２０１３ハイキングと湖畔の旅⑦～ツール・ド・スイス観戦～

2013/06/06 - 2013/06/13

２０１３年初夏のスイス旅行です。スイスは二度目。
今回の目的は３つ。
①ベルナーオーバーラント山系でのハイキング。
②ツール・ド・スイス観戦
③レマン湖畔でぶどう畑ハイキング
その合間にベルン観光、トゥーン湖遊覧やゴールデンパスラインへの乗車などをしてきました。雨も降りましたが、要所要所では晴れて素晴らしいスイス旅行となりました。

《行程》
福岡～（ＫＬＭ航空）～チューリッヒ(1泊)～（ベルン経由）～グリンデルワルト(2泊)～～モントルー(1泊)～ローザンヌ(２泊)～ジュネーブ空港～福岡

この旅行記は、中でもツール・ド・スイス観戦だけをとりだして編集しています。
いずれ自転車レース観戦に行きたいと思う人には参考になればと思います。
興味のある人はどうぞ！！！

エリア モントルー(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよやってきました。この日は起床からもう興奮して、お昼になるのが待ちきれません。そう、ツール・ド・スイス第３ステージの観戦日です。観戦ポイントはスタート地点。ゴールが良かったのですが、旅程の都合もあって、スタート地点です。ただスタートならではの楽しみもありました。
（写真・スタートポイント）

ホテルのベランダに佇んでいると、道路には大会スタッフの人達が少しずつ準備を進めています。そんな様子に我慢できなくなり、まずはちょっとお散歩しました。

スタート地点の準備は万全です。まだ嵐の前の静けさという雰囲気。テントは張られているものの、人はまだまばらです。

ホテルの下には、キャラバン隊の車達が少しずつ集まってきています。
キャラバン隊は、レースに先行して「レースが来るよ！」と知らせる役目の車達。ただ「レースが来るよ」というだけでなく、色々と配り物もしてくれます。

この車の所がメインスポンサーでしょうか。この後、スタート地点ブースで帽子やら、色々と頂きました。

これはワインメーカー。
スタート地点のブースでは、ワインの試飲をしていました。箱買いの感じだったので、ちょっと試飲できませんでした。

グリュイエールチーズ。チーズの試食。一かけが大きかったです。

レース１時間半前頃だったでしょうか。段々とチーム関係の車が入ってきました。一番早かったのはアルゴス・シマノ。早々に入場して、自転車の整備等を始めます。選手が出てくるのはまだまだ後。

サイモン・ゲシュケの自転車

チームカーとチームバス。格好いいですね。

関係ないですが、アルゴスは今年（２０１３年）のツール・ド・フランスでは大活躍です。

スタートゲート付近には、警察のバイクがずらっと整列。これだけでも壮観ですが、スタート１０分前頃に一斉にスタートしていった姿は見事でした。

チームカーが続々と到着し始めました。
これはLOTTO　BELISOLのチームカー。使っている自転車がRIDLEYで、自分の乗っている自転車メーカーなので、応援しているチームの一つです。

どこにいてもすぐ分かる、オレンジ軍団。エウスカルテル・エウスカディのチームバス

スタート地点。様々なスポンサーブースが出ています。ここが意外と楽しい。行くだけで帽子やナップサックをくれたところもありますが、神経衰弱や的あてなどの簡単なゲームをして様々な景品をくれるところもあります。もちろんみんなただ。神経衰弱で、クラフトのソックスがあたったのが一番嬉しかったですね。

そんなガヤガヤとした空間を、気がつけば普通に選手が通って行っています。なんと！！

選手がどこに行っているかというと、出走サインをしに行っているのです。これは必ずしなければレースに出れませんから、この辺りにいれば選手を見れるということになっています。

最初の頃に、ＩＡＭレーシングの皆さんがチームみんなでやってきました。チームプレゼンテーションみたい。この時、真ん中で笑っていたＨ・ハウッスラーは、翌日落車骨折をしてしまいます。可哀想に。

ここに張り付く前に、まずはチームバスやチームカーを見に行く事に。
丁度アスタナが入ってきました。

出走サインを済ませて、チームバスに帰るJ・C・ペロー。AG2Rのエースです。

アスタナのバイク。格好いいです

ブラック軍団、チームスカイ。ほう、ホイールはシマノなんですね。

カチューシャのチームバス、チームカーの合間をぬって、出走サインをしに行くエウスカルテルの選手。誰かまではちょっと分かりません。

LOTTOのRIDLEYバイク。

さて、一番見たかったチーム。レディオシャック・レオパード。やっぱり人気があるのですね。チームバスの出入り口にここだけ人だかりが。

バスの出入り口には選手全員の名前が書かれています。いいですね〜。

Y・フォイクトのスペシャルバイク。
しかし、選手の機材に触れるほど近づいても何も言われないのはありがたいですよ。

レディオシャック・レオパードの通常バイク。

スタート地点付近の感じ。コース上にチームバスなどが止まっているのです。スタート前はコース上を歩き放題。

さて、出走サインの舞台に戻ってきました。柵の最前列に潜り込む。
ドイツチャンピオンジャージのF・ウェーグマン

このカチューシャの選手、誰でしょうか？
後ろはデゲンコルプかな

M・スカルポーニ。イタリア人ファンから野太い声が飛んでいました。

ベルギーチャンピオン、T・ボーネン。近くで見ると、ボーネン格好いいですよ。この日見た一番いい男☆という感じがしました。

ボーネンもう一枚

ガーミンのスプリンター、T・ファラー。

もうすっかり自転車界の顔の一人。P・サガン。

レディオシャック組が来ました。
A・クレーデン

M・モンフォール

このジャージはブランコ・プロサイクリング。現在開催中のツール・ド・フランスではベルキンとチーム名が変わったのでこの大会が最後にこのジャージを見た大会になりました。

結構かっこよかったんだけどなぁ。ベルキンのが微妙なので、残念。

Y・フォイクト。いつも笑顔で誰かと話してます。自転車界の人気者。４１才、頑張れ☆

一番のお目当て、アンディ・シュレック。天気が悪くて、サングラスをクリアーレンズにしてくれているおかげで、顔がよく見えます。

実はこの日はアンディの誕生日。お誕生日コールが会場からわき起こり、今日一番盛り上がった瞬間です。

BMC。誰か分かりませんが、顔がはっきり。

アルカンシエル（世界チャンピオン）ジャージのP・ジルベール。

ジルベールもやっぱり格好いいですね。

スイスの英雄、F・カンチェラーラ。勿論、大声援です。今回は調整で走っているようで、成績は全くふるってないですし、レース前はずっと知り合いと話し続けてました。１０ｍ進むと止まって立ち話の繰り返し。

さて、主だった選手を見たのでスタート地点に移動。最前列を確保。数人横には、シュレック兄弟ファンのおじさんが、兄弟の旗をもって陣取っています。そうそう、この旗も見たかったんだよなぁ。

スタート１０分前、汽笛のような合図がなって選手に集合がかかりました。一時チームバスに戻っていた選手達が、ぞくぞくとスタート地点に向かっています。

サガンです。ゴール後のパフォーマンスの練習でもしているんだろうか？などと話しながら見ていましたが、本当にこの日はサガンが優勝でした。

いよいよスタートです。

スタートと言っても、最初はパレードランなので、どこかのんびりしたムードです。

カンチェラーラはまだずっと喋りっぱなしです

後ろの方でスタートしていく選手達。とりあえず、今日の序盤はやる気ない人達です。

同じく。

全員通過したところで、チームカーも出発です。

いつもテレビで見ていた選手達や機材を間近に見れ、かつ様々なブースでの試飲・試食、ゲーム等心から楽しむ事ができました。

今度はツール・ド・フランスを見に行きたいなぁという思いを強くした一時でした。

この旅行記へのコメント （2）

• 温泉スイスさん 2013/11/06 19:17:06

  近いですね!!

  ぴぽぴぽぴっぽさん、
  こんばんわ。
  
  温泉スイスと言います。
  ローザンヌの旅行記をチェックしておりましたら、ぴぽぴぽぴっぽさんの旅行記がヒットしました。
  
  ツール・ド・スイスは、毎年、テレビ観戦しております。
  我々は、今の所、夏休み時期にスイスへ行っていますので、ツール・ド・スイス開催時期に行くことはないのですが、ぜひ、毎日「ぼぉ〜」っとしていられるようになったら行ってみたいと思います。そのころには、ツール・ド・フランスと一緒に移動旅行なんていうのも良いな。
  
  それにしても、こんなに近くで選手や機材を撮影できるんですね!!　
  凄いなぁ。
  
  ぴぽぴぽぴっぽさんの他の旅行記も楽しませていただきます。
  
  では!!
  温泉スイス

  ぴぽぴぽぴっぽさん からの返信 2013/11/12 12:11:41

  RE: 近いですね!!

  書き込みありがとうございます。
  
  いつもテレビでロードレースを見ていて、観客との距離の近さが魅力の一つだとは感じていましたが、本当に機材を触っても怒られそうにないんですよね。目の前にメカニックの人がいるのに。ツール・ド・フランスになれば、もう少し規制がかかるかもしれませんけどね。ツール・ド・スイスも十分大きな大会だと思うんですが、すごく緩い雰囲気です。ロードレースは見るのも無料だし、機会があれば、是非見に行ってください！