスが、多いようです。
青モミジと朱の鳥居は、好きな取り合わせです。人が多くて、ユックリ撮れなかったのが少し残念でした。
川床ももう少しお安いランチコースもあるようですが、この時期の貴船をなめていました。いろんな意味でハードルは高いのです。恐るべし京都!
岩倉実相院の床、公式HPの写真をみると、秋も冬も訪れたくなります。限られたスペースで、数人しか入れないので、ハイシーズンには、とんでもないことになるのでしょうね。襖絵もフラッシュを使用して、撮影される方がいたりするので、文化財保護の目的もあるようです。室内でカメラを取り出したら、「撮影は、ご遠慮ください」とスピーカーから流れるようです。それもまた、コワ〜イ!
まだまだ、暑い日が続きそうです。お体には、気をつけて旅を楽しんでください。
hiro3
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