2013/05/31 - 2013/06/01
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puricさん
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こんにちは。
広島 宮島ゴージャスナイトと弥山スカイウォーキング
http://4travel.jp/traveler/puric/album/10781797/
の続きです。
前夜、宮島で夢のようなゴージャスな時間を過ごし、すっかりいい気になったpuricであったが、ここから雲行きが怪しくなってきました。
前日まで頑張っていた天気が徐々に崩れはじめ、前日弥山下山時の疲れがかなり足にキてるので、もし朝から雨だったら呉駅前にあるスーパー銭湯でゆっくりして、ついでに大和ミュージアムでも見て移動するか〜?とユルい気持ちでいたのですが、結局朝起きると降るとも降らないとも微妙な天気なので思い切って決行。
行き先は映画「ももへの手紙」の舞台の一つ、大崎下島です。
「ももへの手紙」はジブリのような雰囲気のアニメ映画で、舞台は今回の呉市豊町の御手洗地区や大長地区、その他鞆、竹原など瀬戸内地方の風情を取り入れた架空の島「汐島」が舞台です。
ストーリーもさることながら、瀬戸内海の島や生活の描写が美しく、懐かしくなる映画です。
以前こちらの日記で一度訪問したことがあったのですが
下蒲刈・御手洗 瀬戸内海蒲刈群島めぐり
http://4travel.jp/traveler/puric/album/10572934/
以前はバスを乗り間違えて時間が無く天気も悪く、ゆっくりできなかったのと、その後公開された「ももへの手紙」を見て御手洗への未練が募り、今度こそ素敵な瀬戸内の風景を!と思ったのですが。できたら晴れの日がよかった・・・
舞台となった瀬戸内地方の雰囲気を味わうお勧め旅を紹介する、もも旅というサイトもあります。
momo-tabi.jp/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
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宮島から移動すること約3時間、呉駅に到着しました。
さっきまで宮島にいたのに変な感じです。 -
ビジネスホテルクレにチェックイン
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和室。
コインランドリーがあるので、乾燥機を使わせてもらったんですが、あまり乾かず部屋で干した。 -
今晩と明日の食事。昨日との落差がすごいこれが現実か・・・
すること無いので野球中継を見つつ、寝ました。 -
翌日、いつ降ってもおかしくないどんよりジメジメした曇りです。
呉から広へ移動して、広駅前から鎌苅方面へ行くバスに乗ります。広で泊まればよかったなー。 -
バスは蒲刈群島をめぐりながら御手洗へ向かう。
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約1時間半で、到着じゃ
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御手洗は小さな町ですが、かつて北前船や参勤交代の船が立ち寄って発展した場所でした。
またシーボルトが立ち寄ったり、維新の舞台にもなったりしている。 -
鳥居があるのは江戸時代からある雁木
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はいからな洋館ぽい建物も多い。
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住吉神社。
この先にある千砂子波止の鎮守社。
御手洗の櫓祭のときはこのあたりの細い道を軒をかすめるように櫓をかついで男衆が歩きます。最後は櫓を放り投げるようにたたきつけるそうで、それが男らしさや覇気をあらわしているらしい。 -
ここには大きな燈籠が二つあります。こちらは江戸時代のもの。
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江戸時代そのままの姿を残すという千砂子波止の先に建ってるのが、最近の新しい高燈籠です。以前の日記ではこれが江戸時代って書いたかもしれない。。すみません。
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このあたりにはかつての北前船が寄港しており、港に沿って船問屋や船宿が建ち並んでいました。
この光景は江戸時代の絵画や明治時代の写真からもそんなに大きく変わってないようです。 -
千砂子波止の高燈籠。
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ももへの手紙では、主人公のももがこの石垣の上から飛び込みの練習をしていましたが、下は石だらけでちょっと無理。。
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軒先に花をさしてる家が多い。
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展望台に行ってみる。
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みかんの畑です。
御手洗のとなり、大長地区のみかんは大長みかんといってわりと有名みたい。 -
かなり急傾斜なので、ケーブルカーみたいなのがあります。
これは乗れないけど、たまに観光用で運転してたりするのがあり、意外にスリリングで楽しい。 -
永遠かと思うくらい階段が続く。
もう進みたくない、でも戻れない、せめて晴れてたらいいのに、曇ってむしむしして息苦しく、念仏でも唱えたいような気分です。人生そのものやね -
振り返ると、すばらしい景色とともに、自分が進んできた道の長さに気づく(意味深)
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着いた〜
曇ってなければ絶景なのになー。 -
とりあえず猛烈に暑いのでしばらく休憩。曇ってるおかげさまで涼しく心地よい風でした。
車ならこの近くまでは上ってこれるみたいです。 -
晴れていれば、来島海峡大橋まで見えるらしいんですが。
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水平線もはっきりしないくらい曇ってる。あー残念です。
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しばらく座ってると、どっかのスピーカーから、どこそこ会館で何時から落語家のダレソレが来て・・みたいなほのぼのしたアナウンスが流れてました。
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こういう場所にいると、時間の流れが自分の周辺と同じスピードとは思えない感じがする。
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ゆっくりできたのと、ちょっと雨がぱらついてきたので下へ降りることにしました。来たルートとは違うところを通るのは基本ですが、ちょっと道が悪くて参った。
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下りは景色が見れていいけど、昨日も今日もきっついわー。膝が折れそう・・・
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なんかわけわからない道を通りながら、このまま島の反対とかに出たらどうしようと不安になりましたが、普通に住宅が出てきました。迷路みたいで楽しいです。
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さて、12時なのでご飯だねえと思っているところへ、お姉さんの呼びかけでフラフラと「船宿カフェ 若長」に入ってしまいました。
昔の船宿がおしゃれカフェになっていて、お隣には昔のオチョロ舟の模型を作ってる「おちょろ舟工房」があります。 -
江戸時代、御手洗には遊郭が4軒、多数のお茶屋などがあり、100人近い遊女がいて華やかだったそうです。
遊郭を派手にする→船が来る→町が栄える=オチョロ舟は繁栄の証。
正直なんで歴史上オチョロ舟とか遊郭とか如何わしげなものが持て囃されるのかと思いますが、現代の認識や役割に多少の違いがあるんでしょうか。いや、同じか・・・ -
2階の部屋にあがります。誰もいなかったので貸切状態♪
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レトロな室内。古い冷蔵庫がある。
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一日10食限定という肉味噌ごはんを所望しました。
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あと、コーラ!
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肉味噌というから中華っぽい味を想像してたんですが、ミートソースと豆腐をあえたものがご飯に乗っていた。
それにタバスコと大量の粉チーズをぶっかけていただく。
食べてないけど、オリジナルで大長レモンのぜんざいというメニューがあるそうです。あんこと酸味、想像つかないですね。 -
お腹が満足したので再びうろうろし始めました。雨が続いてるので、ここでついに傘を開きました。
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満舟寺
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旧越智医院
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この時計店は150年の歴史があります。
職人のご主人はメーカーでも直せないような時計も部品を作って直してくれるらしく、海外からも発注があるらしい。修理のために持ち主がどういう仕事してて、どういう使い方をするかを確認して仕事をされるそうです。
なんで今回はこんなに詳しいかというと、この日記を書いてるついさっき、BSで御手洗の特集をしていたからですワ( ^ω^ ) -
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乙女座
復元されたもののようですが、昭和初期に劇場として建てられた。 -
古い町並み
御手洗の町並みは重要伝統的建造物群保存地区になってるそうです。 -
金子邸
幕末、広島藩が長州軍を大阪まで護送する任務を受け、両藩がおちあい会談をしたという場所。
坂本龍馬、大久保利通、木戸孝允なども来島して会談したらしい。 -
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天満宮
解説によると「菅原道真が口をすすいだと言う「菅公の井戸」があり『御手洗』という地名がついたとも言われています。」 -
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檸檬が
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さて、そろそろ竹原へ移動する船に乗るため大長地区に移動します。
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大長地区は大長みかんというみかんの産地です。みかんがたくさん成ると島野山がオレンジに染まり、黄金の島と言われたそうです。
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大長地区のほうがももへの手紙の舞台になった建物があったりするみたいなんですが、リサーチ不足というか、適当に歩いてりゃ見つかるでしょ、という大雑把が災いしてしまった。
この場面はここ、みたいな解説が欲しいわー -
大きな入り江にかかっている橋。こういう景色がたくさんあります。
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情緒ある町なみです。
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映画でももが汐島に到着する港のモデル、大長港です。
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大長港の横にある電話ボックスの上にはみかん。
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竹原に向かう船に乗り込む。
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うとうとしてる内に到着・・・
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竹原港です。
色んな島へ行くフェリーがたくさんあったなあ
今はよく知られた場所しか行ってないけど、そのうち適当にフェリー乗り継ぎつつ瀬戸内海をめぐる旅とかしてみたい。 -
竹原駅までトボトボ歩く。雨が辛いし寒い。
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駅に到着しました。
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ここから、私が愛してやまない呉線に乗って、忠海に向かいます。
次回はうさぎフィーバーでお届けします。
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