岡寺（西国三十三か所七番札所）　石楠花、牡丹が綺麗でした。シャガの花も。

2013/05/02 - 2013/05/02

岡寺（西国三十三か所七番札所）石楠花、牡丹が綺麗でした。シャガの花も。

天智天皇二年（６６３）に義淵僧正が創建された古刹で、本尊の如意輪観音菩薩像は日本で最大の塑像です。
十数年ぶりの訪問となりました。

石楠花、牡丹の時期と重なりとても華やかな雰囲気でした。

エリア 飛鳥(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5

門前の駐車場（５００円）に車を止め急な階段を上りきったところに仁王門が見えてきます。
慶長17年(1612)建立。重文です。

仁王門脇につつじやシャガが咲いていました。

シャガの花
好きな花です。

仁王門

牡丹

花々に癒されます。

石楠花と牡丹

石楠花

岡寺本堂
明日香村の岡山中腹にあるため、岡にある寺ということで「岡寺」と呼ばれるようになったとのことです。

本堂
本尊は如意輪観音菩薩です。

西国三十三か所第七番札所の岡寺本堂
これまで一千年以上にわたって人々に信仰されてきました。
厳かな気持ちになります。

鐘楼傍の斜面に群生しているシャガの花

シャガ
中国原産の外来種で、ごく普通にあちらこちらで見られる花なんですが、種子（タネ）が出来ないのにどのようにして日本中に広まっていったんでしょうか。株分けして増やしていったんでしょうけど。

シャガ
冬でも葉の枯れない常緑性の多年草で、花は短命で一日でしぼんでしまいますが、次々と新しい花を咲かせます。雰囲気としてはアヤメの色を薄くしたように見えます。

石楠花もちょっと見ごろは過ぎているようですが綺麗です。
これも好きな花です。

日本で最初のやくとけ霊場の岡寺。
正式には龍蓋寺です。
寺周辺の農地を荒らす悪龍を、義淵僧正が法力により小池に封じ込め大石で蓋（ふた）をしたとの言い伝えがあり、「龍蓋寺」と呼ばれるようになりました。
このような伝説から「災いを取り除く」信仰に発展したとのことです。

真っ赤なつつじも印象深いです。

三重宝塔
昭和６１年に再建されました。

好天で気分も晴れます。

綺麗な椿でした。