日照続き紫陽花に振られて定光寺

2013/06/12 - 2013/06/12

休みを取って孫を保育園へ送り、さて残った一日。
紫陽花でも撮ってみようかと出かけたが、少し早かったのと日照り続きで元気が無い。
定光寺に行ってみることにした。

子供たちをつれて何度か行ったが、お寺に参った事が無い。
お寺まで行ってみよう。

エリア 春日井(愛知)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

茶屋が坂公園の紫陽花・・ちょっと早い・・それより雨が降ってくれないと元気が無い。
萎れてしまって、色が変わり始めたものも。
希望が丘でランチ。　　大曽根へ出て中央線に乗った。

山に張り付いたような定光寺駅。一大住宅地の高蔵寺からトンネル一つ抜けただけでこんなところがある。

下りホームから出るにはこの入り口を入って地中をくぐる。

トンネルをくぐって階段の途中に出る。
又階段を下りて　道路に。

道路脇には発電所の取水路、水路をまたいで家が建し、その外は川だ。

廃墟と化した料理旅館。名古屋の行楽地として栄えたこともあったのだろうが、自家用車でおとづれる人が増え、団体での利用や結婚披露なんてのも無くなったのだろう。
不審火で焼けて、なおさら廃墟化が進んだ。

駅の対岸へ橋を渡って東海自然歩道に入る。　自動車道がすぐ隣を通り、歩道もあるのだが、自然の中を歩こう。
少し雨がパラパラしたが、歩き出す。

クマさんらしいのが見かけられたとか・・。
まあいても可笑しくない環境ではある。　

山道（と言うほどでもないのだが）を上る。
水はあまりきれいではない。　水源が池だからだろう。
整備された歩道が続く。

しっかり汗をかいて池に出た。
街中に比べれば、気温も違う筈だ。　池のほとりベンチで風を受けながら少し汗を乾かす。　タオルを持って来ればよかった。

又少し雨が来た。　梅雨の天気予報だったが・・空を見て「大丈夫だろう」と出て来た。雨でなくても内側から汗で濡れている。

小雨の中、写真機を気にしながらお寺のほうへ池の淵を回る・

新らしい成長の季節、毛虫も動き出した。

紅葉の名所だ、新緑は美しいが、水はきれいとは言いがたい。
今日は見られなかったが、ヌートリアも棲んでいる。

応夢山定光寺　此処から緩やかな階段を上る。
別に車道が通じている。

橋の欄干も風情がある。

あまり手入れが行き届いているとはいえないが、竹害を何とか防いだかな、でも後始末がまだだ。

緩やかながら結構距離がある。　陽が差し出して汗が吹き出る。

参道にはところどころ石仏が並ぶ。

台座に札所番号が振られている。

頭巾、前垂　お世話する人がいるのだ。
信心を大切に。

なかなか立派な堂宇。
臨済宗妙心寺派である。　雲水に出会うことはなさそうだが、修行僧らしき若い僧も。

休み処があり、自販機も置いてある。お茶を飲んでいたら、若い僧と詩作について話していた女の子が写真機をきっかけにして話しかけてきた。

展望台もあるらしい。行ってみよう。

尾張殿の廟所は失礼する。これ以上汗をかくことはご遠慮申し上げたい。

じいさまのじいさまは倒幕に参加したそうだし。

陽が差してきた。暑い。

展望所。　広い駐車場があるのだ。墓地分譲も・・。
厠もきれいに整備されている。

霞んではいるが、名古屋市内が遠望できる。　風が抜けて汗が引く。

車が一台・・サボっている営業マンかな。

紅葉の頃はさぞやと思わせるが、　人が多いかな？
香嵐渓みたいなことは無いだろうが。

４時を過ぎたそろそろ下ろう。

坂を下る。

既に無くなった旅館の看板が撤去されずに残っている。
無念は世の常か。　

池の周りをめぐってみるが誰もいない。
カミツキガメに注意の張り紙が、そんなものまで棲んでいるのか。

釣りができる池ではないので、バスを放すやつはいないかな？
分からんなぁ。

階段をどっこらしょと登る。

隣の高蔵寺はニュータウンの玄関口。一駅離れただけでこの景色
近くに自然が残るはうれしい事だが、やはり名古屋は田舎か？

上り、旧トンネルが見える。
旧トンネルの保存会もある。　新しいトンネルがずいぶんできて、スピードアップはされたが、見れなくなった景色は多い。

先達の苦労を忘れてはいけない。

名古屋まで乗って、きしめんを食おうと思ったら、５・６番ホームの店は工事中・・。
残念。フィルムを出しに行って、どこかへ。

ちょっとよって帰ろう。
汗で失った水分を補給する。

虎渓山へも行ってみたい。