ちょこっとだけ山形県に行ってまた作並温泉に戻って来ました。<br />「作並で時間があったら寄ってみたい」とwifeが言っていた『賢治とモリスの館』。<br />見学は予約制なので急に行っても無理だろうとダメモトで訪れてみると、ちょうど予約して来ていたグループがいて、私たちもそこに混ぜてもらうことができました。ラッキー！！<br /><br />『賢治とモリスの館』のことについては、JOECOOLは上手く簡潔に表現できないのでＨＰをご覧くださいネ→http://homepage2.nifty.com/sakunami/

『賢治とモリスの館』でカタクリの花に出会った！◆2013年春／peachで仙台へ≪その４≫

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2013/04/13 - 2013/04/13

50位(同エリア159件中)

#歴史・芸術

JOECOOLさん

ちょこっとだけ山形県に行ってまた作並温泉に戻って来ました。
「作並で時間があったら寄ってみたい」とwifeが言っていた『賢治とモリスの館』。
見学は予約制なので急に行っても無理だろうとダメモトで訪れてみると、ちょうど予約して来ていたグループがいて、私たちもそこに混ぜてもらうことができました。ラッキー！！

『賢治とモリスの館』のことについては、JOECOOLは上手く簡潔に表現できないのでＨＰをご覧くださいネ→http://homepage2.nifty.com/sakunami/

エリア

作並温泉(宮城)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: 友人

交通手段: レンタカー

『賢治とモリスの館』は、私たちが昨夜泊まった「ホテル一の坊」の少し北側、国道48号線から少し入ったところにあります。
入口のところにはフクロウと風見鶏！？

建物とお庭を外からだけでも見られたらイイなと思って来たら、ちょうど予約されていたグループさんと一緒の時間になったので、私たちにも見学のお許しが出ました！
これは本当にラッキーでした。
入口から庭へと通じる通路にはバラが植えられていますね。
あと1ヶ月もすれば綺麗な花を咲かせるのかな？

庭園全体は「イングリッシュガーデン」風に作られていますが、4月中旬だと雪解け直後なのでまだ花などはあまり咲いていません。

Photo by wife
森の奥の別荘地のような敷地に佇むこちらのお家が「賢治とモリスの館」です。
館の中を見る前に庭園を見せていただきます。
庭には小さな小屋が２棟配置されています。
こちらがその内部。
もう１棟も可愛い小屋でした。
クリスマスローズの花が見事に咲いていました！
足元にも種類の異なるクリスマスローズが咲いています。
ハチ君は花の蜜の食事中...

足元を見ると、ふきのとうも発見！
敷地の裏山にカタクリの花が咲いているというのですが...

Photo by wife
おおっ！
紫色の小さな花が見えますね〜！
カタクリの花が見えますか？

Photo by wife
ズームしてみましょう。
JOECOOLはカタクリの花って初めて見ましたが、他の方の旅行記で見るように花が下を向いて咲くんですね。
Photo by wife
ズームで上手く捉えることがなかなかできません（汗）。
wifeもズームに挑戦しましたが、少々ピントがずれてしまっています。

Photo by wife
地面に這いつくばるようにして撮った一枚。
やっと何とか捉えることができました！
こちらはこれから咲こうとするカタクリの花。

これがカタクリのつぼみなのだそうです。
館の中も案内してもらえました。

ウィリアム・モリス柄が大好きだというwifeはとても喜んでいました。
足元の絨毯はもちろんですが、スリッパまでもがモリス柄なのですね〜！
二階へと続く階段にもＷ・モリス柄のタペストリーが飾られています。
とても素敵なタペストリーですね〜！

Photo by wife
一階の広間（ダイニングルーム）に案内されました。

ここは、ロンドンの「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」にある「グリーンダイニングルーム」を模して作られたダイニングなのだそうです。
この館の館長である大内秀明先生から面白く詳しい話をいっぱい聞かせていただきました。
大内先生は1932年生まれで、東北大学の名誉教授なのだそうです。80歳を超えるお歳だとは思えないほど、お元気な方でした。

宮沢賢治とＷ・モリスとのかかわり、夏目漱石の話等々...
興味深く聞かせていただきました。
とても素敵な部屋でのお話は、とても楽しかったです！
室内を見渡すとＷ・モリス柄でいっぱいです。

グリーンダイニングルームにふさわしい緑色を基調としたこのタペストリーも素敵ですねっ♪
Photo by wife

暖炉もありました。

Photo by wife
モリス商会の工房で1890年頃に製作されたというテキスタイルのスクリーンです。
日本風に言えば“ついたて”ですね。
wife：「こんなついたてが欲しい！」

Photo by wife
ステンドグラスも素敵です！♪

Photo by wife
予約して来ていたグループはここで昼食をするようですが、私たちはその代わりにお茶をいただくことになりました。

拝観や入場は無料なので、お茶やランチをすることが拝観料の代わりとなっています。
ダイニングテーブルもサイドボードもとてもイイ感じです♪
私たちはこの出窓スペースでお茶をいただきます。
ティーカップも当然モリス柄です！
このティーカップも可愛いデザインですね。
カタクリの花、素敵な建物やダイニングルーム、貴重なモリス作品等々...
たっぷりと見せていただけて本当にラッキーでした。

大内先生、予約無しの突然の訪問にもご対応いただけて嬉しかったです。
色々とありがとうございました！
今度は花がいっぱい咲いている時に来てみたいものです。