2013/06/06 - 2013/06/07
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マキタン2さん
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・山小屋主が語る尾瀬の秘話 その13 「猟師、画家、ガイド」
尾瀬ヶ原の東端に位置する見晴地区では発電機の低音が聞え、その音はどこか懐かしく、訪れる人を暖かく包み込むようです。そんな見晴で、訪れる登山者を暖かく迎え続けてきた桧枝岐小屋の「ひげくま」さんこと萩原英雄さんに、お話を伺いました。
萩原さんと尾瀬の関わりについて伺うと、「私は、幼いころから尾瀬、そして山小屋と関わってきました。中学生の頃には、入山者が多くなりはじめた鳩待峠から、ボッカとして卵やビールなどの物資を運んだり、山小屋でランプのホヤ掃除や油差しなどの手伝いをしていました。その後、いったん就職して山小屋に戻ってきたのが22歳の頃でした。私は長男だったから、いつかは山小屋に入るという気持ちは持っていましたが、はじめのうちは山小屋の仕事がわからなくて苦労しました。特に、ボイラーや発電機の故障は、今では自分で直すことができるような簡単な修理でも、故障の度に麓から業者を呼んでいましたので、直すのに数日かかってしまうこともありました。発電機といえば、当時の発電機は、毎朝手で稼働機を回して動かしていましたが、その回すときに鳴る独特な音がとてもいい音で印象的でしたね」
「私は、山小屋主として大切にしていることがあります。それは、山小屋に来るお客さんを『いらっしゃい』と迎え、『ありがとう』と見送ることです。こういったことまで従業員任せにするのは悲しいことだと思っています。また、尾瀬に来るお客さんを歓迎したいという気持ちからガイドをやっています。ガイドをする山小屋主は尾瀬の中でも少ないのではないでしょうか。ガイド中に心がけているのは、安全とすべての方への気配りを忘れないことです。また、目の前にある尾瀬の解説だけでなく、尾瀬の“次の季節”の話をするようにしています。それは、四季折々の表情を持つ尾瀬を知ってもらい、違う季節の尾瀬にまた来てもらいたいからです。尾瀬を歩いていて、以前にガイドをしたお客さんから声をかけてもらうと本当に嬉しいです。そういったふれあいや交流が山小屋で働く私の原動力になっています」山小屋主としてガイドを行う萩原さんは、尾瀬を訪れる人に、やさしく、そして時には厳しく接しながら、尾瀬の魅力を伝え続けています。
( http://www.oze-fnd.or.jp/main/culture/culture4/hiwa13.htm より引用)
尾瀬(おぜ)は、福島県(南会津郡檜枝岐村)・新潟県(魚沼市湯之谷地区)・群馬県(利根郡片品村)の3県にまたがる高地にある盆地状の高原であり、阿賀野川水系最大の支流只見川の源流域となっている。中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられる湿原である。尾瀬国立公園に指定され、日本百景に選定されている。
一般的に尾瀬とは、『尾瀬ヶ原』のほか、『尾瀬沼』や『至仏山』、『燧ヶ岳』等が含まれる国立公園特別保護地域を指す。
至仏山、燧ヶ岳、袴腰山、中原山などの2000メートル級の山に全方向をかこまれた盆地である。東側が上流域にあたる尾瀬沼で標高1660m、西側の下流域にあたる尾瀬ヶ原が標高1400m。尾瀬沼と尾瀬ヶ原周辺に湿原が多い。沼や湿原は只見川の源流となっており、尾瀬ヶ原の水は全て三条の滝となって流れ出る。東西約6km、南北3km。特別保護地域の面積はおよそ8690ha。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)
桧枝岐小屋については・・
http://www.oze-hinoematagoya.jp/
京成バスシステムについては・・
http://www.keisei-bus-system.co.jp/pc/p010000.php
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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