伊豆七島　新島の山と史跡散歩・温泉めぐりの旅

2013/05/03 - 2013/05/05

入会している登山クラブの５月連休を使ってのハイキングに参加しました。

伊豆七島は大島に行った事がありますが新島は初めて！！

写真は向山展望台（標高２３５ｍの向山に位置する展望台）
土地の平坦な式根島と奥は神津島

２０１３年５月３日（金）夜〜５日夕刻（日）

３日間とも快晴

１日目：大型客船／２等和室　竹芝桟橋発２３：００…船中（泊）

２日目：新島港７:３５着　向山〜大峰〜青峰山などのハイキング〜温泉巡り（露店風呂あり　）〜民宿泊（吉埜：よしの）

３日目：村落内歴史散歩…新島港発１５:４０≪高速ジェット船≫…竹芝桟橋着１８:００

コバルトブルーの海と白い砂や島中に点在するモヤイ像は異国をおもわせる東京の楽園！！

神秘的な秘湯があったり、また島文化と歴史にも浸り、素敵な旅となりました

エリア 新島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 団体旅行

５月３日（金）夜９時頃、ＪＲ浜松町駅北口下車し、海に向かって竹芝桟橋へと

２２：３０頃、東海汽船　「さるびあ丸」に乗船
乗船券は２等座席
有料で毛布の貸出あり
今夜の運賃は後で東海汽船のＨＰで調べたら６，２７０円でした

こんな時間なのにすご〜い人です

こちらは２等椅子席コーナー
１４０度倒れるリクライニングシートです

５月４日（土）新島港７：３５着　定刻通りです

新島港船客待合所

明日葉の苗をゲット　先着４０名様なんです！！

今でも自宅で元気に育っています
日陰に置いて下さいとの事

大きくなったら明日葉天ぷらです

売店コーナー

くさやは帰りに買う事にして

８：３０頃、石山(向山)展望台の案内が

道標などまったくありません

コーガ石採石場

抗火石（こうかせき、こうがせき）とは水孔石、剛化石、コーガ石とも呼ばれる流紋岩の一種。

軽石の一種である抗火石 はスポンジ状の構造を持つガラス質

抗火石の名称を用いるものは伊豆諸島の新島、式根島、神津島、伊豆半島の天城山で産出されるものだけ

渋谷駅に設置されている「モヤイ像」は新島産の抗火石で作られているとか

向山のコーガ石採石場を抜けると現れる石山(向山)展望台。

見えてきました！　石山(向山)展望台到着
手前が式根島、奥が神津島　ヤッター！！

東京都新島村の人口は約３，０００人（式根島も新島村です）



　

石山(向山)展望台の特徴的なモニュメントがありました

石山の展望。
新島誕生の説明が記されていました

式根島と神津島　今度は個人旅行で行きたい〜！！

島の南端部方面、防衛庁の土地を上から見る事ができました
ミサイル発射場です！
その左奥には三宅島が見えました　

大峰展望台かも

街中にある青峰山展望台

新島親水公園

新島親水公園　イタリアのコロッセオ（小）みたい

石の案内版

ガラスアートミュージアム

ガラスアートセンター

間々下海岸の案内版

間々下海岸

島の南西、周囲に温泉施設が集まる間々下海岸

間々下海岸

露天風呂のあるすぐ目の前に見える小島「鳥ん島」

湯の浜露天温泉
家族連れに人気の海岸です

湯の浜露天風呂は、島の特産であるコーガ石を使用したパルテノン神殿風の建築で、海岸の高台に建てられています

無料の更衣室やシャワーもあり、24時間稼動で入浴料は無料

混浴ですから水着着用です

露天風呂からは式根島もよく見えます

温度は温かいのでのぼせないように！

この後今夜の民宿　吉埜（よしの）さんに向います
住所は東京都新島村木村２−７−５

木村地区ぶらぶら歩きマップを片手に探しました
迷いながら約４０分位でありました（小さな看板）

民宿の女将さんの手料理（明日葉の天ぷら・ひめ竹の天ぷらなど）と新鮮な地の刺身で皆と一杯やってしまい、写真を撮るのを忘れました。。。

５月５日（日）民宿の朝
朝食前に前浜海岸を散歩

コーガ石は軽石みたく軽い

この２日目は木村地区の歴史散歩に
初めに十三社神社へ
伊豆七島最大規模の神域を誇る神社だそうです

前田家のソテツ

シイの木かな

本社
伊豆諸島の開祖、事代主命を主神とした十三社神社は島の総鎮守

オガタマの木

オガタマの木

茅葺き古民家

羽伏浦海岸の砂が展示されていました

長栄寺

長栄寺

日蓮さんです

島の共同墓地の片隅にひっそりとある、流人墓地

この寺に隣接して、流人墓地があります。
一般の墓地より一段低いところにあり、以前は植栽によって区別されていました。


この新島の共同墓地はどの家も花や好物などが供えてあり、カラフルな墓地でした
日常的に墓参りしているようで先祖の供養をしています

この共同墓地内は羽伏浦海岸から運んできた白砂がきれいに敷かれています

流人の塔婆も
島民たちで守っているそうです

飛騨んじい（上木甚兵衛）の墓

農民一揆の首謀者として安永４年（1775年）、飛騨高山から配流された

新島では島の子供達に文字の読み書きを教えたことから、島民達は親しみと敬意をこめて「飛騨んじい」と呼んだ

この父を追って子の勘左衛門が、自らも新島行きを願い出て、幕府から許可を得て父の死去まで面倒をみたという
息子は父を慕うあまり、自分の石像を造って父の墓に並べている
いつまでも父の菩提をとむらいたいと、坐像には経文をつめてあるのだそう

島民で知らない人はいない、父と子の物語。。。

この旅で散策中に島民の奥様に案内してこのお話を伺いました

どうもご親切に案内していただきましてありがとうございました

流人牢屋跡。

新島は流刑の地でありますので、それに関する史跡がいくつかあります

謎の榎

ある流人が無実の証として、榎を生やすと訴えて処刑されました
その後生えてきた榎だそうです

コーガ石の石壁

コーガ石で造られた家もあります

親切な奥様にお願いして、本日のお勧めランチも紹介してもらいました

地元のひとが大絶賛している寿司屋「栄寿司」の、「島寿司」を食べてきました。
季節の旬の「メダイ」と「カンパチ」がでてきました。
醤油づけ寿司です　
１,８００円で大満足！！

モアイ像
島のあちこちに点在する、ユニークな彫像群

プロの彫刻家や島の人々、観光客らによって創られたモヤイ像は、新島の新名所
”モヤイ”とは、島の言葉で「力を合わせる」という意味だそうです

本日もまた湯の浜露店風呂に

今日は足湯のみにしました

底に小さな石がひきつめられていて歩くとツボ押し効果がありますが
大きい石もあつて〜痛い！

もう帰る時間に
東海汽船の運行予定表

乗船日時：５月５日　１５時４０分発
船名：１４４０便
席番：ジェット船８１番
新島→東京着　約２時間３０分
乗船料金は９,８００円

こちらの高速ジェット船にのって

竹芝桟橋到着　１８時過ぎ

竹芝桟橋到着　１８時過ぎ

また来たい〜ブルーアイランド！新島