噂の弾丸フェリーでクルーズの旅へ　～別府編～

2013/05/24 - 2013/05/26

夕方のニュース番組でたまたま目にした『弾丸フェリー』の旅。週末の船内では、ＪＡＺＺライブありぃの、テープ投げありぃの、イベント盛り沢山でまさにクルーズの旅なんですよ。この弾丸フェリー、0泊3日なら10000円～と超お得価格です。まず、弾丸フェリー第一弾は、別府地獄めぐりの旅となりました。昭和な気分にどっぷりで～す。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

2013年5月23日(金)
出航は19:55だけど、18:30ごろから乗船できるとのことです。
夜の出航なので、定時で退社すれば間に合いますね。
手続きをすませ、ワクワクしながらさんふらわあの中へと！
子供の頃、さんふらわあってなぜか憧れたよなあ、乗ってみたいなあって。今日が初乗船なんです！

船内は豪華な感じです。
まずはお腹が空いているので、レストランへ。
早く行ったつもりだけど、窓側は空いていませんでした。
制限されるほど混むので、食事をするなら早めがベストですね。

レストランはバイキング形式で、料理数も多いですよ。
夫は、かな〜りお腹が空いていたからか、山盛りお皿にのっけてます。写真奥が私の盛りですが、夫の盛りはかなりのボリュームでしょう・・・　食べ切っていましたが。
デザートやドリンクもありますよ！　(アルコールは別料金だけど。)

PM8:30〜は、ロビーJAZZライブが始まります。
クルーズって感じでしょ？！
(金)と(土)の便は、いろいろと催しがあるみたいですよ。

ライブを途中で失礼してと・・・
っというのは、21:00頃には明石海峡大橋を通過するんですよぉ。
デッキにでてみたら、もう間近！
橋の下をくぐるのは、船ならでは！！　なかなか経験できませんから。クルーズ中、一番感動したシーンかも！

そして、こんなふうに明石海峡大橋の全景を見ることができるのも、船に乗ってでないとね。
もう、サイコーです！！

うれしくてまだまだ起きていたいのはやまやまですが、明日の観光のためにお風呂に入って早めに就寝です。

今回は、ツーリストいわゆる雑魚寝タイプではなく、もう1クラス上のツーリストベッドにしました。2段ベッドになっていて、カーテンを閉めればプライバシーが保たれます。夫に上段にあがってもらって、私は下段にておやすみなさい。思っていたより快適に眠れましたよ。

たまたま目が覚めて、明石大橋を通過する午前0時過ぎ、デッキに出てみました。もう橋のライトアップは終了している時間帯なのか暗くてあまり見えませんでしたが、旅の思い出の1枚に、お月様とともに写真に収めてみました。

2013年5月25日(土)
定刻通り、7:45に別府に入港です。寝て起きたら、もうここは九州は大分です。

今回は路線バスを使っての観光なので、亀の井バスの1日ミニフリー乗車券(900円)を購入です。
まずは、朝御飯を食べなきゃということで、別府北浜にあるホテル清風に向かいます。さんふらわあの半券を見せると、温泉と朝食が1000円で利用できるんですよ。

それでは、地獄めぐりをはじめましょう。
8地獄共通観覧券を購入してと。全て地獄を制覇しますぞ！

まずは海地獄から。コバルトブルーのような綺麗な色だけど、98℃もある熱湯です。
足湯があったので、ちょっと休憩。

次は鬼石坊主地獄です。泥がポコポコと沸っている。
ここでも足湯があったので、まったりと。ホント、別府は温泉天国です。ここは地獄だけど？！

続いて山地獄。周りには動物もいて、温まっています。

ここは、かまど地獄。いろいろな色の熱湯池がありましたよ。

ここにも鬼がいます。鬼山地獄です。近くには100頭ほどのワニがいましたが、ほとんど動かない感じ。

それにしても今日は日差しが強くて暑い！！

お昼ご飯前、最後の地獄は白池地獄です。周りには水族館ふうな感じで水槽がありました。

地獄を巡ると、動物にも魚にも会えて、昭和な感じがするけど、地獄なのに一大レジャー施設ですね！

お腹が空いたぁ〜。今日のランチは、地獄蒸しでーす。今までは、自炊型の貸間温泉でしかできなかったようだけど、近年、鉄輪に地獄蒸し工房ができて、日帰りでもこの地獄蒸しを利用できるようになったんですよ。わ〜い、楽しみだなあ。

おっと〜、待ち時間が約30分発生です。混み合ってますね。仕方がないから、何を蒸そうかとメニューを眺めながら待つことに。

玉子は外せないし、やっぱりおいもも必須かしら。いろいろ食べたいなあ。

順番がまわってきて、具材を受け取って、地獄蒸しにチャレンジです。100℃前後の温泉蒸気が出ていて、熱い熱い！

玉子とわっぱ飯は15分ぐらいで、おいも類は30分ぐらい蒸します。ちゃんとタイマーを貸してもらえるので、正確な時間が計れます。

温泉の蒸気で一気に蒸すからか、おいもやたまねぎは甘みが出てとっても美味しいです。玉子も黄身が普通のものより濃い黄色って感じです。
ヘルシーで美味しいですね！！

終わりに、使った食器の洗い物もお忘れなく。

さあ、地獄巡りの再開でーす。
今までの6ヶ所の地獄は鉄輪地区に徒歩圏内だったのですが、
あと2ヶ所の地獄は柴石地区で少し離れています。
路線バスも1時間に2本ぐらいしかありません。
バスに乗って20分ほどかなあ、血の池地獄に到着です。

池が赤くて不気味な感じ。泉温は78℃ぐらいなんだって。
海地獄のブルーみたいに、もっと鮮やかな赤をイメージしていたけどなあ。でも一番古い、日本最古の地獄なんですって。

ここにも足湯があったけど、14:00過ぎ、今が一番暑い頃？、あったまらなくてもいっかーで、スルーしました。

すぐお隣りには、竜巻地獄がありますよ。
こちらの地獄は30〜40分間隔で熱湯が50m以上噴出するんです。
自然てすごいなあと思いました！
泉温はここが一番高くて105℃ぐらいでした。

やったぁ、8箇所の地獄を制覇しましたよ。
昭和な雰囲気が逆にタイムスリップしたようで、新鮮で楽しかったで〜す。

別府北浜まで、路線バスで戻ってきましたぁ。
地獄巡りと並んでもう一つしたかったことが・・・
それは、砂湯体験なんです。
砂湯は鹿児島の指宿が有名なんですが、ここ別府でも体験できるんですよぉ。
今回は竹瓦温泉の砂湯を体験です。竹瓦温泉では、砂湯は屋内です。実際に砂をかけられると、重くて熱い・・・　10分間ぐらいなんだけど、額に汗がダラダラで5分でもいいやと思っちゃいました。
地獄巡りでかいた汗を、ここで流してと！

そして明日の朝食にしようかなと思って、友永パンを購入するためテクテクと。
大正5年創業の老舗です。私たちが行ったときも、お客様は途切れなくいらっしゃっていました。
一番人気のあんぱんは110円です。メロンパンとクリームぱんは売り切れていました。
あんぱん・チョコパン・チーズパンを購入してと。
食べるのが楽しみだなあ！！
（食べた感想は・・・、素朴で小さい頃に食べたパンって感じです。美味しかったです。）

そろそろ別府駅前に戻って、お土産買わないとね。
あっ、17:00過ぎか、その前に早目に夕飯を食べておこうかな。
っということで、地元で有名なとよ常で天丼を頂きました。
本店は別府北浜にあるのですが、別府駅前のヤマダデンキ斜め前に支店があることを数日前に知って、ラッキー！

天ぷらがカラッと揚げたてでタレも甘辛くて美味しい！！
海老好きの私にはたまらない美味しさです。
ご馳走様でーす。

お土産は、ザビエルを購入。大分の銘菓だとか、夫のイチオシです！

別府港を19:35に出航するから、そろそろ別府港に向かわないとね。
コインロッカーの荷物をとって、別府駅から18:20発の路線バスに乗って別府港へ。

往路では見逃したので、復路ではゼッタイに見ておこうと、出航前の銅鑼をパチリと。

12時間の滞在だから、ホントあっという間だったんですが、朝一から夕方までめいいっぱい遊べました。
別府の昭和な雰囲気がどこか懐かしくて、落ち着かせてくれました。温泉天国だし、楽しかったなあ！

週末のさんふらわあのイベントの一つ、テープ投げです！！　これをしてみたかったんです。南港WTCでは出来ないみたいだから、別府港でのテープ投げ、とっても楽しみだった。
実際にテープを投げてみると、気持ちよくて感動ですよ！　
港では、スタッフの人たちかなあ、手を振って見送ってくれています。また弾丸フェリーでここに来ていそうだなあ。

お腹もいっぱいだし、温泉にも何度も入ったし、遊びつかれたし・・・　今夜はJAZZライブもパスして、あっという間に就寝です。よく眠れました。

南港WTCには、07:35に到着です。
0泊3日の弾丸フェリー、思いの外、快適で楽しかったです。
リピートしたくなる気持ちが、よーくわかりました。
次回は湯布院か、それとも鹿児島へ？！