2013/06/28 - 2013/06/28
1016位(同エリア1177件中)
ころたさん
梅雨空がどっかへ行っちまった6月。古き良き匂いを感じたくて、近江八幡の街を散策。
滋賀には古い町並みがいくつも残っている。長浜、彦根、それに近江八幡。近江商人で栄えた街並みを金曜日の午後に訪れた。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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近江八幡駅を降りると、伝統的街並みの残る新町通り、八幡堀まで歩く。バスでもいいけど、急ぐ旅じゃぁないしね。
駅の下の案内所で地図を貰って、歩きだした。近江八幡駅北口観光案内所 名所・史跡
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旅行案内所の脇の壁に、ツバメのヒナが入った箱があった。人通りが多い場所だが、親鳥が人を避けるように飛んできて、せっせと餌を運んでいる。
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上を見るとツバメの巣が取れちゃった跡があった。
誰かが落ちた巣を箱に入れてくれたんだね。
ヒナたち、大丈夫だったんだ。 -
駅から伝統的街並みまでは、ほぼ1本道。
その道の名前は・・・ -
ぶーめらん通り。
なんで?? 市長は西条秀樹のファンなの?
「ぶ〜めらん、ぶ〜めらん・・・・」 -
昼も過ぎていたので、とりあえずお茶しようかな。
ぶ〜めらんストリートの」アンデケン」というケーキ屋さんで、コーヒーとチーズケーキを。
セットで700円くらいだったかな。おししいよ。アンデケン 近江八幡本店 グルメ・レストラン
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これもぶ〜めらん通り沿いの八幡小学校。
木造瓦屋根の校舎は近江八幡にお似合いだ。八幡小学校 名所・史跡
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一部3階建てのりっぱな校舎。
木造だと思うけど、たぶん。 -
歩くこと25分。お目当ての新町通りはぶ〜めらん通りから一辻右側。角を曲がるといきなりタイムスリップできる。
新町通り 名所・史跡
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多くの家はそのまま住居として使われている。
住人の人達も保存に気を使っているんだろうな。 -
新町通りは500mくらいにわたって古い町並みが続く。もちろん観光客向けのショップや喫茶店も点在するが、基本的には普通の住宅。
よく見ると、表の外壁は昔のままだが、中身は改装されている建物も。何か条例で定められているのかな?新町通り 名所・史跡
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立ち並ぶ商家の板塀、白壁のきれいな土蔵、格子戸。
200年以上もたっているとは思えない。手入れが行き届いた建物が並ぶ。 -
新町通りは八幡堀に行き当たって終わる。
豊臣秀次が城下町として開いた近江八幡だが、その時、琵琶湖から引いた運河が八幡堀。八幡堀 名所・史跡
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かつてはドブ川になってしまったそうだが、地元の努力で堀らしい堀になった。
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その岸にあった菓子屋でポン菓子を買った。スーパーのビニール袋一杯で200円也。
俺が子供の頃には、東京の下町にはポン菓子屋がリヤカーに例の機械を載せて、町を回っていた。子供達は家から半合くらいの生米を持って行って、ポン菓子屋に渡す。ポン菓子屋はその半分くらいの米を手間賃として受け取って、残りを機械の中に。
しばらくすると例の「ド〜ン」と言う音と共に、ポン菓子が出来上がる。機械に付けたでっかい金網にポン菓子がぶちまけられるのを見るのが好きだった。
いつ頃の話かって?
もう50年以上も前だよ。 -
お堀端はずっと歩いて行ける。1本目の明治橋を左に折れれば、魚屋町通り。ここからいったん南に戻る。
明治橋 名所・史跡
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明治橋の畔にあったコロッケ屋で、近江牛コロッケを食べた。
コロッケはおやつで食べるに限る。ホクホクの揚げたて 80円をほおばりながら、南に歩く。明治橋 名所・史跡
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と、ほどなく見覚えのあるマークの付いた建物にぶつかった。
そうか、近江と言えば近江兄弟社、近江兄弟社と言えばメンソレータムだ。やっぱここなんだ。 -
全く知らなかったのだが、メンソレータムの生みの親はヴォーリズさんというアメリカから近江八幡に渡った神父さんだそうだ。
かれはメンソレータム(今はメンタームね)だけでなく、近江八幡の多くの建築を手掛けた建築家(むしろこっちが本業)。神戸居留地の建築や、日本各地の教会も設計している。
そして第2次世界大戦のさなかに日本国籍を取得し、終戦時にはマッカーサーと近衛文麿の仲介をするという、歴史上の大役を果たした。
こういう人がいたんだね。
知らなかったよ。 -
近江兄弟社のロビーはメンタームの資料館になっている。
大昔からのメンタームの容器に加えて、コピー品の容器まで置いてある。 -
近江兄弟社から一ブロック東に白雲館という洋館がある。
明治初期の学校だった建物で、今は観光案内所のようなショップのような。 -
そうそう、中に「よそものコロッケ」なるものがあって、これは近江牛ならぬブラックバスの肉を使ったコロッケだそうな。
今回は食べなかったが、バサーの端くれとしては今の「バズは皆殺しだ〜」という風潮はいかがかと思っていた。魚は釣ったら食べる。じゃなけりゃ放流するのは当然でしょ。
無駄な命なんか世の中にないよ。ちがう? -
ここから再び八幡掘方向に曲がると、日牟禮八幡宮の鳥居。
八幡堀沿いに東に歩く。八幡堀 名所・史跡
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伝統的な街並みもだいぶはずれまで来た。
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そのはずれにあったのが瓦ミュージアム。
瓦ミュージアム? 瓦を展示してるの? 瓦だけ?かわらミュージアム 美術館・博物館
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ハイ、その通り。
瓦だけで博物館になるのかいな? -
なんのなんの。
入場料300円でがんばってますよ。
まさに瓦だけ。 -
この鬼瓦なんか相撲絵ですよ。
さすがに見たことない瓦が並んでる。 -
お堀めぐりの観光船はここから乗船できる。
35分で1500円。今日はもう営業終了。 -
ここから永原町通りを南へ。
ここも伝統的建物群の街。永原町通り 名所・史跡
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最後に池田町洋風建築街なるところへ向かう。
明治初期の洋風住宅が2棟。 -
正直、わざわざ歩き疲れた後で来る必要はないかなぁ・・
池田町洋館街 名所・史跡
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3時間ほどのお散歩を終えて、帰りはバス。
バスだと近江八幡駅まで10分足らず。近江八幡駅 駅
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さて米原から新幹線で帰るとするかぁ。
あっ、近江牛を食べるの忘れた!
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