2013GWヨルダン～その７　マダバとネボ山

2013/05/02 - 2013/05/02

ナバテア人の遺跡と聖書に出てくる土地を訪ねる、ヨルダンへの旅。

その７は、マダバとネボ山です。

・アイン・ムーサ（モーゼの泉）
・マダバ　聖ジョージ教会（モザイク：パレスチナの地図）
・ネボ山　モザイク、展望台、青銅の蛇のモニュメント
・モザイク工房

表紙写真は、聖ジョージ教会のモザイク。ヨルダン川が死海に注ぎ込むところ。

エリア マダバ(ヨルダン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ペトラのホテルを出発して、ワディ・ムーサの村にあるアイン・ムーサ（モーゼの泉）へ。

モーゼが民とともにカナンを目指して旅していた時、渇きに苦しめられて岩をたたいたところ、水がわき出したと言われるところです。

ナバテア人の昔から、この水はペトラ中心部まで導水路で運ばれていたそうです。

ムスリムの家族が水を汲みに来ていました。ムスリムにとっても聖なる水です。

湧き出している水に手を浸してみました。

さっきの家族の車。一台に７人乗っているみたい。

デザートハイウェイを通ってマダバへ。

北上するにつれて植生が変わりました。小麦畑です。南部よりも雨が多いのでしょうか。

マダバ。聖ジョージ教会です。ギリシャ正教の教会。

観光に来ていたお嬢さん。白いスカーフの上から、紅白格子のハッタを上手に巻いています。笑顔がいいですね。

ほかにもムスリムの女性。
http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/8/88363

いよいよ、パレスチナのモザイク見学。その前に、何が描かれているかをざっと予習です。

聖ジョージ教会に入ります。

正教の教会らしく、イコノスタシスが。足元にはモザイクが見えます。

モザイクのほぼ全容。右上に死海、画面左手は城壁に囲まれたエルサレムです。

エルサレムのアップ。下向きに聖墳墓教会が描かれています。

表紙写真にも載せましたが、ヨルダン川が死海に注ぎ込むところ。

死海のしょっぱさに驚いた魚が引き返しているところが描かれています。

教会の壁には、モザイクで描かれた宗教画が所狭しと懸けられています。

教会の名前になっている、聖ジョージでしょうか。これからドラゴン退治に出かけるところかな。

アラビア語の祈祷書。もちろん、キリスト教のミサのためのもの。ちょっと不思議な気もします。

マダバの街並み。

お昼は、Haret Jdoudnaという名前のレストランで。

パセリのサラダ。これ、好きなんです。

チキンとポテトのロースト。

他にも食べたものはこちら。
http://www.b-shoku.jp/modules/wordpress/?author=8&p=203131

デザートは白いアラブケーキ。

リプトンのミントティーってあるんですね。

ヨルダン風のコーヒーも。潰したコーヒー豆をハーブやお砂糖と一緒にお湯で煮だしたもの。

専用のコーヒーポットから注ぎ分けてサーブしてくださいます。

おいしいレストランでした。

続いてはネボ山へ。モーゼ終焉の地です。

ネボ山のモーセ記念教会にもモザイクが残っているそうですが、現在は修復中では入れません。

テント張りの博物館？に、近隣の教会や修道院から移設されたモザイクが展示されていました。

暑さにちょっとクラっときました。

これも移設されたモザイク。石を砕いて並べたものなので、色あせしないところがいいですね。

ネボ山の展望台。

モーゼは４０年の放浪の末、ここから約束の地のカナンを眺めやり、生涯を終えたと言われています。

天気が良ければ、死海、エルサレム、ヨルダン川なども見えるはずなのですが・・・

青銅の蛇のモニュメント。

マダバはモザイクの街。工房もたくさんあるそうです。その１つを訪問。

いろんな色の石をペンチで割りながら、下絵にあわせて配置していきます。

アンマンに到着。ホテルからの眺め。久しぶりに沢山の灯りを見ました。